2026年の高校野球は、春の第98回選抜高等学校野球大会、夏の第108回全国高等学校野球選手権大会を終え、秋季地区大会から2027年春のセンバツ選考へと舞台が移っている。阪神甲子園球場では春に大阪桐蔭、夏に智辯和歌山が優勝し、全国の高校野球ファンを沸かせた。
2026年11月3日現在、秋季高校野球の9地区では優勝校が決まり、残る東京都大会は二松学舎大付と岩倉による決勝を控えている。さらに11月19日からは第57回明治神宮野球大会が開催される。ここでは、開催済み大会の確定日程・試合結果・トーナメントの勝ち上がりと、これから開催される大会の予定を分けて整理する。
【2026年最新日程】高校野球の年間スケジュールと大会の進行状況

2026年の高校野球は、春・夏・秋で大会の目的と出場校の決まり方が異なる。
春の選抜は秋季大会の成績などを参考に選ばれた32校による大会。夏の選手権は全国の地方大会を勝ち抜いた49代表校が出場する。そして秋は、翌春のセンバツ出場を目指す各地区の予選・代表決定につながる重要な大会だ。
2026年の主要大会日程一覧| 大会・イベント | 2026年の日程 | 抽選日・開催状況 |
|---|---|---|
| 第98回選抜高校野球大会 | 3月19日~31日 | 3月6日抽選・終了 |
| 夏の地方大会 | 6月13日~7月28日 | 都道府県ごとに抽選 |
| 第108回全国高校野球選手権大会 | 8月5日~22日 | 8月1日抽選・終了 |
| 秋季高校野球地区大会 | 10月7日~11月5日 | 地区ごとに開催 |
| 第57回明治神宮野球大会 | 11月19日~24日 | 開催予定 |
※地方大会・秋季大会は地域ごとに日程が異なる。雨天順延などによる変更もある。
日本高等学校野球連盟の公式日程によると、2026年の全国大会は春と夏の2大会とも阪神甲子園球場で開催された。夏の選手権は暑さ対策として、序盤の一部日程で観客の入れ替え制を採用している。
また、夏の大会は全国49代表が出そろった7月28日から8月1日の組み合わせ抽選を経て、本大会へ進んだ。
2026年11月現在、春と夏の全国大会はすでに終了している。一方、秋季大会と明治神宮大会は、2027年春の選抜を見据えるうえで見逃せない段階に入っている。
【春のセンバツ2026】第98回選抜高校野球大会の日程・組み合わせ・優勝結果
第98回選抜高等学校野球大会は、2026年3月19日から31日までの13日間、阪神甲子園球場で開催された。
出場校は全国から選ばれた32校。組み合わせ抽選会は3月6日に実施され、春の甲子園を目指してきた各校の対戦カードが決定した。
センバツ2026の大会日程- 1月30日:出場校選考委員会
- 3月6日:組み合わせ抽選会
- 3月19日:開幕・開会式・1回戦
- 3月27日:準々決勝
- 3月29日:準決勝
- 3月31日:決勝・閉会式
大会期間中には休養日も設けられた。準々決勝翌日と準決勝翌日の休養日を含む日程で、選手のコンディションにも配慮した運営となった。
第98回選抜高校野球大会の優勝校は大阪桐蔭2026年春の大会を制したのは大阪桐蔭(大阪)だった。
3月31日の決勝では、智辯学園(奈良)と対戦。大阪桐蔭が7-3で勝利し、4年ぶり5度目のセンバツ優勝を果たした。
決勝のスコアは以下の通り。
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 大阪桐蔭 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 7 |
| 智辯学園 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
大阪桐蔭は7回に4点を挙げ、試合の流れを大きく引き寄せた。
センバツ2026トーナメント表の勝ち上がり大阪桐蔭の決勝までの主な勝ち上がりは次の通り。
- 1回戦:大阪桐蔭 4-0 熊本工
- 2回戦:大阪桐蔭 6-5 三重
- 準々決勝:大阪桐蔭 4-3 英明
- 準決勝:大阪桐蔭 3-2 専大松戸
- 決勝:大阪桐蔭 7-3 智辯学園
特に準々決勝の英明戦、準決勝の専大松戸戦はいずれも接戦だった。大差で勝ち上がったわけではなく、競り合いをものにして頂点へ到達した点が特徴的だ。
