二谷友里恵さんの名前が広く知られるきっかけの一つが、1987年の歌手・郷ひろみさんとの結婚です。
当時、郷ひろみさんはすでに人気歌手として大きな知名度を持っていました。一方の二谷さんも、二谷英明さんと白川由美さんの娘であり、女優として活動していた人物です。
芸能界で注目を集める2人の結婚は、大きな話題になりました。夫婦の間には2人の娘が誕生しています。
1987年の結婚から1998年の離婚まで結婚生活は約11年間続きましたが、1998年4月、2人は離婚を公表しました。
離婚の背景として報道で取り上げられてきたのが、郷さんの女性問題を含む夫婦関係の不和です。ただし、離婚に至るまでの経緯については、当事者それぞれの著書や説明に異なる視点があります。
特に注目されたのが、郷さんの著書「ダディ」と、二谷さんの著書「楯」です。
郷ひろみの「ダディ」と二谷友里恵の「楯」
「ダディ」/郷ひろみ
1998年・幻冬舎
離婚をめぐる自身の思いや家族への気持ちを記した著書。郷さんは、会見ではなく本という形で離婚を伝えた理由について、当時まだ幼かった娘たちに、将来読んでもらいたかったという趣旨を説明しています。
「楯」/二谷友里恵
2001年5月・文藝春秋
離婚騒動後、二谷さん自身の視点から過去の出来事を記した著書。離婚をめぐる一連の報道に対し、自分の側から経緯や思いを伝える内容として刊行されました。
郷さんの「ダディ」は1998年の離婚発表とともに注目を集めました。2012年のスポーツニッポンの報道によれば、郷さんは著書で娘たちへの愛情を記し、離婚を本で伝えた理由についても説明しています。
その後、二谷さんは2001年5月に「楯」を出版。国立国会図書館の書誌情報にも、著者・二谷友里恵、出版者・文藝春秋として登録されています。
離婚理由は女性問題だけだったのか離婚理由については、郷さんの女性問題が大きく取り上げられてきました。郷さん自身の著書や当時の報道でも、夫婦関係をめぐる問題が語られています。
ただ、長年の結婚生活が終わるまでには、夫婦間のさまざまな事情があったと考えられます。報道された内容と、それぞれの著書に記された当事者の説明を同じものとして扱うことはできません。
この出来事で重要なのは、離婚後も2人がそれぞれの立場から娘たちへの思いを示していたことです。スポーツニッポンは2012年、二谷英明さんの通夜で郷さんが娘2人と再会したことも報じています。
芸能ニュースとして大きく扱われた離婚でしたが、当事者にとっては家族の問題でもありました。2冊の著書は、同じ結婚生活を異なる立場から振り返る資料として、現在もこの出来事を知る手がかりになっています。
【再婚と経営】平田修との結婚からトライグループ社長、CVCへの売却まで

郷ひろみさんとの離婚後、二谷友里恵さんは芸能活動とは異なる分野で新たな人生を歩み始めます。その転換点となったのが、トライグループ創業者の平田修さんとの再婚でした。
2000年に平田修と再婚二谷さんは2000年に平田修さんと再婚したと報じられています。
平田さんは、家庭教師のトライを創業した教育事業家です。1987年1月に富山大学トライを立ち上げ、家庭教師派遣事業を開始。その後、1990年4月に株式会社トライグループを設立しました。
二谷さんが再婚した時点で、トライグループはすでに教育サービスを展開する企業として成長していました。
この結婚を境に、二谷さんの活動は芸能界から教育・経営分野へと大きく移っていきます。
2005年、トライグループの代表取締役社長に就任トライグループの公式沿革によると、二谷さんが代表取締役社長に就任したのは2005年4月です。
ここで重要なのは、トライグループを創業したのは二谷さんではなく平田修さんだということです。平田さんが築いた教育事業の基盤を引き継ぎ、二谷さんが経営を担う立場になりました。
同社の公式沿革では、二谷さんの社長就任とともに、教育理念「人は、人が教える。人は、人が育てる。」を社是として制定したことも記録されています。
また、2010年2月には通信制高校サポート校のトライ式高等学院が開校しました。現在の二谷さんの役職につながる教育事業の重要な節目といえます。
トライグループのCVCへの売却とは?二谷友里恵さんの経歴を調べる人が、もう一つ気になるのがトライグループの売却です。
2021年11月1日、英国を拠点とする投資ファンド、CVCキャピタル・パートナーズは、トライグループへの投資を完了したと発表しました。
