「大変すすれました」は、文字どおりに読めば「ラーメンを十分にすすった」という意味です。しかし、SUSURUさんの食レポを継続して見ている視聴者の間では、もう少し違ったニュアンスで受け取られています。
要点は、普段使われる「大変おいしくすすれました」という締めの言葉との違いです。
「おいしく」が省かれることに意味があるSUSURUさんの動画では、気に入ったラーメンを食べた際に「大変おいしくすすれました」と表現することがあります。
一方、「大変すすれました」だけの場合、視聴者は次のように解釈します。
- 麺を食べること自体はできた。
- しかし、味について積極的に褒める言葉は出てこない。
- おいしいという評価をあえて避けている可能性がある。
- 強い肯定ではないため、視聴者が微妙な評価を読み取る。
つまり、褒めているようで、実は積極的に褒めていないという絶妙な表現です。
ただし、すべての「大変すすれました」がまずいという意味になるわけではありません。味の評価は動画全体の感想や表情、具体的なコメントと合わせて判断する必要があります。
「大変おいしくすすれました」との違い| 比較項目 | 大変おいしくすすれました | 大変すすれました |
|---|---|---|
| 表現上の特徴 | おいしいと明言 | おいしいという語を省略 |
| 基本的な受け止め方 | 肯定的な評価 | 評価を控えた印象 |
| 視聴者の解釈 | 満足した一杯 | 微妙だった可能性 |
| 食レポとしての役割 | おいしさを伝える | 直接的な酷評を避ける |
| 注意点 | 好みの違いは残る | 必ずしも低評価とは限らない |
この違いを知っていると、SUSURU TV.の動画をより深く楽しめます。
【2024年SNS騒動】「大変すすれました」が広まったきっかけ

この表現が広く知られるようになったのは、2024年6月30日のXへの投稿でした。
J-CASTニュースが2024年7月3日に報じたところによると、あるユーザーがSUSURUさんの食レポについて、まずいとは言わず、おいしいとも言わない場合に「大変すすれました」という表現を使っていると指摘しました。
この投稿をきっかけに、普段から動画を見ている視聴者が過去の食レポを振り返り、独特の評価方法に注目するようになりました。
本人もSNS上で反応加えて、2024年7月1日には別のユーザーが、過去のチェーン店レビューを取り上げました。
その動画では、ラーメン全体を強く評価するのではなく、ほうれん草について「臭みがなくてよかったですね」とコメントしていたことが話題になりました。
SUSURUさんは翌2日、関連投稿を引用して、次のように反応しています。
世の中にはさあ、知っちゃいけねえことがあンだよ。コラ?
この反応も話題を広げる要因になりました。
2024年のSNS反応は賛否両方当時の反応には、大きく分けて二つの方向性がありました。
一つは、言葉の裏にある評価を読み取ることを楽しむ視聴者です。
もう一つは、店を直接傷つけずに、良い部分を探して紹介する姿勢を評価する視聴者です。
J-CASTニュースは、投稿に対して「答え合わせ」のように面白がる反応があった一方、店への思いやりや炎上防止につながる表現だと評価する声も紹介しています。
YouTubeニュースを扱うユーチュラも、当時の投稿が約6万7000件のいいね、約3700万回の表示を集めたと報道しました。
つまり、この言葉が広まった背景には、単純な悪口ではなく、視聴者が食レポの細かな違いを読み解く面白さがあったのです。
【2026年6月の真相】堀江貴文氏とSUSURUの騒動を時系列で整理
2026年6月、「大変すすれました」は再び大きな注目を集めます。
今度は、堀江貴文氏が経営に関わるWAGYUMAFIAのラーメンをめぐる問題でした。
発端はYouTube番組「REAL VALUE」2026年6月3日に配信された経営エンターテインメント番組『REAL VALUE』で、堀江貴文氏がSUSURUさんについて言及しました。
堀江氏は、WAGYUMAFIAのラーメンをSUSURUさんが「まずい」と言ったとして不満を表明。
浜田寿人シェフがSUSURUさんに親切に接していたことにも触れ、店舗で働く人たちが努力しているのに、悪く言われることへの怒りを示しました。
これに対し、SUSURUさんは6月3日、自身のXで反論します。
好き勝手に言われてますがまずいって言ったこと一度もないです!大変すすれました
この一言が、2024年から知られていた表現を再びトレンドに押し上げました。
SUSURUはショート動画でも反論6月4日には、SUSURUさんが自身のYouTubeチャンネルでも反論。
スポニチアネックスなどの報道によると、SUSURUさんは「動画で『まずい』なんて言ったこと一回もないですから」と説明しました。
そして、動画の最後に普段の決まり文句をアレンジした表現を使用します。
ホリエモンさん、大変すすれました。
通常の「大変おいしくすすれました」から「おいしく」を外した、明らかに意識的な言い回しでした。
6月16日には堀江氏が再反論騒動はここで終わりません。
2026年6月16日、堀江氏は桑田龍征氏のYouTubeチャンネルに出演し、SUSURUさんの反論について再び言及しました。
