2026年度の女子日本代表を率いるのは、アウトサイドヒッターの石川真佑(いしかわ・まゆ)選手です。
石川選手は2025年度に新キャプテンへ就任し、2026年度も続投しています。
石川真佑が主将に選ばれた経緯2024年のパリオリンピック後、女子日本代表では大きな世代交代が始まりました。
それまで主将を務めていた古賀紗理那さんがパリ大会を最後に現役引退を表明。2022年から代表の中心としてチームを率いてきた古賀さんの退任に伴い、次期リーダーの選出が注目されました。
そして、2025年5月14日、日本バレーボール協会が石川真佑選手の新キャプテン就任を正式発表しました。
石川選手は当時イタリアのノヴァーラでプレーしており、海外リーグでの経験も積み重ねていました。攻撃の中心選手としての実力に加え、国際舞台で培った経験が新体制の柱として期待された形です。
2026年も石川真佑が続投2026年5月11日に開催された女子日本代表のキックオフ記者会見では、石川選手がキャプテンとして紹介されました。
その際、石川選手は次のようにコメントしています。
今シーズンの目標を達成するために、選手、スタッフがひとつなって戦いたい
日本バレーボール協会の6月4日付広報リポートでも、前年に続いて石川選手が主将を務めることが明記されています。
2026年の主な活動は次のとおりです。
- バレーボールネーションズリーグ2026
- 2026女子アジア選手権大会
- 第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)
2026年の日本代表はフェルハト・アクバシュ監督の体制で活動しています。ロサンゼルス2028オリンピックを見据えた強化が進む中、石川選手には攻撃面とチームマネジメントの両面でリーダーシップが期待されています。
ネーションズリーグ2026でも主将として登録注目したいのが、JVAのネーションズリーグ2026公式メンバー表です。
石川選手は背番号4で登録され、名前の横に主将を示す「C」が付いています。
これは単なる紹介記事上の呼称ではなく、大会の公式登録情報でもキャプテンであることを確認できる材料です。
なお、石川選手が所属する海外クラブのキャプテンと、日本代表のキャプテンは別々に考える必要があります。代表で主将だからといって、所属クラブでも必ず主将を務めているわけではありません。
【歴代主将一覧】女子バレーボール日本代表を率いた名選手たち

女子日本代表には、時代ごとにチームを支えてきた数多くの主将がいます。
特に、オリンピックを経験した選手や長年代表の中心を担った選手は、キャプテンとしても印象に残る存在です。
近年の歴代キャプテンと代表活動の流れ| 年・大会 | 主なキャプテン | 主な経緯・実績 |
|---|---|---|
| 2008年・北京五輪 | 竹下佳江 | セッターとしてチームを統率 |
| 2012年・ロンドン五輪 | 荒木絵里香 | 銅メダル獲得を経験 |
| 2016年・リオ五輪 | 木村沙織 | 日本代表の主将として出場 |
| 2017~2019年 | 岩坂名奈 | 中田久美監督体制で主将を担当 |
| 2021年・東京五輪 | 荒木絵里香 | 主将として4大会連続の五輪出場 |
| 2022~2024年 | 古賀紗理那 | パリ五輪まで代表を牽引 |
| 2025~2026年 | 石川真佑 | 古賀から引き継ぎ、2年連続で主将 |
※各年代の代表活動や主要大会で確認できる主将をまとめたものです。全年度・全大会を網羅した公式の連続年表ではありません。
それぞれの時代を象徴する主将竹下佳江:司令塔としてチームを支えたリーダー
竹下佳江さんは、北京オリンピックで日本代表のキャプテンを務めたセッターです。
身長159cmという体格ながら、正確なトスとゲームを組み立てる能力で日本の攻撃を支えました。
JOCの北京大会紹介でも、コート内外の大黒柱として紹介されています。キャプテンが必ずしも得点を最も多く取る選手である必要はないことを示す存在です。
荒木絵里香:経験と責任感でチームをまとめた主将
荒木絵里香さんは、2012年ロンドン五輪でのキャプテン経験を持ち、2021年の東京五輪でも主将を務めました。
特に東京五輪では、北京、ロンドン、リオ、東京と4大会連続でオリンピックに出場した経験豊富な選手としてチームを支えました。
JVAが公表した東京五輪代表の選手コメントでは、荒木さん自身もキャプテンとしての役割を全うし、チーム一丸となって戦う決意を示しています。
