朝井リョウの小説を原作とする実写映画は、2026年11月現在、劇場公開された作品として5作品を確認できます。2012年の『桐島、部活やめるってよ』から、2016年の『何者』、2019年の『チア男子!!』、2023年の『少女は卒業しない』『正欲』まで、青春群像劇から社会の価値観を問い直す人間ドラマへと、作品の題材は幅広く展開しています。
それぞれ監督もキャストも異なり、映画化に際して原作の構成を大胆に組み替えた作品もあれば、小説の言葉や人物描写を丁寧に映像へ移した作品もあります。ここでは、朝井リョウ原作映画一覧を公開年順に整理し、あらすじ、監督、主要キャスト、評価、配信情報を比較。加えて、2026年の最新状況や、映画化によって作品の魅力がどう変化したのかも掘り下げます。
【結論】朝井リョウ原作の映画化作品は全5作!公開年順に一覧で紹介

朝井リョウは、1989年に岐阜県で生まれた小説家です。早稲田大学在学中の2009年に『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。2013年には『何者』で第148回直木賞を受賞しました。
その後も『正欲』で第34回柴田錬三郎賞を受賞するなど、若者の心理から社会の構造、人間の欲望や価値観まで幅広いテーマを扱っています。
映画化された5作品を公開順に並べると、次のようになります。
- 2012年:『桐島、部活やめるってよ』
- 2016年:『何者』
- 2019年:『チア男子!!』
- 2023年2月:『少女は卒業しない』
- 2023年11月:『正欲』
注目したいのは、2023年に2作品が公開されていることです。『少女は卒業しない』が卒業を控えた高校生の恋愛と別れを描く青春映画であるのに対し、『正欲』は異なる背景を持つ人々の人生が交差する社会派人間ドラマ。朝井リョウの作風の広がりを実感できる組み合わせです。
なお、ここでいう5作品は劇場公開された実写映画を対象としています。『チア男子!!』のアニメ版や、ほかの小説を原作としたテレビドラマなどは別の映像化作品として区別します。
【完全比較】朝井リョウ映画5作品の公開日・監督・キャスト一覧
5作品を比較すると、公開時期だけでなく、監督の演出スタイルやキャスティングにも違いがあります。まずは映画選びに役立つ基本情報をまとめました。
| 公開日 | 作品名 | 監督 | 主なキャスト | 主なテーマ |
|---|---|---|---|---|
| 2012年8月11日 | 桐島、部活やめるってよ | 吉田大八 | 神木隆之介、橋本愛、東出昌大、大後寿々花 | 高校生活・スクールカースト・群像劇 |
| 2016年10月15日 | 何者 | 三浦大輔 | 佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生 | 就職活動・SNS・自意識 |
| 2019年5月10日 | チア男子!! | 風間太樹 | 横浜流星、中尾暢樹、浅香航大、瀬戸利樹 | 青春・仲間・挑戦 |
| 2023年2月23日 | 少女は卒業しない | 中川駿 | 河合優実、小野莉奈、小宮山莉渚、中井友望 | 卒業・恋愛・別れ |
| 2023年11月10日 | 正欲 | 岸善幸 | 稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太 | 多様性・欲望・他者理解 |
公開年と監督を押さえるだけでも、朝井リョウ作品の映画化が一定の監督や制作チームに固定されていないことが分かります。
また、若手俳優を中心とする青春映画から、経験豊富な俳優を起用した社会派作品へと、キャストの顔ぶれも変化しています。
【作品別】朝井リョウ映画5作品のあらすじ・キャスト・見どころを解説
1.『桐島、部活やめるってよ』(2012年)|神木隆之介・橋本愛が出演する青春群像劇公開日:2012年8月11日
監督:吉田大八
脚本:喜安浩平・吉田大八
主な出演:神木隆之介、橋本愛、大後寿々花、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優、落合モトキ、浅香航大
朝井リョウのデビュー作を原作とする、映画化5作品の出発点です。
物語のきっかけは、校内の人気者でバレー部キャプテンの桐島が、突然部活を辞めたという知らせ。ところが、その出来事によって学校全体の人間関係に波紋が広がっていきます。
映画部に所属する前田涼也を演じるのは神木隆之介。クラスの中心にいるわけではないものの、映画制作に情熱を注ぐ高校生です。橋本愛はバドミントン部のカスミ、大後寿々花は吹奏楽部の亜矢を演じています。東出昌大も主要キャストとして参加しました。
本作の大きな特徴は、タイトルになっている桐島が物語の中心にいながら、観客がその不在を意識し続ける構成です。
登場人物ごとに異なる視点から同じ学校生活を描くことで、人気者と目立たない生徒、部活動に打ち込む者と何となく日々を過ごす者の間にある距離が浮かび上がります。
