スピードスケート界を代表する高木美帆さんと高木菜那さんは、北海道幕別町出身の実の姉妹です。2人の年齢差は約2歳で、姉の菜那さんが1992年7月2日生まれ、妹の美帆さんが1994年5月22日生まれ。正確には1歳10か月20日違いです。2026年11月現在、菜那さんは34歳、美帆さんは32歳になります。
2人はともに冬季オリンピックで日本代表として活躍しましたが、競技人生の節目は異なります。菜那さんは2018年平昌五輪で女子団体パシュートとマススタートの2冠を達成し、2022年4月に現役を引退。一方、美帆さんは2026年ミラノ・コルティナ五輪で銅メダル3個を獲得し、五輪通算10個のメダルを手にして同年に競技生活に幕を下ろしました。引退後の2026年には国民栄誉賞も受賞しています。
【プロフィール比較】高木美帆と高木菜那は何歳差?姉妹の年齢・出身地を解説

高木菜那さんと高木美帆さんは、北海道中川郡幕別町で生まれ育ちました。生年月日を比較すると、菜那さんが1992年7月2日、美帆さんが1994年5月22日です。
2人の年齢差は1歳10か月20日。一般的には「約2歳差の姉妹」と紹介されます。2026年11月時点では、菜那さんが34歳、美帆さんが32歳です。
両者の公式プロフィールでも、出身地は北海道とされており、美帆さんの公式サイトには北海道中川郡幕別町生まれと明記されています。菜那さんの公式サイトにも同じ幕別町出身であることが掲載されています。
同じ町で育ち、同じスピードスケートの世界に進んだ2人ですが、競技者としての歩みは必ずしも同じではありません。妹の美帆さんは15歳で2010年バンクーバー五輪に出場し、早くから世界の舞台で注目されました。姉の菜那さんは2014年ソチ五輪で初めて日本代表に選ばれ、そこから世界のトップ選手へと成長していきました。
2人の基本プロフィール- 姉・高木菜那:1992年7月2日生まれ、北海道幕別町出身。2018年平昌五輪の金メダリスト。
- 妹・高木美帆:1994年5月22日生まれ、北海道幕別町出身。五輪通算10個のメダルを獲得した日本女子スピードスケートの第一人者。
姉妹のプロフィールと競技歴は、それぞれの公式サイトおよび日本オリンピック委員会(JOC)の選手情報で確認できます。
【五輪実績を徹底比較】菜那の平昌2冠と美帆の通算10メダルは何が違う?
高木姉妹を語るうえで欠かせないのが、2018年平昌五輪と2022年北京五輪、そして2026年ミラノ・コルティナ五輪です。
菜那さんは平昌大会で日本女子初となる同一大会2冠という快挙を達成しました。一方、美帆さんは4大会に出場し、複数の距離で安定した成績を残し続け、2026年大会終了時点で五輪通算10個のメダルを獲得しています。
高木美帆・高木菜那のプロフィールと競技実績比較表| 比較項目 | 高木菜那(姉) | 高木美帆(妹) |
|---|---|---|
| 生年月日 | 1992年7月2日 | 1994年5月22日 |
| 2026年11月の年齢 | 34歳 | 32歳 |
| 出身地 | 北海道幕別町 | 北海道幕別町 |
| 五輪初出場 | 2014年ソチ | 2010年バンクーバー |
| 平昌五輪2018 | 金2個 | 金1個・銀1個・銅1個 |
| 北京五輪2022 | 銀1個 | 金1個・銀3個 |
| ミラノ・コルティナ五輪2026 | 出場なし | 銅3個 |
| 五輪メダル総数 | 金2・銀1・銅0 | 金2・銀4・銅4 |
| 現役引退 | 2022年4月5日 | 2026年3月(最終戦)、4月6日に会見 |
| 引退後の主な活動 | テレビ出演・競技解説・講演 | テレビ出演・講演・社会貢献活動 |
この比較は、JOCのオリンピック選手記録と、両者の公式プロフィールに掲載された戦績をもとに整理したものです。美帆さんの10個は金2・銀4・銅4、菜那さんの3個は金2・銀1という内訳です。
姉・菜那が成し遂げた平昌五輪2冠の偉業菜那さんの名前を一躍世界に知らしめたのが、2018年平昌五輪です。
同大会では女子団体パシュートで金メダルを獲得。加えて、個人種目のマススタートでも金メダルを獲得し、1大会で2つの金メダルを手にしました。
特に注目すべきなのは、女子マススタートが平昌大会で初めて正式採用された種目だったことです。菜那さんはその初代オリンピック女王となり、団体種目と個人種目の両方で頂点に立ちました。
