2026年の司会陣を理解するには、過去の紅白で誰が番組を支えてきたのかを振り返ることも大切です。
紅白の司会者は、時代によって起用される人物や役割が変化してきました。NHKアナウンサーを中心とする時代から、俳優やタレント、アイドルグループのメンバーが番組を引っ張る時代へと移っています。
近年の歴代司会者と主な節目| 回・開催年 | 主な司会者 | 特徴・注目ポイント |
|---|---|---|
| 第1回・1951年 | 加藤道子、藤倉修一 | 第1回の司会を担当 |
| 第31~34回・1980~83年 | 黒柳徹子、山川静夫 | 1980年代初頭の代表的な組み合わせ |
| 第61~65回・2010~14年 | 嵐 | グループとして5年連続で司会 |
| 第68回・2017年 | 有村架純、二宮和也 | 二宮さんが個人で初司会 |
| 第72回・2021年 | 川口春奈、大泉洋、和久田麻由子 | 司会の呼称を統一 |
| 第73回・2022年 | 大泉洋、橋本環奈、桑子真帆、櫻井翔 | 櫻井さんはスペシャルナビゲーター |
| 第74回・2023年 | 有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造 | 有吉さんが初登板 |
| 第75回・2024年 | 有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子 | 鈴木アナが初登板 |
| 第76回・2025年 | 有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜、鈴木奈穂子 | 鈴木アナが2年連続 |
| 第77回・2026年 | 芦田愛菜、堺雅人、二宮和也、鈴木奈穂子 | 初司会2人と経験者2人の構成 |
※歴代の役割区分は時代によって異なります。上記は主な節目を抜粋した一覧です。
2025年と2026年の司会者は何が変わった?2025年の第76回は、有吉弘行さん、綾瀬はるかさん、今田美桜さん、鈴木奈穂子アナウンサーの4人でした。
2026年は、このうち鈴木アナが続投し、残る3枠が芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さんに入れ替わっています。
特に大きな違いは、次の3点です。
- 俳優陣の刷新: 2025年の綾瀬はるかさん、今田美桜さんから、芦田愛菜さん、堺雅人さんへと顔ぶれが変化。
- 過去の司会経験者の復帰: 二宮和也さんが2017年以来、個人として再登板。
- アナウンサーの継続: 鈴木奈穂子アナが3年連続で進行を担当。
2025年は有吉さんのように複数年にわたって起用された人物がいましたが、2026年は初司会者を2人迎え、二宮さんを再登板させる構成です。
この違いは、前年のスタイルをそのまま踏襲するのではなく、新しい番組の雰囲気をつくろうとする編成上の変化として捉えられます。
2021年から司会の呼び方が変わった理由歴代司会者を比較するときに注意したいのが、役割の名称です。
以前の紅白では、紅組司会、白組司会、総合司会という区分が使われていました。
しかし、2021年の第72回からは「司会」という呼称に統一されています。
そのため、2026年の4人についても、昔のように芦田さんが紅組、堺さんが白組という公式の担当分けが発表されているわけではありません。
ネット上の歴代一覧で紅組・白組の欄に名前が掲載されている場合でも、2021年以降の出演者については従来の役割区分と混同しないことが大切です。
【初司会と再登板はどう違う?】芦田愛菜・堺雅人・二宮和也の経験を検証

2026年の司会者発表で、検索されやすいのが「初司会」と「再登板」の違いです。
この2つは、紅白に出演したことがあるかどうかではなく、司会という役割を経験したことがあるかどうかで区別します。
芦田愛菜と堺雅人は紅白初出演ではない最初に、芦田さんと堺さんは、今回が紅白そのものへの初出演ではありません。
芦田さんは2011年に歌手として出演し、2022年にはゲスト審査員を経験しています。
堺さんも2015年と2023年にゲスト審査員を担当しています。
つまり、2人とも紅白の雰囲気や出演者の立場を知っている人物です。
ただし、歌手として自分のパフォーマンスを披露すること、審査員として番組に参加すること、司会として生放送を進行することは、それぞれ役割が異なります。
今回の初司会は、これまでの出演経験を踏まえた新たな挑戦です。
二宮和也は約9年ぶりの復帰二宮さんは2017年の第68回で個人として初めて司会を務めました。
それ以前にも嵐として5回の司会経験があるため、紅白の進行に関しては豊富な経験を持っています。
今回の再登板では、嵐としてのグループ活動とは異なり、個人の立場で3人の司会者と番組を進行します。
特に興味深いのは、二宮さん自身が「9年ぶりの司会」とコメントしている点です。
経験者だからこそ分かる紅白の緊張感と、今回は個人で番組を支えるという違いが、2026年の見どころになります。
鈴木奈穂子アナは3年連続の継続登板鈴木アナは2024年、2025年に続いて2026年も司会を担当します。
こちらは二宮さんのように長いブランクを経た再登板ではなく、3年連続の継続登板です。
NHKのニュース番組や情報番組で培った進行力は、歌手、俳優、タレントなど多様な出演者が集まる紅白でも生かされるでしょう。
初登板の2人が新鮮な空気をつくり、経験者の2人が番組全体を支える。この構成が今回の大きな特徴です。
