2026年の有馬記念は、12月27日(日)に中山競馬場の芝2500mで開催される第71回グランプリです。JRA公式のレース情報によると、出馬表の公開予定日は12月24日(木)。ファンが注目する枠順は、恒例の公開抽選によって決定されます。ただし、2026年の公開枠順抽選会の詳しい開始時刻や放送予定は、11月2日時点で正式な告知を確認できません。
有馬記念では、内枠と外枠のどちらが有利なのか、過去10年の枠番別成績や馬番別成績はどうなっているのかも予想の大きな判断材料です。2025年までの実績を振り返ると、5枠の好成績や外枠の苦戦が見られる一方、極端な外枠から好走した馬もいます。2026年の発表スケジュール、公開抽選の仕組み、中山芝2500mの特徴まで、枠順発表前に知っておきたい情報を整理します。
【最新日程】有馬記念2026の枠順発表日は12月24日!確定時間は?

2026年の有馬記念で最初に押さえておきたいのは、開催日と出馬表の公開予定日です。
JRA公式の第71回有馬記念のレース情報には、12月27日(日)の開催と、12月24日(木)の出馬表公開予定が掲載されています。
ただし、出馬表の公開日と、公開枠順抽選会の開催時間は別々に確認する必要があります。2026年の抽選会について、具体的な開始時刻やテレビ中継の詳細は、今後のJRA発表が待たれます。
有馬記念2026の公式スケジュール- 12月20日(日):出走馬情報の公開予定
- 12月24日(木):出馬表の公開予定
- 12月27日(日):第71回有馬記念開催
JRAは出走馬情報についても、12月20日(日)の公開予定を案内しています。つまり、出走候補の確認から枠順の確定まで、12月後半に重要な情報が集中します。
枠順確定時間は何時ごろ?2025年の実績を確認2026年の確定時刻を考えるうえで参考になるのが、前年の開催実績です。
2025年の有馬記念では、JRAが11月10日に「有馬記念フェスティバル」の開催を発表しました。公開枠順抽選会は12月25日(木)の17時から18時30分までの予定で実施され、BSフジで生中継されました。
また、JRA公式FAQには、2025年の有馬記念について、14時過ぎに馬番なしの出馬表を発表し、18時30分ごろに公開抽選を行うスケジュールが記載されています。
このように、前年は出走馬の発表と枠順決定が同じ木曜日に行われました。ただし、2026年も同じ時刻になると確定したわけではありません。
確認の要点は、12月24日の出馬表公開予定と、JRAが別途発表する公開抽選会の開始時刻を区別することです。
【抽選の仕組み】有馬記念の公開枠順抽選会はどうやって決まる?
有馬記念の枠順決定がほかのGⅠと異なるのは、公開抽選という特別な方式を採用していることです。
JRAの馬主向けFAQによると、通常の競走では馬番や枠順をコンピューターで自動決定しますが、有馬記念は公開抽選で決定する例外的な競走です。
この方式は2014年からテレビの生中継を伴う形で実施されています。単なる事務手続きではなく、レース前の大きなイベントとして定着しました。
公開抽選の基本的な流れ近年の抽選会では、馬名を引く抽選と馬番を決める抽選の2段階で進行します。
- 抽選対象の決定:ゲストが抽選ポットから馬名入りのボールを引き、次に馬番を決める馬を選びます。
- 馬番の選択:選ばれた馬の関係者が馬番入りのボールを選択します。
- 馬番の発表:ボールの中身が公開され、その馬の馬番が確定します。
- 全出走馬で繰り返す:同じ手順を繰り返し、出走馬全頭の馬番を決定します。
この方式では、陣営が自分の馬に希望する馬番を直接指定するわけではありません。馬名が選ばれる順番と、その後に引く馬番の双方が抽選によって決まります。
2014年の導入時には、各馬の関係者が希望する枠順を選択する方式として始まりました。近年は馬名ボールと馬番ボールを使用する形式が採用され、抽選の様子が視聴者にも分かるように公開されています。
なぜ有馬記念だけ公開抽選なのか有馬記念は1956年に「中山グランプリ」として創設され、翌1957年に有馬頼寧氏の功績を称えて現在の名称に改められました。
