ホーム 芸能ニュース・ゴシップ ハイレグとは?意味や由来、水着・下着の特徴と歴史、種類まで徹底解説

ハイレグとは?意味や由来、水着・下着の特徴と歴史、種類まで徹底解説

星野 あかり 星野 あかり • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

ハイレグとは、「ハイレッグカット(High leg cut)」を略した言葉で、女性用の水着やパンティー、レオタードなどに使われるデザインの一種です。脚の付け根部分の生地を高い位置まで切り上げることで、太ももの露出を増やし、脚のラインをすっきりと長く見せる特徴があります。

1980年代の日本でワンピース水着の流行とともに広く知られるようになったハイレグですが、現在も水着や下着、スポーツウェアなどで見られるデザインです。通常の水着との違いは何なのか、ハイレッグカットはどのような由来を持つのか、ハイレグの種類や特徴とあわせて詳しく解説します。

【まず結論】ハイレグとは?意味とハイレッグカットの由来を解説

ハイレグとは

ハイレグは、女性用の衣類に使われる脚ぐりのカッティングを表すファッション用語です。正式な表現である「ハイレッグカット」は英語の「High leg cut」に由来し、日本語では脚の付け根に沿って生地を高い位置までカットしたデザインを意味します。

ハイレグの意味は脚ぐりを高くしたデザイン

ハイレグの最大の特徴は、衣類の脚を通す部分である「脚ぐり(あしぐり)」の位置にあります。

一般的なショーツや水着では、脚の付け根に沿うように生地がカットされています。一方、ハイレグは脚ぐりのラインを腰骨に近い高い位置まで引き上げ、太ももの上部が広く見えるように設計されています。

正面から見ると、股部分から左右の腰に向かって鋭角的なV字ラインを描くデザインが代表的です。

このカットによって太ももが長く見え、全体のシルエットがすっきりした印象になります。単に肌の露出を増やすだけではなく、衣類の輪郭によって身体の見え方を変えるファッション上の工夫でもあります。

ハイレッグカットの由来と英語との関係

「ハイレグ」は「High leg cut」を短くした呼び方です。「High」は高い、「Leg」は脚、「Cut」は切り方やカッティングを意味します。

つまり、言葉の成り立ちから考えても、ハイレグの本質は脚ぐりの位置を高くした衣類のデザインにあります。

日本語の辞書である小学館の「デジタル大辞泉」でも、ハイレグは英語の「high leg cut」に由来し、女性用の水着やレオタードなどで脚の付け根部分のカットを深くしたものと説明されています。

なお、ハイレグは特定のブランドや素材、衣類の種類を指す言葉ではありません。水着でも下着でも、脚ぐりの形状が高く設計されていればハイレグデザインに分類されます。

【見た目のポイント】ハイレグの特徴と脚ぐりの構造とは?

ハイレグを理解するうえで注目したいのが、脚ぐりの高さとカッティングの形状です。一般的な衣類との違いは、ウエストの位置ではなく、太もも側の生地がどこまで切り上げられているかにあります。

脚を長く見せる視覚的な効果

ハイレグの代表的な特徴は、脚の付け根が高い位置まで見えることによる脚長効果です。

太ももの上部を覆う生地が少なくなると、脚の始まりが実際より高い位置にあるように見えます。その結果、腰から脚先までのラインが長く感じられ、全体的に縦のシルエットが強調されます。

特にワンピース型の水着では、胴体部分から太ももへ続くラインが大きく変わるため、通常のカットとは異なる印象を生み出します。

脚ぐりの角度に統一された基準はない

ハイレグには「何度以上の角度ならハイレグ」といった業界共通の数値基準が定められているわけではありません。

一般的には、通常の脚ぐりよりも高い位置までカットされているかどうかで判断します。カットの深さや腰骨に向かうラインは、ブランドや商品によって異なります。

そのため、同じハイレグという名称の商品でも、比較的穏やかなカーブを描くものから、腰の近くまで大きく切り上げた大胆なものまで幅があります。

ハイレグとハイウエストは別のデザイン

混同されやすいのが、ハイレグとハイウエストです。この2つは着目する部分が異なります。

ハイレグは脚ぐりの位置を高くしたデザインであるのに対し、ハイウエストはウエスト部分を高い位置まで覆うデザインです。

つまり、ハイウエストの衣類でも脚ぐりが低ければハイレグではありません。反対に、ウエスト部分が浅いローライズの衣類でも、脚ぐりが高ければハイレグになる場合があります。

