徳島支部所属のボートレーサー・喜多須杏奈選手は、登録番号4714、110期の選手です。養成所時代には卒業記念競走で優勝した実績を持ち、2012年5月にデビュー。2020年には地元・鳴門で開催されたG2レディースオールスターで優出2着に入るなど、大舞台でも存在感を示してきました。
2026年11月現在はB1級で活動しています。直近の公式期別成績では勝率4.90、平均ST0.17を記録。さらに2026年秋のレースでは1着を獲得するなど、現在も全国の競走場で出走を続けています。プロフィールから過去のA2昇格、優勝歴、最新の成績、今後の出走予定まで、数字を中心に整理します。
【プロフィール】喜多須杏奈はどんなボートレーサー?登録番号4714・徳島支部の基本情報

喜多須杏奈(きたず・あんな)選手は、徳島県出身の女子ボートレーサーです。登録番号は4714。2012年にデビューした110期の選手で、地元のボートレース鳴門をはじめ、全国各地の競走場でレースに出場しています。
BOAT RACE公式の選手検索に掲載されている基本プロフィールは次のとおりです。
喜多須杏奈の基本プロフィール| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 選手名 | 喜多須杏奈 |
| 読み方 | きたず あんな |
| 登録番号 | 4714 |
| 生年月日 | 1990年9月30日 |
| 年齢 | 36歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 徳島県 |
| 所属支部 | 徳島支部 |
| 登録期 | 110期 |
| 現行級別 | B1級 |
| 身長 | 157cm |
| 体重 | 49kg(公式掲載値) |
| 血液型 | A型 |
喜多須選手の経歴を語るうえで欠かせないのが、110期の養成所チャンプという肩書です。
ボートレーサー養成所の卒業記念競走は、養成期間中の訓練を経た候補生が競う重要なレースです。喜多須選手は110期の卒業記念競走で優勝。日刊スポーツの2013年5月の報道では、女子選手としては76期の横西奏恵さん以来となる卒業記念競走の優勝者として紹介されています。
養成所でトップに立ったことは、デビュー前から高い競走能力を評価されていたことを示す実績です。ただし、養成所での成績とプロデビュー後の勝率は別の指標です。実際の選手評価では、デビュー後にどれだけ安定して着順を残してきたかも重要になります。
現在の喜多須選手を理解するには、この華々しい養成所時代と、長年にわたって経験を積んできたプロとしての競技成績を分けて見る必要があります。
【経歴・成績推移】2012年のデビューからA2昇格、2026年までの歩み
喜多須杏奈選手は2012年5月16日、ボートレース鳴門でデビューしました。養成所チャンプとして期待を集めた一方、プロでの初勝利までには時間を要しています。
デビュー初勝利は通算122走目2013年5月5日、鳴門で開催された「第23回日本モーターボート選手会会長杯競走」の4日目2Rで、喜多須選手は5コースからのまくり差しを決め、デビュー初勝利を挙げました。
この勝利は通算122走目での達成でした。養成所で優勝した実績を持ちながら、プロの水面では約1年間、初勝利をつかめなかったという経緯があります。
その後は経験を積み、2019年や2021年、2023年にはA2級に昇格した時期もありました。B1級を中心に活動しながらも、上位級別に到達した経験がある選手です。
主なキャリアと転換点| 年月・期間 | 出来事 | 意味・実績 |
|---|---|---|
| 2012年5月16日 | 鳴門でデビュー | 110期としてプロ活動を開始 |
| 2013年5月5日 | 鳴門でデビュー初勝利 | 通算122走目、5コースからのまくり差し |
| 2018年 | B1級を中心に活動 | 競走経験を積み重ねる時期 |
| 2019年後期 | A2級に昇格 | 勝率5.82を記録 |
| 2020年3月 | G2レディースオールスター優出 | 鳴門で2着を獲得 |
| 2021年後期 | A2級に昇格 | 勝率5.50を記録 |
| 2023年後期 | A2級に昇格 | 勝率5.66を記録 |
| 2025年11月~2026年4月 | B1級で活動 | 公式期別勝率4.90 |
| 2026年11月 | B1級で現役活動 | 多摩川などへの出場予定を掲載 |
※級別・勝率の推移は公表されている期別成績をもとに整理しています。A2級への昇格時期と各期の成績は、期別データベースの掲載内容に基づきます。
2020年の鳴門G2で優出2着キャリアのなかでも特に注目したいのが、2020年3月3日から8日にボートレース鳴門で開催されたG2第4回レディースオールスターです。
喜多須選手は予選を突破し、優勝戦に進出。2020年3月8日の優勝戦では5コースから出走し、2着でゴールしました。
優勝したのは同じ徳島支部の岩崎芳美選手です。地元の鳴門で徳島支部の選手同士が優勝を争う形となり、喜多須選手にとっても大きな実績となりました。
この大会については、BOATRACE公式情報をもとにした2025年の特集記事でも、喜多須選手の優出2着が紹介されています。養成所チャンプという肩書だけでなく、実際の大舞台で結果を残した経験がある点は評価材料です。
【2026年最新成績】B1級・勝率4.90・平均ST0.17をどう評価する?
