ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【出版社・掲載誌・レーベル】3つの名称は何が違う?

【出版社・掲載誌・レーベル】3つの名称は何が違う?

桜庭 芽衣 桜庭 芽衣 • 更新: • 公開: • 読了約 14 分
目次

漫画の出版情報を調べる際に混同しやすいのが、出版社、掲載誌、レーベルの関係です。『進撃の巨人』の場合、それぞれの役割は次のように整理できます。

  • 出版社:株式会社講談社。作品の出版権を持ち、単行本などを刊行する出版社。
  • 掲載誌:別冊少年マガジン。連載作品を掲載する月刊漫画雑誌。
  • 単行本レーベル:講談社コミックス。漫画単行本のシリーズ・刊行区分。
  • 作者:諫山創。『進撃の巨人』の原作者・漫画家。

この関係は、講談社公式サイトの第34巻の商品情報を見ると明確です。作品ページには著者として諫山創、掲載誌の情報として『別冊少年マガジン』、シリーズ名として「講談社コミックス」が記載されています。

つまり、書店で「出版社」を尋ねられた場合の正解は講談社です。別冊少年マガジンは連載媒体であり、講談社コミックスは単行本のシリーズ名です。この3つを区別すれば、書誌情報の読み違いを防げます。

【2009年から2021年】進撃の巨人の連載開始から完結までの歩み

進撃の巨人出版社

『進撃の巨人』の連載は2009年9月に始まりました。掲載媒体は、同年に創刊された『別冊少年マガジン』です。

講談社が2021年1月5日に公表した完結告知では、最終話は2021年4月9日発売の『別冊少年マガジン』5月号に掲載され、最終34巻は同年6月9日に発売されると発表されました。

その後、予定どおり2021年4月9日に最終話が掲載され、約11年7か月に及んだ連載が終了しました。講談社の完結記念発表でも、創刊号から続いた長期連載の終了が報告されています。

連載開始から完結までの主要な出来事を整理すると、次のとおりです。

年月 出来事 内容・意味
2009年9月 連載開始 別冊少年マガジンで連載スタート
2009年10月号 創刊号に掲載 別冊少年マガジンの創刊とともに作品が登場
2011年 講談社漫画賞受賞 第35回講談社漫画賞の少年部門を受賞
2021年1月 完結予定を発表 講談社が最終話と最終巻の発売予定を告知
2021年4月9日 最終話掲載 別冊少年マガジン5月号で連載完結
2021年6月9日 最終34巻発売 講談社コミックスから本編最終巻を刊行
2024年5月 画集FLY発売 描き下ろし漫画を収録した特典「35巻」も登場

この年表から分かるのは、雑誌での連載終了と単行本の発売日は同じではないということです。最終話は2021年4月、最終巻は同年6月に刊行されました。

また、講談社は2021年4月の完結記念発表で、当時の世界累計発行部数が1億部を突破していたことも明らかにしています。作品が国内の漫画ファンだけでなく、海外の読者にも広く届いていたことを示す数字です。

出典:講談社「『進撃の巨人』完結!」および完結記念企画の公式発表。

【全34巻と35巻の違い】単行本・画集FLYの重要な関係

『進撃の巨人』を調べていると、「全34巻」と「35巻」という2つの情報を目にすることがあります。これは一見すると矛盾しているようですが、刊行物の性質を分ければ理解できます。

本編の最終巻は2021年発売の第34巻

通常のストーリーを収録した本編単行本は、第1巻から第34巻までです。2021年6月9日に発売された第34巻が本編の最終巻となりました。

講談社の公式書誌情報によると、第34巻は新書判、248ページ。ISBNは9784065234174で、紙版と電子版の情報がそれぞれ掲載されています。シリーズ名は講談社コミックスです。

最終巻には、物語の最後を飾るエピソードが収録され、作品は正式に完結しています。

35巻は画集『進撃の巨人 FLY』の特典漫画

一方、2024年5月に発売された『進撃の巨人 画集 FLY』には、特典として「進撃の巨人35巻」が付属しました。

講談社の公式告知によれば、この特典には諫山創が描き下ろした全18ページの漫画が収録されています。通常の34巻に続いて連載が再開されたという意味ではなく、画集に付属する特別な漫画小冊子です。