東スポWEBの報道によると、堀江氏は「大変すすれました」という表現を「詭弁」と捉え、まずいという意味を隠した言葉だと主張しました。
つまり、双方の認識は次のように異なっていたのです。
- SUSURU側:動画で「まずい」と発言した事実はない。
- 堀江側:「大変すすれました」は、実質的にまずいという意味だ。
この違いが、騒動の中心にあります。
騒動の時系列・人物関係一覧| 時期 | 出来事 | 関係する人物・内容 |
|---|---|---|
| 2019年 | WAGYUMAFIAのラーメンをレビュー | SUSURUが試食・感想を公開 |
| 2024年6月30日 | Xで表現の意味が話題に | 視聴者による投稿 |
| 2024年7月2日 | 本人がSNSで反応 | SUSURU |
| 2026年6月3日 | REAL VALUEで批判 | 堀江貴文 |
| 2026年6月3日 | Xで反論 | SUSURU |
| 2026年6月4日 | YouTubeでも反論 | SUSURU |
| 2026年6月16日 | 「詭弁」と再批判 | 堀江貴文 |
| 2026年7月18日 | 本人が騒動と食レポ哲学を説明 | 集英社オンラインのインタビュー |
この表から分かるのは、2026年の騒動が単なる言葉遊びではなく、食べ手の評価と作り手の受け止め方がぶつかった問題だったということです。
【SUSURUがまずいと言わない理由】ラーメンレビューに隠された哲学
今回の騒動を理解するうえで、特に参考になるのが2026年7月18日に公開された集英社オンラインのインタビューです。
同記事では、SUSURUさん本人が、なぜラーメンに対して「まずい」と表現しないのかを説明しています。
店舗へのリスペクトが根底にあるSUSURUさんは、ラーメンをまずいと表現すること自体があまり好きではないと話しています。
YouTuberとして店舗の許可を得て撮影している以上、何の説明もなく「まずい」と言い切るのはクリエイターとして適切ではないという考えです。
加えて、重要なのは、単に批判を避けることではありません。
その店の何が自分に合わなかったのかを、具体的に説明することが本来のレビューだという考え方です。
例えば、次のような違いがあります。
- スープの塩分が自分には強く感じられた。
- 麺の食感が期待していたものと違った。
- チャーシューの味付けに改善の余地を感じた。
- トッピングには魅力があったが、全体のバランスが好みではなかった。
こうした説明なら、店の努力を否定せず、視聴者にも自分の好みとの違いを伝えられます。
「ほうれん草は臭みがなくて良かったです」も評価の一部集英社オンラインのインタビューでは、SUSURUさん自身が「食べ手の技術が試される」や「ほうれん草は臭みがなくて良かったです」といった表現についても触れています。
長く視聴しているファンが、言葉だけでなく表情やリアクションから評価を読み取るようになったことも認めています。
ここにSUSURU TV.の面白さがあります。
一般的なグルメレビューは、味の評価を言葉で明確に伝えることが中心です。
一方、SUSURUさんの動画では、言葉の選択、食べるテンポ、リアクション、最後の一言までが評価の一部として受け止められています。
SUSURU TV.の食レポ評判は?SUSURUさんの食レポが支持される理由は、単に褒める回が多いからではありません。
視聴者にとっては、好みではなかったラーメンについても、何らかの感想を伝えようとする姿勢が信頼につながっています。
また、ラーメン専門家向けの難しい言葉を多用せず、幅広い視聴者に分かりやすく伝えることも特徴です。
集英社オンラインのインタビューでは、SUSURUさん自身が、専門用語を控え、コアなラーメンファンだけでなく、より多くの人に動画を届けたいという考えを語っています。
これは、毎日更新する動画メディアとしての戦略でもあります。
【SUSURU TV.の現在】2026年はラーメン店経営にも進出
2026年のSUSURUさんは、動画投稿だけに活動を限定していません。
株式会社SUSURU LABの公式情報では、メインチャンネルの登録者数は200万人と案内されています。
2015年11月6日に第1回動画を公開した「毎日ラーメン健康生活」は、長期間にわたって続く看板企画です。
加えて、ラーメンフェスの主催やラーメン情報を探せるサービスの展開など、活動の幅も広がっています。
2026年3月には「北ノ醤油チーホー」を開業集英社オンラインの2026年7月のインタビューによると、SUSURUさんは2026年3月に、監修・プロデュースを手がけたラーメン店「北ノ醤油チーホー」の1号店を東京・水道橋にオープンしました。
加えて、公式のSUSURU WEBでは、同年6月につくば市に2号店がオープンしたことも紹介されています。
ここで注目したいのは、レビューする側から作り手側にも立場が広がったことです。
自分でラーメンを提供するようになれば、店側の努力や苦労、口コミが営業に与える影響を、より具体的に理解する機会も増えます。
SUSURUさんが酷評を避ける理由を理解するうえでも、こうした活動の変化は興味深いポイントです。
WAGYUMAFIAのラーメンは本当にまずかったのか?この問題については、評価を二つに分ける必要があります。
