2026年現在も動画クリエイターとして活動する水溜りボンド。そのメンバーであるトミーには、ラジオ番組で子供用のポルシェを購入し、スタジオに持ち込んだという印象的なエピソードがある。舞台となったのは、2020年7月16日放送の『水溜りボンドのオールナイトニッポン0(ZERO)』第16回だ。
話題の中心は、トイザらスで購入した電動式の子供用ポルシェ918。車にはMixChannel公式キャラクターのミックマが乗り、最終的にはリスナーへのプレゼントとして扱われる展開になった。なぜトミーは子供用のポルシェを選んだのか、どのような経緯でノベルティになったのか。放送内容と当時の報道をもとに、その一連の出来事を整理する。
【基本情報】水溜りボンドトミーとオールナイトニッポン0の関係

水溜りボンドは、カンタとトミーによる2人組動画クリエイター。2015年1月1日に活動を開始し、ドッキリや実験、検証、料理など幅広いジャンルの動画を発信してきた。
そんな2人がテレビやYouTubeとは異なる表現の場として挑戦したのが、ニッポン放送の深夜ラジオ『オールナイトニッポン0(ZERO)』だった。
オールナイトニッポン0の放送開始日はいつ?UUUMが2020年3月9日に発表した番組情報によると、水溜りボンドは同年4月から木曜日のレギュラーパーソナリティーを担当することになった。
初回生放送は2020年4月2日(木)27時。暦の上では4月3日未明にあたる。
YouTuberがオールナイトニッポン0のレギュラーパーソナリティーを担当するのは、当時の番組史上初めてのことだった。
レギュラー就任前には2019年7月と2020年1月に特別番組を担当しており、その反響もレギュラー起用につながった背景にある。
ラジオで始まった「水溜りプロデュース」番組の特徴的な企画の一つが、リスナーが水溜りボンドの2人をプロデュースするコーナーだった。
リスナーから寄せられた提案を実際に2人が実行し、次回の放送で結果を報告するという仕組みである。
その報告企画が「水溜りプロデュース報告」だ。
YouTubeでは自分たちで企画を考え、撮影し、編集できる2人が、ラジオではリスナーから与えられた課題に挑戦する。この立場の変化が、番組ならではの面白さを生み出していた。
2020年7月16日の放送でトミーがポルシェを購入したのも、この企画から生まれた出来事だった。
【2020年7月16日】トミーがトイザらスで子供用ポルシェを購入した理由
この日の課題は、大人になってから足を運ぶ機会が減ったトイザらスに行き、最新のおもちゃを購入して紹介することだった。
トミーとカンタはそれぞれ店舗へ向かい、購入した商品をスタジオに持ち込んだ。
ここで予想外の展開を見せたのがトミーだった。
トミーが選んだのはポルシェ918トミーが訪れたのは、お台場のトイザらス。
購入したのは、子供が乗って遊ぶことのできる電動自動車「ポルシェ918」だった。
2020年7月23日公開のリアルサウンド テックによる第16回放送の振り返り記事では、この車について次のような情報が紹介されている。
- 商品:子供用電動自動車「ポルシェ918」
- ブランド:トイザらスのオリジナルブランド「AVIGO」
- 全長:100cm超
- 当時の価格:3万円超
- 購入店舗:お台場のトイザらス
一般的なミニカーや組み立て式のおもちゃとは異なり、実際に子供が乗ることを想定した大きな電動自動車だった。
カンタが思わず本当にトイザらスで購入したのかと疑うほどのサイズで、スタジオに持ち込まれた際には大きなインパクトを残した。
カンタが購入したおもちゃとの違い同じ課題に取り組んだカンタは、池袋サンシャインシティのトイザらスで「レゴ ムービーメーカー」を購入した。
こちらはレゴを組み立て、スマートフォンで撮影し、専用アプリで動画編集まで楽しめる商品だった。
2人の選択を比べると、課題への向き合い方の違いがよく分かる。
カンタは遊びながら映像制作を体験できる商品を選び、トミーは大きさと存在感で驚きを生み出す商品を選んだ。
どちらも「最新のおもちゃを紹介する」という課題に応えたものだが、トミーの選択はラジオブースそのものを舞台装置に変えてしまうほど大胆だった。
【ミックマも乗車】ポルシェがノベルティになった経緯
今回のエピソードを象徴する存在が、ポルシェの運転席に乗っていたミックマだ。
ミックマは、当時のMixChannel公式キャラクター。水溜りボンドのオリジナルキャラクターではなく、番組の映像配信にも関係するサービスのキャラクターである。
