37人のなかでも、代表の中心として注目したいのが石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃、関菜々巳、山田二千華の5人だ。
それぞれポジションが異なり、攻撃、ゲームメーク、ブロックという異なる役割を担っている。
1.石川真佑|174cm・アウトサイドヒッター
2000年5月14日生まれ
- 身長:174cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 所属:エジザジュバシュ(トルコ)
石川真佑は、日本女子バレーを代表するアウトサイドヒッターの一人。2026年度も主将を務め、チームの中心的存在として活動している。
海外でのプレー経験を積み、2026年はトルコの強豪クラブ、エジザジュバシュに所属。日本国内だけでなく、海外リーグでの経験を代表チームに持ち込む選手としても注目される。
兄の石川祐希も男子日本代表として活躍しているが、真佑自身も独立したキャリアを築いている。
2.和田由紀子|175cm・アウトサイドヒッター2002年1月8日生まれ
- 身長:175cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 所属:UYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ(イタリア)
和田由紀子は、攻撃と守備の両方を担うアウトサイドヒッター。2026年度の代表登録メンバーでは背番号1が掲載されている。
所属先はイタリアのUYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ。関菜々巳も同じクラブに所属しており、日本代表選手が海外クラブでチームメートになる点も興味深い。
175cmという身長だけでなく、国際舞台でどのようなプレーを見せるかが注目される。
3.佐藤淑乃|178cm・アウトサイドヒッター2001年11月12日生まれ
- 身長:178cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 所属:ヴェロ・バレー・ミラノ(イタリア)
佐藤淑乃は178cmのアウトサイドヒッター。石川や和田と同じく攻撃面で存在感を発揮するポジションを担う。
2026年度はイタリアのヴェロ・バレー・ミラノに所属。海外でのプレーを通じて、異なる戦術や競技環境を経験する選手の一人だ。
2026年のアジア競技大会でも日本代表の14人に選ばれており、決勝まで進んだチームを支えた。
4.関菜々巳|171cm・セッター1999年6月12日生まれ
- 身長:171cm
- ポジション:セッター
- 所属:UYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ(イタリア)
関菜々巳は、攻撃を組み立てるセッター。スパイカーにどのようなトスを供給するかによって、チームの攻撃の幅が変わる。
セッターは単にボールを上げるだけの役割ではない。相手ブロックの位置、味方の状態、試合の流れを判断し、攻撃の選択肢を作る司令塔だ。
2026年は和田由紀子と同じイタリアのUYBAに所属。海外での経験を重ねながら、日本代表のゲームメークを担う重要な存在となっている。
5.山田二千華|184cm・ミドルブロッカー2000年2月24日生まれ
- 身長:184cm
- ポジション:ミドルブロッカー
- 所属:NECレッドロケッツ川崎
山田二千華は、184cmの身長を生かしたブロックとネット際の攻防を担うミドルブロッカー。
ミドルブロッカーは相手の攻撃を止めるだけでなく、クイック攻撃などによって自チームの得点機会を作る役割も持つ。
所属するNECレッドロケッツ川崎はSVリーグ女子の強豪クラブ。国内トップレベルのクラブでプレーしながら代表活動にも参加する選手として、今後も注目したい。
【女子バレー選手のポジション一覧】役割・特徴・観戦ポイント

女子バレー選手を理解するうえで、身長と同じくらい大切なのがポジションだ。
バレーボールは基本的に6人でプレーする競技だが、各選手には異なる役割がある。日本代表の登録情報で使われているOH、MB、S、Lという略称を理解すると、試合の見方が変わってくる。
アウトサイドヒッター(OH)
チームの攻撃を担いながら、サーブレシーブや守備にも参加するポジション。攻守のバランスが求められる。
代表選手:石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃
ミドルブロッカー(MB)
ネット際で相手のスパイクをブロックする役割。素早い移動やクイック攻撃への対応も重要になる。
代表選手:山田二千華、荒木彩花、宮部藍梨
セッター(S)
攻撃を組み立てる司令塔。相手の守備を見ながら、どの選手にトスを上げるか判断する。
代表選手:関菜々巳、栄絵里香、中川つかさ
リベロ(L)
守備専門のポジション。相手の強打を拾い、サーブレシーブを安定させて攻撃につなげる。
代表選手:小島満菜美、福留慧美、岩澤実育
オポジット(OP)
セッターの対角に配置される攻撃型のポジション。高い得点力が期待される。
一般的なポジション分類。JVAの現行37人掲載欄にはOP表記はない。
JVAの現行掲載情報をポジション別に集計すると、次のようになる。
37人
2026年度女子日本代表登録ページの掲載人数
{#each [{n:"アウトサイドヒッター",v:14,c:"#3985CF"},{n:"ミドルブロッカー",v:10,c:"#19A58A"},{n:"セッター",v:8,c:"#D99A35"},{n:"リベロ",v:5,c:"#9675C8"}] as p}
{p.n}
{p.v}人
{/each}
OHが14人と最も多く、次にMBが10人、Sが8人、Lが5人となっている。
この構成からは、攻撃と守備を兼ねるアウトサイドヒッターを幅広く確保しながら、ブロック、ゲームメーク、守備の専門性も備えた選手層を整えていることが分かる。
ポジションの基本的な役割については、J SPORTSの競技解説やヴィクトリーナ姫路の公式解説でも紹介されている。