一つは、SUSURUさんが過去にどのような感想を述べたのかという事実関係です。
もう一つは、その感想を堀江氏や視聴者がどう受け止めたのかという解釈の問題です。
ユーチュラが紹介した過去のレビューでは、SUSURUさんは2019~2020年ごろにWAGYUMAFIAのラーメンを複数回取り上げています。
その中では、スープや味付けを評価する一方、麺やチャーシューについて改善の余地を指摘した感想も紹介されています。
つまり、動画内で「まずい」と発言していなくても、すべてを絶賛していたわけではありません。
この違いを無視して「SUSURUはまずいと言った」「いや、一度も言っていない」という二択だけで考えると、実際のレビュー内容を見誤ります。
WAGYUMAFIAのラーメン自体の味についても、堀江氏の評価とSUSURUさんの感想は別のものです。どちらかの発言だけで客観的な味の良し悪しが確定するわけではありません。
【プロの結論】「大変すすれました」は言葉よりも文脈を読む表現
「大変すすれました」が面白いのは、単語そのものよりも、何を言わなかったのかに注目が集まる点です。
通常の食レポなら「おいしい」「まずい」という評価を直接伝えます。しかし、SUSURUさんの場合は、強い否定を避けながら、具体的なコメントで視聴者に判断材料を与えるスタイルが特徴です。
今回の騒動から分かるのは、次の3点です。
1. 言葉の意味と受け手の解釈は一致しない。 「大変すすれました」は、文字どおりの意味と、ファンの間で共有されるニュアンスを分けて考える必要がある。
2. 批判しないことと、絶賛することは別。 まずいと言わなくても、気になった点や改善点を具体的に伝えることはできる。
3. 食レポは作り手と食べ手の双方に関わる。 店舗への敬意を保ちながら、視聴者に役立つ情報を伝えることがレビューの価値につながる。
SUSURUさんの動画を視聴する際には、次の点を意識すると評価を読み取りやすくなります。
- 「おいしい」という直接的な評価があるか。
- スープ、麺、具材などについて具体的に褒めているか。
- 食べる際の反応や最後のコメントに一貫性があるか。
一つの決まり文句だけで味を断定するのではなく、複数の情報を組み合わせて判断することが大切です。
【大変すすれました】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「大変すすれました」はまずいという意味ですか?
A1:SUSURUさんの食レポでは、通常の「大変おいしくすすれました」から「おいしく」を省いた表現として、視聴者に否定的なニュアンスで受け止められることがあります。ただし、必ずまずいという意味になるわけではありません。
Q2:2024年に「大変すすれました」が話題になった理由は?
A2:2024年6月30日にXユーザーが、SUSURUさんのレビューにおける婉曲表現として紹介したことがきっかけです。7月2日には本人も関連投稿に反応しました。
Q3:2026年6月、堀江貴文氏と何があったのですか?
A3:堀江氏がREAL VALUEで、SUSURUさんがWAGYUMAFIAのラーメンをまずいと評価したとして批判しました。SUSURUさんは「まずいって言ったこと一度もないです」と反論し、「大変すすれました」と投稿。6月16日には堀江氏がこの表現を「詭弁」と批判しました。
Q4:SUSURUはなぜラーメンをまずいと言わないのですか?
A4:2026年7月の集英社オンラインのインタビューで、店舗への敬意を持ち、単にまずいと言うのではなく、自分に合わなかった部分を具体的に伝えるべきだという考えを説明しています。
Q5:SUSURU TV.は2026年現在も活動していますか?
A5:はい。株式会社SUSURU LABの公式情報ではメインチャンネルの登録者数は200万人と案内されています。動画投稿に加え、ラーメンフェスやラーメン店のプロデュースなどにも活動を広げています。
Q6:「大変おいしくすすれました」との違いは何ですか?
A6:「大変おいしくすすれました」は明確な肯定表現です。一方、「大変すすれました」は「おいしく」という評価語を省いているため、積極的に褒めていない印象を与えます。この違いが視聴者の間で話題になりました。
「大変すすれました」は、2024年のSNS投稿をきっかけに広く知られるようになり、2026年6月には堀江貴文氏との騒動によって再び注目された表現です。
特に重要なのは、SUSURUさん自身がラーメンをまずいと直接表現することを好最初に、店への敬意と具体的なレビューを重視している点です。
2026年7月の集英社オンラインのインタビューでも、その姿勢は本人の言葉で説明されています。
今回の騒動は、食べ手が感じたことをどこまで率直に伝えるべきなのか、そして作り手がその評価をどう受け止めるべきなのかを考えさせる出来事でした。
「大変すすれました」は、単なるネットスラングとして片付けられる言葉ではありません。SUSURU TV.の長年の食レポ文化と、視聴者との間で育った独特のコミュニケーションを象徴する表現なのです。
今後もSUSURUさんが動画投稿やラーメン店経営を続けるなかで、この独特な言い回しがどのように使われていくのか、引き続き注目されます。