木村沙織:攻撃力と存在感を兼ね備えたキャプテン
木村沙織さんは2016年のリオデジャネイロオリンピックで主将を務めました。
日本を代表するアウトサイドヒッターとして長く活躍し、攻撃面だけでなくチームの精神的な支柱としても存在感を発揮しました。
岩坂名奈:世代交代を支えたリーダー
岩坂名奈さんは、2017年に中田久美監督から主将に指名されました。
2019年のJVA公式始動会見でも主将として紹介されており、若い選手と経験豊富な選手をつなぐ役割を担っていました。
古賀紗理那:東京五輪後の日本代表を率いたエース
古賀紗理那さんは2022年から2024年のパリオリンピックまで主将を務めました。
2022年の新体制発表では、眞鍋政義監督が自ら古賀選手を新主将に指名しています。
JVAの発表では、監督が古賀選手に大きな期待を寄せ、木村沙織さんが背負っていた背番号3を提案した経緯も紹介されました。
2024年8月16日には引退会見を行い、代表主将としての役割にも区切りをつけました。
このように、歴代主将の顔ぶれを見ると、単純な得点能力だけではなく、経験、戦術理解、周囲への影響力が重視されてきたことがうかがえます。
【2026-27最新】SVリーグ女子14クラブのキャプテン一覧
女子日本代表とは別に、国内のSVリーグ女子にも各クラブのキャプテンがいます。
2026-27シーズンのSVリーグ女子は14クラブが参加。2026年10月10日にレギュラーシーズンが開幕し、2027年3月まで試合が予定されています。
以下は、各クラブが発表した2026-27シーズンの主将情報です。
| クラブ名 | 2026-27主将 | 新体制のポイント |
|---|---|---|
| アランマーレ秋田庄内 | 大元朱菜 | 新主将に就任 |
| デンソーエアリービーズ | 川畑遥奈 | 3季連続で続投 |
| Astemoリヴァーレ茨城 | 上坂瑠子 | 新シーズンの主将に決定 |
| 群馬グリーンウイングス | 髙相みな実 | 主将続投 |
| 埼玉上尾メディックス | 権田寛奈 | 新主将に就任 |
| NECレッドロケッツ川崎 | 中川つかさ | 副主将から主将へ |
| KUROBEアクアフェアリーズ富山 | 山口真季 | 新体制の主将に決定 |
| PFUブルーキャッツ石川かほく | 松井珠己 | 新主将に就任 |
| アリーザ愛知 | 佐藤彩乃 | 新チーム名での初年度を率いる |
| 東レアローズ滋賀 | 中島未来 | 主将続投 |
| 大阪マーヴェラス | 塩出仁美 | 新主将に就任 |
| ヴィクトリーナ姫路 | 佐々木千紘 | 主将続投 |
| 岡山シーガルズ | 長瀨そら | 主将続投 |
| SAGA久光スプリングス | 栄絵里香 | 3季連続で続投 |
今回の新体制では、複数のクラブで主将の交代がありました。
特に注目したいのは次の4選手です。
1.大阪マーヴェラス・塩出仁美
大阪マーヴェラスは2026年6月15日に新体制を発表し、セッターの塩出仁美選手を新主将に任命しました。
2023-24シーズンから3年間主将を務めた田中瑞稀選手から引き継ぐ形です。
副主将には東美奈選手と林琴奈選手が就任しています。
2.NECレッドロケッツ川崎・中川つかさ
2026年6月17日に発表された新体制では、セッターの中川つかさ選手が新キャプテンに就任しました。
前シーズンに副キャプテンを務めていた選手が昇格した点が特徴です。
副主将には廣田あい選手とシルビア・チネロ・ヌアカロール選手が選ばれています。
3.埼玉上尾メディックス・権田寛奈
2026年9月12日に新キャプテン就任が発表されたのが、ミドルブロッカーの権田寛奈選手です。
在籍8シーズン目を迎える選手であり、クラブへの理解や継続的な経験が新体制の強みになると考えられます。
副主将は鎌田咲希選手と山地梨菜選手です。
4.SAGA久光スプリングス・栄絵里香
栄絵里香選手は2024-25シーズンから3シーズン連続でキャプテンを務めます。
セッターとしてチームの攻撃を組み立てる立場であり、試合中の状況判断とコミュニケーション能力を発揮できるポジションです。
クラブ公式発表では、本人も責任と覚悟を持ってチームを支えていく意向を示しています。
この4人を見ると、新主将への交代だけでなく、既存の主将を継続して起用するクラブもあることが分かります。
チームの状況や選手構成によって、最適なリーダーの選び方は変わるのです。
