2026年10月9日、NHKは第77回紅白歌合戦の司会者を発表しました。今回の顔ぶれは次の4人です。
2011年に歌手として紅白出場。2022年にはゲスト審査員を経験。
2015年、2023年にゲスト審査員として出演。
嵐として5回、個人として2017年に司会を担当。
アナウンサー
2024年から2026年まで3回連続で司会を担当。
今回の発表は、NHKの公式発信を通じて10月9日に行われました。
発表された番組テーマは、「こえていこう、歌とともに。」です。
NHKは、災害や先行きへの不安が続く状況のなか、音楽を通じて人々がともに乗り越え、未来への希望を見いだすという思いをテーマに込めています。
単に知名度の高い芸能人を並べた人選ではなく、世代やジャンルの異なる人々をつなぐという紅白の番組コンセプトにも沿った顔ぶれです。
【人物別】芦田愛菜・堺雅人・二宮和也・鈴木奈穂子の経歴と紅白出演歴

4人の共通点は、今回が全員初めての司会というわけではないことです。
紅白の舞台に初めて立つ人、審査員から司会へ進む人、過去の司会経験を生かして復帰する人、そしてNHKの番組進行を長く支えてきたアナウンサー。それぞれ異なる経歴を持っています。
1.芦田愛菜|歌手・審査員を経験して初司会へ芦田愛菜さんは2004年6月23日生まれ、兵庫県出身です。
2010年、5歳で出演したドラマ『Mother』で注目を集め、2011年の『マルモのおきて』では連続ドラマ初主演を果たしました。
その後も映画、ドラマ、CM、テレビ番組など幅広い分野で活動。子役時代から培った表現力と、落ち着いた受け答えが印象的な俳優です。
紅白との関係も今回が初めてではありません。
- 2011年・第62回:歌手として出演
- 2022年・第73回:ゲスト審査員
- 2026年・第77回:初めて司会を担当
つまり、歌手、審査員、司会という3つの立場を経験することになります。
特に注目したいのは、出演者としてステージに立つ側と、番組を見守る側の両方を経験している点です。
歌手の緊張感や、審査員席からステージを見る感覚を知っていることは、司会進行にも生きる可能性があります。
2.堺雅人|『半沢直樹』『VIVANT』で知られる実力派俳優堺雅人さんは1973年10月14日生まれ、宮崎県出身です。
1992年から劇団東京オレンジで活動を始め、舞台を経てテレビドラマや映画へと活躍の場を広げてきました。
代表作には次のような作品があります。
- 『リーガル・ハイ』
- 『半沢直樹』
- 大河ドラマ『真田丸』
- 『VIVANT』
堺さんは、作品によってコミカルな人物から緊迫感のある役柄まで演じ分ける俳優です。
紅白には2015年の第66回と2023年の第74回にゲスト審査員として参加しています。
今回は審査員席から司会席へと立場が変わります。
堺さんは就任コメントで、オファーを受けた際の気持ちについて「私でいいのか?」という思いが今もあると語りました。
一方、過去に審査員として参加した際、歌手の歌声を間近で体験したことが印象に残っており、再び華やかな舞台に立てることを楽しみにしていると説明しています。
3.二宮和也|個人として9年ぶりの紅白司会二宮和也さんは1983年6月17日生まれ、東京都出身です。
1999年に嵐のメンバーとしてデビューし、音楽活動だけでなく、俳優、バラエティー番組、映画など多方面で活躍してきました。
2016年には映画『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しています。
紅白の司会歴は次のとおりです。
- 2010年~2014年:嵐として5回
- 2017年・第68回:個人として初司会
- 2026年・第77回:個人として2回目
今回の復帰は、個人としては9年ぶり2回目です。
二宮さんは就任コメントで、嵐として司会を担当していた頃は、最終的に嵐が歌って盛り返すことができたものの、今回はそれができないため「ちょっとヒリヒリしています(笑)」と話しました。
この発言には、過去の司会経験を振り返りながらも、今回の仕事には新鮮な緊張感を持って臨む姿勢が表れています。
4.鈴木奈穂子アナ|3年連続で紅白の進行を担当鈴木奈穂子アナウンサーは2004年にNHKへ入局しました。
高松放送局、松山放送局、東京のアナウンス室などで勤務し、報道番組を中心にキャリアを積んできました。
主な担当番組は以下のとおりです。
- 『NHKニュースおはよう日本』
- 『ニュースウオッチ9』
- 『NHKニュース7』
- 『あさイチ』
現在は朝の情報番組『あさイチ』を担当しています。
紅白の司会歴は2024年の第75回から始まり、2025年の第76回、2026年の第77回と続いています。
今回で3年連続3回目の担当です。
紅白のような大型生放送では、出演者の紹介、進行管理、時間調整、予期しない変更への対応など、幅広い放送技術が必要になります。
報道番組と情報番組の両方で経験を積んできた鈴木アナの存在は、今回の司会陣を支える重要な要素です。
【人物関係・比較表】2026年の司会者4人はどんな関係?
