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コピックマルチライナーの選び方は?色・太さ・耐水性と2026年新旧モデルを徹底解説

桜庭 芽衣 桜庭 芽衣 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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コピックマルチライナーは、イラストや漫画の線画、ペン画、手帳の細かな描き込みなどに活躍するドローイングペンです。ペン先の太さやインクの色を使い分けることで、繊細な輪郭から力強い主線まで表現できます。耐水性・耐アルコール性を備えた顔料インクを採用しているため、コピックのアルコールマーカーと組み合わせたい人にも適した画材です。

ただし、2026年は購入前に知っておきたい大きな変化がありました。コピック公式サイトは、従来のコピックマルチライナー各種について、2026年10月末で国内出荷を終了すると発表しています。一方、後継シリーズの「コピック マルチライナープラス」は同年7月に発売され、インクの補充やペン先交換に対応しました。これから購入するなら、従来品と新シリーズの違いを理解したうえで選ぶことが大切です。

【2026年最新】コピックマルチライナーは何が変わった?新旧モデルの違い

コピックマルチライナー

2026年に注目したいのは、従来品から「コピック マルチライナープラス」への移行です。コピック公式サイトの2026年6月2日付の新製品発表によると、新シリーズは従来品のユーザーから寄せられた意見や要望をもとに、ペン先の耐久性や色味などを見直して開発されました。

一般販売は2026年7月17日に開始。さらに10月15日には、従来のコピックマルチライナーの単品や各種セットについて、同月末で国内出荷を終了することが告知されました。出荷終了後も販売店に在庫があれば購入できますが、在庫がなくなれば販売終了となります。直営店のトゥールズでは当面販売を継続する予定とされています。

新シリーズでは、インクカートリッジとペン先の交換が可能になり、繰り返し使いやすくなりました。公式仕様では、従来品と比べてペン先の摩耗耐久性が平均70%向上し、線幅2.0mmで検証した筆記距離も50%向上したとされています。いずれもメーカーによる従来品比の数値です。

一方で、太い線を描く0.8mmは発売延期が告知されているため、太線用のペンを探している場合は販売状況を確認してください。

2026年10月28日時点では、これから一式そろえる人にはマルチライナープラス、従来品を愛用していて特定の線幅や色が必要な人には店頭在庫の確認、という選び方が現実的です。なお、新シリーズのカートリッジや交換用ペン先は従来のマルチライナーSPとは互換性がありません。名称が似ていても、交換部品を共用できるとは限らない点に注意しましょう。

【色の種類】ブラック・セピア・グレーはどう使い分ける?

コピックマルチライナーの色選びでは、単純に好みの色を選ぶだけでなく、完成したイラストの雰囲気や着色後の見え方を考えると失敗しにくくなります。

従来品はブラック、クールグレー、ウォームグレー、セピア、ブラウン、ワイン、コバルト、オリーブ、ピンク、ラベンダーの10色展開です。新しいマルチライナープラスは、定番8色に数量限定色のターコイズを加えた構成で、従来のオリーブに相当する色はフォレストという名称になりました。

  • ブラック:輪郭をはっきり見せたいキャラクターイラスト、漫画、モノクロ線画に向いています。
  • セピア:柔らかな印象の人物画、アンティーク調のイラスト、温かみのあるスケッチに適しています。
  • ブラウン:髪や木製品、動物など、黒よりも色になじむ輪郭を描きたいときに便利です。
  • クールグレー:寒色系の配色や、黒線のコントラストを抑えたいイラストに使いやすい色です。
  • ウォームグレー:肌や暖色系の色彩に合わせ、輪郭を自然に見せたいときに向いています。
  • ワイン・コバルト・フォレスト:線そのものに色を持たせ、イラストの印象や配色に変化をつけたい場合に役立ちます。

特にセピアとブラウンは混同されがちですが、新シリーズでは両色の違いがより明確になるよう色調が見直されています。コピック公式FAQでは、マルチライナープラスのブラウンは従来品から色味が変更されたことも案内されています。以前の色合いに慣れている人は、購入前に実際の色見本を確認すると安心です。

また、従来品ではワイン、コバルト、オリーブに0.03mmがありません。公式FAQによると、これらの色は顔料濃度が高く、極細のペン芯が目詰まりする可能性があるためです。色と太さを自由に組み合わせられるわけではないので、購入前に製品ごとのラインナップを確認しましょう。

【太さの選び方】0.03mm・0.1mm・0.3mmはどれがおすすめ?

