2026年の日本対韓国サッカーは、愛知・名古屋で開催された第20回アジア競技大会で、男子と女子それぞれ異なる結果となった。男子決勝では10月3日にU-21日本代表がU-23韓国代表に0-1で敗れ、銀メダル。一方、9月29日の女子準決勝では、なでしこジャパンが韓国女子代表を2-0で破り、決勝進出を決めた。
注目されたのは、男子の日韓決勝が豊田スタジアムで行われたことに加え、女子では神谷千菜選手が2得点を挙げたことだ。両試合は同じ日韓対決でも、出場カテゴリー、チーム編成、試合展開が大きく異なる。最新結果、得点者、試合日程、代表別の対戦成績を整理すると、2026年の日韓サッカーの構図が見えてくる。
【2026年最新結果】日本対韓国サッカーは男子0-1、女子2-0

2026年のアジア競技大会における日本対韓国サッカーの結果は、男子と女子で明暗が分かれた。
男子は10月3日の決勝で韓国が1-0で勝利。日本側から見れば0-1の敗戦となり、金メダルには届かなかった。女子は9月29日の準決勝で日本が2-0と快勝し、韓国を退けて決勝へ進んだ。
両試合の基本情報は次のとおりだ。
- 2026年9月29日:女子準決勝・日本 2-0 韓国
- 2026年10月3日:男子決勝・日本 0-1 韓国
日本サッカー協会(JFA)の公式試合記録でも、女子は日本の2-0、男子は韓国の1-0と確認できる。特に男子決勝は、JFAの試合別記録と韓国の聯合ニュースが一致している。
なお、JOCの試合後記事本文には男子決勝を1-2と記載した箇所があるが、JFAの公式スコアは韓国1-0日本である。試合結果を調べる際には、個別の公式試合記録を基準にすることが大切だ。
【男子決勝を徹底分析】10月3日の豊田スタジアムで韓国が0-1の勝利
2026年10月3日19時30分、豊田スタジアムで第20回アジア競技大会の男子サッカー決勝が開催された。
対戦カードはU-21日本代表対U-23韓国代表。開催国として大きな期待を背負った日本は、韓国の強力な攻撃陣を相手に粘り強く戦ったものの、後半に失点し、0-1で敗れた。
決勝点は後半61分、オム・ジソンが決める前半は両チームとも得点を奪えず、0-0で折り返した。
試合が動いたのは後半16分に当たる61分。韓国のオム・ジソン(厳智星)選手が決勝ゴールを決めた。
韓国は右サイドから攻撃を仕掛け、ヤン・ミンヒョク選手のクロスを起点にゴール前でチャンスを作った。こぼれ球に反応したオム・ジソン選手が日本の守備をかわしてシュートを決め、均衡を破った。
日本はその後も反撃を試みたが、韓国の守備を最後まで崩せず、試合終了。韓国が1-0で勝利し、金メダルを獲得した。
日本はU-21、韓国はU-23。出場メンバーの違いも焦点にこの決勝を理解するうえで欠かせないのが、両チームの年齢構成だ。
アジア競技大会の男子サッカーは、原則としてU-23の選手を対象とし、オーバーエージ(OA)選手を最大3人登録できる方式で行われる。
日本は2028年ロサンゼルス五輪を見据え、招集選手を21歳以下で編成した。つまり、今回の大会で優勝することだけでなく、次の五輪世代を育成する目的も持っていた。
一方、韓国は大会規定に沿ったU-23世代を中心に編成。OA枠も3人すべて活用し、海外組も9人を招集したと報じられている。
韓国にとってアジア大会の金メダルには兵役上の優遇措置という大きな意味もある。日本とは大会に臨む目的や選手選考の背景が異なっていた。
このため、0-1という結果だけで日本の世代別チームと韓国の世代別チームの実力差を単純に判断するのは適切ではない。日本はロサンゼルス五輪世代の育成、韓国は大会優勝を強く意識した編成だったという違いを押さえておきたい。
韓国はアジア大会男子サッカー4連覇今回の優勝によって、韓国は2014年仁川大会、2018年ジャカルタ・パレンバン大会、2023年杭州大会に続いて4大会連続の金メダルを獲得した。
加えて、2018年、2023年、2026年の3大会では、いずれも決勝で日本を破っている。
直近3大会の日韓決勝の結果は、2018年と2023年がともに2-1、2026年が1-0。韓国がいずれも1点差で勝利しており、男子の日韓対決における勝負強さを示す結果となった。
【女子代表の最新結果】なでしこジャパンが韓国に2-0で快勝
男子決勝とは対照的な結果となったのが、9月29日に行われた女子準決勝だ。
なでしこジャパン(日本女子代表)は、小笠山総合運動公園エコパスタジアムで韓国女子代表と対戦。前半を0-0で終えたものの、後半に2点を奪い、2-0で勝利した。
神谷千菜が54分と63分に連続ゴールこの試合の主役となったのは、FW神谷千菜選手だ。