団体パシュートでは妹の美帆さん、菊池彩花さん、佐藤綾乃さんとともに戦い、オリンピックレコードを記録。姉妹が同じチームの一員として金メダルを獲得したことも、日本のスピードスケート史に残る出来事です。
JOCの平昌大会入賞者記録にも、菜那さんのマススタート金メダルと、団体パシュートの金メダルがそれぞれ掲載されています。
妹・美帆は五輪4大会出場で通算10個のメダル美帆さんの強みは、特定の距離だけに依存しない総合力です。
15歳で出場した2010年バンクーバー五輪を皮切りに、2018年平昌、2022年北京、2026年ミラノ・コルティナと4大会に出場しました。
2018年平昌では女子団体パシュートの金、1500mの銀、1000mの銅を獲得。2022年北京では1000mで自身初の個人種目の金メダルを獲得し、500m、1500m、団体パシュートでも銀メダルを手にしました。
そして2026年ミラノ・コルティナ大会では、女子500m、1000m、団体パシュートで銅メダルを獲得。1500mでは6位に入りました。
これによって通算メダル数は10個に到達。日本女子のオリンピック通算メダル数として最多記録を打ち立てました。
加えて、2026年8月4日には国民栄誉賞を受賞。五輪4大会で積み重ねた金2・銀4・銅4の功績に加え、ワールドカップでの日本最多38勝なども評価されました。スピードスケート選手として歴史的な節目を迎えた出来事です。
【引退時期を比較】高木菜那は2022年、高木美帆は2026年に現役引退
2人の競技人生を比較すると、引退したタイミングには約4年の差があります。
高木菜那は2022年4月5日に引退菜那さんは2022年北京五輪を最後のオリンピックとして戦いました。
北京大会では女子団体パシュートで銀メダルを獲得。個人の1500mでは8位に入賞し、マススタートでは27位という結果でした。
大会後の2022年4月5日に現役引退を表明。引退会見では、妹の美帆さんがいたからこそ競技を続け、世界と戦えたという思いも語っています。
平昌五輪の2冠という大きな成功を経験し、北京五輪でも最後まで日本代表として戦った菜那さん。29歳で競技生活に区切りをつけ、新しいキャリアへ進みました。
高木美帆は2026年ミラノ・コルティナ五輪後に引退美帆さんの引退は、2026年のミラノ・コルティナ五輪を経て実現しました。
2026年2月の大会では銅メダル3個を獲得。その後、3月にオランダで開催された世界選手権が現役最後の大会となりました。3月8日のオールラウンド部門では総合3位に入り、最後のレースを表彰台で締めくくっています。
4月6日には東京都内で引退会見を開き、正式に現役引退を表明しました。
JOCの報道によると、美帆さんは引退を決断した背景について、競技者として自分をさらに押し上げようとする情熱が少しずつ薄れてきたことを挙げています。
「今が退くタイミングだと受け入れられた」
これは引退会見での美帆さんの言葉です。五輪の結果だけで判断したのではなく、長年競技と向き合ってきた自分自身の変化を受け止めた決断でした。
15歳で初めてオリンピックに出場してから約16年間。最後の大会まで全力で挑み続けた競技人生に、自ら納得できる形で区切りをつけたことがうかがえます。
2人の引退時期の違いが意味するもの菜那さんは北京五輪後の2022年に引退し、美帆さんはその後も4年間競技を続けました。
姉が先に競技生活を終え、妹が現役選手として世界の舞台に残ったことで、2人の関係も変化していきました。現役時代には同じ競技者として意識し合う場面が多かった一方、引退後は互いの活動を応援する立場へと移っています。
引退年だけを見ると単純な競技寿命の違いに見えますが、それぞれが自分の目標と向き合い、納得できるタイミングを選んだ結果と捉えることができます。
【2026年最新】高木美帆と高木菜那の現在は?引退後の仕事・テレビ出演を調査
2026年11月現在、2人とも現役選手ではありません。しかし、スピードスケートとの接点を完全に失ったわけではなく、メディア出演や講演、社会貢献など、それぞれの方法でスポーツ界に関わっています。
高木菜那の現在:テレビ解説・スポーツ番組・講演活動菜那さんは現役引退後、テレビ出演やスポーツ解説、イベントへの参加、講演活動などを中心に活動しています。