創設当初からファン投票をレースの特色としており、競馬ファンが選んだ馬たちによる年末のグランプリという性格を持っています。
公開抽選は、出走馬の陣営が一堂に会するイベントです。枠順という競走結果に影響する要素を決める瞬間を共有できるため、ファンにとってもレース前の大きな見どころになっています。
2026年も、JRAから公開抽選会の開催概要や出演者、テレビ中継の詳細が発表されるか注目です。
【過去10年のデータ】有馬記念の枠番別成績と勝ち馬の傾向
枠順を予想材料として使うなら、過去の有馬記念でどの枠が好走しているのかを確認しておきたいところです。
2016~2025年の10開催、延べ159頭を対象とした集計では、5枠が3勝で最多となっています。続いて3枠と4枠がそれぞれ2勝です。
2016~2025年の枠番別成績以下は過去10開催の枠番別成績です。成績は「1着・2着・3着・着外」の順で表示しています。
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 3着内率 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1-1-2-15 | 5.3% | 21.1% | 複勝圏は4頭 |
| 2枠 | 1-2-1-16 | 5.0% | 20.0% | 安定した内枠 |
| 3枠 | 2-1-1-16 | 10.0% | 20.0% | 2勝を記録 |
| 4枠 | 2-0-2-16 | 10.0% | 20.0% | 2勝を記録 |
| 5枠 | 3-2-2-13 | 15.0% | 35.0% | 勝利数・複勝率ともにトップ |
| 6枠 | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 複勝圏は2頭 |
| 7枠 | 0-1-1-18 | 0.0% | 10.0% | 勝ち馬なし |
| 8枠 | 0-2-1-17 | 0.0% | 15.0% | 勝ち馬なし |
集計期間:2016~2025年。全159出走。競馬データ集計サイトUMASCOPE掲載の過去成績に基づく。
5枠が好成績を残している理由最も目を引くのは5枠です。10開催で3勝、2着2回、3着2回という成績を残しており、3着内率は35.0%に達しています。
この期間の優勝馬を振り返ると、2020年のクロノジェネシス、2021年のエフフォーリア、2022年のイクイノックスがいずれも5枠から勝利しています。
ただし、5枠に入れば有利になるという単純な話ではありません。出走馬の能力や脚質、当日の馬場状態、展開によって結果は変わります。
7枠・8枠から勝ち馬が出ていない点にも注目過去10年では、7枠と8枠から優勝馬が出ていません。特に7枠は3着内率10.0%と低く、外側の枠に入った馬は厳しい結果が続いています。
一方、8枠は2着2回、3着1回を記録しています。外枠からでも馬券圏内に入る可能性は残されており、勝ち馬が出ていないことだけを理由に評価を下げるのは早計です。
重要なのは、枠番の数字だけでなく、その馬がどのような位置取りを取れるかという点です。
【内枠と外枠を比較】有馬記念の馬番別成績と過去の好走例
枠番別成績と並んで注目したいのが馬番別成績です。
同じ枠でも馬番によって位置取りや進路の取りやすさが変わります。特に中山芝2500mは、スタート直後のポジション争いとコーナーでの距離ロスが結果を左右しやすい舞台です。
馬番16番は本当に不利なのか有馬記念の歴代70回を対象とした競馬TIMESの集計では、16番は28回の出走で0勝、2着2回、3着0回という結果です。
勝利こそありませんが、2023年のスターズオンアースと2024年のシャフリヤールは、いずれも8枠16番から2着に入りました。
この2頭の好走は、外枠だからといって必ずしも馬券圏外になるわけではないことを示しています。
馬番13~16番は数字上では苦戦傾向歴代70回の馬番別成績を全馬が同じ確率で好走すると仮定した場合の目安19.6%を下回っています。
