多和田の今後を考えるうえで、多くのファンが気にしているのがNPB復帰の可能性だろう。
2023年のトライアウトでは、NPBに戻りたいという意向を示していた。さらに2026年には六花亭の投手として大会で結果を残している。
では、再びプロ野球のユニフォームを着る可能性はあるのだろうか。
NPB復帰を考えるうえでの3つのポイント1. 2026年も実戦で投げられる状態にある
2026年の国民スポーツ大会では4試合に登板し、防御率0.47を記録した。
かつての最多勝投手が、30代になっても一定の投球能力を維持していることを示す記録だ。
ただし、軟式野球での成績とNPBの硬式野球での成績は同じ基準では比較できない。
2. 硬式球への対応が課題になる
2023年のトライアウトでは、硬式球を握ってからの調整期間が短かった。
当時の報道でも、普段の練習は軟式球が中心で、硬式球での投球練習は限られていたことが紹介されている。
NPB復帰を目指すなら、硬式球での球威、制球力、変化球の精度、連投や長いイニングへの対応などが評価対象になる。
3. 年齢と競争環境も無視できない
2026年11月現在、多和田は33歳。
NPBの投手としては若手とはいえない年齢だが、年齢だけで復帰の可能性がなくなるわけではない。
一方、各球団は支配下登録や育成契約を検討する際、現在の能力だけでなく、故障リスクや今後の成長、チーム事情も考慮する。
現時点では、NPB球団との新たな契約が決まったという公式発表は確認できない。
したがって、復帰の可能性は残されているものの、具体的な復帰時期や移籍先を予測できる段階ではない。
多和田真三郎のプロ通算成績を再確認NPB公式記録に掲載されている一軍通算成績は以下のとおり。
- 登板:72試合
- 勝利:29勝
- 敗戦:21敗
- 投球回:434回1/3
- 奪三振:304
- 防御率:4.17
- 完投:10
- 完封:6
プロでの実績を振り返ると、2018年の16勝が際立っている。
一方、2019年以降は体調問題によって一軍での実績を積み重ねられなかった。
この数字は、多和田がプロで結果を残せなかった投手という意味ではない。むしろ、短い全盛期に確かな実績を残しながら、体調面の問題によってキャリアの軌道が変わった投手という見方が適切だ。
【プロの結論】多和田真三郎の現在を正しく理解するためのポイント

多和田真三郎の現在を理解するには、「プロ野球を辞めたこと」と「野球を辞めたこと」を区別する必要がある。
2021年の戦力外通告によって、西武でのプロ生活はいったん終わった。しかし、本人は野球を続ける意思を示し、六花亭で社会人軟式野球に取り組んできた。
2023年にはNPB復帰を目指して合同トライアウトに参加。2026年には国民スポーツ大会で4試合に登板している。
こうした経緯から、現在の状況を次のように整理できる。
- プロ野球選手としての現役: 西武退団後、NPBへの復帰は確認されていない。
- 野球選手としての現役: 2026年も六花亭で競技を継続している。
- 病気からの回復: 2023年には精神面の改善を語っており、2026年にも実戦登板している。ただし、現在の医学的な状態について詳細な公表はない。
- 今後の目標: NPB復帰については新たな契約発表がなく、現段階では未確定。
最も重要なのは、2018年の最多勝という過去の実績だけでなく、その後も競技を続けてきた事実だ。
多和田の歩みは、プロ野球の舞台から離れた選手が、別の環境で野球を続けるセカンドキャリアの一例でもある。
【多和田真三郎に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:多和田真三郎は2026年現在、何をしていますか?
A1:北海道の社会人軟式野球チーム「六花亭」で投手として活動しています。2026年10月の国民スポーツ大会でも4試合に登板した記録があります。
Q2:多和田真三郎は現役引退を発表していますか?
A2:2021年に西武から戦力外通告を受けましたが、本人は投手として野球を続ける意向を示していました。2026年にも六花亭で登板しているため、野球選手としては現役です。ただし、NPB選手としては西武退団後に復帰していません。
Q3:多和田真三郎がNPBに復帰する可能性はありますか?
A3:可能性を完全に否定することはできません。2023年にはNPB復帰を目指して合同トライアウトに参加し、2026年も実戦で投げています。ただし、NPB球団との契約は発表されておらず、復帰が決まったわけではありません。
多和田真三郎の野球人生は、2018年の最多勝獲得から、2019年の自律神経失調症の公表、2021年の戦力外通告へと大きく変化した。
しかし、西武退団は野球人生の終わりではなかった。
2022年から六花亭で軟式野球に取り組み、2023年にはNPB復帰を目指してトライアウトに挑戦。そして2026年10月には、国民スポーツ大会で実際にマウンドに立っている。
2026年11月現在、多和田真三郎はNPBには復帰していないものの、六花亭の投手として野球を続けている。
2018年の最多勝投手という輝かしい実績と、困難を経験した後も競技を続ける現在の姿。その両方を知ることで、多和田真三郎という選手の野球人生をより深く理解できる。
今後、硬式野球への再挑戦やNPB復帰に関する新しい動きがあるのか。33歳となった右腕のこれからにも注目したい。