今回の司会者を理解するうえで面白いのが、4人のこれまでの接点です。
特に堺雅人さんと二宮和也さんは、ドラマ『VIVANT』で共演した関係にあります。
『VIVANT』では、堺さんが乃木憂助、二宮さんがノコルを演じました。劇中では兄弟という関係性が描かれており、紅白では同じ司会チームとして再び顔を合わせます。
4人の関係性と担当歴を比較すると、次のようになります。
① 芦田愛菜さんと堺雅人さんは初共演
芦田さんは堺さんとの共演について、以前から近くで学びたいと思っていたとコメントしています。
異なる世代の俳優が初めて同じ司会チームに入ることは、今回の大きな見どころです。
② 堺雅人さんと二宮和也さんは『VIVANT』で共演
ドラマで兄弟役を演じた2人が、今度は紅白の舞台で同じ進行チームになります。
二宮さんは堺さんについて、共演したドラマと同様に尊敬する存在としてコメントしています。
③ 鈴木奈穂子アナが番組進行を支える
俳優やタレントが持つ個性に加え、放送局のアナウンサーが持つ生放送の進行技術が組み合わさります。
エンターテインメント性と安定した番組進行の両立が期待されます。
【歴代司会者の変遷】1951年から2026年までの紅白はどう変わった?
紅白歌合戦は1951年に第1回が放送されて以来、時代ごとに司会者の顔ぶれや役割を変えてきました。
初期にはNHKアナウンサーや芸能界のベテランが番組を支え、その後は人気俳優、歌手、アイドルグループなど、幅広い分野から司会者が選ばれるようになりました。
2010年代:俳優と人気グループが中心に2010年代には、紅組・白組それぞれの司会に人気俳優やアイドルが起用されました。
代表的な司会者を挙げると次のとおりです。
- 2010年:松下奈緒・嵐
- 2011年:井上真央・嵐
- 2012年:堀北真希・嵐
- 2013年:綾瀬はるか・嵐
- 2014年:吉高由里子・嵐
- 2015年:綾瀬はるか・井ノ原快彦
- 2016年:有村架純・相葉雅紀
- 2017年:有村架純・二宮和也
- 2018年:広瀬すず・櫻井翔
- 2019年:綾瀬はるか・櫻井翔
特に2010年から2014年までの嵐による白組司会は、複数年にわたる継続的な起用として印象に残ります。
また、2017年には二宮和也さんが個人として司会を務め、今回の復帰につながる経験を積みました。
2020年代:複数人による司会体制へ2020年には二階堂ふみさんと大泉洋さんが紅組・白組の司会を担当しました。
2021年の第72回は、司会の呼称と役割に大きな変更がありました。
それまでの「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という区分をやめ、全員を「司会」に統一したのです。
この変更では、司会者が紅組・白組のどちらかに限定されず、すべての出演歌手やアーティストを応援する役割を担うと説明されました。
その後も複数人による体制が続いています。
2023年から2025年にかけては、有吉弘行さん、橋本環奈さん、浜辺美波さん、綾瀬はるかさん、今田美桜さんらが司会を担当しました。
そして2026年は芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナという新しい組み合わせになりました。
紅組司会・白組司会・総合司会の違いとは?従来の紅白では、司会者の役割が大きく3つに分けられていました。
- 紅組司会:紅組の出演者を中心に紹介し、紅組側の進行を担う。
- 白組司会:白組の出演者を中心に紹介し、白組側の進行を担う。
- 総合司会:番組全体の進行や両チームの調整を担う。
ただし、これは従来の役割区分です。
2021年以降は全員が「司会」という呼称になり、紅組・白組の両方を応援する立場へと変更されました。
したがって、2026年の4人をそれぞれ紅組司会・白組司会・総合司会に振り分けるのは正確ではありません。
出演する歌手は引き続き紅組と白組に分かれますが、司会者の肩書きは統一されています。
【起用理由を分析】NHKが2026年の司会者に期待する役割とは?