【女子バレー選手の身長ランキング】SVリーグと海外クラブの所属事情
2026年度代表登録メンバーの身長上位・下位女子バレーでは身長が注目されやすい。特にミドルブロッカーはネット際での高さが重要になるため、プロフィールを見る際の関心も高い。
2026年度のJVA掲載37人を比較すると、身長の上位と下位は次のようになっている。
185cm
荒木彩花・大友美空
ミドルブロッカー/アウトサイドヒッター
山田二千華・山下裕子・大雲舞子
158cm
小島満菜美・西崎愛菜
いずれもリベロ
最高身長と最低身長の差は27cm。同じ日本代表候補でも、身体的な特徴や担う役割には大きな違いがある。
ただし、身長が高いことだけで優れた選手と判断するのは適切ではない。アウトサイドヒッターには攻撃とレシーブの両方が求められ、リベロには低い姿勢でボールに反応する守備能力が求められる。
選手を比較する際は、身長とポジションをセットで見ることがポイントだ。
SVリーグ女子で活躍する代表選手国内で女子バレーを追いかけるなら、SVリーグ女子の選手名鑑も参考になる。
2026年度の代表登録選手には、以下のようなSVリーグ所属選手がいる。
- NECレッドロケッツ川崎: 山田二千華、中川つかさ、廣田あい、甲萌香
- SAGA久光スプリングス: 荒木彩花、栄絵里香、北窓絢音、井上未唯奈、西村弥菜美
- 大阪マーヴェラス: 塩出仁美、西崎愛菜
- PFUブルーキャッツ石川かほく: 川添美優、松井珠己
- ヴィクトリーナ姫路: 福留慧美、二宮みずき
- 東レアローズ滋賀: 本田凜、花岡千聡
- 群馬グリーンウイングス: 島村春世、志摩美古都
SVリーグの公式サイトでは、女子チーム別の選手情報が公開されている。選手の所属クラブやチーム構成を確認したい場合は、リーグの選手名鑑が有力な情報源となる。
女子バレー海外リーグ所属選手にも注目2026年度の代表登録メンバーで特徴的なのが、海外クラブに所属する選手の多さだ。
主な所属先を国別に整理すると次のようになる。
イタリア
- 和田由紀子:UYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ
- 関菜々巳:UYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ
- 佐藤淑乃:ヴェロ・バレー・ミラノ
- 大友美空:UYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ
トルコ
- 石川真佑:エジザジュバシュ
アメリカ
- 小島満菜美:LOVBソルトレーク
- 岩澤実育:LOVBマイアミ
- 宮部藍梨:ミネソタ
フランス
- 宮部愛芽世:ルヴァロワ・パリ・サン=クルー
海外リーグに所属するメリットは、単純な移籍経験だけではない。異なる戦術、対戦相手、練習環境に触れることで、選手としての経験値を高められる点にある。
また、代表選手が海外クラブに所属することで、日本国内のファンが海外リーグにも関心を持つきっかけになる。
特に石川、和田、佐藤、関のような代表の中心選手が海外でどのような役割を担うのかは、今後の女子バレーを追ううえで見逃せないポイントだ。
【プロの結論】女子バレー選手は4つの基準で見ると面白い選手名鑑を読む際、単純に身長や知名度だけで比較すると、選手の本当の特徴を見落としやすい。
専門的な観点からは、次の4点を意識したい。
1. ポジション: 得点を狙う選手なのか、守備を担う選手なのか、攻撃を組み立てる選手なのか。
2. 所属クラブ: SVリーグなのか、海外リーグなのか。競技環境の違いを把握する。
3. 代表での立場: 年度登録メンバーなのか、特定大会の出場選手なのかを区別する。
4. 国際大会での実績: 登録されているだけでなく、実際にどの大会に出場したかを確認する。
例えば、山田二千華と石川真佑を身長だけで比較しても、ポジションが異なるため選手としての役割は評価できない。
また、37人の登録メンバーに入ったことと、国際大会でレギュラーとして出場することも別の話だ。
2026年のネーションズリーグ7位、アジア大会銀メダルという結果を踏まえれば、個人のプロフィールだけでなく、チーム全体の競争力や大会ごとの選考にも注目する必要がある。
【女子バレー選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年度の女子バレー日本代表は何人ですか?
2026年4月15日に発表された年度登録メンバーは37人です。フェルハト・アクバシュ監督が初選出14人を含む選手を選びました。ただし、国際大会では登録メンバーから出場選手が別途選抜されます。
Q2:2026年度の女子日本代表で最も身長が高い選手は誰ですか?
JVAの現行年度登録ページでは、荒木彩花と大友美空がともに185cmで最も高い選手です。山田二千華、山下裕子、大雲舞子も184cmと高身長です。
Q3:女子バレー日本代表で海外リーグに所属する選手は誰ですか?
石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃、関菜々巳、小島満菜美、宮部藍梨、宮部愛芽世などが挙げられます。イタリア、トルコ、アメリカ、フランスなどでプレーしています。所属情報はシーズンや契約状況によって変わるため、最新のJVA選手ページも確認してください。
2026年度の女子日本代表は37人の登録メンバーを軸に、経験豊富な主力と若手選手が共存するチーム構成となった。
石川真佑は主将としてチームを率い、和田由紀子や佐藤淑乃はアウトサイドヒッター、関菜々巳はセッター、山田二千華はミドルブロッカーとして、それぞれ異なる役割を担っている。
また、SVリーグでプレーする選手だけでなく、イタリアやトルコ、アメリカ、フランスなど海外で挑戦する選手が増えていることも、2026年の女子バレー界の特徴だ。
アジア競技大会では銀メダルを獲得し、国際舞台での競争力を示した一方、世界の強豪との差を縮めるという課題も残った。
女子バレー選手をより深く知るなら、名前・身長だけでなく、ポジション、所属クラブ、代表での実績を組み合わせて見ることが大切だ。 2026年の選手たちの成長と、次世代の代表争いにも注目したい。