「からし蓮根芸人」とは、熊本県出身の伊織ラッキーと青空(そら)によるお笑いコンビ「からし蓮根」のことです。2013年4月に結成され、2019年にはM-1グランプリ決勝進出、2019年のytv漫才新人賞決定戦優勝、2024年のオールザッツ漫才優勝など、数々の実績を残してきました。
2025年には大阪から東京へ活動拠点を移し、同年7月には2人そろって芸名を変更。2026年11月現在も吉本興業に所属し、東京の劇場やテレビ番組、全国各地のライブで活動しています。メンバーのプロフィールから改名理由、熊本弁を生かした漫才の魅力、東京進出後の最新状況まで詳しく紹介します。
【からし蓮根芸人とは?】熊本出身のお笑いコンビと2人のプロフィール

まず押さえたい基本情報
からし蓮根は、伊織ラッキーと青空の2人で構成される吉本興業所属のお笑いコンビです。
2人は熊本県出身の高校時代の同級生。2011年にNSC大阪校35期生として入学し、2013年4月に正式にコンビを結成しました。
コンビ名の「からし蓮根」は、熊本の名物料理としても知られるからし蓮根と同じ名前です。熊本出身という2人のルーツを感じさせる名称であり、芸人としての活動を始めた当初から使用しています。
伊織ラッキーのプロフィール
旧芸名:伊織
- 生年月日:1993年9月12日
- 出身地:熊本県熊本市
- 身長:187cm
- 血液型:A型
- 出身養成所:NSC大阪校35期生
伊織ラッキーは、独特の発想と予測しにくい言動を持ち味とするボケ担当です。
吉本興業の公式プロフィールによると、身長は187cm。相方の青空との身長差も、舞台上で目を引く特徴の一つです。
趣味は福岡ソフトバンクホークスの応援、西野カナの楽曲、愛犬との時間、ケーキ作り、ゴルフ、旅行など。特技にはボウリング(ベストスコア268)、なぞかけなどが挙げられています。
2025年7月に伊織から伊織ラッキーへ芸名を変更しました。
青空(そら)のプロフィール
旧芸名:杉本青空
- 生年月日:1994年2月2日
- 出身地:熊本県小国町
- 身長:170cm
- 血液型:O型
- 出身養成所:NSC大阪校35期生
青空は、熊本弁を交えた鋭いツッコミを得意とするメンバーです。
伊織の予想外のボケに対して、テンポよく言葉を返していくスタイルが特徴。漫才の構成やネタ作りにも関わり、高校時代から2人の漫才の原型を作ってきました。
趣味・特技には三線とサックスがあり、音楽的な趣味も持っています。
2025年7月には、杉本青空から「青空」へ芸名を変更しました。読み方は「そら」です。
【結成から2026年まで】M-1決勝・賞レース優勝・東京進出の年表
からし蓮根のキャリアを振り返ると、熊本で出会った高校生コンビが、大阪で経験を積み、全国区の賞レースで結果を残し、東京へ活動拠点を移すまでの歩みが見えてきます。
特に2019年のM-1グランプリ決勝進出は、コンビの知名度を大きく押し上げた転換点でした。
からし蓮根の主な経歴・受賞歴2019年12月22日に開催されたM-1グランプリ2019で、からし蓮根は初めて決勝の舞台に立ちました。
この大会はミルクボーイが優勝した年としても知られています。
からし蓮根のファーストラウンドの得点は639点で6位。決勝進出を果たした9組の中で、堂々とした成績を残しました。
公式大会記録では、7人の審査員による得点も公開されています。
また、決勝で披露したのは教習所をテーマにした漫才コント。テンポのよい展開と、2人の掛け合いが注目されました。
ytv漫才新人賞決定戦でも優勝M-1決勝進出に先立つ2019年3月3日には、第8回ytv漫才新人賞決定戦で優勝しています。
この大会は関西の若手漫才師にとって重要な登竜門の一つです。
読売テレビが公開している歴代受賞者一覧にも、2019年の優勝者としてからし蓮根の名前が記載されています。
M-1決勝進出だけでなく、関西の漫才賞レースでも結果を残してきたことが、2人の実力を裏付けています。
2024年はオールザッツ漫才で優勝2024年12月30日には、MBSテレビの年末恒例番組「オールザッツ漫才2024」のオールザッツネタバトルで優勝しました。
この企画には若手芸人36組が参加。決勝ではダブルアート、カベポスター、からし蓮根の3組が競い、からし蓮根が勝利しました。
日刊スポーツの報道によると、決勝ではテンポのよいトークの応酬を披露しています。
M-1決勝進出から数年が経過した後も、ネタバトルで優勝できる実力を示した出来事でした。
【なぜ改名した?】伊織ラッキーと青空の芸名変更・2025年東京進出の理由
2025年は、からし蓮根にとって大きな変化が続いた年でした。
1月に東京進出を発表し、4月に活動拠点を移転。さらに7月には2人そろって芸名を変更しています。
ここで注意したいのは、変更されたのは個人の芸名であり、コンビ名は「からし蓮根」のままという点です。
伊織が「伊織ラッキー」に改名した理由2025年7月24日、伊織は自身の芸名を「伊織ラッキー」に変更したことを発表しました。
