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【選挙結果を完全整理】杉本憲也氏が初当選!候補者9人の得票数と投票率

雨宮 理沙 雨宮 理沙 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

2025年12月14日に実施された伊東市長選挙は、田久保真紀前市長の失職に伴う出直し選挙でした。

立候補者は過去最多の9人。元市長の小野達也氏、前市長の田久保氏、元市議の杉本憲也氏らが争い、最終的に杉本氏がトップで当選しました。

伊東市選挙管理委員会が公表した確定結果によると、投票総数は34,111票、有効投票数は33,822票です。杉本氏と小野氏の差は2,560票でした。

2025年12月14日・候補者別の開票結果
順位 候補者 党派・立場 得票数
1 杉本憲也 無所属・新人 13,522票
2 小野達也 無所属・元職 10,962票
3 田久保真紀 無所属・前職 4,131票
4 黒坪則之 無所属・新人 2,779票
5 利岡正基 無所属・新人 997票
6 石島明美 無所属・新人 628票
7 鈴木奈々子 日本大和党・新人 399票
8 岩渕完二 無所属・新人 309票
9 大野恭弘 無所属・新人 95票

出典:伊東市選挙管理委員会の2025年12月14日確定開票結果。候補者の漢字表記は報道資料も参照。

投票率60.54%は何を意味する?

今回の投票率は60.54%でした。

- 当日有権者数:56,348人
- 投票者数:34,111人
- 男性投票率:59.11%
- 女性投票率:61.80%
- 前回(2025年5月):49.65%

前回選挙からの上昇幅は10.89ポイントです。半年余りの間に再び市長を選ぶことになったため、市政の混乱や今後の行政運営に対する関心が高まったことが背景にあります。

注目したいのは、杉本氏の得票が13,522票だったことです。

有効投票に占める割合は約39.98%で、過半数ではありません。それでも2位の小野氏に2,560票の差をつけ、法定得票数も十分に上回ったため、再選挙にはならず初回の投票で当選が決まりました。

2025年5月の選挙と何が違ったのか

同じ2025年には、5月25日にも伊東市長選挙が行われています。

このとき当選したのは田久保真紀氏でした。

項目 2025年5月 2025年12月
当選者 田久保真紀 杉本憲也
田久保氏の得票 14,684票 4,131票
小野氏の得票 12,902票 10,962票
投票率 49.65% 60.54%
候補者数 2人 9人

5月の選挙では田久保氏が小野氏を1,782票上回っていました。しかし、12月の選挙では順位が大きく入れ替わっています。

半年余りで有権者の判断が変わった背景には、学歴問題だけでなく、市政運営への信頼、議会との対立、行政サービスの停滞といった複数の問題がありました。

【杉本憲也氏の当選理由】経歴・公約・小野達也氏との違い

伊東市市長選挙


2025年12月初当選
第22代伊東市長・無所属
1982年4月24日生まれ。特定行政書士、元伊東市議会議員。

杉本氏は、2025年12月の市長選で初当選した政治家です。

伊東市の公式プロフィールによると、静岡県立沼津東高校を卒業後、立命館大学法学部、愛知大学法科大学院を修了。2014年にはJAあいら伊豆に入組し、2019年に退職しています。

その後、行政書士事務所を開設。同年9月に伊東市議会議員に初当選し、約6年間にわたって市議を務めました。市議会議員としては2期の経験があります。

杉本氏が支持を集めた3つのポイント

1.市政の正常化を前面に掲げた

2025年12月の選挙で杉本氏が強調したのは、市政を正常な状態に戻すことでした。

田久保前市長の問題をめぐって行政と議会の対立が続き、市政の停滞が指摘されていた時期です。

SBS静岡放送の選挙報道でも、杉本氏が市政の正常化を訴え、支持を集めたことが伝えられています。

2.生活に直結する政策を打ち出した

杉本氏の政策には、子育て世帯や学生、高齢者の経済的負担を軽減する内容が含まれていました。

選挙期間中に自身の政策として掲げた主な内容は次のとおりです。

- 市民税・国民健康保険税の負担軽減
- 通学費の無償化
- 高齢者の移動手段の確保
- バスの運行本数やコミュニティーバスの充実
- 観光振興のための広告・情報発信強化