そのため、作品の本編完結巻数を尋ねられた場合は34巻、画集FLYの特典まで含めた関連刊行物を尋ねられた場合は35巻の存在も説明するのが正確です。

海外向けの講談社公式サイトでも、2025年6月発売の『Attack on Titan 35: FLY Collector's Box Set』が紹介されています。英語版でも35巻という名称が使われていますが、こちらも画集や関連特典を含むコレクター向け商品です。

したがって、35巻の存在を理由に「本編が全35巻」と説明するのは適切ではありません。34巻完結という基本情報と、35巻の特別な位置付けを分けて理解することが大切です。

【電子書籍版も講談社】紙の単行本との違いと購入時の注意点

『進撃の巨人』は紙の単行本だけでなく、電子書籍でも刊行されています。電子版になっても、日本語版の原作漫画の出版社が講談社であることに変わりはありません。

講談社公式の第34巻商品ページには「電子あり」と表示され、電子版の発売日も2021年6月9日と記載されています。紙版と電子版の双方が、講談社の刊行物として登録されています。

電子書籍を購入する際に確認したい3つのポイント
  • 正規版かどうか:著作権者の許諾を受けた正規配信サービスを利用する。
  • 購入巻数:本編を最初から読む場合は1巻から34巻までを確認する。
  • 商品形式:通常版、カラー版、合本版など、商品ごとの収録内容を確認する。

特に注意したいのは、電子書籍ストアの名称と出版社の名称が一致しないことです。電子書籍ストアは販売・配信の窓口であり、必ずしも出版元ではありません。

たとえば、複数の電子書籍サービスで同じ作品が販売されていても、日本語版の出版元は講談社です。購入先が異なるからといって、出版社が変更されたわけではありません。

また、講談社の作品情報には、通常の単行本以外にも超合本版やフルカラー版などの関連刊行物が掲載されています。まとめ買いを検討する場合は、収録巻や重複内容を確認しておくと安心です。

【海外版の出版社】英語版はKodansha USA Publishingが刊行

『進撃の巨人』は日本国内だけでなく、海外でも翻訳出版されています。英語版を探す際に知っておきたい出版社が、Kodansha USA Publishingです。

Kodansha USA Publishingは講談社の米国子会社で、英語版の漫画や日本の書籍を刊行しています。英語版『Attack on Titan』は、同社の漫画レーベルであるKodansha Comicsから展開されています。

英語版は2012年に登場

Kodansha USAの過去の公式発表では、英語版『Attack on Titan』が2012年に刊行を開始したことが紹介されています。日本で2009年に始まった作品が、連載中の段階から英語圏の読者に届けられていたことになります。

同社の公式作品ページでは、通常の単行本に加えて、電子版、オムニバス版、Colossal Edition、ボックスセット、フルカラー版など複数の形式が案内されています。

また、英語版の最終巻として第34巻が掲載されている一方、画集FLYに対応する35巻のコレクターズセットも取り扱われています。日本語版と同様に、通常の本編と特別刊行物を区別する必要があります。

なお、海外版の出版社はすべての国でKodansha USAに統一されているわけではありません。国や言語によって翻訳出版を担当する会社が異なるため、フランス語版やドイツ語版などを探す場合は、それぞれの地域の書誌情報を確認する必要があります。

英語版の出版社を調べる場合は、Kodansha USA Publishing、英語版の刊行レーベルを調べる場合はKodansha Comicsという名称を覚えておくと便利です。

【プロの結論】進撃の巨人の出版社情報で間違えないための判断基準

『進撃の巨人』の出版情報を理解するうえで重要なのは、作品の権利・刊行主体と、実際に読者が作品を手に取る媒体を分けて考えることです。

漫画業界では、出版社が雑誌を発行し、その雑誌に連載された作品を単行本として刊行する仕組みが一般的です。『進撃の巨人』もこの出版構造に沿って展開されました。

講談社が出版元となり、別冊少年マガジンが連載媒体となり、講談社コミックスから単行本が刊行される。この一連の関係を理解すれば、検索結果や通販サイトの表示が異なっていても混乱しません。

