2022年の放送記録を調べるうえで、特に注意したいのが「放送休止」と「放送作品の変更・延期」の違いです。
当初の番組表だけを参照すると、実際の放送日を誤って認識する可能性があります。2022年には、特に次の3つの出来事がありました。
7月8日:『竜とそばかすの姫』が放送延期2022年7月8日は、細田守監督の『竜とそばかすの姫』が地上波初放送される予定でした。
しかし、同日に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、日本テレビは通常の映画放送を取りやめ、報道特別番組を編成しました。
ITmedia系のねとらぼも、当日の金曜ロードショー公式発表を報じています。
その後、日本テレビは7月15日に延期後の放送日を発表し、9月23日(金・祝)に放送することを決定しました。
当日は放送枠を30分拡大し、地上波初放送・本編ノーカットで届けられました。
5月6日:『耳をすませば』から『崖の上のポニョ』へ変更もう一つ見落としやすいのが、ゴールデンウイークの放送変更です。
当初、5月6日は『耳をすませば』の放送が予定されていました。しかし、日本テレビは4月6日に編成変更を発表し、同日は『崖の上のポニョ』を放送することになりました。
変更後の『崖の上のポニョ』は5月6日に放送され、当初予定されていた『耳をすませば』は8月26日に放送されました。
つまり、『耳をすませば』が2022年の放送ラインナップから消えたわけではありません。放送時期が夏に移動したということです。
3月11日:映画の代わりに日本アカデミー賞を放送3月11日は『第45回日本アカデミー賞授賞式』が日本テレビ系で放送されました。
映画作品を放送する通常の回とは異なりますが、映画ファンにとっては映画界の話題を楽しめる特別な番組でした。
この日は放送休止というより、映画番組枠が授賞式の中継に切り替わった日として整理するのが適切です。
2022年の放送変更・特別編成まとめ| 日付 | 当初の予定・編成 | 実際の対応 |
|---|---|---|
| 3月11日 | 通常の映画枠とは異なる編成 | 第45回日本アカデミー賞授賞式 |
| 5月6日 | 『耳をすませば』 | 『崖の上のポニョ』に変更 |
| 7月8日 | 『竜とそばかすの姫』 | 報道特別番組に変更・映画は延期 |
| 8月26日 | 変更後の放送日 | 『耳をすませば』を放送 |
| 9月23日 | 延期後の放送日 | 『竜とそばかすの姫』を放送 |
このように、2022年には作品の入れ替えと社会的なニュースによる放送変更がありました。過去の放送予定を調べる場合は、最初に発表されたラインナップだけでなく、変更後の公式発表も確認する必要があります。
【2022年の人気作品を分析】ジブリ・邦画・アニメの注目ポイント

2022年の金曜ロードショーには、何度も見返したくなる定番作品と、地上波初放送の話題作が共存していました。
ここでは、視聴者の関心を集めやすい代表作品を取り上げ、その魅力と放送企画の背景を整理します。
『千と千尋の神隠し』:新年を代表するジブリ作品2022年1月7日放送
不思議な世界に迷い込んだ千尋の成長を描く宮崎駿監督の代表作。新年最初の放送作品として選ばれました。
本作は、アカデミー賞長編アニメーション映画賞やベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した国際的な評価の高い作品です。
2022年は舞台版の上演も話題になっており、映画以外の展開にも関心が集まっていた時期でした。年始の放送は、幅広い世代に親しまれるジブリ作品の強さを感じさせる選択でした。
『天空の城ラピュタ』:夏休みに楽しみたい冒険ファンタジー2022年8月12日放送
パズーとシータが飛行石をめぐる冒険に挑む、世代を超えて親しまれる長編アニメーションです。
8月は夏休み期間に合わせて、3週連続でジブリ作品が放送されました。『天空の城ラピュタ』は、その最初を飾る作品です。
加えて、同年11月のジブリパーク開園を控えていたことも、ジブリ作品への関心を高める背景の一つでした。
『竜とそばかすの姫』:2022年を象徴する放送延期作品2022年9月23日放送
仮想世界Uを舞台に、歌姫ベルとして活動する少女すずの葛藤と成長を描きます。
本作は、細田守監督作品として大きな注目を集めた映画です。日本テレビの発表では、国内興行収入66億円を記録したヒット作として紹介されていました。
当初の放送予定から延期されたものの、最終的には地上波初放送・本編ノーカットで実現しました。放送日を調べる読者にとって、7月8日と9月23日の違いを押さえておきたい作品です。
『君の名は。』:新海誠監督の世界観を再び楽しめる作品2022年10月28日放送
東京と山深い町に暮らす男女の運命が交差する、新海誠監督の代表的なヒット作品です。
『君の名は。』は、2016年の劇場公開時に国内外で大きな反響を呼びました。日本テレビは2022年11月11日公開の『すずめの戸締まり』を記念し、10月28日の放送を決定しています。