今回の司会者について、NHKが個々の人選理由を詳細に説明した公式資料は公表されていません。
ただし、これまでの出演歴や各人のコメントから、起用の背景にあると考えられる要素を読み取ることはできます。
芦田愛菜:幅広い世代に伝わる親しみやすさ芦田さんは子役時代から長くテレビに出演し、現在は俳優としても幅広い作品に参加しています。
紅白では歌手と審査員の両方を経験しているため、出演者側の気持ちを理解しながら進行できる点が強みになりそうです。
また、若い世代から年配の視聴者まで認知度が高いことも、年末の大型番組における魅力です。
堺雅人:作品で培った表現力と存在感堺さんは『半沢直樹』や『VIVANT』など、話題性の高いドラマで強い存在感を示してきました。
人物の感情を豊かに表現できる俳優であり、番組のさまざまな場面に対応する表現力が期待されます。
加えて、過去2回の審査員経験があり、紅白の舞台そのものを理解していることも特徴です。
二宮和也:過去の司会経験とトーク力二宮さんの強みは、今回の4人のなかで唯一、個人としての紅白司会経験を持っていることです。
嵐として5回、個人として1回の司会を経験しているため、紅白独特のテンポや生放送の雰囲気にも対応しやすいと考えられます。
俳優としての実績に加え、バラエティー番組などで培った会話力も魅力です。
鈴木奈穂子アナ:NHKの番組進行を支える安定感鈴木アナは報道番組と情報番組の両方でキャリアを積んできました。
『あさイチ』での進行経験もあり、出演者とのやり取りや話題の切り替えなど、幅広い対応力が期待できます。
3年連続の起用は、過去2回の経験を今回の番組にもつなげる人選として注目されます。
司会者本人のコメントから見える意気込み今回の発表では、芦田さん、堺さん、二宮さんがそれぞれ就任コメントを発表しました。
芦田愛菜さん
「大役をいただき、すごく驚きました。」
初共演となる堺さんや、司会経験の豊富な二宮さんへの信頼を示し、3人で大役を務めたいという意欲を語っています。
堺雅人さん
「私でいいのか?という気持ちは、今でも9分9厘くらいあります。」
審査員として参加した際に感じた歌手の歌声や会場の雰囲気が、今回のオファーを引き受ける理由の一つになったと説明しています。
二宮和也さん
「今回はそれができないので……ちょっとヒリヒリしています(笑)」
嵐として司会を務めていた頃とは異なる立場で臨むことへの緊張感を、ユーモアを交えて表現しました。
3人のコメントに共通しているのは、今回の紅白を過去の経験の繰り返しではなく、新しい挑戦として受け止めている点です。
【第77回の注目点】2026年の放送日・時間・テーマを確認
第77回NHK紅白歌合戦の放送予定は以下のとおりです。
2026年12月31日(木)
放送開始19:20
放送終了23:45
番組名
第77回NHK紅白歌合戦
番組テーマ
「こえていこう、歌とともに。」
司会
芦田愛菜・堺雅人・二宮和也・鈴木奈穂子アナウンサー
放送途中にニュースによる中断あり。
今回のテーマには、音楽が世代やジャンル、国境などの違いを越えて人々を結びつけるという考え方が込められています。
NHKの説明では、国内で多くの災害が発生し、先行きの見えない不安が続くなか、歌とともに乗り越え、未来への希望を見いだしたいという思いが示されています。
このテーマと4人の司会者を重ねると、今回の紅白には次のような特徴があります。
- 芦田愛菜さん:若い世代にも親しまれる存在
