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キングダム吉沢亮は何役?嬴政と漂の一人二役から2026年最新作まで徹底解説

霧島 直人 霧島 直人 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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映画『キングダム』で吉沢亮が演じているのは、秦国の若き王・嬴政(えいせい)と、主人公・信の親友である漂(ひょう)だ。2019年公開の第1作で、この正反対ともいえる二人を一人二役で演じ、強烈な印象を残した。

2026年11月現在、シリーズ最新作は7月17日に公開された第5作『キングダム 魂の決戦』。吉沢亮は引き続き嬴政役を務めている。2024年の『大将軍の帰還』から最新作まで、彼の役柄はどのように変化したのか。山﨑賢人との共演、演技の評価、これまでの出演歴とともに整理する。

【役柄を解説】キングダムの吉沢亮は嬴政と漂の二役!

キングダム吉沢亮

吉沢亮が『キングダム』で演じる人物を理解するには、まず嬴政と漂の関係を知っておきたい。

二人は顔立ちが瓜二つという設定だが、生まれ育った環境も、置かれた立場も、目指す未来も異なる。

嬴政(えいせい):中華統一を目指す秦国の若き王

嬴政は秦国の王であり、後の始皇帝にあたる人物だ。

腹違いの弟・成蟜(せいきょう)の反乱によって王宮を追われる立場となるが、胸の内には中華統一という大きな志を秘めている。

吉沢亮が演じる嬴政の特徴は、王としての威厳と、強い意志を感じさせる存在感だ。

感情をむやみに表に出さず、相手の言葉を受け止めながら、その先にあるものを見据える。若き王でありながら、すでに国の未来を背負っている人物として描かれている。

漂(ひょう):信と夢を共有した親友

一方の漂は、主人公・信の幼なじみであり、同じ戦災孤児として育った親友だ。

二人は奴隷という厳しい境遇にありながら、天下の大将軍になるという夢を共有していた。

漂は武芸に優れ、知性と人間味を兼ね備えた青年。後に昌文君に見いだされ、嬴政の影武者として王宮に入ることになる。

しかし、王弟の反乱に巻き込まれ、命を落としてしまう。

漂が残した志は、信が嬴政とともに歩む物語の原点になる。

なぜ吉沢亮が一人二役を担当したのか

二人が瓜二つであることは、物語の重要な仕掛けだ。

信が嬴政に初めて出会ったとき、亡くなった漂と同じ顔をしていることに驚く。この設定が、信と嬴政の関係を動かす大きなきっかけとなる。

映画公式サイトでも、嬴政と漂のキャストは吉沢亮一人として掲載されている。

つまり、単純に似た顔の人物を二人並べるのではなく、同じ俳優が異なる人生を歩んできた二人を演じることで、物語の説得力を高めている。

【演技を徹底比較】吉沢亮は嬴政と漂をどう演じ分けた?

吉沢亮の『キングダム』における最大の見どころは、一人二役の演じ分けだ。

同じ顔でありながら、漂と嬴政はスクリーンに登場すると明確に違う人物に見える。

その違いは、衣装や髪型だけではない。

1.表情と目線の違い

漂の表情には、親しみやすさや素直さがある。

信と一緒に過ごす場面では、喜びや悔しさを自然に表し、同じ夢を追う青年としての人間らしさが前面に出る。

対して嬴政は、簡単には感情を表に出さない。

自分の目の前で起きていることだけでなく、その先の未来を見据えるような視線が印象的だ。

2019年のウォーカープラスのインタビューで、吉沢は漂について「人間らしさ」を意識したと説明。嬴政については姿勢や声の出し方に加え、特に目線を意識したと語っている。