【2026年の紅白司会者の見どころ】4人の共演と番組の注目ポイント
2026年の紅白で特に注目したいのは、司会者同士の関係性と、番組テーマがどのように演出へ反映されるかです。
1.堺雅人と二宮和也の共演関係今回の4人の中でも、堺さんと二宮さんの組み合わせは話題性があります。
2人はドラマ『VIVANT』で共演しており、堺さんは主人公の乃木憂助、二宮さんはノコルを演じました。
ドラマでの関係性もあって、2人のやり取りに関心を持つ視聴者は少なくないでしょう。
堺さんは司会決定時のコメントで、二宮さんについて、共演したドラマと同じく尊敬する心強い弟という趣旨の表現をしています。
一方の二宮さんも、堺さんと芦田さんを言葉のスペシャリストと評し、一緒に司会を務めることへの期待を語りました。
俳優同士としての信頼関係が、生放送でどのような掛け合いになるのかは注目ポイントです。
2.芦田愛菜が初めて大みそかの進行役を務める芦田さんは子役時代から紅白との接点があります。
2011年には歌手として出演し、当時の代表的な活動の一つである「マル・マル・モリ・モリ!」でも知られています。
それから15年が経過し、今度は番組全体を進行する立場になります。
子役時代を知る視聴者にとっては、成長した芦田さんが紅白の中心に立つこと自体が印象的な場面になるはずです。
また、落ち着いた話し方や知的なイメージが、初司会でどのように発揮されるのかも期待されます。
3.堺雅人の新しい一面が見られる堺さんといえば、ドラマでの迫力ある演技や、独特の表情、テンポのよいセリフ回しを思い浮かべる人も多いでしょう。
一方、紅白の司会では、歌手や出演者の話を受け止め、番組全体の流れに合わせて言葉を選ぶ必要があります。
俳優として見せる演技とは異なる、生放送ならではの対応力が試されます。
ゲスト審査員として参加した過去2回の経験が、どのように生かされるかにも注目です。
4.「こえていこう、歌とともに。」を4人がどう表現するか今回のテーマは「こえていこう、歌とともに。」です。
NHKの発表では、世代やジャンル、性別、国境を越えて音楽が人々をつないできたことが説明されています。
このテーマを考えると、4人の役割は単に出演者を紹介するだけではありません。
- 芦田愛菜:子どもから大人まで親しみやすい存在感
- 堺雅人:俳優としての豊かな表現力
- 二宮和也:音楽活動と生放送の経験
- 鈴木奈穂子:アナウンサーとしての進行力
それぞれの個性が組み合わさることで、幅広い視聴者が楽しめる番組になるかどうかが注目されます。
なお、出場歌手や曲目、曲順などは司会者の発表とは別の情報です。司会者が決まったからといって、出演歌手や特別企画まで確定したわけではありません。
【紅白司会者2026年に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の紅白司会者は誰ですか?
A1:芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、NHKの鈴木奈穂子アナウンサーの4人です。2026年10月9日にNHKから発表されました。
Q2:2026年の紅白司会者の発表日はいつですか?
A2:2026年10月9日です。第77回NHK紅白歌合戦の司会者と番組テーマが同日に発表されました。
Q3:2026年の紅白歌合戦は何時から放送されますか?
A3:2026年12月31日(木)の午後7時20分から午後11時45分までの予定です。途中にニュースによる中断があります。
Q4:芦田愛菜と堺雅人は紅白に初出演ですか?
A4:いいえ。2人とも過去に出演経験があります。芦田さんは2011年に歌手、2022年にゲスト審査員として出演。堺さんは2015年と2023年にゲスト審査員を務めています。2026年が初めての司会です。
Q5:二宮和也が紅白の司会を務めるのは何年ぶりですか?
A5:個人としては2017年以来、約9年ぶりです。嵐としては2010年から2014年まで5年連続で司会を経験しています。
Q6:鈴木奈穂子アナは何回目の司会ですか?
A6:2026年で3回目となります。2024年、2025年、2026年と3年連続で司会を担当します。
Q7:2026年の紅白には紅組司会と白組司会の区別がありますか?
A7:2021年の第72回から司会の呼称が統一されています。2026年も4人が司会を務める形式で、従来の紅組司会・白組司会という担当分けでは発表されていません。
2026年の第77回NHK紅白歌合戦は、芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナウンサーの4人が司会を務めます。
今回の顔ぶれを整理すると、次のようになります。
- 芦田愛菜:歌手・審査員を経て初司会
- 堺雅人:ゲスト審査員を経て初司会
- 二宮和也:2017年以来、約9年ぶりの個人司会
- 鈴木奈穂子:3年連続3回目の司会
注目したいのは、単なる知名度の高い出演者の集合ではなく、それぞれ異なる経験と強みを持つ4人が一つの番組をつくる点です。
特に、堺さんと二宮さんの共演関係、芦田さんの初司会、鈴木アナの安定した進行という3つの要素が、今回の紅白を特徴づけています。
放送日は2026年12月31日(木)、午後7時20分から。番組テーマは「こえていこう、歌とともに。」です。
長い歴史を持つ紅白歌合戦が、今年はどのような演出と司会進行で一年を締めくくるのか。4人それぞれの個性が交わる大みそかの生放送に期待が集まります。