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【写真集の全貌】『AKI MIZUSAWA 1975-2020』の収録内容とは?

橘 悠人 橘 悠人 • 更新: • 公開: • 読了約 12 分
目次

2020年12月4日に小学館から発売された『AKI MIZUSAWA 1975-2020』は、水沢アキと篠山紀信が積み重ねた45年間の撮影記録をまとめた写真集だ。

基本的な書誌情報は次のとおり。

- 書名: AKI MIZUSAWA 1975-2020
- 被写体: 水沢アキ
- 撮影: 篠山紀信
- 出版社: 小学館
- 発売日: 2020年12月4日
- 判型: A4判
- ページ数: 256ページ
- 発売時の価格: 6,600円(税込)
- ISBN: 978-4-09-682348-4

書誌情報は版元ドットコムや書店の商品情報でも確認できる。全撮影を篠山が担当し、過去の代表的な作品に未発表写真と2020年の新撮写真を加えた構成になっている。

収録内容は若い頃から65歳までの変化

この写真集の特徴は、単一の撮影時期やテーマに限定されていないことだ。

1975年のグアムでの初期グラビアを出発点に、1979年のグアム、1980年のハワイ、1985年の鎌倉や軽井沢など、各時代の撮影記録が作品の背景にある。

1986年には激写文庫『水沢アキの情熱』が発売され、1995年には『AKI MIZUSAWA 1975-1995』が刊行された。2020年版は、1995年の写真集から25年を経て、新たな写真を加えた記録作品として位置付けられる。

特に注目したいのは、23歳のときに撮影された未公開のヌード写真も、後年の写真集企画を通じて本人が初めて確認したという点だ。単なるベストショット集ではなく、本人も知らなかった過去の撮影記録を再発見する作品でもあった。

65歳のヌード撮影はどのように行われたのか

2020年4月1日に行われた撮影は、水沢の自宅が舞台だった。

打ち合わせで、自宅のリビングから見える桜がきれいだと話したことがきっかけとなり、篠山が自宅での撮影を提案したという。引っ越しの時期と重なり、リビングには段ボール箱も積まれていた。

2023年9月の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」出演時には、当初はフルヌードのつもりだったものの、撮影中に篠山が判断し、最終的には上半身のみの撮影になったと説明している。

ここは誤解されやすい部分だ。65歳で撮影した作品が収録されていることは事実だが、2020年の撮影について、本人は後年のラジオでフルヌードには至らなかったと明かしている。

65歳で撮影を決断したもう一つの理由

2023年のラジオ出演では、写真を残そうと考えた背景について、健康面の出来事も語っている。

水沢によると、区の検診で乳房に影が見つかり、手術によって胸を失う可能性も考えたことから、撮影しておこうと思ったという。その後、本人は影が消えて手術を受けずに済んだと説明している。

この発言は、乳がんと診断されたという意味ではない。検診で指摘された影をきっかけに、将来の身体の変化を意識したという話だ。

45年間の芸能活動の節目という仕事上の理由に加え、自分の身体が今の状態であることを記録しておきたいという個人的な思いも、撮影の背景にあった。

【篠山紀信との45年】水沢アキの撮影秘話と二人の関係

水沢アキ裸

水沢アキの写真集を理解するうえで、写真家・篠山紀信の存在は欠かせない。

二人の出会いは1975年。水沢が19歳のときにグアムで撮影した『GORO』のグラビアが始まりだった。その後、仕事上の意見の食い違いを経験しながらも、長期にわたって撮影を続けている。

2020年の出版記念イベントでは、篠山も登壇。45年間にわたって同じ女優を撮影してきたことについて、二人がそれぞれ思い出を語った。

篠山紀信が評価した水沢アキの魅力

2020年のイベントで篠山は、水沢について、初めて会ったときの明るく元気な印象が60代になっても変わらないという趣旨の評価を語っている。

また、印象に残る写真として、1975年のグアムで撮影した濡れたTシャツのグラビアを挙げた。本人にとっても、若い頃の自分を象徴する一枚だった。

写真家にとって、長期間同じ人物を撮り続けることには、単に容姿の変化を記録する以上の意味がある。表情や姿勢、本人の考え方、撮影者との信頼関係まで写真に反映されるからだ。

水沢の場合、19歳のアイドル時代から65歳の女優としての姿まで、同じ写真家が撮影を担当した。2020年版の独自性は、この継続性にある。

最後の撮影と篠山紀信への感謝

篠山紀信は2024年1月に亡くなった。

同年12月に開かれた偲ぶ会では、水沢も篠山との思い出を語っている。65歳のときに自宅のリビングで撮影した写真が、二人にとって最後の撮影になったという。

水沢は19歳から65歳までの記録が一冊にまとまったことに触れ、篠山の撮影技術への感謝を述べた。

この出来事を踏まえると、『AKI MIZUSAWA 1975-2020』は単なる芸能人の写真集にとどまらない。長年にわたり一人の写真家が一人の被写体を追い続けた記録であり、二人の共同作業の最終章を収めた作品でもある。

【プロの結論】水沢アキのヌード写真集の評判と本当の価値

『AKI MIZUSAWA 1975-2020』が話題になった理由を整理すると、評価の要点は大きく三つに分けられる。

一つ目は、65歳という年齢で新たなヌード撮影に挑んだこと。二つ目は、1975年から続く篠山紀信との撮影記録が一冊にまとまったこと。そして三つ目は、水沢自身が企画を提案し、過去の撮影も含めて自分の人生を作品として残そうとしたことだ。

写真集の評判はどうだった?