2020年3月のパーソナリティー発表時にも、水溜りボンドの2人がミックマを話題にしていたことが、運営元DONUTSの発表資料に記録されている。
ポルシェにミックマが乗ったことで生まれたインパクト第16回放送では、トミーが購入した大きなポルシェがスタジオに持ち込まれ、ミックマが車に乗った状態で紹介された。
単におもちゃを購入して説明するだけではなく、キャラクターを乗せることで、実際の自動車のような見た目になった点も印象的だった。
加えて、この放送はMixChannelでも映像配信されていた。
音声だけでは伝わりにくい車の大きさや、ミックマが乗っている様子まで視覚的に楽しめたことが、この企画の魅力を広げた。
なぜポルシェをリスナーにプレゼントしたのかポルシェがノベルティとして扱われることになった背景には、トミーの遊び心があった。
番組では、ステッカーを配布するときのような感覚で「ポルシェを差し上げる」という流れが生まれた。
すると、リスナーから『トイ・ストーリー』を連想させる反応が寄せられる。
同作品に登場するおもちゃの持ち主アンディになぞらえ、自分こそポルシェを受け取る持ち主だと名乗るメールが集まったのだ。
さらに放送中には、トミーが過去にバズ・ライトイヤーの格好をしていたエピソードも話題になった。
大学時代の文化祭でバズ・ライトイヤー役を演じたトミーは、その後、渋谷のハロウィンで仮装していた際に、いわゆるヤンキー風の人たちに絡まれた経験を語った。
この話題から、当時の相手を名乗るリスナーにポルシェをプレゼントするという、思いがけない展開に発展した。
放送後には番組公式アカウントも「ポルシェ送りまぁす」と投稿。購入した車は、単なる紹介用のおもちゃから、番組を通じたリスナー向けプレゼントへと役割を変えた。
ここでいうノベルティは、トイザらスが販売促進用に配布した商品という意味ではない。番組側がリスナーに贈るプレゼントとして扱ったものだ。
【関係性を整理】トミー・ポルシェ・ミックマ・番組のつながり
今回のエピソードは、複数の人物やサービス、商品が関係している。混同しやすい要素を一覧にまとめた。
| エンティティ | 役割・関係 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 水溜りボンド | 番組パーソナリティー | カンタとトミーの2人組 |
| トミー | ポルシェの購入者 | お台場のトイザらスで購入 |
| カンタ | 番組パーソナリティー | レゴ ムービーメーカーを購入 |
| ニッポン放送 | 番組の放送局 | ANN0を制作・放送 |
| 水溜りプロデュース | リスナー参加型企画 | 課題を実行して放送で報告 |
| トイザらス | 商品の購入店舗 | 子供用ポルシェ918を購入 |
| AVIGO | 商品ブランド | トイザらスのオリジナルブランド |
| ミックマ | MixChannel公式キャラクター | ポルシェに乗車 |
| リスナー | 企画への参加者 | ポルシェのプレゼントをめぐり反応 |
特に押さえておきたいのは、ミックマと水溜りボンドの関係だ。
ミックマはMixChannelの公式キャラクターであり、水溜りボンドのメンバーや番組独自のマスコットではない。
また、ポルシェ918も本物の高級スポーツカーではなく、子供が乗るための電動自動車である。
この2点を区別すると、エピソードの全体像が理解しやすくなる。
【ラジオ出演の意味】なぜポルシェ企画は印象に残ったのか
水溜りボンドのラジオ出演を考えるうえで重要なのは、YouTubeとラジオでは、視聴者に情報を届ける方法が異なるという点だ。
YouTubeでは映像、テロップ、編集によって企画の面白さを補える。一方、ラジオでは話し方や音声だけで状況を伝えなければならない。
映像配信との組み合わせが生んだ面白さ水溜りボンドのANN0は、MixChannelによる映像ライブ配信も行われていた。
このため、通常の音声放送に加え、スタジオで起きていることを視覚的にも伝えられる環境が整っていた。
トミーのポルシェ企画は、その特徴が生きた事例といえる。
100cmを超える車をスタジオに持ち込むという行動は、音声だけでも驚きを与える。しかし、実際の車体やミックマが乗っている様子を映像で確認できれば、そのインパクトはさらに大きくなる。
YouTubeとは違うラジオへの挑戦2021年4月1日に掲載されたニッポン放送NEWS ONLINEの記事では、週1回のレギュラー放送を終えるタイミングで、2人がラジオ活動を振り返っている。