この違いを理解すると、ファッション商品の説明や下着の分類も分かりやすくなります。

【衣類別に解説】ハイレグ水着・パンティー・下着・レオタードの違い

ハイレグは水着だけに使われるデザインではありません。脚ぐりの形状を特徴とするため、用途に応じてさまざまな衣類に採用されています。

ハイレグ水着:脚のラインを強調する代表的なデザイン

ハイレグ水着は、ハイレグという言葉を広く知らしめた代表的なアイテムです。

特にワンピース型では、腰の近くまで脚ぐりを切り上げたデザインが特徴です。脚を長く見せる効果があり、スポーティーな印象から華やかなリゾートファッションまで幅広い表現に使われます。

また、ハイレグはワンピース水着に限定されません。ビキニのボトム部分にハイレッグカットを採用した商品もあります。

水着を選ぶときは、脚ぐりだけでなく、ヒップのカバー範囲やウエスト位置、ストラップの形状も確認すると、デザインの違いを把握しやすくなります。

ハイレグパンティー:下着の脚ぐりを高くしたタイプ

ハイレグパンティーは、女性用ショーツの脚ぐりを高い位置に設定したものです。

一般的なショーツと比べて太ももの付け根部分の生地が少なく、脚を動かしやすい形状が特徴です。下着メーカーのワコールも、ハイレッグショーツを脚ぐりのカットが脚の付け根より高い位置にあるタイプとして紹介しています。

また、ハイレグ下着には、日常使いを想定したシンプルなものから、レースや装飾を取り入れたデザイン性の高いものまであります。

なお、ハイレグとTバックは同じ意味ではありません。ハイレグは脚ぐりの高さを示す分類であり、Tバックはヒップを覆う生地の形状を示す分類です。両方の特徴を組み合わせた商品も存在します。

ハイレグレオタード:スポーツやダンスにも使われる

ハイレグレオタードは、身体にフィットするレオタードの脚ぐりを高くしたデザインです。

体操やダンス、バレエ、エアロビクスなど、身体を大きく動かす場面で用いられることがあります。

レオタードは上半身から股部分までを一体化した衣類であるため、脚ぐりの高さによって全体のシルエットが大きく変化します。

スポーツ用途では、見た目だけでなく、身体へのフィット感や生地の伸縮性、動作中のずれにくさなども重要です。

衣類別に見るハイレグデザインの関係

それぞれの衣類におけるハイレグの役割を整理すると、次のようになります。

衣類の種類 ハイレグの特徴 主な用途・目的 確認したいポイント
ハイレグ水着 腰に近い位置まで脚ぐりを切り上げる 海水浴、プール、リゾートファッション フィット感、ヒップのカバー範囲
ハイレグパンティー ショーツの脚ぐりを高く設計する 日常用の下着、ファッション クロッチの幅、肌への圧迫感
ハイレグ下着 高い脚ぐりと多様な装飾を組み合わせる 機能性とデザイン性の両立 素材、伸縮性、着用感
ハイレグレオタード 脚の付け根を大きく露出するカット 体操、ダンス、フィットネス 運動時の安定性、動きやすさ
通常の脚ぐりの衣類 脚の付け根に沿った標準的なカット 日常生活、一般的な水着・下着 カバー範囲、着用感

このように、ハイレグという言葉は衣類の用途ではなく、脚ぐりのデザインを中心に分類する用語です。同じカッティングでも、水着と下着では求められる機能が異なります。

【歴史を振り返る】ハイレグはいつから流行した?1980年代の日本との関係

ハイレグの歴史を語るうえで重要なのが、1980年代の水着ファッションです。日本では1980年代前半にハイレッグカットの水着が登場し、その後、バブル期のファッション文化とともに広く認知されるようになりました。