コピックマルチライナーの太さは、イラストのサイズや描き込む情報量に合わせて選ぶのが基本です。細いペンほど細部を描き込みやすく、太いペンほど輪郭や線の強弱を目立たせやすくなります。

初めて購入する場合は、細さだけで決めず、どの部分に使うのかを具体的に考えてみてください。小さな顔のパーツを描くのか、キャラクター全体の輪郭を描くのかによって、使いやすい線幅は変わります。

線幅 主な用途 選び方のポイント
0.03mm まつ毛、瞳の細部、髪の毛、細密画 極細線が必要な人向け。紙や筆圧によっては線が目立ちにくくなります。
0.05mm 細かな模様、髪の描き込み、繊細な補助線 0.03mmより視認性を確保しやすく、細部を描き込みたい場合に便利です。
0.1mm 人物イラストの線画、顔のパーツ、細めの輪郭 細部と全体のバランスを取りやすい、最初の1本におすすめの太さです。
0.3mm キャラクターの外側の輪郭、漫画、一般的な線画 線の存在感を出したい場合に向いています。主線の候補として使いやすい太さです。
0.5mm 強調したい輪郭、背景の線、図案 線の太さにメリハリをつけたい人向けです。
0.8mm以上 太い輪郭、見出し、図形、強調表現 従来品と新シリーズで線幅の展開が異なるため、購入時に仕様と在庫を確認します。

上記は線幅ごとの一般的な使い分けの目安です。紙の表面やペン先の状態、描くときの力加減によって、実際の線の見え方は変わります。

初心者なら、まず0.1mmを1本購入し、必要に応じて0.03mmと0.3mmを追加する方法がおすすめです。細部用と主線用を分けるだけでも、イラストに立体感やメリハリをつけやすくなります。ブラックの線幅をまとめて試したい場合は、マルチライナープラスのブラックファイン5本セットも候補です。

なお、極細の0.03mmは、公式FAQでも線が薄く感じられる場合があると説明されています。これは必ずしもインク濃度が不足しているという意味ではなく、線そのものが非常に細いために起こる見え方です。細い線の濃さだけを基準に、製品の品質を判断しないようにしましょう。

【耐水性・乾く時間・にじみ】コピックとの相性を左右するポイント

コピックマルチライナーの大きな特徴は、水性顔料インクでありながら、乾燥後に耐水性を備え、コピックのアルコールマーカーにも対応することです。公式製品情報では、従来品とマルチライナープラスの両方について、耐水性・耐アルコール性が案内されています。

そのため、ペンで線画を描き、コピックスケッチやコピックチャオなどで着色する制作手順と相性のよい画材です。ただし、耐アルコール性があることと、どんな紙でも絶対ににじまないことは同じではありません。

乾く時間に一律の秒数を当てはめるのは避けましょう。紙の吸水性、線の太さ、インクの量、室温や湿度などによって乾燥の進み方は変わります。特に線を重ねた部分や、ゆっくりとペンを動かしてインクが多く残った部分は、細い線よりも慎重に扱う必要があります。