特に、通学費や交通手段の問題は、伊東市内の地域間格差や高齢化に関わる課題です。

3.行政経験と専門知識を組み合わせた

行政書士としての実務経験に加え、市議会議員として市政に関わってきた経歴も特徴です。

市役所の仕組みや議会との関係を理解したうえで、市政の立て直しを進められるという期待につながったと考えられます。

ただし、これらは当選の背景を考えるうえでの分析であり、有権者全員が同じ理由で投票したわけではありません。

小野達也氏との得票比較


元伊東市長・無所属
2025年5月まで市長を務め、同年12月の選挙では再び市政を担う立場を目指しました。

小野氏は2025年5月の選挙で田久保氏に敗れるまで、市長を2期務めていました。

12月の選挙では10,962票を獲得し、杉本氏に次ぐ2位となりました。自民党静岡県連の推薦を受けていたことも報道されています。

一方、杉本氏は無所属新人として13,522票を獲得しました。

この結果から読み取れるのは、単に前市長経験者と新人の対決だったということではありません。市政の安定を求める有権者に対し、杉本氏が新しい市政運営の選択肢として一定の支持を得たという点です。

杉本憲也氏の評判は?

杉本氏の評価を考えるうえでは、選挙での支持と、市長就任後の実績を分けて見る必要があります。

選挙では約1万3,500票を獲得して当選し、2026年1月の所信表明では、市政の正常化と信頼回復を最優先課題に掲げました。

一方、実際の市政評価は、子育て支援の実施状況、税負担の軽減、防災対策、公共交通の改善などによって今後さらに具体化していきます。

選挙で掲げた公約が、予算と行政サービスにどこまで反映されるか。 これが杉本市政を評価するうえで重要な判断材料です。

【田久保真紀氏はなぜ失職した?】学歴詐称疑惑から2度の不信任決議まで


前市長・2025年10月失職
2025年5月25日初当選
2025年の市長選で小野達也氏を破り、初めて市長に就任しました。

2025年の伊東市政を大きく揺るがしたのが、田久保氏の学歴詐称疑惑です。

問題の中心は、田久保氏が東洋大学法学部卒業とする経歴を公表していた一方、実際には大学を卒業しておらず、除籍となっていたことでした。

この問題は単なるプロフィールの誤記にとどまらず、卒業証書とされる書類の提示、百条委員会への対応、市議会との対立へと発展しました。

田久保氏の失職までの時系列

2025年5月25日:市長選で初当選

田久保氏が小野達也氏を破り、14,684票で初当選しました。

2025年6月:学歴をめぐる疑惑が表面化

市議会議員らに学歴を疑問視する情報が寄せられ、卒業を証明する書類の提示が求められました。

2025年7月2日:大学を卒業していないことを認める

田久保氏は記者会見で、東洋大学を卒業しておらず、除籍となっていたことを明らかにしました。

田久保氏は、除籍の事実を知ったのは6月28日に大学を訪れた際だったと説明しています。

2025年7月7日:辞職勧告と百条委員会の設置

伊東市議会は辞職勧告決議案と百条委員会の設置案を可決しました。

百条委員会は地方自治法第100条に基づく調査特別委員会で、証人の出頭や記録提出を求めるなど、通常の委員会より強い調査権限を持ちます。

2025年8月29日:百条委員会が調査報告書を公表

市議会の調査報告書では、学歴をめぐる市の広報事務や卒業証書とされる書類の問題、田久保氏の説明などが検証されました。委員会は田久保氏の説明に重大な疑義を示し、虚偽の説明があったと判断しました。

2025年9月1日:1度目の不信任決議

市議会で田久保氏に対する不信任決議案が全会一致で可決されました。

しかし、田久保氏は辞職ではなく、議会の解散を選びます。

2025年9月10日:市議会を解散

田久保氏は不信任決議を受けた後、市議会を解散しました。

その後、市議会議員選挙が実施され、新しい議会が招集されました。

2025年10月31日:2度目の不信任決議で失職

新しい市議会でも田久保氏に対する不信任決議案が提出され、賛成多数で可決。

これによって田久保氏は市長の職を失いました。

学歴詐称疑惑はその後どうなった?