単なる高校生の青春物語ではなく、集団の中で自分の立ち位置を意識してしまう人間の心理を描いた作品です。
映画としての評価も高く、第36回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞の3部門を受賞。朝井リョウ原作映画の代表作として、現在も高い知名度を持っています。
こんな人におすすめ:スクールカーストや高校時代の人間関係を描いた作品が好きな人、複数の登場人物の視点が交差する映画を楽しみたい人。
2.『何者』(2016年)|佐藤健・有村架純・菅田将暉が描く就活とSNSの裏側公開日:2016年10月15日
監督・脚本:三浦大輔
主な出演:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之
第148回直木賞を受賞した朝井リョウの小説『何者』を映画化した作品です。
物語の中心となるのは、就職活動を通じて自分の将来や存在価値と向き合う5人の大学生。情報交換のために集まった彼らは、互いの選考状況を気にしながら、SNSにも日々の思いや不安を投稿していきます。
佐藤健が演じるのは、演劇サークルで脚本を書いていた二宮拓人。有村架純は実直な性格の田名部瑞月、二階堂ふみは意識の高い小早川理香、菅田将暉は拓人の友人である神谷光太郎、岡田将生は理香の恋人・宮本隆良を演じます。
加えて、山田孝之が先輩のサワ役で出演。主要人物たちの距離感や本音が少しずつ変わっていく様子を支えています。
この映画の見どころは、就活という身近なテーマを通じて、人間の承認欲求や他者への嫉妬、自己演出の問題を描いていることです。
表向きは友人を応援していても、内心では相手の成功を素直に喜べない。SNSでは前向きな言葉を発信していても、実際には自分の評価を気にしている。そうした感情の矛盾が、物語の緊張感を生み出します。
監督・脚本を担当した三浦大輔は、演劇的な会話劇を得意とする人物です。その演出が、登場人物同士の心理戦をより濃密なものにしています。
こんな人におすすめ:就職活動を経験した人、SNS上の自分と現実の自分の違いに興味がある人、人間の本音を描いた心理ドラマが好きな人。
3.『チア男子!!』(2019年)|横浜流星・中尾暢樹のW主演による青春映画公開日:2019年5月10日
監督:風間太樹
脚本:登米裕一
主な出演:横浜流星、中尾暢樹、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智、浅香航大、清水くるみ、唐田えりか、山本千尋、伊藤歩
『チア男子!!』は、男子チアリーディングに挑戦する大学生たちを描いた青春スポーツ映画です。
主人公の坂東晴希は、幼い頃から柔道を続けてきた青年。しかし、姉と比較されることや、自分の才能への不安を抱えています。そんな彼に、幼なじみで親友の橋本一馬が持ちかけたのが、男子チアリーディングチームの結成でした。
晴希を横浜流星、一馬を中尾暢樹が演じるW主演。加えて、浅香航大、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智らがチームのメンバーとして出演します。
チーム名は「BREAKERS」。男子チアという珍しい競技に挑む7人が、練習や衝突を重ねながら仲間との信頼を築いていきます。
原作小説には、早稲田大学の男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」がモデルとして関係しています。朝井リョウ自身も大学在学中に同チームの演技を目にし、勝利を目指す一般的なスポーツとは異なり、誰かを応援する競技に独自の物語性を感じたことをインタビューで語っています。
映画の撮影に際しても、横浜流星ら出演者は実際のチームのパフォーマンスを見学し、技術指導を受けながら演技に取り組みました。
そのため、見どころは俳優同士の友情だけではありません。チアリーディングの迫力あるパフォーマンスや、仲間を信頼して技を完成させるまでの過程にも注目です。
原作は映画化以前に漫画化、アニメ化、舞台化もされており、朝井リョウ作品の中でも複数のメディアに展開した代表的な一作です。
こんな人におすすめ:スポーツ映画や青春ドラマが好きな人、仲間と目標に向かって努力する物語を見たい人、横浜流星と中尾暢樹の共演を楽しみたい人。
4.『少女は卒業しない』(2023年)|河合優実主演、卒業までの2日間を描く物語公開日:2023年2月23日
監督・脚本:中川駿
主な出演:河合優実、小野莉奈、小宮山莉渚、中井友望、窪塚愛流、佐藤緋美、宇佐卓真、藤原季節
『少女は卒業しない』は、朝井リョウの連作短編小説を原作とする青春恋愛映画です。
舞台は、廃校が決まった地方の高校。最後の卒業式を迎えるまでの2日間、4人の少女がそれぞれの恋愛や別れに向き合います。
主人公の山城まなみを演じるのは河合優実。卒業生代表として答辞を読むことになった料理部の部長でありながら、彼氏に対して伝えられない思いを抱えています。