2026年10月の公式サイトのお知らせを見ると、メディア出演が継続していることが分かります。
- 10月10日・12日:日本テレビ系「ZIP!」に出演。
- 10月16日:読売テレビ「ニュースto」に出演。
- 10月21日:NHK「全日本スピードスケート距離別選手権」の解説を担当。
- 10月24日:長野市の産業フェアin信州で講演。
- 10月31日:日本テレビ「Going!」に生出演。
特に注目したいのが、2026年10月のNHKでの競技解説です。実際にオリンピックで金メダルを獲得した経験があるため、競技者ならではの視点を視聴者に伝えられる立場にあります。
団体パシュートやマススタートの戦術、レース中の駆け引き、選手の心理など、現役時代に培った知識は引退後も大きな財産です。
また、全国の教育機関や企業を対象にした講演活動も続けています。競技人生で経験した挫折や成功、努力の積み重ねなどを伝える仕事も、現在の重要な活動の一つです。
こうした活動は菜那さんの公式ウェブサイトの2026年10月の出演・イベント情報にも掲載されています。
高木美帆の現在:国民栄誉賞受賞後も講演・メディア出演で活躍美帆さんは2026年3月に競技を引退しましたが、同年秋にはメディアやイベント、社会貢献活動など、新しい分野へ活動を広げています。
まず大きな節目となったのが、2026年8月4日の国民栄誉賞受賞です。五輪通算10個のメダルという日本女子最多の記録が評価され、首相官邸で表彰を受けました。
その後の活動も注目されています。
- 7月11日:JOCスポーツ賞表彰式に出席し、特別栄誉賞を受賞。
- 8月4日:国民栄誉賞を受賞。
- 9月14日・10月14日:北海道の中標津町・根室市で講演。
- 10月23日〜25日:NHK BS「全日本スピードスケート距離別選手権大会」にVTR出演。
- 10月27日:国立成育医療研究センターを訪問。
- 11月1日:TBS系「S1」のスタジオ生出演を公式サイトで告知。
講演活動では、競技生活で学んだことやオリンピックの経験を伝えています。10月15日付の公式サイトの活動報告によると、中標津と根室で行った講演では「スケート人生の軌跡」をテーマに、スケートの仕組みやメンタル、オリンピックについて話しました。
また、10月27日には国立成育医療研究センターを訪問。病院の施設や研究活動について説明を受け、医療従事者や患者、その家族と向き合う経験を公式サイトの活動記録で紹介しています。
美帆さんは2026年4月の引退会見で、今後の活動については未定と説明していました。その後の報道では、競技に戻ることよりも、新しい世界を知り、自分の視野を広げることに関心を示しています。
7月11日のJOC関連イベントでは、今後の目標として47都道府県を訪れてみたいという希望も語りました。オリンピックを通じて応援してくれた人々と直接会う機会をつくりたいという思いも明かしています。
つまり、2026年の美帆さんは、競技者から経験を伝える立場へと活動の幅を広げている段階です。
2026年10月には姉妹そろってイベントにも参加2026年10月25日には、長野市のエムウェーブで美帆さんがファン交流会に参加しました。
十勝毎日新聞の10月26日付報道では、姉の菜那さんとの軽妙なトークも取り上げられています。競技生活を終えた後も、姉妹でファンの前に立つ機会があることは、2人の現在を象徴する出来事です。
かつては同じ氷上で日本代表として戦っていた2人ですが、2026年はそれぞれ異なる立場からスポーツの魅力を伝えています。
【姉妹仲を検証】高木美帆と高木菜那は仲良し?ライバル関係から現在まで
高木姉妹について検索すると、「姉妹仲は良いのか」「現役時代はライバルだったのか」という疑問も多く見られます。
実際のところ、2人の関係は単純な仲良し姉妹という言葉だけでは説明できません。同じ競技に取り組み、互いに世界の頂点を目指す選手だったからこそ、家族としての親しさと競技者としての緊張感が共存していました。
美帆は姉・菜那を普通の姉妹でありライバルと表現2022年4月5日、菜那さんが引退会見を開いた際、妹の美帆さんも姉についてコメントしました。
日刊スポーツの報道によると、美帆さんは姉妹として仲が良く、一緒に旅行や買い物にも行く一方、同じ種目で競い合うライバルでもあったと説明しています。