1982年:日本の水着にハイレッグカットが登場

日本の水着メーカーである三愛(現在のAi)の公式ブランドヒストリーによると、1982年には女性の美しいラインを意識したハイレッグカットの水着が登場しています。

翌1983年には、同社の水着のカットがさらにハイレッグ化し、大胆なデザインへと変化しました。同時期には、映画『フラッシュダンス』の影響を受けたレオタード風の水着も発売されています。

この動きは、単に露出を増やすだけでなく、水着を身体のラインやファッション性を表現する衣類として捉える流れとも重なっています。

1980年代後半:バブル期にハイレグ水着が人気に

1980年代後半になると、ハイレグ水着は日本で広く知られる存在になりました。

ニッポン放送の生活情報記事でも、1980年代後半にワンピース型のハイレグ水着が人気になった経緯が紹介されています。

当時は、鮮やかなカラーや大胆なシルエットなど、ファッション性を重視した水着が注目されていました。ハイレグは、こうした時代の雰囲気を象徴するデザインの一つとして定着していきます。

1990年代:海外のポップカルチャーでも存在感

ハイレグの歴史は日本だけに限りません。アメリカを中心とした海外の水着ファッションでも、脚ぐりを高くしたデザインが広く取り入れられていました。

ファッション・インスティテュート・オブ・テクノロジー(FIT)のFashion History Timelineによると、20世紀末にはハイカットの脚ぐりを採用した水着が流行し、1989年に放送が始まったテレビドラマ『ベイウォッチ』の赤いワンピース水着も、このスタイルを再び広める要因になりました。

日本では1990年代半ば以降、再びビキニの人気が高まったとニッポン放送の記事が紹介しています。水着のトレンドは一つの形に固定されず、さまざまなスタイルが並行して展開されるようになりました。

2026年現在:脚ぐりのデザインとして定着

2026年現在、ハイレグは1980年代の流行を象徴する言葉であると同時に、衣類の形状を説明するデザイン用語としても使われています。

2026年4月に更新されたトリンプの下着解説でも、ハイレグはショーツの脚ぐりカットの一種として紹介されています。ワコールもハイレッグを独立したショーツの形状として分類しています。

つまり、ハイレグは過去の流行だけを指す言葉ではありません。時代によって色や素材、装飾は変わっても、脚ぐりを高くしたデザインそのものは現在も衣類の選択肢として残っています。

【種類を比較】ハイレグ・スーパーハイレグ・ノーマルレッグの違い

ハイレグには、脚ぐりの高さや切り込みの深さによって複数の種類があります。メーカーによって名称や分類に多少の違いがありますが、代表的なものを知っておくと商品選びにも役立ちます。

ノーマルレッグ:一般的な脚ぐりの形状

ノーマルレッグは、脚の付け根に沿って自然なカーブを描く一般的なデザインです。

太ももの露出を極端に増やさず、日常的なショーツや水着で広く使われています。カバー範囲と着用感のバランスを重視する場合に選びやすい形状です。

ハイレッグ:脚ぐりを高くした標準的なデザイン

ハイレッグは、ノーマルレッグよりも脚ぐりを高い位置に設定したタイプです。

太ももの上部が見える範囲が広くなり、脚を長く見せる視覚効果が特徴です。ワコールやトリンプの商品解説でも、脚の付け根より高い位置にカットがある形状として説明されています。

スーパーハイレグ・エクストラハイレッグ:さらに深いカット

スーパーハイレグやエクストラハイレッグは、通常のハイレッグよりもさらに高い位置まで脚ぐりを切り上げたデザインを指す呼び方です。

腰に近い位置までカットするため、脚の露出範囲がより広くなります。一般的なハイレグと比較して、V字のラインが強調されるのも特徴です。

ただし、これらの名称には統一された角度や寸法の基準があるわけではありません。メーカーの分類や商品写真を確認しながら判断する必要があります。

ローレッグ・ボーイズレングス:ハイレグとは反対の形状

ローレッグは、脚ぐりの位置を低く設定し、太もも側を比較的広く覆うデザインです。ボーイズレングスも、ヒップの下側を水平にカットした形状で、ハイレグとは異なるシルエットになります。

ワコールでは、ハイレッグとボーイズレングスを別々の脚ぐりの分類として紹介しています。脚の露出を抑えたい場合や、衣類の裾が肌に当たる感覚を重視する場合には、こうした形状も選択肢になります。