ENCOUNTの報道によると、本人が説明した理由は、運のよさを感じていることと、言葉の力を信じていることです。
伊織は、ラッキーという言葉を口にすることで幸運が訪れるのではないかという考えから、新しい芸名を選びました。
本人の発表では、次のような思いが語られています。
「俺って結構運が良いな」
単に目立つ名前に変えたというより、自分の運を肯定し、前向きな気持ちを芸名に込めた変更といえます。
青空が「杉本青空」から「青空」に変えた理由一方、相方の杉本青空も同じタイミングで芸名を変更しました。
新しい芸名は「青空」。読み方は従来と変わらず「そら」です。
こちらの改名理由は、非常にシンプルです。
本人は、長年コンビで活動する中で「杉本」と呼ばれる機会がほとんどなかったことを説明しています。
そのため、普段から認識されている「青空」という名前に整理した形です。
伊織の改名には運や言霊という考え方があり、青空の改名には呼び名のわかりやすさがあります。
2人の変更理由が異なる点も興味深いところです。
2025年4月に東京進出した背景東京進出の発表は2025年1月31日。
2人は3月31日をもって大阪のよしもと漫才劇場を卒業し、4月から東京へ活動拠点を移しました。
吉本興業の公式プレスリリースでも、東京進出と上京後初の単独ライブ開催が発表されています。
注目したいのは、東京進出を決めた背景です。
2025年5月公開のワラパーのインタビューでは、2人が上京を決断した経緯を説明しています。
もともと2〜3年前から東京進出を考えていたものの、当初はM-1で再び決勝に進出してから上京するつもりだったそうです。
しかし、2024年のM-1で準々決勝敗退となったことを受け、漫才そのものを変えるのではなく、周囲の環境を変える決断をしました。
青空は、ネタの中身を変えたくなかったため、環境を変えることを選んだという趣旨の説明をしています。
つまり、東京進出は単なる活動範囲の拡大ではありません。
自分たちの漫才のスタイルを維持しながら、新しい観客や仕事との出会いを増やすための挑戦だったのです。
【漫才の特徴を分析】熊本弁と独特のボケ・ツッコミが人気の理由
からし蓮根の漫才を語るうえで欠かせないのが、熊本弁を生かしたツッコミと、伊織の独特なボケです。
2人の漫才には、関西のお笑い文化の中で経験を積みながらも、熊本出身というルーツを残しているという特徴があります。
伊織の予測不能なボケ伊織のボケは、一般的な漫才に見られる単純な言い間違いや勘違いだけではありません。
突拍子もない発想や、少し不穏さを感じさせる言動を織り交ぜることで、観客の予想を外していきます。
2019年のデイリースポーツによるインタビューでも、伊織の奇想天外なボケと、187cmという高身長による存在感がコンビの特徴として紹介されていました。
舞台上での体格的なインパクトと、発想の予測不能さが組み合わさっている点も魅力です。
青空の熊本弁による鋭いツッコミ青空のツッコミは、からし蓮根の漫才を特徴づける大きな要素です。
特に熊本弁を交えた言葉遣いが印象的で、一般的な関西弁の漫才とは異なる響きを生み出しています。
2019年のデイリースポーツの記事でも、青空の熊本弁による鋭いツッコミがコンビの武器として取り上げられました。
東京進出後の2025年のインタビューでは、青空自身も熊本弁について、東京ではさらに際立つ可能性があるという考えを示しています。
東京の観客にとっては、関西弁とは違う方言の響きが、新鮮な魅力になるわけです。
高校時代から続く漫才のスタイル興味深いのは、現在の漫才の基本的な形が、高校時代から存在していたことです。
2025年のワラパーのインタビューでは、青空が高校時代からネタを書くことが好きで、伊織に漫才を持ちかけた経緯を説明しています。
また、伊織のボケと青空の熊本弁によるツッコミという基本構造も、コンビ結成当初から存在していたそうです。
つまり、からし蓮根の漫才は、後から流行に合わせて作られたものではありません。
高校時代から積み重ねてきた2人の関係性が、現在のスタイルの土台になっています。
からし蓮根の漫才を楽しむ3つのポイント| 注目ポイント | 特徴 | 観賞時の見どころ |
|---|---|---|
| 伊織のボケ | 独特で予測不能な発想 | 次に何を言い出すのか |
| 青空のツッコミ | 熊本弁を交えた鋭い言葉 | 方言の響きと切り返し |
| 2人の掛け合い | 高校時代から培ったコンビネーション | ボケとツッコミのテンポ |
漫才を初めて見る人は、まず伊織の発想と青空の反応の対比に注目すると、2人の個性を理解しやすくなります。
また、東京進出後も漫才を活動の中心に据える姿勢を示していることから、テレビ出演だけでなく劇場でネタを見る楽しみも大きいコンビです。
【2026年最新】からし蓮根の現在の活動・所属事務所・出演番組
2026年現在、からし蓮根は吉本興業に所属し、東京を中心に劇場出演やテレビ番組などで活動しています。
2025年の東京進出によって大阪での活動を完全に終えたわけではなく、関西や九州とのつながりも維持しています。