単に過去のヒット映画を再放送するだけでなく、監督の新作公開に合わせて旧作を届けるという、映画ファンにとって自然な導線が作られていました。
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:劇場版公開に連動した特別企画2022年4月22日放送
赤井秀一とその家族が活躍する劇場版。翌年ではなく、2022年春のコナン企画の中心となった作品です。
4月15日には関連エピソードをまとめた特別編集版、4月22日には『緋色の弾丸』が放送されました。
この企画は、同年4月15日に公開された劇場版『ハロウィンの花嫁』と連動しています。テレビ放送と映画館での新作公開を組み合わせることで、シリーズ全体を振り返る機会にもなりました。
【2026年最新情報】金曜ロードショーの現在の放送予定との違い
2022年のラインナップはすでに過去の放送記録です。2026年現在、金曜ロードショーの放送予定を探している場合は、2022年のアーカイブと最新の番組表を区別する必要があります。
日本テレビの金曜ロードシネマクラブ公式サイトおよび2026年11月の番組発表では、11月の予定として次の作品が掲載されています。
| 2026年の放送日 | 作品名 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 11月6日 | 『ライオン・キング:ムファサ』 | 初放送・本編ノーカット |
| 11月13日 | 『モアナと伝説の海2』 | 初放送・本編ノーカット |
| 11月20日 | 『SING/シング』 | シリーズ第1作 |
| 11月27日 | 『SING/シング:ネクストステージ』 | シリーズ第2作 |
2026年11月は、ディズニー作品2本と『SING/シング』シリーズ2本という構成です。2022年と同様、シリーズ作品を続けて放送する企画が見られます。
最新の放送日や作品の変更については、日本テレビの公式番組情報が最も直接的な確認先です。2022年の記録を調べる場合も、当時の公式発表と現在の番組表を混同しないようにしましょう。
【金曜ロードショー2022年の放送予定】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2022年最初の金曜ロードショーは何でしたか?
2022年1月7日放送の『千と千尋の神隠し』です。翌週1月14日には『紅の豚』が放送され、新年は2週連続のスタジオジブリ作品でスタートしました。
Q2:『竜とそばかすの姫』は2022年7月8日に放送されましたか?
いいえ。当初は7月8日の放送予定でしたが、安倍晋三元首相の銃撃事件を受けて延期されました。実際の放送日は2022年9月23日です。
Q3:2022年に『天空の城ラピュタ』が放送された日はいつですか?
2022年8月12日(金)です。8月19日の『となりのトトロ』、8月26日の『耳をすませば』と合わせて、3週連続のジブリ特集として放送されました。
Q4:2022年の金曜ロードショーで『君の名は。』が放送された日は?
2022年10月28日(金)です。新海誠監督の新作『すずめの戸締まり』の公開を記念した放送でした。
Q5:2022年の金曜ロードショーで放送休止になった日はありますか?
7月8日は映画の放送が取りやめられ、報道特別番組に変更されました。また、3月11日は第45回日本アカデミー賞授賞式が放送されています。5月6日は作品変更がありましたが、映画自体は予定どおり放送されました。
Q6:2022年のジブリ作品は何本放送されましたか?
年間では7作品です。『千と千尋の神隠し』『紅の豚』『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『耳をすませば』が放送されました。
2022年の金曜ロードショーは、『千と千尋の神隠し』から『ライオン・キング』まで、ジブリ作品、洋画、邦画、人気アニメーションなど多彩なラインナップで構成されていました。
年間を振り返るうえで特に押さえておきたいのは、次の3点です。
- ジブリ作品の充実: 新年、ゴールデンウイーク、夏休みに合わせて複数の作品が放送された。
- 話題作の地上波放送: 『名探偵コナン 緋色の弾丸』『竜とそばかすの姫』『君の名は。』などが注目を集めた。
- 放送日変更への注意: 『崖の上のポニョ』への作品変更や『竜とそばかすの姫』の延期など、当初の予定と実績に違いがあった。
【プロの結論】
金曜ロードショーの過去の放送作品を調べるとき、最も大切なのは「放送予定」と「実際の放送日」を分けて考えることです。2022年のように社会的なニュースや番組編成上の事情によって、作品が延期・変更されるケースもあります。
特に『竜とそばかすの姫』の7月8日から9月23日への変更や、『耳をすませば』の5月6日から8月26日への移動は、過去の番組表を参照する際に覚えておきたい事例です。
2026年に2022年の金曜ロードショーを振り返るなら、単なる作品名の一覧だけでなく、放送日の変遷や特別企画の背景まで確認することで、当時の映画編成の特徴がより鮮明になります。