コピックで塗った際ににじむ、線がぼやけるといったトラブルが起きた場合は、次の点を確認してください。

  • 線が十分に乾く前に着色していないか:ペン入れ後は乾燥を待ち、別の紙で試し塗りをしてから本番に進みます。
  • 紙が画材に適しているか:紙の表面や吸水性によってインクの広がり方は異なります。コピックとの組み合わせを想定した紙で試すと安心です。
  • 同じ場所を何度もなぞっていないか:繰り返し描き込むと、線が太くなったり、紙の表面が傷んだりすることがあります。
  • 極細線に強い筆圧をかけていないか:ペン先に負担がかかると、線幅が安定しにくくなります。

使い方に迷ったら、まず本番と同じ紙に短い線を引き、乾燥後にコピックを塗ってみるのが確実です。線が広がらないか、色が引っ張られないかを確認すれば、作品を描き直すリスクを減らせます。

また、従来品のマルチライナーは、公式FAQで乾燥すると耐水性になる水性顔料インクと説明されています。水彩絵の具などを組み合わせる場合も、線を十分に乾燥させてから着色することが基本です。

【失敗しない使い方】イラストの線画をきれいに仕上げる手順

コピックマルチライナーを使った線画では、線幅の選択と同じくらい、描く順番やペンの扱い方が仕上がりを左右します。特に、下書きを消してから着色するアナログイラストでは、線が消えたり紙が傷んだりしないよう注意が必要です。

  1. 鉛筆で下書きを描く:輪郭や顔のパーツを薄く描き、線画を入れる位置を整理します。
  2. 細部から線画を入れる:0.03mmや0.1mmなど、必要な細さに合わせて目や髪の毛などを描き込みます。
  3. 主線にメリハリをつける:必要に応じて0.3mmや0.5mmを使い、外側の輪郭や強調したい部分を描きます。
  4. インクの乾燥を待つ:紙や線の状態を確認し、十分に乾いてから次の工程へ進みます。
  5. 下書きを消す:強くこすらず、線画が定着していることを確認しながら鉛筆線を消します。
  6. コピックで着色する:別紙でにじみを確認したうえで、色を重ねていきます。

消しゴムを使う場合は、線画が乾いてから作業が必要です。新しいマルチライナープラスは、メーカーによると紙へのインク定着や消しゴムに対する耐性も改善されていますが、紙の表面を強くこすれば傷む可能性はあります。筆圧を抑え、少しずつ消すと安心です。

また、ペン先がつぶれたり、線幅が安定しなくなったりしたときは、必要以上に強く押しつけず、交換用ペン先に対応するモデルなら交換を検討してください。保管時はキャップを確実に閉め、直射日光の当たらない涼しい場所に置きましょう。コピック公式FAQでは、マルチライナー製品はインクの偏りを防ぐため、横置きでの保管が推奨されています。

【評判と他社製ミリペン比較】詰め替え・替え芯まで考えたおすすめの選び方

コピックマルチライナーの評価を考えるときは、線の細さ、インクの耐性、色の選択肢、ペン先の扱いやすさを分けて見ると、自分に合う製品を判断しやすくなります。メーカーは従来品のユーザーから意見や要望を聞き、マルチライナープラスのペン先耐久性や色味などを見直したと発表しています。

ただし、描き心地の感じ方は筆圧や紙、描くイラストの種類によって異なります。評判だけで選ぶより、実際に使う線幅と紙との相性を確認するほうが、購入後のミスマッチを防ぎやすくなります。

他社製ミリペンと比較する場合は、ぺんてるの「ポイントライナー」も選択肢です。ぺんてる公式発表によると、同製品は2025年9月19日から国内で順次発売された水性顔料マーカーで、0.03~1.0mmの7種類を展開しています。耐水性・耐光性を備え、安定した線を描きやすい設計が特徴で、公式発表時の価格は1本220円(税込)でした。

一方、コピックマルチライナープラスは、コピックのアルコールマーカーとの組み合わせを重視する人や、カラー線画を描きたい人に適しています。2026年の公式価格は単品297円(税込)で、全色のインクカートリッジと交換用ペン先が用意されています。ポイントライナーの価格や仕様はメーカー発表時の情報であり、販売価格や取扱状況は購入時に確認してください。