ただし、馬番別の集計には出走頭数の違いも影響します。16番は16頭立てに近い条件でしか出現しないため、ほかの馬番よりも出走数そのものが少なくなります。
また、直近20回の集計では1~2枠の3着内率が20.5%で、比較の目安19.2~19.4%と大きな差はありません。一方、7~8枠は12.5%となっています。
この数字から読み取れるのは、内枠が絶対的に有利というよりも、外枠の成績が相対的に低くなりやすいという傾向です。
歴代優勝馬の枠順から見えること近年の優勝馬と枠順を並べると、特定の枠だけに勝利が集中しているわけではないことが分かります。
- 2016年:サトノダイヤモンド(6枠11番)
- 2017年:キタサンブラック(1枠2番)
- 2018年:ブラストワンピース(4枠8番)
- 2019年:リスグラシュー(3枠6番)
- 2020年:クロノジェネシス(5枠9番)
- 2021年:エフフォーリア(5枠10番)
- 2022年:イクイノックス(5枠9番)
- 2023年:ドウデュース(3枠5番)
- 2024年:レガレイラ(4枠8番)
- 2025年:ミュージアムマイル(2枠4番)
2025年のミュージアムマイルは2枠4番から勝利しました。4コーナーでは後方に位置しながら、最後の直線で差し切る競馬を見せています。
この結果は、内枠から先行する馬だけが有利という固定観念を考え直す材料になります。枠順は重要ですが、馬自身の能力やレース運びも同じように重視すべきです。
【コース分析】中山競馬場芝2500mはなぜ枠順が重要なのか
有馬記念の枠順を考えるうえで欠かせないのが、中山競馬場の芝2500mという特殊なコース形態です。
JRAのコース紹介によると、有馬記念は内回りコースを使用します。ただし、スタート地点は外回りの3コーナー付近に設けられています。
スタート直後の位置取りが重要中山芝2500mでは、外回りのスタート地点から内回りコースへ合流します。4コーナーまでの距離が短いため、序盤の位置取りがレース全体に影響することがあります。
内枠の馬は比較的距離ロスを抑えやすい一方、外枠の馬は先行するために脚を使ったり、外側を回されたりする可能性があります。
特に多頭数のレースでは、序盤にどの位置を確保できるかが重要です。
最後の直線は310m、ゴール前には急坂JRAが公表している中山競馬場の芝コースデータでは、直線距離は310m、高低差は5.3mです。
加えて、有馬記念の舞台にはゴール前に高低差2.2mの急坂があります。直線が長い東京競馬場のように、最後の直線だけで一気に差を詰める展開とは異なります。
コーナーでの立ち回りに加え、最後まで脚を維持できるスタミナも問われます。
内枠にも外枠にもメリットとリスクがある内枠は距離ロスを抑えやすい反面、馬群に包まれて進路を失うリスクがあります。
一方、外枠は序盤の位置取りやコーナーでの距離ロスが課題になりますが、周囲の馬との接触を避けやすく、進路を確保できる場合もあります。
JRAのレース解説でも、距離損を避けるために内を通るメリットと、勝負所で前が詰まるリスクの両方が指摘されています。
つまり、有馬記念の枠順を評価するときは、内か外かという分類だけでは足りません。馬の脚質と騎手の戦術まで組み合わせて考える必要があります。
【2026年の出走馬とファン投票】枠順発表前に確認したいポイント
2026年の有馬記念は、出走馬の顔ぶれにも注目が集まります。
ただし、11月2日時点ではJRAの出走馬情報はまだ公開前です。公式ページでは12月20日(日)が公開予定日となっており、現段階で最終的な出走馬や騎手、枠順を確定情報として扱うことはできません。
有馬記念ファン投票2026の仕組み有馬記念の大きな特徴は、ファン投票によって出走馬が選ばれるグランプリであることです。
2026年3月8日、JRAは宝塚記念と有馬記念の出走馬決定方法を見直すと発表しました。
変更後は、第2回特別登録(出馬投票)を行った中央馬のうち、ファン投票上位10頭が優先されます。ただし、ファン投票順位が50位以内であることが条件です。
従来は第1回特別登録を行った馬を対象としていましたが、今回の変更によって、実際に出馬投票を行った馬を基準に優先出走馬を選ぶ仕組みになりました。
