石破茂氏の選挙区は、鳥取県第1区です。2026年2月8日に投開票された第51回衆議院議員総選挙では、自由民主党の前職として立候補し、66,146票を獲得して当選しました。鳥取県選挙管理委員会の確定開票結果によると、得票率は約67.5%、選挙区の投票率は46.05%でした。
ただし、今回の得票数は2024年の106,670票から減少しています。過去の選挙結果を振り返ると、石破氏は1996年以降、鳥取1区で継続して当選を重ねてきました。なぜ2026年は得票数が大きく変化したのか、鳥取1区にはどの市町村が含まれるのか。選挙結果の推移、区割り、投票率を整理し、最新状況を読み解きます。
【2026年最新】石破茂の選挙区は鳥取県第1区、66,146票で当選

2026年2月8日投開票の衆院選で、鳥取県第1区の議席を獲得したのは石破茂氏です。鳥取県選挙管理委員会が公表した確定開票結果では、候補者4人のうち石破氏が66,146票を獲得し、2位以下に大差をつけました。
今回の選挙結果を確認すると、次のようになります。
- 選挙日:2026年2月8日
- 選挙区:鳥取県第1区(鳥取1区)
- 当選者:石破茂氏
- 所属政党:自由民主党
- 得票数:66,146票
- 得票率:約67.5%
- 有効投票総数:98,012票
- 候補者数:4人
- 選挙区の投票率:46.05%
ほかの候補者の結果は、国民民主党の谷川裕美氏が13,364票、参政党の豊哲也氏が11,734票、日本共産党の塚田成幸氏が6,768票でした。石破氏と2位の谷川氏との差は52,782票です。
得票率は、石破氏の66,146票を選挙区の有効投票総数98,012票で割って算出したものです。選挙区で投じられた有効票の約3分の2を獲得した計算になります。
なお、2026年10月時点で、自由民主党の公式議員紹介ページには石破氏の選挙区として鳥取県第1区が掲載され、当選回数は14回と記載されています。現在の衆議院議員を確認する場合は、党の紹介ページだけでなく、衆議院の議員名簿も併せて確認するとよいでしょう。
【得票数の推移】石破茂は過去の衆院選で何票獲得したのか
石破茂氏の選挙結果を理解するには、2026年の66,146票だけでなく、過去の得票数と比較する必要があります。1996年以降の鳥取1区における選挙結果を見ると、得票数は選挙ごとに変動していることが分かります。
以下は、過去の衆院選の選挙結果資料や政治情報データベースに基づいて整理した、石破氏の小選挙区での得票数です。
| 投開票日 | 石破氏の得票数 | 当選回数(通算) |
|---|---|---|
| 1996年10月20日 | 94,147票 | 4回目 |
| 2000年6月25日 | 91,163票 | 5回目 |
| 2003年11月9日 | 114,283票 | 6回目 |
| 2005年9月11日 | 106,805票 | 7回目 |
| 2009年8月30日 | 118,121票 | 8回目 |
| 2012年12月16日 | 124,746票 | 9回目 |
| 2014年12月14日 | 93,105票 | 10回目 |
| 2017年10月22日 | 106,425票 | 11回目 |
| 2021年10月31日 | 105,441票 | 12回目 |
| 2024年10月27日 | 106,670票 | 13回目 |
| 2026年2月8日 | 66,146票 | 14回目 |
※1996年は小選挙区制が導入された第41回衆院選です。当選回数は、1986年の初当選からの通算で整理しています。得票数は各選挙の小選挙区での票数であり、比例代表の票数を加算したものではありません。
この推移で目を引くのは、2012年の124,746票です。今回の66,146票は、これまでの掲載期間における最高得票数と比べると58,600票少なくなっています。
直近で比較すると、2024年の106,670票から2026年は40,524票減少しました。2024年の得票数を基準にすると約38.0%の減少です。一方、2026年も有効投票の約67.5%を獲得しており、得票数の減少と選挙区内での得票率は分けて見る必要があります。
得票数が減った理由を、数字だけから一つに絞ることはできません。投票率の変化、候補者構成、選挙時の政治状況など、複数の要因が結果に関係し得るためです。過去の得票数は支持の変化を考える手掛かりになりますが、それだけで有権者の意識や投票理由まで断定することはできません。
【選挙区の範囲】鳥取市・倉吉市に加え、どの市町村が含まれる?