この役作りからも、外見ではなく人物の内面から違いを作ろうとしていたことが分かる。

2.姿勢と声の出し方

二人の違いは、身体の使い方にも表れている。

漂は比較的自然体で、若者らしい柔らかさを感じさせる。

嬴政は背筋を伸ばし、王としての立場を意識した立ち姿を見せる。声の出し方にも落ち着きがあり、言葉に重みを持たせている。

特に嬴政は、王としての威厳を保ちながらも、内面に抱える苦悩をにじませなければならない。

ただ声を低くしたり、表情を硬くしたりするだけでは成立しない役柄だ。

3.剣術と身体表現の違い

アクションにも演じ分けがある。

2019年の山﨑賢人・吉沢亮のインタビューでは、吉沢自身が二人の殺陣について説明している。

漂は割と信に近い野性的な感じで、嬴政は王族なので動きが優美な感じ。

漂は信と同じ境遇で育った青年であり、身体を使った実戦的な動きが似合う。

嬴政は王族としての品格を持ち、立ち居振る舞いにも洗練された印象がある。

この違いが、同じ俳優が演じているにもかかわらず、二人を別人として認識させる理由の一つになっている。

4.一人二役だからこそ生まれる感情の重なり

さらに興味深いのは、二人の演じ分けが単なる技術的な挑戦にとどまらない点だ。

漂は信とともに夢を追うことができなくなった。

その一方、嬴政は漂と同じ顔を持ちながら、信と新しい未来を切り開いていく。

吉沢亮は、この二人の関係性を一人で表現することで、物語の出発点となる喪失と、その先に続く希望の両方を担っている。

一人二役が作品のドラマ性そのものに直結しているのだ。

【演技の評判】吉沢亮のキングダム出演はどう評価された?

吉沢亮の演技については、公開当時から一人二役の完成度が大きな注目を集めた。

評価を考えるうえで参考になるのが、映画評論と観客の反応、そして映画賞という三つの視点だ。

一人二役の演じ分けに注目が集まった

2019年の映画公開後、シネマトゥデイやリアルサウンドなどの映画関連記事では、吉沢の演じ分けが取り上げられた。

特に評価されたのは、衣装や設定だけに頼らず、表情や視線、立ち姿によって二人の人物像を成立させた点だ。

ORICON NEWSが紹介したファンの反応でも、漂と嬴政が一目で別人に見えることや、二人の顔つきの違いに感情移入できることが評価されている。

もちろん、個々の観客の感じ方は異なる。しかし、一人二役という難しい設定が作品の見どころとして広く認識されたことは確かだ。

第43回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞

客観的な実績として見逃せないのが、2020年の第43回日本アカデミー賞だ。

吉沢亮は映画『キングダム』で、最優秀助演男優賞を受賞した。

2019年の公開から翌年の受賞まで、一人二役への挑戦は俳優としての評価にもつながった。

なお、吉沢はその前年に『リバーズ・エッジ』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞している。

2026年は『国宝』で最優秀主演男優賞

2026年の吉沢亮を語るうえで重要なのが、映画『国宝』だ。

吉沢は同作で立花喜久雄を演じ、第49回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。

2020年の『キングダム』での助演男優賞から、2026年の『国宝』での主演男優賞へ。

異なるジャンルの作品で評価を積み重ねてきたことが分かる。

『キングダム』の嬴政は、感情を抑制しながら国の未来を背負う人物。一方、『国宝』では歌舞伎の世界に身を置き、芸を極めようとする主人公を演じた。

両作品を比較すると、吉沢が役柄に応じて身体表現や感情の見せ方を変える俳優であることが見えてくる。

【出演歴・関係者一覧】キングダムシリーズと吉沢亮の歩み

吉沢亮の出演歴を振り返ると、『キングダム』は俳優としての知名度と評価を大きく押し上げた作品の一つだ。

ここではシリーズの公開順と、関係する人物を整理する。

年・作品 吉沢亮の役柄 作品・キャリア上のポイント
2019年『キングダム』 嬴政・漂 初の一人二役。シリーズの物語の出発点
2022年『キングダム2 遥かなる大地へ』 嬴政 秦国の王として信とともに歩む
2023年『キングダム 運命の炎』 嬴政 紫夏編で嬴政の過去と中華統一への思いを描く
2024年『キングダム 大将軍の帰還』 嬴政 馬陽の戦いをめぐる物語で続投
2026年『キングダム 魂の決戦』 嬴政 合従軍編を描くシリーズ第5作に続投

※2019年作の公式キャスト表記は「嬴政・漂」。続編では物語の中心となる嬴政役を担っている。

山﨑賢人:信と嬴政をつなぐ共演者

山﨑賢人はシリーズを通して主人公・信を演じている。

信は漂の親友であり、嬴政とは中華統一を目指す盟友だ。

この三人の関係が『キングダム』の物語の基盤となっている。

山﨑と吉沢は2019年の第1作から共演を重ねてきた。二人の関係は単なる主演俳優と共演者というだけではなく、作品内の信と嬴政の関係性とも重なる。

原泰久:物語の原作者で脚本にも参加

原泰久は漫画『キングダム』の原作者だ。

2006年1月に「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まり、2026年3月時点で単行本は78巻、累計発行部数は1億2,000万部を突破している。

実写映画では原作者としてだけでなく、脚本にも参加している。

佐藤信介:シリーズを映像化してきた監督

佐藤信介は『キングダム』シリーズの監督を務める人物だ。

『魂の決戦』でも監督として続投している。

原作の壮大な戦場や人物同士の心理的な駆け引きを実写映画として成立させてきた制作陣の一人である。

【2026年最新】キングダム 魂の決戦で吉沢亮はどう活躍する?