先制点が生まれたのは54分。上野真実選手が前線へアーリークロスを送り、ゴール前に走り込んだ神谷選手がヘディングシュートを決めた。
さらに63分、日本は前線から積極的にプレスをかける。上野選手と成宮唯選手が韓国の選手を挟み込むように守備を行い、相手のパスミスを誘発。そのボールを神谷選手が拾い、左足のシュートで追加点を奪った。
神谷選手はこれで大会5試合連続ゴールを記録。JFAの試合レポートでも、連続得点を続けるストライカーとして存在感を示したことが紹介されている。
シュート数でも日本が韓国を上回る試合のスタッツにも、日本の優勢が表れている。
- 日本のシュート数:13本
- 韓国のシュート数:5本
- 最終スコア:日本2-0韓国
日本は攻撃面でチャンスを作りながら、守備でも韓国の反撃を抑えた。特にGK大場朱羽選手の対応や、途中出場した瀬野有希選手らのカバーリングも無失点に貢献した。
韓国も細かいパスをつないで攻撃を組み立てたが、日本の守備組織を最後まで突破できなかった。
決勝では北朝鮮を破り、なでしこが大会3連覇韓国戦の勝利で、なでしこジャパンはアジア大会6大会連続の決勝進出を決めた。
その後、10月2日の決勝では朝鮮民主主義人民共和国女子代表と対戦。試合は2-2で延長戦に突入し、PK戦を5-3で制した。
これにより、日本女子代表はアジア大会3連覇を達成。韓国戦での勝利は、金メダル獲得につながる重要な一戦となった。
2026年の愛知・名古屋アジア大会における日本と韓国の直接対決は、女子が9月29日、男子が10月3日に行われた。
アジア競技大会2026の日韓戦日程- 9月29日(火)19時30分:女子準決勝・日本対韓国、エコパスタジアム
- 10月3日(土)19時30分:男子決勝・韓国対日本、豊田スタジアム
女子は日本が2-0で勝利し、男子は韓国が1-0で勝利。いずれも大会の終盤に行われた注目カードだった。
次の日韓戦はいつ?2026年11月2日時点で、JFAが公表している代表チームの試合日程には、次回の日本対韓国戦は掲載されていない。
ただし、各カテゴリーの日本代表には11月の試合が予定されている。
U-21日本代表
- 11月14日:U-21スペイン代表戦(日本時間3時、スペイン)
- 11月18日:U-21エジプト代表戦(日本時間1時、カイロ予定)
SAMURAI BLUE(男子A代表)
- 11月14日19時15分:ブラジル代表戦(シンガポール)
- 11月17日22時10分:パラグアイ代表戦(シンガポール)
したがって、アジア大会の敗戦を経たU-21日本代表が次にどのような成長を見せるかは、スペイン・エジプトとの試合が注目材料となる。
なお、男子A代表とU-21代表は別カテゴリーだ。11月のU-21日本代表の試合日程を、SAMURAI BLUEの試合日程と混同しないようにしたい。
【対戦成績を比較】日本代表と韓国代表はカテゴリーで事情が違う
日本代表と韓国代表の対戦成績を調べるときに注意したいのが、男子A代表、男子U-21・U-23、女子代表を同じ数字で扱わないことだ。
国際Aマッチの通算記録と、アジア大会の世代別代表の試合は集計の対象が異なる。特に男子は、両国の代表選考方針によって過去の対戦記録にも集計差が生じている。
男子A代表の日韓戦は歴史的には韓国が優勢日刊スポーツが2025年7月15日のE-1選手権を前に紹介した日本側の国際Aマッチ集計では、当時までの対戦は78試合、日本の15勝23分40敗だった。
その日の試合では日本が韓国に0-1で勝利。ジャーメイン良選手が前半8分に決勝ゴールを挙げ、日本はE-1選手権2連覇を達成した。
この勝利を加えると、同じ日本側の集計基準では79試合16勝23分40敗となる。
一方、韓国側の集計は日本側より3試合多い。過去のアジアカップやアジア大会で、両国がAマッチとして認定する試合の範囲が異なるためだ。
つまり、日本代表と韓国代表の通算対戦成績は、どちらの協会の集計基準を採用するかによって数字が変わる。単に勝敗数だけを比較するのではなく、対象となる試合の範囲も確認する必要がある。
女子代表は近年の直接対決で日本が好結果女子については、JFAが2024年の韓国女子代表戦を前に公表した歴史的な対戦成績が18勝11分4敗(日本側)だった。
その後も日本は韓国との試合で好結果を残している。
- 2024年10月26日:日本4-0韓国(国際親善試合)
- 2026年3月18日:日本4-1韓国(AFC女子アジアカップ準決勝)
- 2026年9月29日:日本2-0韓国(アジア競技大会準決勝)
特に2026年は、女子アジアカップとアジア競技大会の両方で韓国に勝利した。女子の日韓戦では、なでしこジャパンの攻撃力と守備の安定性が際立っている。