2026年には刑事事件としても大きな進展がありました。

2026年3月30日、静岡地方検察庁は田久保前市長を有印私文書偽造・同行使と地方自治法違反の罪で在宅起訴しました。

起訴状によると、田久保被告は東洋大学を卒業していないことを認識しながら卒業証書を偽造し、市議会議長らに提示したこと、百条委員会で虚偽の証言をしたことなどが起訴内容となっています。

さらに2026年8月には、警察が押収したパソコンから偽造された卒業証書とみられるデータが見つかったとの報道がありました。

一方、田久保被告側は卒業証書を自ら作成していないとして、裁判で無罪を主張する方針を示しています。

ここで区別しておきたいのが、別件の不起訴処分です。

2026年6月10日には、公職選挙法違反や虚偽公文書作成・同行使、百条委員会への対応などに関する別の3容疑について、静岡地検が嫌疑不十分で不起訴としました。

これは3月に在宅起訴された事件とは別の手続きです。すべての容疑が不起訴になったわけではありません。また、在宅起訴された事件についても、有罪判決が確定したという意味ではありません。

【2026年最新】杉本憲也市長の現在の市政・政策と5つの重点課題

2026年1月6日、杉本市長は伊東市議会で所信表明を行いました。

そこで掲げた基本姿勢は「政治を身近に役立つものへ」、選挙時のスローガンは「すぐやる!!」です。

杉本市長は、市政の混乱と停滞を正常化させること、市民生活を安定させること、行政への信頼を取り戻すことを最初の課題として挙げています。

5つの重点政策
重点政策 主な取り組み
子育て・教育・文化・スポーツ 保育料無償化、通学費無償化、給食支援、奨学金
防災・医療・福祉 公共施設の耐震化、医療環境の充実、避難機能強化
産業・経済・観光 物価高対策、観光振興、企業誘致、起業支援
信頼される市政 オンブズマン制度、住民投票制度、委託事業のチェック強化
移動・交通 交通空白地域の解消、バス運行の改善、新交通手段の検討

2026年度に具体化した子育て支援

2026年度の施政方針では、保育料の無償化対象を拡大する方針が示されました。

従来の対象から広げ、0歳以上のすべての子どもを対象とする保育料無償化を進める内容です。

また、育児用品購入への助成、ファミリーサポートセンターの利用支援なども予算に盛り込まれています。

単なる子育て世帯への一時的な給付だけではなく、日常的に発生する育児費用を軽減する施策が中心になっています。

2026年度予算は過去最大規模

2026年度の一般会計予算規模は、326億円です。

前年度から7億5,000万円、率にして2.4%増加し、市制施行以来最大規模となりました。

予算には、保育料無償化や育児用品購入助成、防災関連設備の更新、上下水道施設の耐震化などが含まれています。

防災対策も重要な課題に

2026年2月には寒波による降雪をきっかけに交通網が麻痺し、市内各地で給水管の破裂や漏水が相次ぎ、広域断水が発生しました。

杉本市長は同年度の施政方針で、この事態を受けて災害対策の強化と緊急時の迅速な対応の必要性を改めて認識したと説明しています。

上下水道の耐震化、応援協力体制の強化、防災設備の更新などは、観光都市としての安全性だけでなく、市民の日常生活を守るためにも重要です。

今後の杉本市政を評価するポイント

杉本市長の公約には、住民にとって分かりやすい負担軽減策が多く含まれています。

一方で、無償化や減税には継続的な財源が必要です。326億円という大規模予算をどのように運用し、将来の財政負担とのバランスを取るのかも注目点です。

特に確認したいのは次の4点です。

- 保育料無償化や給食支援がどの範囲まで実施されるか
- 市民税・国保税の負担軽減が実現するか
- 高齢者や交通空白地域の移動問題が改善するか
- 市政の透明性と議会との信頼関係が回復するか

杉本氏の評価は、選挙時の期待だけでなく、実際の政策実行と成果によって判断する段階に入っています。

【伊東市の歴代市長】杉本憲也氏は第22代・任期は2029年まで

伊東市の歴代市長を振り返ると、近年の市政は小野達也氏、田久保真紀氏、杉本憲也氏へと引き継がれてきました。

伊東市の市政概要に掲載された歴代市長の記録では、小野氏が第19代・第20代、田久保氏が第21代です。杉本氏は第22代市長となります。

近年の伊東市長の変遷

- 第19代・第20代:小野達也氏
2017年から2025年5月まで市長を務めた。
- 第21代:田久保真紀氏
2025年5月に初当選。同年10月31日の2度目の不信任決議により失職。
- 第22代:杉本憲也氏
2025年12月14日の市長選挙で初当選し、現在の市長を務める。

今回の市長交代は、通常の任期満了による交代とは異なり、現職の失職による出直し選挙を経たものです。

杉本憲也市長の任期はいつまで?