年の最新作として注目された『キングダム 魂の決戦』は、2026年7月17日(金)に全国公開された。

第1作から数えてシリーズ第5作にあたる。

『魂の決戦』で吉沢亮が演じるのは引き続き嬴政

ソニー・ピクチャーズの2026年3月12日付公式発表では、山﨑賢人が信役、吉沢亮が嬴政役として続投することが発表された。

漂役としての新たな一人二役が中心になる作品ではない。

最新作における吉沢の役割は、秦国の存亡を背負う王・嬴政だ。

この違いは、シリーズを追いかける際に押さえておきたいポイントである。

物語の中心は秦対六国の合従軍編

『魂の決戦』で描かれるのは、原作でも人気の高い合従軍編だ。

趙の宰相・李牧の策略によって、秦以外の六国が手を組み、秦国へ侵攻する。

公式発表によると、物語の軍勢は秦の20万に対して六国の50万という圧倒的な規模。

秦国は国家存亡の危機に直面する。

信は函谷関へ向かい、秦国を代表する将軍たちとともに戦う。一方、嬴政は王宮で国家の危機に対応する立場となる。

ここで注目したいのが、信と嬴政の役割の違いだ。

信は戦場で仲間とともに戦う人物であり、嬴政は国全体の未来を背負う人物である。

二人が異なる場所で同じ目的に向かう構図は、シリーズを通して続いている。

2026年最新作の主要キャスト

公式発表に掲載された主な出演者は次のとおり。

俳優 役柄 物語上の立場
山﨑賢人 信 秦国の若き将
吉沢亮 嬴政 秦国の王
橋本環奈 河了貂 軍師を目指す仲間
小栗旬 李牧 合従軍を率いる策略家
山田裕貴 万極 趙の猛将
豊川悦司 麃公 秦国の大将軍
要潤 騰 秦国の将軍
坂口憲二 桓騎 秦国の将軍
志尊淳 蒙恬 秦国の若き将
神尾楓珠 王賁 秦国の若き将

加えて、蒔田彩珠が嬴政を支える宮女・向役、山下美月が宮女・陽役で出演することも公式サイトから発表されている。

『大将軍の帰還』から何が変わったのか

2024年の『キングダム 大将軍の帰還』は、馬陽の戦いを中心に描いた作品だ。

吉沢亮は引き続き嬴政を演じ、王騎や信たちが戦う一方で、秦国の王として物語を支える。

最新作では舞台がさらに大きく広がり、秦対六国という国家の存亡を懸けた戦いになる。

嬴政にとっても、単に王座を守るだけでは済まない局面だ。

中華統一という目標を掲げる王として、国をどのように導くのか。その決断と表情が、吉沢亮の演技を見るうえで要点となる。

2026年の興行面でもシリーズは大きな節目に

映画『キングダム』シリーズは、2026年3月の最新作発表時点で、過去4作品の累計動員が1,734万人、累計興行収入が245億円を突破していた。

さらに公式サイトの2026年8月12日付発表では、『魂の決戦』がシリーズ5作連続で興行収入50億円を超え、2026年公開の邦画実写映画でNo.1を記録したと発表されている。

これは作品単体の評価だけでなく、シリーズ全体に継続的な観客が集まっていることを示す数字だ。

吉沢亮にとっても、長期間にわたって同じ人物を演じ続けるシリーズ作品として、大きなキャリア上の実績になっている。

【俳優・吉沢亮の魅力】キングダム以外の歴代出演作も紹介

『キングダム』での吉沢亮を知った人は、ほかの作品を見ると演技の幅をより理解しやすい。

所属事務所アミューズの公式プロフィールに掲載されている主な出演作を紹介する。

『仮面ライダーフォーゼ』(2011年)

吉沢亮がメテオ役を演じた作品。

若手俳優として広く知られるきっかけの一つになった。

『リバーズ・エッジ』(2018年)

2019年の『キングダム』公開前に、吉沢の演技力を印象づけた映画の一つ。

本作では第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。

『青天を衝け』(2021年)