鳥取1区は、鳥取県の東部を中心とする衆議院小選挙区です。鳥取市だけを指す名称ではなく、倉吉市や複数の郡に属する町も含まれています。
鳥取県選挙管理委員会が公表した2026年の開票結果では、選挙区内の開票区は次の自治体・地域に分かれています。
- 鳥取市
- 倉吉市
- 岩美郡:岩美町
- 八頭郡:若桜町、智頭町、八頭町
- 東伯郡:三朝町
特に注意したいのが、郡の名前と選挙区の範囲は必ずしも一致しない点です。鳥取1区に含まれるのは、東伯郡全域ではなく三朝町です。岩美郡についても、現在の区域に含まれるのは岩美町です。
また、倉吉市は鳥取1区に含まれますが、米子市や境港市は鳥取県第2区です。同じ鳥取県内でも、住んでいる市町村によって投票する小選挙区の候補者が異なります。
選挙区の範囲は公職選挙法の別表に基づいて定められます。市町村合併や区割りの見直しによって、過去の選挙資料に掲載された自治体名や区域が現在と異なる場合もあるため、古い選挙結果を参照する際は、どの時点の区割りなのかを確認することが大切です。
【投票率46.05%】得票数だけでは見えない2026年の選挙結果
2026年の鳥取1区では、石破氏が66,146票を獲得して当選しました。一方、選挙区全体の投票率は46.05%で、前回の57.18%から11.13ポイント低下しています。
この変化は、選挙結果を読むうえで見逃せない要素です。投票率が下がると、実際に投票した有権者の数が減り、候補者が獲得する票数にも影響する可能性があります。2026年の石破氏の得票数が前回より少なくなったことを評価する際には、こうした投票環境の変化も考慮する必要があります。
ただし、投票率の低下だけで石破氏への支持が弱まったと断定することもできません。投票に行かなかった人がどの候補を支持していたのか、あるいは政治全体にどのような考えを持っていたのかは、投票率と開票結果だけでは分からないからです。
また、投票率と得票率は別の指標です。投票率46.05%は選挙区の有権者のうち投票した人の割合を示し、得票率約67.5%は有効投票のうち石破氏が獲得した票の割合を示します。両者を混同すると、選挙結果の意味を正しく捉えられません。
2026年の鳥取1区を分析するなら、少なくとも「得票数」「得票率」「投票率」の3つを併せて確認が必要です。得票数は候補者が獲得した票の規模、得票率は有効票に占める割合、投票率は選挙への参加状況をそれぞれ表しています。
【当選14回の経緯】石破茂と鳥取1区の関係を整理
石破茂氏は1986年に初当選し、2026年の衆院選で通算14回目の当選を果たしました。1996年に小選挙区制のもとで行われた第41回衆院選でも鳥取1区から当選しており、現在の選挙区での活動は長期にわたります。
ここで押さえておきたいのは、「鳥取1区で14回当選した」という意味ではないことです。石破氏の通算当選回数には、小選挙区制導入前の選挙での当選も含まれます。1996年の当選は、通算では4回目に当たります。
また、衆議院選挙では、小選挙区選挙と比例代表選挙が別々に行われます。候補者が比例代表にも重複立候補している場合でも、小選挙区で獲得した票と比例代表の政党票は別の集計です。石破氏の66,146票は、鳥取1区の小選挙区で獲得した票を示しています。
選挙区の区割りにも注意が必要です。1996年以降、平成の市町村合併や区割りの見直しがあり、過去の資料では旧町村名が掲載されていることがあります。過去の得票数を比較する場合は、当時の区域と現在の区域が同一とは限らないことを踏まえなければなりません。
2026年の選挙については、鳥取県選挙管理委員会の確定開票結果が候補者別の得票数を示し、自由民主党の公式議員紹介ページが石破氏の選挙区と当選回数を掲載しています。選挙結果を確認する際は、開票結果と議員プロフィールという異なる資料を照合すると、得票数と当選回数を混同せずに整理できます。
【プロの結論】鳥取1区の選挙結果を読み解く3つの判断基準
2026年の鳥取1区を正しく理解するためには、単に「石破氏が当選した」という結果だけを見るのでは不十分です。選挙結果の評価では、次の3点を押さえる必要があります。
1.得票数の減少と得票率を分けて考える。
石破氏の得票数は2024年の106,670票から2026年の66,146票へ減少しました。一方、2026年の得票率は約67.5%です。票数の増減と有効票に占める割合は異なる指標であり、どちらか一方だけで選挙の結果を評価しないことが大切です。
2.投票率の変化を確認する。
鳥取1区の投票率は2026年に46.05%となり、前回より11.13ポイント低下しました。投票率が変化した選挙では、過去との得票数の単純比較だけでは有権者の動向を十分に説明できません。得票数と投票率をセットで見る必要があります。
3.現在の区割りと当選回数の定義を確認する。
鳥取1区には鳥取市と倉吉市だけでなく、岩美町、八頭郡の3町、三朝町が含まれます。また、石破氏の通算14回という当選回数は、小選挙区制導入前の当選も含んでいます。選挙区の範囲と当選回数の数え方を理解することで、報道や選挙データをより正確に読み取れます。
選挙結果は、当選者だけでなく、投票に参加した有権者の割合や候補者間の得票差も含めて評価する必要があります。鳥取1区の2026年の結果は、石破氏が明確な得票差で当選した一方、前回と比べて得票数と投票率がともに低下した選挙として整理できます。
【石破選挙区鳥取1区】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:石破茂の選挙区はどこですか?
A1:鳥取県第1区です。鳥取市、倉吉市、岩美郡岩美町、八頭郡の若桜町・智頭町・八頭町、東伯郡三朝町が含まれます。
Q2:2026年の衆院選で石破茂は何票を獲得しましたか?
A2:2026年2月8日投開票の衆院選で66,146票を獲得しました。鳥取1区の有効投票総数98,012票に対する得票率は約67.5%で、通算14回目の当選となりました。
Q3:2026年の鳥取1区の投票率は何%でしたか?
A3:46.05%です。前回の57.18%から11.13ポイント低下しました。得票数の推移を比較するときは、投票率の変化も併せて確認が必要です。
石破茂氏の選挙区は鳥取県第1区です。2026年2月8日の衆院選では66,146票を獲得し、得票率約67.5%で当選しました。選挙区には鳥取市や倉吉市のほか、岩美町、八頭郡の3町、三朝町が含まれます。
一方、得票数は2024年の106,670票から減少し、投票率も46.05%に低下しました。石破氏は通算14回目の当選を果たしましたが、選挙結果を評価するには、得票数だけでなく、得票率、投票率、過去の選挙との比較を併せて見る必要があります。
鳥取1区の選挙結果を今後も追う際は、鳥取県選挙管理委員会の確定開票資料、総務省の選挙関連資料、衆議院の議員名簿を基本資料として確認するのが確実です。これらを照合すれば、最新の議員情報と過去の得票数、選挙区の範囲を区別して把握できます。