2026年11月2日時点で、PGAの競技カレンダーにはシーズン終盤の大会が並んでいます。特に注目されるのが、11月開催の日本プロゴルフシニア選手権です。
2026年11月以降の主な競技日程| 開催日 | 大会名 | 開催地・会場 |
|---|---|---|
| 11月3日〜4日 | CKDインビテーショナル ゴルフのミライ2026 | 愛知県・春日井カントリークラブ |
| 11月12日〜15日 | 第65回日本プロゴルフシニア選手権大会 | 茨城県・イーグルポイントゴルフクラブ |
| 11月20日〜22日 | ISPS HANDA シニア・グランド・ゴールドクラシック | 山梨県・境川カントリー倶楽部 |
| 11月27日〜29日 | 第14回いわさき白露シニアゴルフトーナメント | 鹿児島県・いぶすきゴルフクラブ |
このうち、11月12日から開催される第65回日本プロゴルフシニア選手権大会は、PGAが主催する主要タイトルの一つです。円谷フィールズホールディングスが特別協賛し、イーグルポイントゴルフクラブを舞台に4日間の競技が予定されています。
大会の前売り観戦チケットは2,000円(税込)。11月12日・13日の予選ラウンドは入場無料で、14日・15日の決勝ラウンドは有料となっています。
シニアツアー賞金ランキングの上位選手PGA公式サイトに掲載されている2026年賞金ランキングでは、宮本勝昌が首位に立っています。
| 順位 | 選手名 | 賞金額 | 優勝回数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 宮本勝昌 | 34,371,194円 | 3勝 |
| 2位 | 岩本高志 | 30,805,178円 | 1勝 |
| 3位 | 片山晋呉 | 26,882,422円 | 1勝 |
| 4位 | タマヌーン・スリロット | 26,645,666円 | 2勝 |
宮本勝昌は3勝を挙げ、賞金面でも安定した結果を残しています。一方、岩本高志や片山晋呉も上位につけており、シーズン終盤の大会結果によってランキングが動く可能性があります。
スリロットは10月の2週連続優勝で一気に存在感を高めました。宮本の安定感とスリロットの勢い、さらに岩本や片山の巻き返しが、残る大会の見どころです。
なお、ランキングの賞金額は公式掲載値であり、各大会の結果が反映されるため、最新順位は更新後のランキングで確認する必要があります。
2026年のPGAは競技開催だけでなく、プロ育成、指導者の活躍、健康寿命に関する共同研究など複数の方向で活動を広げています。大会の勝敗とともに、こうした取り組みの進展にも注目したいところです。
【プロの結論】日本プロゴルフ協会を評価するときに見るべきポイント

日本プロゴルフ協会を理解するためには、単純に所属選手の成績や大会数だけを見るのでは不十分です。協会の本質は、プロゴルファーの資格を認定し、競技の質を維持し、次世代の選手や指導者を育成する仕組みにあります。
2026年の動向から見えてくる評価要点は、次の4つです。
- 資格認定の公平性:2027年度の制度変更が、受験者にとって分かりやすく、公平な仕組みとして運用されるか。
- 競技の継続性:日本プロやシニアツアーの魅力を維持し、スポンサーや観客を確保できるか。
- 指導者の専門性:ティーチングプロの育成を通じて、初心者やジュニア世代のゴルフ環境を充実させられるか。
- 組織の透明性:過去のコンプライアンス問題を教訓に、公益法人として説明責任とガバナンスを維持できるか。
プロを目指す人には、PGA資格認定プロテストの受験資格や最新要項を確認し、自分が競技者と指導者のどちらを目指すのかを明確にすることをおすすめします。
レッスンを受ける人には、資格の名称だけでなく、指導経験、得意分野、レッスン方針を比較することが大切です。PGA会員であることは一つの判断材料ですが、実際に自分に合う指導者かどうかは別の観点から見極める必要があります。
大会を観戦する人には、日本プロゴルフ選手権とPGAシニアツアーをそれぞれ追いかけることで、国内男子プロゴルフの幅広い魅力が見えてきます。
【日本プロゴルフ協会】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本プロゴルフ協会と日本ゴルフツアー機構(JGTO)は同じですか?
A1:別の団体です。PGAはプロ資格の認定、指導者育成、ゴルフ普及、主催競技などを担当します。JGTOは男子ツアーの選手管理・競技管理を中心に担当しています。2026年にはJGTOとJ-Tourによる新しいツアー運営体制も始まりました。
Q2:日本プロゴルフ協会のプロ資格には何がありますか?
A2:主にトーナメントプレーヤー(TP)とティーチングプロ(TCP)の2種類です。TPは競技で活躍するための資格、TCPはゴルフ指導の専門家として活動するための資格です。
Q3:2027年度のPGAプロテストは何が変わりますか?
A3:2027年度からプレ予選と1次プロテストが統合され、プレ予選が廃止されます。また、外国人受験者への日本語入会試験の導入や、前年度最終プロテスト出場者の受験段階の変更も発表されています。申し込み受付は2027年3月ごろからの予定です。
Q4:日本プロゴルフ協会は過去に炎上や不祥事がありましたか?
A4:あります。2013年に当時の役員による指定暴力団関係者との交際問題が発覚し、2014年4月には内閣府から勧告を受けました。その後、第三者委員会による検証や組織改革、再発防止策が進められています。これは2026年に発生した問題ではありません。
Q5:2026年の日本プロゴルフ選手権で優勝した選手は誰ですか?
A5:細野勇策です。2026年5月24日に最終日を迎えた第93回日本プロゴルフ選手権大会 センコーグループカップで、通算15アンダーの273ストロークを記録して優勝しました。
Q6:2026年のPGAシニアツアーで注目されている選手は誰ですか?
A6:賞金ランキング首位の宮本勝昌、2位の岩本高志、3位の片山晋呉、10月に2週連続優勝したタマヌーン・スリロットなどです。特にシーズン終盤の賞金王争いが注目されています。
日本プロゴルフ協会は、1957年に設立された国内プロゴルフ界を代表する公益社団法人です。トーナメントプレーヤーやティーチングプロの資格認定、国内競技の主催、シニアツアー、ジュニア育成、ゴルフの普及など、多面的な活動を展開しています。
2026年の大きなニュースは、細野勇策による第93回日本プロゴルフ選手権の優勝、9月に発表された2027年度プロテスト制度の変更、そして宮本勝昌らによるシニアツアーの賞金王争いです。
また、過去の暴力団関係者との交際問題は、協会のガバナンスを考えるうえで忘れてはならない歴史です。2014年の行政勧告とその後のコンプライアンス改革を踏まえ、現在の組織運営がどれだけ透明性を保てるかも重要な評価軸になります。
今後は、2027年度の資格認定制度改革がどのように運用されるか、シニアツアーやジュニア育成がどこまで発展するかが焦点です。競技の結果だけでなく、選手を育てる仕組み、指導者の質、ゴルフ人口の拡大まで視野に入れることで、日本プロゴルフ協会の本当の役割が見えてきます。
2026年の日本プロゴルフ協会を理解するキーワードは「資格制度改革」「競技の発展」「シニアゴルフ」「公益性と透明性」の4つです。これらの動向を追うことが、今後の日本男子プロゴルフ界を読み解く重要な手がかりになります。