目的別に確認するべき情報
  • 出版社を知りたい人:講談社公式の作品ページで出版社・書誌情報を確認する。
  • 連載雑誌を知りたい人:別冊少年マガジンの公式作品情報を確認する。
  • 本編をまとめて読みたい人:講談社コミックスの第1巻から第34巻までを基準にする。
  • 追加漫画も読みたい人:画集FLYと特典の35巻の内容を確認する。
  • 英語版を購入したい人:Kodansha USA Publishingの公式書誌情報を確認する。

作品を調べる際には、検索結果に表示される巻数や販売形式だけで判断せず、刊行元の公式情報を基準にが必要です。特に35巻のような特典付き刊行物は、通常の本編巻数と混同しやすい情報です。

【進撃の巨人の出版社】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:進撃の巨人の出版社はどこですか?
A1:日本語版の原作漫画の出版社は株式会社講談社です。講談社コミックスから単行本が刊行されています。

Q2:進撃の巨人の掲載誌は何ですか?
A2:『別冊少年マガジン』です。2009年に連載が始まり、2021年4月9日発売の同誌5月号で最終話が掲載されました。

Q3:進撃の巨人は全何巻ですか?
A3:本編の通常単行本は全34巻です。2021年6月9日に発売された第34巻が最終巻です。なお、2024年発売の画集FLYには特典漫画「35巻」が付属しています。

Q4:進撃の巨人の作者は誰ですか?
A4:作者は漫画家の諫山創です。2009年に『別冊少年マガジン』で連載を開始し、2021年に本編を完結させました。

Q5:進撃の巨人の電子書籍版も講談社ですか?
A5:はい。日本語版の電子書籍も講談社から刊行されています。販売・配信を担当する電子書籍ストアと出版社は別の役割です。

Q6:海外版の出版社はどこですか?
A6:英語版は講談社の米国子会社Kodansha USA Publishingが刊行し、Kodansha Comicsのレーベルで展開しています。その他の言語版は地域ごとに出版社が異なります。

Q7:2026年現在、進撃の巨人の出版社は変更されていますか?
A7:2026年11月時点で、講談社の公式作品情報に掲載されている日本語版原作漫画の出版社は講談社です。本編はすでに完結しており、出版社が変更されたという公式発表は確認されていません。

『進撃の巨人』の出版社は講談社です。2009年9月に『別冊少年マガジン』で連載が始まり、作者・諫山創による約11年7か月の物語は2021年4月9日に完結しました。

本編の単行本は講談社コミックスから全34巻が刊行され、最終巻は2021年6月9日に発売されています。さらに2024年には画集『進撃の巨人 FLY』の特典として描き下ろし漫画を収録した35巻が登場しました。

2026年現在も、出版社を調べる際の基本的な答えは変わりません。日本語版は講談社、掲載誌は別冊少年マガジン、単行本シリーズは講談社コミックス、英語版はKodansha USA Publishingが中心です。

出版社と掲載誌、レーベル、特典付き刊行物の違いを把握しておけば、購入時にも作品情報を調べる際にも迷いません。長く読み継がれる『進撃の巨人』の原作漫画を探す際には、講談社の公式書誌情報を基準にするのが確実です。

主な参考資料:講談社公式作品・書誌情報、講談社による2021年の完結発表、週刊少年マガジン公式『進撃の巨人』作品ページ、画集『進撃の巨人 FLY』公式特設ページ、Kodansha USA公式作品情報・会社概要。

編集上の重要な補足: 2026年の情報で特に注意したいのは、通常の本編は全34巻で完結している一方、2024年発売の画集『FLY』に特典漫画「35巻」が付属している点です。海外版の公式書誌にも35巻商品が掲載されているため、この区別を記事に盛り込むことで、検索読者の疑問に一歩踏み込んで答えられます。

同じカテゴリの記事

桜庭 芽衣

経歴・家族構成・活動歴は公式プロフィールと過去の会見記録を突き合わせて記載。確認できない伝聞は本文で明示します。

おすすめの関連記事