【選考基準を解説】女子バレーのキャプテンに選ばれる理由と役割
女子バレーのキャプテンは、チームで最も得点を取る選手や、最も有名な選手が必ず選ばれるわけではありません。
監督やチームスタッフが、競技力だけでなく、選手同士の信頼関係やチーム全体への影響力を考慮して決める役職です。
女子バレーの主将に求められる5つの能力1.試合中の判断力
試合では、相手の戦術や自チームの調子によって状況が変化します。
キャプテンには、選手同士の意思疎通を促し、チームが落ち着いてプレーできるようにする力が大切です。
2.コミュニケーション能力
選手の年齢、経験、ポジションはそれぞれ異なります。
主将には、若手とベテラン、スタメンと控え選手の間に立ち、全員が同じ方向を向けるように働きかける役割があります。
3.プレーで示す責任感
言葉だけではなく、自分自身のプレーや練習への取り組みで模範を示すことも重要です。
例えば、苦しい場面でも粘り強くボールを追い、最後まで諦めない姿勢は、チームメートに大きな影響を与えます。
4.豊富な競技経験
国際大会やリーグ戦の経験は、重要な局面で役立ちます。
試合の流れが悪いときに慌てず、チームの状態を客観的に判断できる選手は、主将として信頼を得やすいでしょう。
5.チーム全体を優先する姿勢
主将は個人の成績だけを追求する立場ではありません。
自分が目立つことよりも、チーム全体の勝利を優先できる姿勢が重要です。
なお、これらは競技上の役割や歴代主将の事例から整理できる評価ポイントであり、JVAが公開している一律の公式採点基準ではありません。
キャプテンの主な役割| 役割 | 具体的な内容 |
|---|---|
| チームの統率 | 選手間の意思統一を促す |
| 精神的な支柱 | 苦しい状況で仲間を支える |
| 監督との連携 | 選手の意見やチームの状況を伝える |
| 試合中の対応 | 審判との正式なコミュニケーションを担う |
| 練習への姿勢 | 行動でチームの基準を示す |
特に国際大会では、選手と監督の間をつなぐ役割が重要になります。
2025年に古賀紗理那さんから石川真佑選手へ主将が引き継がれたことも、新しい代表体制をつくるうえで象徴的な出来事でした。
【ルールの違い】女子バレーの主将とゲームキャプテンは何が違う?
バレーボールのキャプテンについて調べる際、混同しやすいのが「チームキャプテン」と「ゲームキャプテン」です。
この2つは同じ意味ではありません。
チームキャプテンとは?チームキャプテンは、チームを代表する正式な主将です。
シーズンや大会を通して、チームのリーダーとして活動します。
クラブや日本代表が発表する「キャプテン」「主将」は、基本的にこの役職を指します。
ゲームキャプテンとは?ゲームキャプテンは、実際にコート上でプレーしている選手の中から、試合中の所定の役割を担う選手です。
FIVB(国際バレーボール連盟)の2025~2028年公式ルールでは、チームキャプテンがコートにいる場合、その選手がゲームキャプテンを務めます。
一方、チームキャプテンがコートにいない場合には、監督またはチームキャプテンが別のコート内選手をゲームキャプテンに指名します。
ゲームキャプテンは、ボールがプレーされていない間、審判にルールの適用や解釈について説明を求めるなど、公式な窓口としての役割を担います。
2つの役職の比較| 比較項目 | チームキャプテン | ゲームキャプテン |
|---|---|---|
| 役割 | チーム全体の代表 | 試合中のコート上の代表 |
| 任命 | チームが主将を決定 | 規則に従い担当者を決定 |
| 活動範囲 | シーズン・大会全体 | 試合中 |
| 審判との対応 | コート上にいる場合は担当 | コート上で正式な窓口を担う |
| 交代 | 原則として主将の変更時 | 主将の復帰や交代などで変更 |
つまり、チームキャプテンがベンチに下がっている間は、別の選手がゲームキャプテンを担当することがあります。
ゲームキャプテンは、チームの主将を交代したという意味ではありません。
この違いを知っておくと、試合中に別の選手が審判とやり取りしていても、混乱せずに観戦できます。
女子バレーのキャプテン発表時期はいつ?代表とクラブでは、発表のタイミングが異なります。
- 日本代表: 年度ごとの代表体制発表やシーズン開幕前の記者会見など。
- SVリーグ女子: 各クラブの新体制発表に合わせて公表。
- 大会ごとの登録: ネーションズリーグなどの大会公式メンバー表で確認できる。