NHK大河ドラマで渋沢栄一を演じ、主演を務めた。

歴史上の人物を長い時間軸で表現する経験は、嬴政のような歴史上の王を演じるうえでも興味深い比較対象となる。

『PICU 小児集中治療室』(2022年)

志子田武四郎役で主演を務めたドラマ。

戦場や王宮を舞台とする『キングダム』とは異なり、医療現場を舞台にした作品で、人物の葛藤や成長を描いた。

『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024年)

五十嵐大役で主演を務めた映画。

社会や家族との関係を背景に、人物の内面を丁寧に表現した作品だ。

『国宝』(2025年)

立花喜久雄役を演じた作品。

2026年の第49回日本アカデミー賞では最優秀主演男優賞を受賞した。

『キングダム』での嬴政とは異なる人物像を演じ、俳優としての表現領域を広げている。

『ばけばけ』(2025年)

NHK連続テレビ小説に錦織友一役で出演。

映画だけでなく、テレビドラマでも継続して活躍している。

このように、吉沢亮のキャリアは歴史作品、青春映画、医療ドラマ、歌舞伎を題材にした映画など、多様なジャンルにまたがっている。

【よくある質問】キングダムの吉沢亮に関するFAQ

Q1:キングダムで吉沢亮は何役を演じていますか?

A1:第1作では秦国の若き王・嬴政と、信の親友・漂の一人二役です。続編では主に嬴政役として出演しています。

Q2:吉沢亮は嬴政と漂を同じ映画で演じていますか?

A2:はい。2019年公開の第1作『キングダム』で二人を演じています。表情、視線、姿勢、殺陣などを変えて演じ分けました。

Q3:2026年の『キングダム 魂の決戦』にも出演していますか?

A3:出演しています。2026年7月17日公開のシリーズ第5作でも、嬴政役を務めています。

Q4:『大将軍の帰還』で吉沢亮は何役でしたか?

A4:秦国の王・嬴政役です。王宮で秦国の行く末を担う人物として出演しています。

Q5:吉沢亮のキングダムでの演技は賞を受賞していますか?

A5:はい。第43回日本アカデミー賞で『キングダム』による最優秀助演男優賞を受賞しています。

Q6:吉沢亮と山﨑賢人はキングダム以外でも共演していますか?

A6:二人の代表的な共演作として広く知られているのが実写映画『キングダム』シリーズです。シリーズでは山﨑が信、吉沢が嬴政を演じています。

Q7:キングダムの原作者と監督は誰ですか?

A7:原作は原泰久、映画シリーズの監督は佐藤信介です。最新作『魂の決戦』では脚本に黒岩勉と原泰久が参加しています。

吉沢亮の『キングダム』出演を振り返ると、2019年の一人二役がシリーズを象徴する大きな見どころだったことが分かる。

漂では信と夢を共有する青年の人間味を表現し、嬴政では中華統一を目指す王の威厳と覚悟を表現した。

その後は嬴政役としてシリーズに継続出演し、2024年の『大将軍の帰還』を経て、2026年の『魂の決戦』にも登場している。

特に注目したいのは、吉沢亮が演じる嬴政の変化だ。

第1作では王座を追われた若き王として描かれ、続編では過去の苦しみや中華統一を目指す理由が掘り下げられた。そして最新作では、六国の侵攻という国家最大の危機に直面する。

漂を演じた吉沢亮から、秦国の未来を背負う嬴政を演じ続ける吉沢亮へ。

この変化こそが、シリーズを通して作品を見る大きな魅力だ。

2026年の『国宝』で最優秀主演男優賞を受賞した吉沢亮が、今後どのような役柄に挑戦していくのかにも注目したい。

主な確認資料

- ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント「キングダム 魂の決戦」2026年3月12日公式発表。
- 映画『キングダム』公式サイト・2026年最新情報。公開日、追加キャスト、興行実績。
- アミューズ公式プロフィール。出演歴・受賞歴。
- ウォーカープラス2019年4月15日、山﨑賢人・吉沢亮インタビュー。二役の役作りと身体表現。
- 映画『キングダム 運命の炎』公式インタビュー。嬴政の人物造形と紫夏編の制作意図。

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コンテンツディレクター 霧島 直人
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芸能担当15年。事務所の公式リリースと本人の公式SNSを一次情報とし、夕刊紙の報道は複数媒体が一致した場合だけ触れます。

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