一方、決勝に進んだ智辯学園も準々決勝で花咲徳栄を12-8で破り、準決勝では中京大中京に2-1で勝利している。
春のトーナメントは、序盤の勝敗だけでなく、準々決勝以降の対戦相手や接戦の結果まで確認すると、各校の実力がより立体的に見えてくる。
日本高等学校野球連盟の大会記録と朝日新聞・日刊スポーツの大会アーカイブでも、決勝スコアや準決勝の対戦結果が確認できる。
【夏の甲子園2026】第108回全国高校野球選手権大会の日程・優勝校・49代表
夏の第108回全国高等学校野球選手権大会は、8月5日から22日までの18日間、阪神甲子園球場で開催された。
全国47都道府県で地方大会が行われ、北海道と東京都はそれぞれ2地区に分かれるため、甲子園出場枠は合計49校となる。
夏の甲子園2026の主要日程- 7月28日:49代表校が決定
- 8月1日:全国大会の組み合わせ抽選会
- 8月5日:開幕・開会式・第1試合
- 8月18日:準々決勝
- 8月20日:準決勝
- 8月22日:決勝
2026年の組み合わせ抽選では、8月1日にオンラインで3回戦までの対戦カードを決定。準々決勝以降については、3回戦の各試合終了後に勝利校の主将が抽選を行う方式が採用された。
また、第3日から第8日には観客の入れ替え制を導入。暑さ対策と選手の負担軽減を両立させるため、試合時間や休養日も含めた大会運営が行われた。
夏の甲子園2026の優勝校は智辯和歌山第108回大会の優勝は智辯和歌山(和歌山)。決勝で健大高崎(群馬)を4-3で破り、5年ぶり4度目の夏の全国制覇を達成した。
準決勝では智辯和歌山が横浜を7-1で下し、健大高崎は天理に1-0で勝利。両校が決勝に進出した。
準々決勝からの勝ち上がりを見ると、智辯和歌山は仙台育英を11-3で破り、横浜との準決勝でも得点力を発揮した。
健大高崎も準々決勝で有明を1-0、準決勝で天理を1-0と、接戦を制して決勝へ進んでいる。
最終スコアは智辯和歌山4-3健大高崎。健大高崎は夏の甲子園6回目の出場で初優勝を狙ったが、あと一歩届かなかった。
甲子園出場校2026・全49代表校一覧2026年7月28日に確定した夏の甲子園代表校を地域別にまとめた。
北海道・東北
- 北北海道:白樺学園
- 南北海道:札幌日大
- 青森:青森山田
- 岩手:花巻東
- 秋田:横手
- 山形:鶴岡東
- 宮城:仙台育英
- 福島:東日大昌平
関東・東京
- 茨城:霞ケ浦
- 栃木:佐野日大
- 群馬:健大高崎
- 埼玉:花咲徳栄
- 千葉:拓大紅陵
- 東東京:関東第一
- 西東京:八王子実践
- 神奈川:横浜
- 山梨:東海大甲府
北信越
- 新潟:日本文理
- 長野:松商学園
- 富山:高岡商
- 石川:遊学館
- 福井:敦賀気比
東海
- 静岡:聖隷クリストファー
- 愛知:享栄
- 岐阜:中京
- 三重:三重
近畿
- 滋賀:八幡商
- 京都:立命館宇治
- 大阪:履正社
- 兵庫:社
- 奈良:天理
- 和歌山:智辯和歌山
中国
- 岡山:岡山学芸館
- 鳥取:鳥取城北
- 島根:立正大淞南
- 広島:福山
- 山口:高川学園
四国
- 香川:英明
- 徳島:鳴門渦潮
- 愛媛:新田
- 高知:明徳義塾
九州・沖縄
- 福岡:東筑
- 佐賀:佐賀商
- 長崎:長崎日大
- 熊本:有明
- 大分:大分商
- 宮崎:日南学園
- 鹿児島:神村学園
- 沖縄:沖縄尚学
合計49校。初出場は東日大昌平、八王子実践、福山、有明の4校だった。
また、横手は57年ぶりの夏出場、拓大紅陵は24年ぶりの出場、松商学園は39回目の出場と、久々の甲子園復帰や歴史ある強豪校の存在も話題となった。
日本高等学校野球連盟が公表した代表校一覧では、各校の出場回数も確認できる。
【高校野球地方大会2026】都道府県大会の日程・抽選日・代表決定の仕組み
夏の甲子園に出場するためには、まず各都道府県で開催される地方大会を勝ち抜かなければならない。
高校野球の地方大会2026は、6月から7月にかけて全国各地で実施された。大会の開始日、抽選日、決勝の日程は地域によって異なる。
2026年の地方大会はいつ開催された?日本高等学校野球連盟が6月10日現在で公表した地方大会開催日程によると、2026年の地方大会は6月13日から始まり、7月28日まで各地で開催された。
主な日程の特徴は次の通り。
- 最も早い時期に始まった大会の一つは沖縄県大会。