企業買収を専門とするM&A情報サイト「MARR Online」の2022年1月の記事によれば、CVCは買収のための特別目的会社を設立し、創業者の平田修会長らからトライグループの株式を取得しました。その後、平田会長と二谷社長は同特別目的会社に再出資したとされています。
買収金額は公表されていません。報道・業界分析では約1,100億円規模との推計もありますが、これは確定した公式取引価格ではありません。
この取引は、単純に二谷さんが会社を売って経営から完全に離れたという話ではありません。創業者側の再出資も含む資本構成の変更であり、投資ファンドの経営支援を受けながら企業の成長を目指す取引でした。
CVCによる買収後、トライグループはどうなった?2026年現在のトライグループ公式会社概要では、代表取締役社長CEOに物部晃之さんが就任しています。
同社は家庭教師のトライ、個別教室のトライ、トライ式高等学院のほか、AI教育サービスやオンライン教育サービスなどを事業として掲載しています。
したがって、現在のトライグループの経営責任者と、二谷さんが理事長を務めるトライ式高等学院の役職は別々に確認することが大切です。
二谷さんの社長時代はトライグループの成長を語るうえで重要な時期ですが、2026年現在の役職を説明する際には、最新の会社概要と学院公式プロフィールを基準にする必要があります。
【子供・家族】娘2人の現在と二谷英明・白川由美との家族関係
二谷友里恵さんの家族についても、検索されることが多いテーマです。特に、郷ひろみさんとの間に生まれた娘たちや、両親である二谷英明さんと白川由美さんとの関係に関心が集まっています。
郷ひろみとの間に娘が2人二谷さんと郷ひろみさんの間には、2人の娘がいます。
1998年の離婚当時、娘たちはまだ幼い時期でした。郷さんは著書「ダディ」の中で、父親としての思いや娘たちへのメッセージを記しています。
2012年1月には、二谷英明さんの通夜で郷さんが娘たちと再会したことがスポーツニッポンで報じられました。報道によると、当時は約12年ぶりの再会でした。
娘たちの氏名、勤務先、現在の生活などについては、広く確認できる公式情報が限られています。著名人の子供であっても、本人が公表していない私生活を確定事項のように扱うことはできません。
父・二谷英明は名作ドラマで活躍した俳優父親の二谷英明さんは、1950年代から映画・テレビで活動した俳優です。特に、テレビ朝日系の刑事ドラマ「特捜最前線」で知られています。
2012年1月7日、肺炎のため81歳で亡くなりました。通夜には元義理の息子にあたる郷ひろみさんも参列しています。
二谷英明さんは、娘の離婚問題が報道された際にも、家族をめぐる報道内容について不快感を示したと伝えられています。娘と孫を思う父親としての姿が、当時の報道からもうかがえます。
母・白川由美も日本を代表する女優の一人母親の白川由美さんも、映画やテレビドラマで長く活躍しました。「家族ゲームII」で娘の二谷さんと共演したこともあります。
白川さんは2016年6月14日、心不全のため79歳で亡くなりました。二谷さんにとっては、父親に続いて母親も見送ることになった出来事です。
女性自身などの報道では、白川さんの死後、二谷さんが母親の遺産に関する手続きや実家の土地をめぐる問題に直面したことも伝えられています。ただし、相続に関する個別の事情と、二谷さんの現在の生活を直接結びつけることはできません。
家族関係を整理すると| 人物 | 二谷友里恵との関係 | 確認できる情報 |
|---|---|---|
| 二谷英明 | 父 | 2012年に81歳で死去 |
| 白川由美 | 母 | 2016年に79歳で死去 |
| 郷ひろみ | 元夫 | 1987年に結婚、1998年に離婚 |
| 平田修 | 再婚相手 | トライグループ創業者 |
| 娘2人 | 子供 | 郷ひろみとの間に誕生 |
二谷さんの家族関係を理解する際には、元夫、再婚相手、両親、娘たちを混同しないことが大切です。特に、郷さんとの間に生まれた娘2人について、本人たちの公表していない個人情報を断定する必要はありません。
【よくある誤解を検証】二谷友里恵について噂と事実を整理
二谷友里恵さんについては、芸能人としての過去と企業経営者としての経歴が混在しているため、古い情報が現在の情報として紹介されることがあります。
検索時に混同しやすいポイントを整理します。
| 検索される情報 | 確認できる事実 |
|---|---|
| 現在もトライグループ社長? | 現在の公式会社概要では物部晃之さんがCEO |
| 現在は芸能活動をしている? | 公式に確認できる近年の役職はトライ式高等学院理事長 |