2026年11月現在、喜多須杏奈選手の現行級別はB1級です。直近のBOAT RACE公式期別成績で確認できる集計期間は2025年11月1日から2026年4月30日までとなっています。
公式期別成績の数字公式データに掲載された主な数値は以下のとおりです。
| 成績項目 | 数値 | 評価のポイント |
|---|---|---|
| 級別 | B1級 | 現在の登録級別 |
| 勝率 | 4.90 | 6か月間の着順点による評価 |
| 2連対率 | 23.90% | 2着以内に入った割合 |
| 3連対率 | 48.95% | 3着以内に入った割合 |
| 出走回数 | 96回 | 集計対象の出走数 |
| 優出回数 | 0回 | 優勝戦への進出回数 |
| 優勝回数 | 0回 | 同期間の優勝数 |
| 平均ST | 0.17 | 平均スタートタイミング |
| フライング | 1回 | 集計期間中の記録 |
| 能力指数 | 50 | 公式掲載値 |
注目したいのは、勝率4.90に対して3連対率が48.95%あることです。出走したレースの約半数で3着以内に入っている計算になります。
一方、2連対率は23.90%。3着以内に入る機会と比較すると、1着・2着まで順位を上げることには課題が残ります。
2026年5月~10月の近況データ2026年5月1日から10月31日までの競走記録を集計した外部データベースでは、80走を対象に次の成績が掲載されています。
- 1着:5回
- 2着:19回
- 3着:14回
- 2連対率:30.0%
- 3連対率:47.5%
- 失格:1回
この期間の2連対率は、直前の公式期別成績に掲載された23.90%を上回っています。3連対率は47.5%で、約半数のレースで3着以内に入る水準を維持しています。
また、外部の選手名鑑では2026年9月29日時点の全国勝率5.07、全国2連率30.21%という数値も掲載されています。集計時点や対象期間が公式期別成績とは異なるため、4.90と5.07を単純に比較して成績が上昇したと断定することはできません。
平均ST0.17はどのような数字かSTはスタートタイミングの略で、スタートラインを通過した際のタイミングを表します。数字が小さいほど早いスタートを意味します。
喜多須選手の直近公式期別平均STは0.17。コース別成績では、1コースと3コースの平均STが0.14、2コースが0.16、4コースが0.18、5コースが0.19、6コースが0.20と掲載されています。
この数字を見ると、内側のコースで比較的早いスタートを記録しています。もっとも、平均STだけで舟券の軸としての信頼性を判断することはできません。モーター性能、進入隊形、展示タイム、相手選手のスタート力なども合わせて確認する必要があります。
【現在の実力】A2昇格経験とB1級の成績から見える強み・課題
喜多須杏奈選手の現在の実力を評価する際には、現行のB1級という情報だけで判断するのではなく、過去の成績推移も確認することが大切です。
過去には勝率5点台でA2級に昇格期別成績を見ると、喜多須選手は2019年後期に勝率5.82、2021年後期に5.50、2023年後期に5.66を記録しています。いずれもA2級に昇格した時期です。
一方、2024年前期は4.58、2024年後期は4.93、2025年前期は4.89、2025年後期に該当する2025年11月~2026年4月の公式集計では4.90となっています。
こうした数字からは、A2級に到達できる競走力を持ちながら、安定して上位級別を維持することが課題になっている様子が読み取れます。
3連対率と1着率は分けて見るボートレースの選手評価では、勝率だけでなく2連対率や3連対率も重要です。
喜多須選手の場合、直近の公式期別成績では3連対率が48.95%。一方で1着率は7.3%でした。つまり、上位着順に絡む可能性はあるものの、勝ち切るレースをどれだけ増やせるかが今後の注目点です。
2026年の後半に集計された外部データでは、2連対率30.0%という数字も出ています。1着5回、2着19回という内訳からは、勝利数だけでは見えない2着での安定感も確認できます。
舟券検討で注目したいポイント喜多須選手のレースをチェックする場合、次の3点が判断材料になります。
- コース:公式コース別成績では1コース・4コースの3連対率が比較的高い。
- スタート:平均STだけでなく、その開催での展示スタートやスタート順を確認する。
- モーター:選手の過去成績と当該節のモーター評価を分けて考える。
特にB1級の選手は、A1・A2級の強豪と同じレースに出場することもあります。相手関係や枠番によって期待できる着順が変わるため、選手名だけで評価するよりも、当日の条件を重視する見方が適しています。
【2026年最新出走予定】11月の多摩川・宮島から12月のびわこ・江戸川へ
2026年11月3日時点でBOAT RACE公式の選手検索に掲載されている喜多須杏奈選手の今後の出場予定は、以下のとおりです。
2026年11月~12月の出場予定- 11月6日~11日:ボートレース多摩川「ヴィーナスS第17戦 是政プリンセスカップ」
- 11月17日~22日:ボートレース宮島「第14回東洋観光グループ杯」
- 12月1日~6日:ボートレースびわこ「オールレディース ビーナスちゃんカップ」
- 12月13日~18日:ボートレース江戸川「第2回江戸の祭典」