- 北海道は北北海道・南北海道に分かれて開催。
- 東京都は東東京・西東京に分かれて開催。
- 各地方大会の代表校は原則として7月末までに決定。
- 代表49校の最終確定日は7月28日。
夏の地方大会の抽選日は全国一斉ではない。
2026年の公式日程では、6月2日から27日にかけて各地で組み合わせ抽選が実施された。たとえば、南北海道は6月10日、北北海道は6月11日、青森は6月24日、宮城は6月26日というように、地域によって日程に違いがある。
抽選日が決まると、対戦校、試合会場、試合開始予定時刻などが順次発表される。
地方大会のトーナメント表で確認したいポイント地方大会の組み合わせ表を見る際は、単に初戦の対戦相手を確認するだけでは不十分だ。
特に注目したいのは以下の4点。
1. シード校の配置: 強豪校がどのブロックに入ったか。
2. 初戦の対戦カード: 春季大会の実績校と新興校の対戦。
3. 準々決勝・準決勝の予想カード: 同地区の有力校がどの段階で対戦する可能性があるか。
4. 決勝の日程: 代表校が決まる日と甲子園開幕までの準備期間。
なお、地方大会の抽選後に雨天順延や会場変更が発生する場合もある。過去に発表された組み合わせ表だけでなく、各都道府県高野連の最新発表を併せて確認することが大切だ。
【秋季高校野球2026】地区大会の優勝校一覧と第57回明治神宮野球大会の日程
2026年11月3日現在、秋季高校野球の地区大会は9地区で優勝校が決定している。
秋季大会は翌春の第99回選抜高校野球大会に向けた重要な評価材料となる。各地区での勝敗や試合内容が、選考委員会の判断に関わってくる。
秋季高校野球・地区大会2026の優勝校11月3日時点の地区別結果は以下の通り。
| 地区 | 優勝校 | 準優勝校 |
|---|---|---|
| 北海道 | 北海 | とわの森三愛 |
| 東北 | 仙台育英 | 青森山田 |
| 関東 | 横浜 | 健大高崎 |
| 北信越 | 帝京長岡 | 金沢 |
| 東海 | 常葉大菊川 | 日大三島 |
| 近畿 | 京都国際 | 明石商 |
| 中国 | 創志学園 | 倉敷商 |
| 四国 | 明徳義塾 | 高知 |
| 九州 | 鹿児島城西 | 祐誠 |
| 東京 | 決勝前 | 二松学舎大付・岩倉 |
※東京大会は11月5日に決勝予定。ほかの9地区は優勝校が決定している。
秋季大会で注目された主な結果北海道大会では北海が優勝し、とわの森三愛が準優勝。
東北大会では仙台育英が頂点に立ち、青森山田が準優勝した。関東大会は横浜が優勝し、健大高崎が準優勝。両校は夏の甲子園でも存在感を示しており、秋の結果にも注目が集まった。
北信越大会は帝京長岡、東海大会は常葉大菊川が制した。
近畿大会では11月3日、京都国際が明石商を破って初優勝。これにより、秋季地区大会の9地区目の優勝校が確定した。
中国大会は創志学園、四国大会は明徳義塾、九州大会は鹿児島城西が優勝している。
東京大会の決勝は二松学舎大付対岩倉残る東京都大会では、二松学舎大付と岩倉が決勝進出を決めた。
11月1日の準決勝では、二松学舎大付が東海大菅生を2-1で破り、岩倉は日大二に3-1で勝利した。
二松学舎大付は延長10回タイブレークの末に逆転サヨナラ勝ち。岩倉も接戦を制し、1988年以来となる秋の決勝進出を決めた。
決勝は11月5日、明治神宮野球場で開催予定。両校にとって翌春のセンバツ選考へ向けた大きな一戦となる。
第57回明治神宮野球大会は11月19日開幕秋季大会の次に控える全国大会が、第57回明治神宮野球大会だ。
2026年の大会概要は次の通り。
- 大会名:第57回明治神宮野球大会
- 開催期間:2026年11月19日~24日
- 会場:明治神宮野球場
- 主催:明治神宮・日本学生野球協会
- 高校の部:全国10地区の代表校
高校の部には、北海道、東北、関東、東京、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州の各地区代表が出場する。
11月3日現在、9地区の優勝校は確定しており、東京代表は11月5日の決勝で決まる予定だ。
この大会は、秋季大会で結果を残したチームが全国の舞台で力を試す機会となる。翌春のセンバツを占ううえでも、注目度の高い大会だ。
【プロの結論】高校野球2026の組み合わせ表は「大会の段階」を分けて確認する