コピックマルチライナープラスの主な交換部品と価格は次のとおりです。

  • 本体:297円(税込)
  • インクカートリッジ:396円(税込)、2本入り
  • 交換用スペアニブ:220円(税込)、2本入り
  • チェンジャー:286円(税込)、交換用ツール

いずれもコピック公式製品ページに掲載された価格です。インクカートリッジは全色に用意され、交換用スペアニブは色にかかわらず共通で使用できます。ただし、マルチライナープラス専用品であり、従来のマルチライナーSPには使えません。

買い替え時には、本体価格だけでなく、継続して使うための費用や、欲しい色・線幅の入手しやすさも比較しましょう。長期間同じ線幅を使う人なら、インク補充やペン先交換に対応したモデルのメリットを活かしやすくなります。

【プロの結論】最初の1本なら0.1mmのブラック、繊細な線画を重視するなら0.03mm、主線を強調したいなら0.3mmを候補にしてください。セピアやグレーは、線の主張を抑えたり、作品の雰囲気を変えたりしたい人に向いています。コピックとの併用を重視するなら耐アルコール性を確認し、長く使うなら交換部品の互換性まで確認することが、失敗しない選び方です。

【コピックマルチライナー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:コピックマルチライナーの0.03mmと0.1mmはどちらがおすすめですか?

A1:初めての1本なら、細部と線画の両方に使いやすい0.1mmがおすすめです。まつ毛や瞳の細部、細密画など、極細線を描く目的が明確なら0.03mmを選ぶとよいでしょう。

Q2:コピックマルチライナーは水に強く、コピックでにじみませんか?

A2:水性顔料インクを採用し、乾燥後の耐水性と耐アルコール性を備えています。ただし、紙の種類や線の乾燥状態によって結果が変わることがあるため、着色前に試し描きすることをおすすめします。

Q3:コピックマルチライナーが乾くまで何分待てばよいですか?

A3:紙や線幅、インクの量、環境によって異なるため、一律の乾燥時間では判断できません。特に線を重ねた部分は乾燥を待ち、別紙でコピックを試し塗りしてから本番に進みましょう。

Q4:従来のコピックマルチライナーはもう購入できませんか?

A4:従来品は2026年10月末で国内出荷を終了する予定ですが、販売店に在庫がある間は購入できます。公式発表では、直営店のトゥールズでも当面販売を継続する予定とされています。在庫や取扱状況は店舗ごとに確認してください。

Q5:コピックマルチライナーとマルチライナープラスの替え芯は共通ですか?

A5:交換部品の互換性には注意が必要です。マルチライナープラスのインクカートリッジと交換用ペン先は専用品で、マルチライナーSPには使用できません。購入時には製品名と対応部品を確認しましょう。

コピックマルチライナーは、色と線幅を使い分けることで、イラストの線画や漫画、ペン画など幅広い制作に対応できるドローイングペンです。ブラックの0.1mmを基本に、0.03mmで細部を描き込み、0.3mmで輪郭にメリハリをつける方法なら、初めてでも線画の表現を広げやすくなります。

2026年は従来品の国内出荷終了と、マルチライナープラスへの移行が重なる節目です。新シリーズはインクカートリッジとペン先の交換に対応し、メーカーによる性能改善も行われています。一方、従来品を購入したい人は、在庫状況や必要な色・線幅を確認することが欠かせません。

耐水性や耐アルコール性があっても、紙によってにじみ方は変わります。使用する画材と紙の組み合わせを試し、十分な乾燥を待ってから着色することが、きれいな線画への近道です。価格だけでなく、描きたい線、作品の雰囲気、交換部品の有無まで考え、自分の制作スタイルに合った1本を選びましょう。

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経歴・家族構成・活動歴は公式プロフィールと過去の会見記録を突き合わせて記載。確認できない伝聞は本文で明示します。

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