特に印象的なのは、姉妹だからといって何でも相談できるわけではなかったという点です。競技に関する悩みや弱みについては、互いに話せることと話せないことがあったといいます。
これは、家族でありながら同じ舞台で結果を求められるトップアスリートならではの関係性です。
菜那は引退後に妹との距離がさらに縮まったと告白菜那さんも2023年4月、TOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」に出演した際、引退後の美帆さんとの関係について語っています。
現役時代は同じ競技を続けるライバルだったため、互いに適度な距離を保っていたそうです。菜那さんは、2人とも努力している姿を見ていたからこそ、互いをリスペクトしていたと説明しました。
そして引退後の変化については、次のように振り返っています。
「さらに超仲良くなりました(笑)」
菜那さんによると、現役時代は一緒に過ごす時間が限られていましたが、引退後には美帆さんの家に初めて泊まるなど、競技とは関係のない姉妹としての時間が増えたそうです。
同じ競技で戦っていた間は、互いの立場を尊重するために距離を保っていたものの、競技者としての役割が変わることで、姉妹としての自然な交流が増えたということです。
妹が先に五輪へ進んだことへの姉の葛藤もあった菜那さんのインタビューでは、妹の美帆さんが15歳で2010年バンクーバー五輪に出場したことについても語られています。
当時の菜那さんはまだ世界で戦える選手ではなく、妹が先にオリンピックへ進んだことに複雑な思いを抱いた時期もあったといいます。
ただ、その経験は競技を続ける原動力にもなりました。妹に勝ちたいという気持ちと、世界で戦いたいという目標が強くなり、自分自身を成長させるきっかけになったと振り返っています。
このエピソードから分かるのは、姉妹の関係が一方的な支援や競争だけではなかったということです。互いの努力を認め合いながら、それぞれが自分の目標を追い続けた関係でした。
【誤解を整理】高木姉妹の五輪記録・団体パシュート・2冠の本当の意味
高木姉妹の戦績を調べる際には、数字の意味を正確に理解しておくことも大切です。特に、菜那さんの2冠と美帆さんの10個のメダルについては、混同されやすいポイントがあります。
菜那の2冠は個人2種目ではなく団体と個人の金メダル菜那さんが平昌五輪で達成した2冠は、女子団体パシュートと女子マススタートの2種目です。
マススタートは個人種目であり、団体パシュートは複数の選手が協力して競う団体種目です。つまり、異なる競技形式の両方で金メダルを獲得したことが、この偉業の価値を高めています。
また、団体パシュートの金メダルは美帆さんも同じチームの一員として獲得しています。姉妹が同じ金メダルを手にした大会でもありました。
美帆の五輪10個は北京大会だけの記録ではない美帆さんの五輪通算10個のメダルは、2018年平昌、2022年北京、2026年ミラノ・コルティナの3大会で積み重ねたものです。
内訳は次のとおりです。
- 2018年平昌:金1・銀1・銅1
- 2022年北京:金1・銀3
- 2026年ミラノ・コルティナ:銅3
2010年バンクーバー五輪にも出場していますが、メダル獲得はありませんでした。したがって、10個という数字は北京大会だけの結果ではなく、長年にわたる国際大会での積み重ねです。
女子団体パシュートは姉妹の競技人生をつないだ種目女子団体パシュートは、複数の選手が隊列を組んで滑り、チームとしてタイムを競う種目です。
個人種目では選手それぞれのスピードや持久力が問われますが、団体パシュートではチーム全体の連携やペース配分も重要になります。
平昌五輪では、菜那さんと美帆さんが同じチームで金メダルを獲得しました。その後も美帆さんは北京大会とミラノ・コルティナ大会で団体パシュートのメダルを獲得しています。
姉妹それぞれの個人成績だけを見ると違いが目立ちますが、団体競技を通じて日本代表を支えたという共通点もあります。
2人の実績を評価する際には、獲得メダル数だけでなく、どの種目で、どのような役割を担い、何を達成したのかを見ることが重要です。
【高木美帆・高木菜那に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:高木美帆と高木菜那は何歳差ですか?