伊東市選挙管理委員会が2026年2月17日に更新した公職の任期情報では、市長の任期は4年間、任期満了日は2029年12月13日とされています。


現市長
杉本憲也氏(第22代)


任期
4年間


任期満了日
2029年12月13日


次回市長選挙
2029年が基本的な見通し

次回の伊東市長選挙は2029年12月?

現時点では、次回選挙は2029年の任期満了に伴って実施されるのが基本的な見通しです。

ただし、2029年の具体的な投票日はまだ確定していません。

市長の辞職や失職などが発生した場合には、任期満了を待たずに選挙が行われる可能性もあります。

2025年の伊東市では、実際に市長の失職によって予定外の選挙が実施されました。そのため、2029年という年だけでなく、市政運営の安定性も今後の注目点になります。

【伊東市長選挙】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2025年12月の伊東市長選挙で当選したのは誰ですか?

A1:杉本憲也氏です。2025年12月14日の選挙で13,522票を獲得し、元市長の小野達也氏ら8人を破って初当選しました。

Q2:伊東市長選挙の投票率60.54%は正しい数字ですか?

A2:正しい数字です。伊東市選挙管理委員会の確定資料に記載されています。投票者数は34,111人、有権者数は56,348人でした。

Q3:田久保真紀氏はなぜ市長を失職したのですか?

A3:学歴詐称疑惑をめぐる問題で市議会との対立が深まり、2025年9月1日の1度目の不信任決議後に議会を解散しました。その後、新しい市議会でも10月31日に2度目の不信任決議が可決され、失職しました。

Q4:杉本憲也市長の主な公約は何ですか?

A4:子育て・教育支援、防災・医療・福祉、観光・産業振興、市政の透明性向上、交通問題の解消という5つの重点政策です。保育料無償化や通学費無償化なども掲げています。

Q5:次回の伊東市長選挙はいつですか?

A5:通常の任期満了に伴う選挙であれば2029年が基本的な見通しです。現市長の任期満了日は2029年12月13日です。

Q6:杉本憲也氏と小野達也氏の得票数の差は何票ですか?

A6:2,560票です。杉本氏が13,522票、小野氏が10,962票を獲得しました。

Q7:田久保真紀氏の学歴問題は刑事事件として解決しましたか?

A7:2026年3月に有印私文書偽造・同行使と地方自治法違反の罪で在宅起訴されています。別の公職選挙法違反など3容疑については6月に不起訴となりましたが、在宅起訴された事件とは別です。刑事責任については裁判で判断される問題です。

2025年12月14日の伊東市長選挙は、杉本憲也氏が13,522票を獲得して初当選する結果となりました。

過去最多の9人が立候補し、投票率は60.54%。小野達也氏との接戦を制した杉本氏は、市政の正常化を掲げて新しい市政をスタートさせました。

一方、田久保真紀前市長の失職に至るまでには、学歴詐称疑惑、百条委員会、2度の不信任決議、市議会解散という複雑な経緯がありました。2026年には刑事事件の起訴という新たな展開も生じています。

現在の伊東市政で注目すべきなのは、杉本市長が掲げた5つの重点政策がどこまで実現するかという点です。

特に、子育て支援、物価高対策、防災、公共交通、市政の透明性は、市民生活に直結する重要なテーマです。

次回の市長選挙は2029年が基本的な見通しですが、それまでの市政運営こそが杉本市長に対する評価を左右します。

伊東市長選挙は、単なる市長交代ではなく、市政への信頼を取り戻すための選挙でもありました。2026年以降の伊東市を判断するうえでは、選挙結果だけでなく、掲げた公約が実際の暮らしにどのような変化をもたらすかを見続けることが大切です。

主な参照資料:伊東市選挙管理委員会の2025年市長選挙確定結果、伊東市議会百条委員会調査報告書、伊東市長の所信表明・2026年度施政方針、伊東市の公職の任期に関する公式資料、SBS静岡放送・テレビ静岡・静岡朝日テレビの報道。

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雨宮 理沙
デジタルマーケター 雨宮 理沙
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レーベル公式のリリースとライブ主催者の発表を一次情報とし、セットリストや動員は公式発表で再確認します。

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