これは、ファン投票で支持された馬が実際に出走する機会を確保するための変更です。
2026年のファン投票日程はどうなっている?11月2日時点で、JRAの2026年有馬記念ページにはファン投票の受付期間や中間発表日、最終結果発表日は掲載されていません。
参考までに、2025年のファン投票は11月20日から12月7日まで実施され、第1回中間発表が11月27日、第2回中間発表が12月4日、最終発表が12月11日でした。
2026年も同じ日程になるとは限らないため、JRAの正式な告知を確認する必要があります。
出走予定馬を確認するタイミング出走予定馬については、JRAの特設ページに掲載される情報を段階的に確認するのが基本です。
- ファン投票の発表:人気を集める競走馬とファンの支持を確認する。
- 12月20日:JRAの出走馬情報公開予定日を確認する。
- 12月24日:出馬表と公開抽選による枠順の情報を確認する。
- 12月27日:当日の馬場状態、最終的な出走状況を確認する。
出走予定馬の情報だけで予想を決めるのではなく、枠順が確定した後に、各馬の脚質や過去の中山実績を照らし合わせることが大切です。
【よくある質問】有馬記念の枠順に関するFAQ
Q1:有馬記念2026の枠順はいつ発表されますか?
A1:JRA公式ページでは、出馬表の公開予定日が2026年12月24日(木)と案内されています。公開抽選会の詳しい開始時刻は、11月2日時点では正式発表を確認できません。
Q2:有馬記念2026の枠順確定時間は何時ですか?
A2:2026年の確定時間は未発表です。参考として、2025年は公開抽選会が17時から18時30分までの予定で実施されました。前年の時間を2026年の確定時刻と混同しないようにしましょう。
Q3:有馬記念は内枠と外枠のどちらが有利ですか?
A3:過去の成績では外枠、とりわけ7~8枠の勝率が低い傾向にあります。ただし、2023年と2024年には8枠16番から2着馬が出ています。枠順だけでなく、脚質や展開も合わせて評価が必要です。
Q4:有馬記念の枠順はコンピューターで決めるのですか?
A4:通常のJRA競走はコンピューターによる自動決定ですが、有馬記念は公開抽選で決まります。ゲストが馬名を引き、選ばれた馬の関係者が馬番を選択する方式です。
Q5:有馬記念で最も成績が良い枠番はどこですか?
A5:2016~2025年の10開催では5枠が3勝、2着2回、3着2回で最多勝利と最高の3着内率を記録しています。ただし、過去の成績は2026年の結果を保証するものではありません。
2026年の有馬記念は、12月27日(日)に中山競馬場の芝2500mで開催されます。JRA公式が公表している出馬表の公開予定日は12月24日(木)です。
公開枠順抽選会は有馬記念ならではの恒例イベントですが、2026年の開催時間や放送予定については、JRAからの正式発表を待つ必要があります。
過去10年の枠番別成績では5枠が3勝でトップ。7枠と8枠は勝ち馬が出ていない一方、外枠から2着に入った馬も存在します。数字だけで有利・不利を決めつけることはできません。
【プロの結論】
有馬記念の枠順分析で最も大切なのは、枠番と馬の脚質、中山芝2500mへの適性を一体として評価することです。
具体的には、次の3点を確認すると予想の精度を高めやすくなります。
- 枠順:内外の位置と、スタート直後に無理なくポジションを取れるか。
- 脚質:先行・差し・追い込みのどの戦法が、その馬の能力を生かせるか。
- コース適性:小回りへの対応力、スタミナ、最後の急坂を乗り越える持続力があるか。
枠順は予想の出発点であって、結論そのものではありません。12月24日の発表で馬番が確定したら、過去の枠番別成績と当該馬の戦法を照らし合わせ、最終的な評価を組み立てることが2026年の有馬記念を読み解く鍵になります。
主な根拠資料:JRA「2026年有馬記念」「出馬表発表日時の詳細」「中山競馬場コース紹介」「宝塚記念および有馬記念の出走馬決定方法の見直し」、JRA-VAN過去10年データ、競馬データ集計資料。