A1:姉の菜那さんが1992年7月2日生まれ、妹の美帆さんが1994年5月22日生まれです。正確には1歳10か月20日差で、約2歳違いです。
Q2:高木菜那は平昌五輪で何個の金メダルを獲得しましたか?
A2:2018年平昌五輪で女子団体パシュートと女子マススタートの2種目で金メダルを獲得しました。同一大会での2冠を達成した日本女子初の選手です。
Q3:高木美帆の五輪通算メダル数はいくつですか?
A3:2026年ミラノ・コルティナ五輪終了時点で通算10個です。内訳は金2個、銀4個、銅4個で、日本女子のオリンピック通算メダル数として最多記録です。
Q4:高木菜那と高木美帆はいつ現役を引退しましたか?
A4:菜那さんは2022年4月5日、美帆さんは2026年3月の世界選手権を最後の大会とし、4月6日の記者会見で引退を表明しました。
Q5:高木菜那は2026年現在、何をしていますか?
A5:テレビ番組への出演、NHKのスピードスケート競技解説、イベント参加、講演活動などを行っています。2026年10月にもNHKの競技解説や日本テレビ「Going!」への出演が公式サイトで告知されました。
Q6:高木美帆は引退後もスピードスケートに関わっていますか?
A6:2026年現在、競技者としては引退していますが、講演やテレビ出演、競技大会へのVTR出演などを通じてスポーツとの接点を保っています。今後の活動方針については、幅広い可能性を探っている段階です。
Q7:高木美帆と高木菜那の姉妹仲は良いですか?
A7:2人のインタビューによると、もともと仲の良い姉妹です。現役時代はライバルとして距離を保つ場面もありましたが、菜那さんの引退後は一緒に過ごす時間が増え、以前よりさらに親しくなったと語っています。
高木美帆さんと高木菜那さんは、約2歳差の姉妹でありながら、日本のスピードスケート史にそれぞれ異なる形で大きな足跡を残しました。
菜那さんは2018年平昌五輪で団体パシュートとマススタートの2冠を達成し、2022年4月に現役を引退。その後はテレビ出演や競技解説、講演活動などを通じて、スポーツの魅力を伝えています。
美帆さんは15歳でオリンピックに初出場し、2026年ミラノ・コルティナ大会まで4大会を経験。五輪通算10個のメダルを獲得し、国民栄誉賞も受賞しました。2026年3月の最終戦をもって競技生活を終えた後も、講演やメディア出演、社会貢献活動などに取り組んでいます。
プロの視点から注目したいのは、2人の実績を単純なメダル数だけで比較しないことです。菜那さんの平昌2冠は、団体競技と個人競技の両方で頂点に立った歴史的な成果です。一方、美帆さんの通算10個は、異なる距離に対応する総合力と、長期間にわたって世界の第一線を維持した継続力の証しです。
そして、2人の関係を理解するうえで忘れてはいけないのが、姉妹であると同時にライバルでもあったという事実です。互いに意識し、刺激を受け、同じチームで金メダルを獲得しながら、それぞれの競技人生を歩んできました。
2026年11月現在、2人は現役選手ではありません。しかし、競技解説や講演、メディア出演などを通じて、これまでの経験を次の世代やスポーツファンへ伝えています。
北海道幕別町から世界へ羽ばたいた高木姉妹。競技者としての時代が終わった今も、それぞれの新しい挑戦と姉妹としての歩みは続いています。