【よくある誤解】ハイレグの特徴と選ぶときに知っておきたいポイント

ハイレグについては、露出度や見た目の印象だけで理解されることも少なくありません。しかし、実際には衣類の用途や設計によって特徴が異なります。

ハイレグは必ずしも露出度が極端に高いわけではない

ハイレグという名称だけで、すべての商品が同じように大胆なデザインだと考えるのは正確ではありません。

脚ぐりのカットには段階があり、比較的自然なハイレッグから、腰の近くまで切り上げたスーパーハイレグまで幅があります。

また、ヒップ全体を覆うハイレッグショーツもあるため、脚ぐりの高さとヒップの露出範囲は分けて考える必要があります。

ハイレグなら必ず脚が長く見えるとは限らない

ハイレグには脚を長く見せる視覚効果がありますが、その印象は衣類全体のデザインによって変わります。

ウエスト位置、胴体部分の長さ、カラー、柄、脚ぐりの曲線などが組み合わさるため、同じハイレグでも見え方は異なります。

特に水着では、全身のバランスを見ながら選ぶことが大切です。

選ぶときは見た目だけでなく着用感も確認する

ハイレグ水着やハイレグ下着を選ぶ際には、デザインだけでなく、次のポイントを確認すると失敗を減らせます。

  • 脚ぐりの高さ:自分が快適に感じる露出範囲か。
  • 生地の伸縮性:身体の動きに合わせて無理なく伸びるか。
  • クロッチの幅:下着として必要なカバー範囲が確保されているか。
  • ヒップのフィット感:動いたときにずれたり、食い込んだりしないか。
  • 用途との相性:日常用、スポーツ用、水着用など目的に適しているか。

ハイレグは脚ぐりの形状を表すデザインであり、着用時の快適さは素材やサイズ、縫製によっても左右されます。自分の用途に合ったものを選ぶことが大切です。

【ハイレグとは】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ハイレグとは簡単にいうと何ですか? A1:ハイレグとは「ハイレッグカット」の略称で、水着や下着、レオタードなどの脚ぐりを高い位置まで切り上げたデザインです。太ももの露出範囲が広く、脚を長く見せる視覚効果があります。

Q2:ハイレグと通常の水着は何が違いますか? A2:主な違いは脚ぐりの高さです。通常の水着は脚の付け根に沿ったカットが一般的ですが、ハイレグ水着は脚ぐりを腰に近い高い位置まで切り上げています。なお、ワンピースかビキニかという形状とは別の分類です。

Q3:ハイレグとハイウエストは同じ意味ですか? A3:同じ意味ではありません。ハイレグは脚ぐりのカット位置を表し、ハイウエストはウエスト部分の高さを表します。異なる部分のデザインを指す言葉です。

ハイレグとは、英語の「High leg cut」に由来する略称で、女性用の水着やパンティー、下着、レオタードなどに使われる脚ぐりのデザインです。

最大の特徴は、脚の付け根部分を高い位置まで切り上げていることです。脚を長く見せる視覚効果があり、衣類の用途に合わせてさまざまなデザインが展開されています。

日本では1982年に水着メーカーの三愛がハイレッグカットを取り入れ、1980年代後半にはワンピース水着の人気とともに広く知られるようになりました。その後も、下着やスポーツウェアなどに形を変えながら取り入れられています。

覚えておきたいのは、ハイレグが露出度やウエスト位置を表す言葉ではなく、あくまで脚ぐりのカッティングを示す用語だという点です。ハイレグと通常の水着、ハイレッグとハイウエストの違いを理解すれば、ファッション用語としての意味も正確に把握できます。

2026年現在も、ハイレグは水着や下着のデザインを説明する基本的な用語の一つです。歴史的な流行だけでなく、衣類の機能性やシルエットを理解するうえでも知っておきたいファッション用語です。

記事の事実関係・参考資料

同じカテゴリの記事

星野 あかり

栄養情報は公的食品データベース、調理法はメーカー公式表記で裏取り。体験談は取材の了承を得た範囲でのみ引用します。

おすすめの関連記事