- 堺雅人さん:幅広い世代に知られる実力派俳優
- 二宮和也さん:音楽と演技の両方で活躍してきた人物
- 鈴木奈穂子アナ:番組を円滑に進行するNHKアナウンサー
異なる分野で活動してきた4人が、音楽を中心に一つの番組を作る構成です。
司会者以外の出演者や曲目は?司会者の発表と、出場歌手・曲目の発表は別の情報です。
10月9日の司会者発表時点で明らかになったのは、4人の司会者と番組テーマです。
出場歌手や歌唱曲、曲順については、それぞれNHKからの正式発表を確認する必要があります。
司会者の決定だけで、出演歌手や特別企画まで確定したと考えないことが大切です。
【紅白歌合戦の司会者】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の紅白歌合戦の司会者は誰ですか?
A1:芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナウンサーの4人です。2026年10月9日に発表されました。
Q2:芦田愛菜さんと堺雅人さんは紅白の司会が初めてですか?
A2:はい。2人とも第77回が初司会です。芦田さんは過去に歌手とゲスト審査員、堺さんはゲスト審査員として出演した経験があります。
Q3:二宮和也さんが紅白の司会を務めるのは何年ぶりですか?
A3:個人としては2017年の第68回以来、9年ぶり2回目です。嵐としては2010年から2014年まで5回司会を担当しています。
Q4:鈴木奈穂子アナは何年連続で司会を担当しますか?
A4:2024年、2025年、2026年と3年連続です。今回で通算3回目の担当となります。
Q5:2026年の紅白歌合戦はいつ放送されますか?
A5:2026年12月31日(木)の午後7時20分から午後11時45分まで放送予定です。途中にニュースによる中断があります。
Q6:2026年の司会者は紅組・白組・総合司会に分かれていますか?
A6:いいえ。2021年の第72回から司会の呼称は全員「司会」に統一されています。2026年の4人についても、個別に紅組司会・白組司会・総合司会と分類する公式発表はありません。
2026年の第77回NHK紅白歌合戦は、芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナウンサーの4人体制に決定しました。
今回の人選で押さえておきたい要点は3つです。
1. 芦田愛菜さんと堺雅人さんの初司会。 過去の歌手・審査員経験を経て、初めて番組を進行する立場になります。
2. 二宮和也さんの9年ぶりの個人司会。 嵐としての経験に加え、2017年の個人司会で培った経験が生きる場面に注目です。
3. 鈴木奈穂子アナの3年連続起用。 報道・情報番組で培った進行力が、今回の司会チームを支えます。
歴代司会者の変遷を見ると、紅白は時代に応じて出演者の選び方や番組進行のスタイルを変えてきました。2021年以降は司会者の役割も再編され、紅組と白組の垣根を越えて出演者全員を応援する形になっています。
今回の4人は、それぞれ異なるキャリアを持ちながら、紅白という大きな舞台で一つのチームを組みます。
2026年12月31日の放送では、4人がどのような掛け合いを見せ、歌手たちの魅力を引き出すのか。 初司会の2人、9年ぶりに戻る二宮さん、そして3年連続の鈴木アナという組み合わせが、第77回の大きな見どころになりそうです。