| 郷ひろみとの子供は? | 娘が2人 |
| 離婚理由は女性問題だけ? | 女性問題などが報道されたが、当事者双方の著書がある |
| トライグループを創業した? | 創業者は平田修さん。二谷さんは2005年に社長就任 |
| CVCへの売却額は1,000億円で確定? | 取引価格は非公表。報道・分析上の推計額と公式価格は異なる |
特に注意したいのは、2005年当時の社長プロフィールを現在の役職として掲載している情報です。人物の経歴を調べる場合、会社の現行役員一覧と、本人が所属する教育機関の公式プロフィールを分けて確認すると、情報の取り違えを防げます。
【二谷友里恵の現在を理解する】プロの結論
二谷友里恵さんの経歴で興味深いのは、女優、著者、ファッション関連の事業活動、教育企業の経営者という複数の顔を持っていることです。
芸能界での知名度だけを頼りに現在の姿を判断すると、実際のキャリアの変化を見落としてしまいます。
特に、2005年のトライグループ社長就任と、2021年のCVCによる投資完了は、二谷さんの経営者としての歩みを理解する重要な出来事です。
また、2026年現在もトライ式高等学院の公式サイトに理事長として掲載されていることから、教育分野との関係が続いていることが確認できます。
人物情報を調べるときの判断基準は、次の3点です。
1. 過去の肩書と現在の肩書を分ける。 2005年の社長就任と2026年の理事長職は別の情報です。
2. 離婚に関する情報は当事者の著書と報道を区別する。 「ダディ」と「楯」はそれぞれ異なる立場から書かれた資料です。
3. 企業買収の金額は公式発表と推計を区別する。 CVCの投資完了発表と、報道された買収額の推計は同じではありません。
こうした視点を持つことで、単なる芸能ゴシップではなく、二谷友里恵さんの人生とキャリアの変化を立体的に理解できます。
二谷友里恵に関するよくある質問(FAQ)
Q1:二谷友里恵は2026年現在、何をしている?
A1:トライ式高等学院の公式サイトで理事長として紹介されています。教育理念や学院の運営方針に関するメッセージも掲載されています。
Q2:二谷友里恵と郷ひろみが離婚した理由は?
A2:1998年4月に離婚しました。郷さんの女性問題などが報道され、離婚後には郷さんが「ダディ」、二谷さんが「楯」を出版。それぞれの立場から結婚生活や離婚に関する思いを記しています。
Q3:二谷友里恵の再婚相手は誰?
A3:トライグループの創業者である実業家の平田修さんです。2000年に再婚したと報じられています。
Q4:二谷友里恵に子供は何人いる?
A4:郷ひろみさんとの間に2人の娘がいます。娘たちの現在の職業や詳しい私生活については、公表情報が限られています。
Q5:二谷友里恵の代表的な出演作は?
A5:TBSドラマ「青が散る」「家族ゲームII」、NHK連続テレビ小説「はね駒」などです。「家族ゲームII」では母親の白川由美さんとも共演しています。
Q6:二谷友里恵は現在もトライグループの社長?
A6:現在のトライグループ公式会社概要では、代表取締役社長CEOは物部晃之さんです。二谷さんはトライ式高等学院の理事長として掲載されています。
Q7:トライグループはCVCにいくらで売却された?
A7:2021年11月にCVCキャピタル・パートナーズによる投資が完了しました。取引価格は公式には公表されておらず、約1,100億円という数字はM&A関連報道・分析で示された推計です。
二谷友里恵さんは、二谷英明さんと白川由美さんの娘として生まれ、1980年代に女優として活動しました。郷ひろみさんとの結婚・離婚、著書「愛される理由」「楯」の出版を経て、2005年にはトライグループの代表取締役社長に就任しています。
その後、2021年にはCVCキャピタル・パートナーズによるトライグループへの投資が完了。企業の資本構成や経営体制も変化しました。
2026年11月現在、公式情報で確認できる二谷友里恵さんの役職はトライ式高等学院の理事長です。かつての女優やトライグループ社長という肩書だけでなく、現在の教育分野での活動にも目を向けることで、そのキャリアの全体像が見えてきます。
芸能界から教育事業へと活躍の場を移した二谷さん。今後も公式サイトで公表される教育活動や学院運営に関する情報が、現在の姿を知るうえで重要な手がかりとなりそうです。
主な確認資料:トライグループ公式会社概要・沿革、トライ式高等学院公式サイト、CVCキャピタル・パートナーズ発表、国立国会図書館サーチ、文藝春秋、朝日新聞出版、スポーツニッポン、デイリースポーツ、女性自身。