以下に、2026年の日韓戦を中心としたカテゴリー別の関係を整理した。
| カテゴリー | 日本代表 | 韓国代表 | 主な結果 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|---|
| アジア大会男子決勝 | U-21日本代表 | U-23韓国代表 | 2026年10月3日、日本0-1韓国 | 年齢構成とOA枠の違い |
| アジア大会女子準決勝 | なでしこジャパン | 韓国女子代表 | 2026年9月29日、日本2-0韓国 | 神谷千菜の2得点 |
| 男子A代表 | SAMURAI BLUE | 韓国代表 | 2025年7月15日、日本1-0韓国 | 日本側の集計とAマッチ認定の違い |
| 女子代表 | なでしこジャパン | 韓国女子代表 | 2026年に4-1、2-0で勝利 | 攻撃力と守備組織の安定 |
このように、同じ日本対韓国サッカーでも、男子A代表とアジア大会の男子決勝では試合の位置づけが違う。女子代表についても、アジア大会の結果とAFC女子アジアカップの結果を分けて確認することで、より正確な比較ができる。
【プロの結論】2026年の日韓戦は結果だけでなく3つの視点で見る
2026年の日本対韓国サッカーを振り返ると、男子の敗戦と女子の勝利を単純に並べるだけでは、両国の現在地を十分に理解できない。
重要なのは、次の3つの視点だ。
1. 男子は年齢構成と大会目的を確認する男子決勝はU-21日本代表とU-23韓国代表の対戦だった。日本は2028年ロサンゼルス五輪を見据えた強化、韓国はU-23世代とOA選手を活用した優勝を目指していた。
そのため、0-1という結果は日本にとって改善すべき課題を示す一方、次世代育成という観点では別の評価軸も必要になる。
2. 女子は得点力と守備の両面に注目するなでしこジャパンの2-0という勝利は、神谷千菜選手の決定力だけでなく、前線からの守備が機能したことも大きい。
韓国のパスミスを誘発して追加点につなげた場面は、攻撃と守備が連動した好例だ。個人の得点記録とチーム全体の戦術を合わせて評価する必要がある。
3. 対戦成績はA代表と世代別代表を分けて読む男子の日韓通算対戦成績には、国際Aマッチの認定基準による差がある。また、2026年のアジア大会決勝はA代表同士の試合ではない。
検索結果に表示される勝敗数だけでなく、対象となる大会、出場カテゴリー、集計時点を確認することが、日韓戦の情報を正しく理解する近道となる。
今後の注目材料は、U-21日本代表が11月の海外遠征でどのような進化を示すか、そして次回の日韓直接対決がいつ実現するかだ。
日本対韓国サッカーに関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の日本対韓国サッカーの最新結果は?
A1:アジア大会では、男子が10月3日に日本0-1韓国、女子が9月29日に日本2-0韓国だった。男子は韓国が金メダル、女子は日本が韓国を破って決勝に進出した。
Q2:男子決勝で日本と韓国の年齢が違ったのはなぜ?
A2:日本は2028年ロサンゼルス五輪を見据えてU-21世代で編成した。一方、韓国は大会規定に沿ったU-23世代を中心に、最大3人のオーバーエージ選手も起用したためだ。
Q3:次の日本対韓国サッカーの試合はいつ?
A3:2026年11月2日時点で、JFAが公表している日程には次回の日韓戦は掲載されていない。今後の国際大会や代表活動で新しい対戦日程が発表されるかが注目される。
2026年の日本対韓国サッカーは、男子と女子で対照的な結果となった。10月3日の男子決勝ではU-21日本代表がU-23韓国代表に0-1で敗れ、韓国がアジア大会4連覇を達成。一方、9月29日の女子準決勝では、神谷千菜選手の2得点によってなでしこジャパンが2-0で勝利した。
男子は豊田スタジアム、女子はエコパスタジアムと、会場も異なる。両試合の結果を比較する際には、代表のカテゴリーや大会の目的まで確認することが欠かせない。
また、男子A代表の歴史的な対戦成績とU-21・U-23のアジア大会の結果は、別の記録として扱う必要がある。
今後はU-21日本代表の海外遠征やSAMURAI BLUEの国際試合、そして新たな日韓戦の発表が注目される。2026年の日韓対決は、男子の課題と女子の成果をそれぞれ次の国際舞台につなげられるかが大きな焦点となる。
主な照合資料
- 日本サッカー協会(JFA):男子決勝・女子準決勝の公式試合記録。
- 日本オリンピック委員会(JOC)・聯合ニュース:男子決勝の大会結果と韓国の4連覇。
- JFA:2026年の代表別試合日程。
- 日刊スポーツ・JFA:男子A代表と女子代表の過去の対戦データ。