2026年の高校野球の日程・組み合わせ表を確認するうえで、最も大切なのは大会の開催時期と選考方式を混同しないことだ。
春のセンバツと夏の選手権では、出場校の決まり方が根本的に異なる。
春は秋季大会の成績や試合内容などを参考に選考委員会が出場校を決定する選抜方式。夏は都道府県大会を勝ち抜いた代表校が出場する勝ち上がり方式だ。
そのため、秋季大会の地区優勝校が翌春のセンバツ出場を自動的に確定させるわけではない。
春のセンバツを予想するなら秋季大会の結果を見る2027年春のセンバツを予想する場合、まず確認したいのは秋季地区大会の優勝校と準優勝校だ。
ただし、選考は優勝・準優勝という順位だけで決まるものではない。選考委員会は秋季大会の試合結果や内容などを踏まえて出場校を決定する。
地域ごとの出場枠や選考基準も関係するため、地区大会の優勝校だけを見て出場校を断定するのは早計だ。
トーナメント表は更新日と試合結果をセットで見る高校野球のトーナメント表には、抽選直後の予定表と、試合終了後に更新された結果表がある。
両者を区別せずに確認すると、すでに敗退した学校を勝ち上がり候補として扱ってしまう可能性がある。
特に次の情報を確認したい。
- 組み合わせ抽選会の開催日
- 大会公式ページの更新日
- 各試合の最終スコア
- 雨天順延による日程変更
- 準々決勝以降の再抽選の有無
大会の確定結果を知りたい場合は、日本高等学校野球連盟の公式記録を優先するのが確実だ。
2027年春のセンバツに向けた今後の予定日本高等学校野球連盟の発表によると、第99回選抜高等学校野球大会は2027年3月19日から阪神甲子園球場で開催予定となっている。
出場校を決める選考委員会は2027年1月29日、組み合わせ抽選会は3月5日に予定されている。
2026年秋の地区大会、11月の明治神宮大会、2027年1月の選考委員会という流れを追えば、次のセンバツに向けた高校野球の動きを把握しやすい。
【高校野球の日程・組み合わせ表2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の春のセンバツで優勝した高校はどこ?
A1:大阪桐蔭(大阪)です。2026年3月31日の第98回選抜高校野球大会決勝で智辯学園を7-3で破り、4年ぶり5度目の優勝を果たしました。
Q2:夏の甲子園2026には何校が出場した?
A2:49校です。全国47都道府県のうち、北海道と東京都がそれぞれ2地区に分かれて地方大会を開催するため、合計49代表校となりました。
Q3:2026年夏の甲子園で優勝した高校は?
A3:智辯和歌山です。8月22日の決勝で健大高崎を4-3で下し、5年ぶり4度目の全国制覇を達成しました。
Q4:秋季高校野球2026の地区大会はすべて終了した?
A4:11月3日現在、9地区で終了しています。東京都大会は二松学舎大付と岩倉が決勝に進出しており、11月5日に決勝が予定されています。
Q5:第57回明治神宮野球大会はいつ開催される?
A5:2026年11月19日から24日まで、明治神宮野球場で開催予定です。高校の部には全国10地区の代表校が出場します。
Q6:秋季地区大会で優勝すれば2027年春のセンバツに出場できる?
A6:優勝だけで出場が確定するわけではありません。秋季大会の成績や試合内容などを踏まえ、選考委員会が出場校を決定します。選考委員会は2027年1月29日に予定されています。
2026年の高校野球は、春のセンバツで大阪桐蔭、夏の甲子園で智辯和歌山が優勝し、全国大会の大きな節目を迎えた。
夏の第108回全国高校野球選手権大会には49校が出場し、智辯和歌山と健大高崎が決勝で激突。4-3という接戦で智辯和歌山が頂点に立った。
11月3日現在は秋季地区大会の9地区で優勝校が決定し、東京都大会の決勝と第57回明治神宮野球大会が控えている。
今後の注目日程は、11月5日の秋季東京都大会決勝、11月19日から24日の明治神宮大会、そして2027年1月29日の第99回センバツ選考委員会だ。
高校野球の組み合わせ表を確認するときは、開催済みの試合結果、進行中の大会、今後の予定を分けて把握することが大切になる。日本高等学校野球連盟の公式日程と各都道府県高野連の発表を確認しながら、2027年春の甲子園へ向かう各校の戦いにも注目したい。