2025年度の女子日本代表キャプテンは5月14日に発表されました。2026年度は5月11日の会見で石川選手が主将として紹介され、6月4日のJVA広報リポートでも続投が確認されています。
一方、SVリーグ女子はクラブごとに発表時期が違います。
2026-27シーズンの場合、大阪マーヴェラスは6月15日、SAGA久光スプリングスは7月3日、KUROBEアクアフェアリーズ富山は9月4日、埼玉上尾メディックスは9月12日、岡山シーガルズは9月に新体制を公表しました。
したがって、女子バレーのキャプテン発表には全国共通の決まった日付があるわけではありません。
【プロの結論】女子バレーのキャプテン情報で間違えないための判断基準
女子バレーのキャプテンを調べるとき、最も注意したいのは、代表・クラブ・大会の情報を混同しないことです。
例えば、石川真佑選手は2026年度の日本代表主将ですが、SVリーグ女子の14クラブの主将一覧に石川選手が含まれるわけではありません。
所属先のクラブと代表チームは、別の組織として運営されているからです。
情報を見極める際には、次の3点を確認してください。
① 年度を確認する
2025年度の代表主将と2026年度の代表主将は同じ石川選手ですが、今後の変更まで保証されるものではありません。
古い記事の情報を現在の情報として扱わないことが大切です。
② 代表か所属クラブかを確認する
同じ選手でも、代表とクラブでは役職が違う場合があります。
特に海外リーグに所属する選手の場合、代表の主将情報と所属チームの情報を分けて確認する必要があります。
③ 公式発表を優先する
信頼性を判断するなら、次の情報源が参考になります。
- 日本代表の主将:日本バレーボール協会の年度別発表
- SVリーグの主将:各クラブの公式発表
- 大会中の主将:大会公式メンバー表
- ルール上の役割:FIVB公式競技規則
この3つの判断基準を押さえるだけでも、過去の主将と現在の主将を取り違える可能性は大きく減ります。
【女子バレーのキャプテン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、女子日本代表のキャプテンは誰ですか?
2026年度の女子日本代表キャプテンは石川真佑選手です。2025年度に就任し、2026年度も続投しています。
Q2:女子バレーの歴代キャプテンには誰がいますか?
主な歴代主将には、竹下佳江さん、荒木絵里香さん、木村沙織さん、岩坂名奈さん、古賀紗理那さん、石川真佑選手らがいます。
Q3:女子日本代表とSVリーグのキャプテンは同じですか?
必ずしも同じではありません。日本代表はJVAが代表チームの主将を発表し、SVリーグでは各クラブが独自にキャプテンを決定します。
Q4:女子バレーのキャプテンはどのような基準で選ばれますか?
プレーの実力だけでなく、リーダーシップ、コミュニケーション能力、試合経験、仲間からの信頼などが判断材料になります。
Q5:キャプテンとゲームキャプテンは同じですか?
異なります。チームキャプテンはチーム全体の主将で、ゲームキャプテンは試合中にコート上で公式な役割を担う選手です。主将がベンチにいる場合、別の選手がゲームキャプテンを務めます。
Q6:女子バレーのキャプテンはいつ発表されますか?
日本代表は年度の始動時期や新体制発表のタイミング、SVリーグのクラブはシーズン開幕前の新体制発表などで公表されます。決まった全国共通の日付はありません。
2026年の女子バレーボール日本代表のキャプテンは石川真佑選手です。2025年に古賀紗理那さんから主将を引き継ぎ、2026年度も継続してチームを率いています。
一方、SVリーグ女子では14クラブがそれぞれ独自の主将を選出。大阪マーヴェラスの塩出仁美選手やNECレッドロケッツ川崎の中川つかさ選手など、新しいリーダーも誕生しています。
歴代の主将を振り返ると、竹下佳江さん、荒木絵里香さん、木村沙織さん、古賀紗理那さんなど、時代を代表する選手がチームを支えてきました。
女子バレーのキャプテンは、単なるチームの代表者ではありません。 仲間をまとめ、苦しい試合展開でもチームの方向性を示し、勝利に向かって全員をつなぐ存在です。
今後は石川真佑選手を中心とする日本代表の新たな挑戦と、SVリーグ各クラブでリーダーシップを発揮する選手たちの活躍に注目したいところです。
2027年度の日本代表主将についても、2026年度の続投情報だけで判断せず、次のJVA公式発表を確認することが大切です。