これらは公式の出場予定ページに掲載された開催日程です。追加あっせんや変更によって予定が変わる場合があるため、実際の出走前には最新の番組表を確認する必要があります。
直近3節のレース結果2026年秋の直近3節では、次のような結果を残しています。
- 桐生(10月25日~30日):6・4・2・2・6・3・4・1・1着
- 若松(10月5日~9日):3・6・4・転・5着
- 尼崎(9月24日~29日):5・5・3・5・4・5・6・6着
特に桐生では、シリーズ終盤に1着を連続して獲得しています。節間全体では着順にばらつきがあるものの、最後に連勝して開催を締めくくった点は近況の注目材料です。
若松では転覆という結果もありました。競走場や節によって結果に差が出るため、単純な勝率だけでなく、直近の着順の変化やレース内容も確認したいところです。
【優勝歴・実績】優出2着の実績はあるが、初優勝への挑戦は続く
喜多須杏奈選手について検索する人が気になる項目の一つが、優勝歴です。
BOAT RACE公式の過去3節成績ページでは、2016年11月以降の優勝情報は掲載されていません。また、2026年10月までの通算成績を集計した外部データベースでは、通算出走2512回、優出12回、優勝0回とされています。
つまり、優勝戦に進出した経験は複数回あるものの、2026年10月までに一般競走やグレード競走での初優勝は記録されていないという状況です。
優勝経験がないことと実力は別問題ボートレースでは、優出と優勝は異なる実績です。優出は優勝戦に進出した回数、優勝はその優勝戦で1着になった回数を指します。
喜多須選手は2020年のG2レディースオールスターで優勝戦2着という実績を残しています。これは単に一般競走で上位着順を重ねるだけでは得られない、大舞台での実績です。
また、2025年8月に公開されたBOATRACEの特集記事では、当時までに通算10回の優出を記録していたことも紹介されています。その後、2026年10月までの外部集計では通算12優出となっています。
優勝という最終結果には届いていなくても、優勝戦に進出できる競走力を持つことは評価できます。今後の注目点は、予選突破や優出の機会を増やし、最後の1着につなげられるかどうかです。
【喜多須杏奈に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:喜多須杏奈選手の登録番号と所属支部は?
A1:登録番号4714、徳島支部所属です。出身地も徳島県で、2012年に110期としてデビューしました。
Q2:喜多須杏奈選手は現在何級ですか?
A2:2026年11月現在はB1級です。過去には2019年後期、2021年後期、2023年後期などにA2級へ昇格した経験があります。
Q3:喜多須杏奈選手の2026年の勝率は?
A3:BOAT RACE公式で確認できる直近の期別成績は、2025年11月1日から2026年4月30日までの勝率4.90です。別の外部選手名鑑では2026年9月29日時点の全国勝率5.07が掲載されています。集計期間が異なるため、数字を比較する際には対象期間に注意してください。
Q4:喜多須杏奈選手は養成所チャンプですか?
A4:はい。110期の卒業記念競走で優勝した実績があります。女子選手としては横西奏恵さん以来となる卒業記念競走の優勝者として、デビュー前から注目されていました。
Q5:喜多須杏奈選手に優勝歴はありますか?
A5:2026年10月までの通算成績データでは、優出12回、優勝0回です。2020年3月のG2レディースオールスターでは優勝戦2着に入っています。
Q6:喜多須杏奈選手の平均STはいくつですか?
A6:直近の公式期別成績では平均ST0.17です。コースによって異なり、掲載データでは1コースと3コースが0.14となっています。
Q7:喜多須杏奈選手の次回出走予定は?
A7:2026年11月3日時点では、11月6日から11日までのボートレース多摩川「ヴィーナスS第17戦 是政プリンセスカップ」が次の予定として掲載されています。
喜多須杏奈選手は、110期の養成所チャンプという実績を持ち、2012年にデビューした徳島支部の女子ボートレーサーです。2013年に初勝利を挙げ、2019年、2021年、2023年にはA2級への昇格を経験。2020年には地元・鳴門のG2レディースオールスターで優勝戦2着という大きな実績を残しました。
2026年11月現在はB1級。直近の公式期別成績では勝率4.90、2連対率23.90%、3連対率48.95%、平均ST0.17という数字です。2026年5月から10月までの外部集計でも3連対率47.5%を記録しており、引き続き上位着順を狙える選手として活動しています。
今後の焦点は、過去に経験したA2級への再昇格と、キャリア初優勝を実現できるかどうかです。特に2020年のG2優出2着という経験は、今後の大舞台での活躍を期待するうえで見逃せない実績です。
喜多須杏奈選手の現在の実力を判断するなら、登録級別だけでなく、勝率、2連対率、3連対率、平均ST、直近の節間成績を総合的に見ることが大切です。11月以降の多摩川、宮島、びわこ、江戸川でどのような結果を残すのか、初優勝への挑戦とともに注目したい選手です。
主な確認資料: BOAT RACE公式選手検索・期別成績・過去3節成績、日刊スポーツの2013年報道、BOATRACE公式特集記事、期別成績データベース。