トミーは、YouTubeでは編集やテロップによって補えていた部分が、ラジオでは声だけで伝える必要があると振り返った。
また、番組は自分たちだけで完結するものではなく、スタッフやリスナーと一緒につくり上げるものだったという趣旨の話もしている。
この振り返りを踏まえると、ポルシェ企画の面白さは単に高価なおもちゃを購入したことだけではない。
リスナーが課題を考え、トミーが実行し、その結果を放送で共有し、さらにプレゼントという形でリスナーに還元する。参加者全員が企画の展開に関われる構造があった。
なお、番組は2020年4月に週1回のレギュラー放送を開始し、2021年4月からは月1回の放送枠へ移行した。
【2026年版】水溜りボンドトミーのポルシェエピソードで間違えやすいポイント
2020年の放送を現在の情報と照らし合わせる際には、いくつかの誤解に注意したい。
1. トミーが購入したのは本物のポルシェではない
購入したのは、子供用の電動自動車「ポルシェ918」。実車を購入したという話ではない。
2. トイザらスとの企業コラボ企画ではない
トイザらスは課題に沿って商品を購入した店舗。番組の企画と企業による公式タイアップを同一視するのは適切ではない。
3. ミックマは水溜りボンドのキャラクターではない
ミックマはMixChannelの公式キャラクター。番組内で車に乗っていたことが話題になった。
4. ノベルティは店舗の販促品ではない
この場合は、トミーが購入したポルシェを番組のリスナー向けプレゼントとして扱ったことを指す。
5. 2020年当時の価格と現在の販売価格は別
当時の報道では3万円超と紹介されていたが、2026年現在の同一商品の販売価格や在庫を示す情報ではない。購入を検討する場合は、商品名だけでなく型番や販売時期も区別する必要がある。
このように、人物・商品・番組・サービスの関係を整理することが、検索情報の混同を防ぐポイントとなる。
【水溜りボンドトミー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:水溜りボンドのトミーがポルシェを購入したのはいつ?
A1:2020年7月16日放送の『水溜りボンドのオールナイトニッポン0(ZERO)』第16回。トイザらスで子供用電動自動車のポルシェ918を購入した。
Q2:トミーが購入したポルシェはいくらだった?
A2:2020年7月23日公開のリアルサウンド テックの記事では、3万円を超える価格の商品として紹介されている。当時の価格であり、2026年現在の販売価格ではない。
Q3:ポルシェに乗っていたミックマとは誰?
A3:MixChannelの公式キャラクター。第16回放送ではトミーが購入した子供用ポルシェに乗っていた。
Q4:ポルシェはなぜノベルティになった?
A4:トミーが購入した車をリスナーにプレゼントするという流れになったため。『トイ・ストーリー』のアンディを連想させるメールや、トミーの過去の仮装エピソードも関係していた。
Q5:水溜りボンドのオールナイトニッポン0はいつ始まった?
A5:2020年4月2日(木)27時に初回放送を開始した。暦の上では2020年4月3日未明にあたる。2021年4月からは月1回の放送枠へ移行した。
水溜りボンドのトミーが子供用ポルシェを購入したエピソードは、2020年7月16日の『オールナイトニッポン0』第16回で生まれたものだ。
トイザらスで最新のおもちゃを購入するという課題に対して、トミーが選んだのは全長100cmを超える子供用電動自動車。さらにミックマを乗せてスタジオに持ち込み、最終的にはリスナーへのプレゼントとして扱われることになった。
この出来事を理解するうえで重要なのは、ポルシェそのものの価格や大きさだけではない。
リスナーの提案を実行し、放送中に予想外の展開を生み、リスナーにプレゼントするところまでつなげた番組づくりにこそ、この企画の面白さがある。
2026年に改めて振り返っても、YouTubeクリエイターが深夜ラジオに挑戦し、映像配信やリスナー参加型企画を組み合わせて独自のエンターテインメントを生み出した、印象的な一幕といえる。
主な情報根拠: UUUMのレギュラーパーソナリティー就任発表、リアルサウンド テックの2020年7月23日付第16回放送レポート、DONUTSのMixChannel関連発表、ニッポン放送NEWS ONLINEの2021年4月1日付インタビュー、ニッポン放送の番組公式情報。