2020年12月の出版記念イベントで、水沢は作品の出来について「1兆点」と表現した。これは本人による満足度の表現であり、販売ランキングや第三者による採点ではない。

撮影者の篠山も、65歳の新作について高く評価していた。加えて、2021年4月には『女性自身』が、女性からの反響にも注目したインタビュー記事を掲載している。

ただし、販売部数や購入者全体の評価を示す統計は、これらの報道からは読み取れない。写真集の評判を判断する場合、本人の満足度、報道で紹介された反応、実際の販売実績は分けて考える必要がある。

2026年現在の水沢アキ

水沢アキは1954年12月5日生まれ。2026年11月現在は71歳である。

2026年5月の日刊スポーツの報道では、芸能界の仕事を続ける一方、東京・下北沢にあるBRONX RENTAL STUDIOの経営にも携わっていると紹介された。

2025年1月の双葉社のインタビューでも、70歳を迎えたばかりの本人が、長い芸能活動や篠山との撮影秘話を振り返っている。

2020年の写真集は過去の一時的な話題ではなく、その後も本人のキャリアを語る際に取り上げられている作品だ。

写真集を読む価値がある人・期待と異なる可能性がある人

この作品を評価する際は、何を目的に写真集を手に取るのかを整理するとよい。

- おすすめできる人: 1970年代の日本のグラビア文化や『GORO』の歴史に関心がある人。
- おすすめできる人: 篠山紀信の撮影技法や、同じ被写体を長期間撮影した写真表現に興味がある人。
- おすすめできる人: 水沢アキの若い頃と現在の姿を比較し、女優としての歩みを知りたい人。
- 期待と異なる可能性がある人: 65歳時のフルヌード写真だけを目的にしている人。実際の撮影は上半身のみだったと本人が説明している。

写真集の価値は、裸の写真が何枚あるかだけでは測れない。年齢による身体の変化、時代ごとの撮影表現、被写体自身の意思、写真家との信頼関係を含めて読むことで、作品の全体像が見えてくる。

【水沢アキの裸・写真集】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:水沢アキは何歳でヌードを撮影しましたか?

A1:23歳のときにプライベートで数枚撮影したほか、30歳で仕事としての撮影に臨み、65歳の2020年にも新作を撮影しています。65歳時の作品は自宅で撮影された上半身のヌードです。

Q2:水沢アキの初ヌードは1975年の激写ですか?

A2:いいえ。1975年のグアム撮影は濡れたTシャツが透けるグラビアで、本人によるとヌード撮影ではありません。初期のプライベート撮影は23歳のときです。

Q3:写真集『AKI MIZUSAWA 1975-2020』の撮影者は誰ですか?

A3:写真家の篠山紀信です。1975年から2020年までの45年間にわたる撮影記録をまとめた作品で、過去の未発表写真と新撮写真も収録されています。

Q4:65歳の水沢アキはフルヌードを披露したのですか?

A4:2020年の撮影では本人はフルヌードのつもりだったと2023年のラジオ番組で説明していますが、実際には篠山の判断で上半身のみの撮影になったと明かしています。

Q5:2026年現在、水沢アキは何歳ですか?

A5:1954年12月5日生まれで、2026年11月現在は71歳です。芸能活動のほか、下北沢のレンタルスタジオの経営にも携わっています。

水沢アキの裸が話題になった背景には、2020年に65歳で挑んだ新撮ヌードと、篠山紀信との45年間にわたる撮影の歴史がある。

1975年のグアムでの「激写」は、濡れたTシャツから素肌が透ける大胆なグラビアだった。一方、23歳でのプライベート撮影、25歳のハワイでの撮影トラブル、30歳での自発的なヌード撮影、40歳での写真集企画と、その歩みには本人の意思や考え方の変化が刻まれている。

そして65歳の撮影では、自宅のリビングから見える桜を背景に、これまでの人生を振り返るような作品が生まれた。

小学館の『AKI MIZUSAWA 1975-2020』は、単に水沢アキの若い頃や裸を楽しむための写真集ではない。1970年代のグラビア文化、篠山紀信の写真表現、そして一人の女優が自分の身体と人生をどう記録してきたかを知ることができる一冊だ。

2026年現在も水沢アキは芸能活動と事業を続けている。45年間の写真記録が持つ意味は、年齢を重ねても自分の人生を自分の意思で表現し続ける姿勢にある。

主な参考資料:小学館『AKI MIZUSAWA 1975-2020』書誌情報、双葉社「THE CHANGE」水沢アキインタビュー(2025年1月9日)、めざましmedia(2020年12月5日)、RBB TODAY(2020年12月5日)、デイリースポーツ(2020年12月6日)、文化放送出演内容を掲載したライブドアニュース(2023年9月20日)、日刊スポーツ(2024年12月3日、2026年5月18日)。

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