現在の所属は吉本興業吉本興業の公式プロフィールには、コンビ名「からし蓮根」とメンバーの伊織ラッキー、青空が掲載されています。
M-1グランプリの公式コンビ情報でも、所属は吉本興業とされています。
そのため、2026年現在の所属事務所は吉本興業です。
また、東京進出後の活動拠点として、渋谷よしもと漫才劇場が重要な場所になっています。
熊本朝日放送「カラシコンボ」に出演2026年現在の活動を知るうえで注目したい番組が、熊本朝日放送の「カラシコンボ」です。
熊本朝日放送(KAB)
- 出演:からし蓮根
- 内容:熊本の街・グルメ・体験を通じたゲストとのトーク
- 見逃し配信:TVer
番組では、からし蓮根が多彩なゲストを熊本でおもてなしします。
地元の街やグルメ、さまざまな体験を通じてゲストの本音を引き出すバラエティ番組です。
KABの公式番組ページでは、2026年11月3日深夜0時15分の放送予定と、ゲストのロバート・馬場裕之が案内されています。
新作回はTVerでの見逃し配信にも対応しています。
2026年11月の劇場出演も継続吉本興業の公式プロフィールに掲載されている公演情報を見ると、2026年11月も複数の劇場ライブへの出演が予定されています。
主な出演情報には、次のような公演があります。
- 11月3日: 渋谷マンゲキお笑いライブ
- 11月9日: 渋谷Kiwami極LIVEプラス+
- 11月9日: ウルトラ漫
- 11月23日: からし蓮根×軟水ツーマンライブ「前後」
- 11月24日: 大黄金世代
また、神保町よしもと漫才劇場や大宮ラクーンよしもと劇場など、東京近郊の劇場への出演情報も掲載されています。
東京に拠点を移した後も、ライブ活動を軸にしていることが分かります。
ラジオ関西「Clip」などの活動吉本興業の公式プロフィールには、レギュラー番組としてラジオ関西の「Clip」と熊本朝日放送の「カラシコンボ」が掲載されています。
テレビだけでなく、ラジオを含めたメディア活動もコンビの活動領域です。
特に熊本とのつながりを持ち続けていることは、地元出身の漫才師としての個性を生かすうえでも注目されます。
【からし蓮根に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:からし蓮根のメンバーは誰ですか?
A1:伊織ラッキーと青空の2人です。伊織ラッキーがボケ、青空がツッコミを担当しています。2人は熊本県出身の高校の同級生で、2013年4月にコンビを結成しました。
Q2:からし蓮根はなぜ改名したのですか?
A2:2025年7月に個人の芸名を変更しました。伊織は運のよさや言霊への思いから伊織ラッキーに、青空は普段から「青空」と呼ばれることが多かったため、杉本青空から青空に変更しています。
Q3:からし蓮根はM-1で優勝したことがありますか?
A3:M-1グランプリでの優勝経験はありません。2019年に初めて決勝へ進出し、6位の639点を記録しています。一方、ytv漫才新人賞決定戦とオールザッツ漫才2024では優勝しています。
Q4:からし蓮根は現在どこを拠点に活動していますか?
A4:2025年4月から東京を活動拠点としています。渋谷よしもと漫才劇場などでライブに出演するほか、熊本朝日放送の「カラシコンボ」にも出演しています。
Q5:からし蓮根の現在の所属事務所はどこですか?
A5:2026年11月現在、吉本興業です。コンビ名も引き続き「からし蓮根」を使用しています。
からし蓮根は、熊本出身の伊織ラッキーと青空によるお笑いコンビです。
2013年の結成以来、大阪を拠点に活動し、2019年にはytv漫才新人賞決定戦で優勝。さらに同年のM-1グランプリで決勝進出を果たし、全国的な知名度を獲得しました。
2024年にはオールザッツ漫才でも優勝し、2025年には東京進出と芸名変更という大きな転換期を迎えています。
2026年現在の2人を理解するうえで、特に注目したい要点は次の3つです。
1. 熊本弁を生かした独自の漫才スタイル: 関西を経由して東京へ活動拠点を移しても、熊本出身という個性を大切にしている。
2. 環境を変えて漫才を磨く挑戦: ネタの基本スタイルを維持しながら、新しい観客や仕事との出会いを求めている。
3. 劇場とテレビの両立: 東京の劇場出演に加え、熊本のテレビ番組などでも活動を続けている。
特に重要なのは、東京進出を単なる知名度アップのための移動として捉えないことです。2人は漫才のスタイルを維持しながら、活動環境を変えることで新たな可能性を探っています。
M-1グランプリ2019のファイナリストという実績を持ちながら、2024年の賞レース優勝、2025年の上京、2026年の継続的な劇場出演へと歩みを進めているからし蓮根。
今後の注目点は、東京の新しい観客に熊本弁の漫才がどこまで浸透するか、そして再びM-1グランプリの決勝に進出できるかという点です。
伊織ラッキーと青空という新しい芸名で、コンビ名「からし蓮根」を背負い続ける2人の今後に期待が集まります。