小野莉奈は進路の違いから恋人と離れることになる後藤由貴、小宮山莉渚は同級生に恋心を抱く神田杏子、中井友望は教師に思いを寄せる作田詩織を演じます。
窪塚愛流、佐藤緋美、宇佐卓真、藤原季節も出演し、少女たちの恋愛や学校生活に関係する人物を演じています。
監督・脚本を務めた中川駿は、短編映画『カランコエの花』で国内映画祭13冠を獲得した人物。本作が商業長編映画デビュー作となりました。
映画化にあたって特徴的なのは、原作の構成をそのまま再現するのではなく、7人の少女を主人公とする7つの物語から4つを選び、映画として再構成したことです。東京国際映画祭での監督インタビューでも、この構成変更について説明されています。
卒業という避けられない節目を前に、恋愛や友情、将来への不安を抱える少女たち。大きな事件が起きるわけではなくても、学校という場所を離れることの寂しさが静かに伝わってきます。
河合優実の初主演映画としても注目された作品で、彼女の繊細な表情や自然な演技が物語を牽引しています。
こんな人におすすめ:静かな青春映画が好きな人、卒業や初恋の記憶を振り返りたい人、河合優実の演技をじっくり楽しみたい人。
5.『正欲』(2023年)|稲垣吾郎・新垣結衣が挑む価値観を揺さぶる社会派映画公開日:2023年11月10日
監督・編集:岸善幸
脚本:港岳彦
主な出演:稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、山田真歩、宇野祥平、渡辺大知、徳永えり
朝井リョウ原作映画の中で、社会的な問いかけが特に強い作品が『正欲』です。
原作小説は第34回柴田錬三郎賞を受賞。家庭環境や性的指向、容姿など、それぞれ異なる背景を抱える人々の人生が、ある事件をきっかけに交差していきます。
物語の中心人物の一人は、息子の不登校を心配する検事・寺井啓喜。稲垣吾郎が演じています。
新垣結衣が演じるのは、ある秘密を抱えながら販売員として働く桐生夏月。夏月と中学時代に関係があった佐々木佳道を磯村勇斗、大学のダンスサークルに所属する諸橋大也を佐藤寛太、学園祭のイベントを企画する神戸八重子を東野絢香が演じます。
本作が扱うのは、単純な善悪や一般論では整理できない人間の欲望と孤独です。
自分にとって当たり前の価値観が、他人にとっても当たり前とは限らない。誰かを理解したつもりになることと、実際にその人の背景を理解することは違う。映画は、そうした問題を複数の人物の視点から描き出します。
監督は『あゝ、荒野』などを手掛けた岸善幸。脚本は港岳彦が担当し、原作の複雑な人物関係を134分の映画にまとめています。
また、第36回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最優秀監督賞と観客賞を受賞しました。
青春映画としての爽やかさを期待すると、重いテーマに驚く可能性があります。しかし、他人との違いや社会の常識について考えるきっかけを求める人には、強い印象を残す作品です。
こんな人におすすめ:社会派映画が好きな人、多様性や他者理解について考えたい人、稲垣吾郎と新垣結衣の新しい演技に触れたい人。
【映画化の経緯】朝井リョウの小説はなぜ映像作品として評価されるのか
朝井リョウ原作映画に共通する特徴は、特定の主人公だけに物語を集中させず、複数の人物の視点から人間関係を描くことです。
その手法は、デビュー作『桐島、部活やめるってよ』から『正欲』まで一貫して見られます。ただし、映画化の方法は作品ごとに異なります。
原作に忠実な映画化と大胆な再構成朝井リョウは『何者』の映画化に関する早稲田大学のインタビューで、最初の映画化作品である『桐島、部活やめるってよ』では脚本段階で大きな変更があった一方、『何者』は原作の言葉を生かした映画化だったと振り返っています。
この違いは、原作小説と映画の関係を考えるうえで興味深い点です。
『桐島、部活やめるってよ』では、吉田大八監督が小説の複数視点を映画的な時間構成に置き換え、桐島の不在を軸にした独自の群像劇を作り上げました。
『何者』では、三浦大輔監督が小説の会話や心理描写を尊重しながら、演劇的な演出を加えています。
『少女は卒業しない』では、原作の7つの物語から4つを選び、卒業式までの2日間に集約。『正欲』では、複数の人物の人生が交差する構造を映像として再構成しています。
5作品に共通する朝井リョウらしさ- 集団の中の個人:学校や就職活動、チーム、社会などの集団に所属する人々の心理を描く。
- 表面と本音の違い:他人に見せている自分と、内側に抱えている感情のずれを表現する。
- 複数の視点:一人の正義だけで物語を説明せず、登場人物ごとに異なる事情を描く。
- 社会との接点:青春や恋愛といった個人的な出来事から、社会の価値観や人間関係の仕組みへとテーマを広げる。
この特徴があるため、朝井リョウの小説は、映画監督の解釈によって異なる作品に生まれ変わる余地を持っています。
原作の文章をそのまま映像に移すだけではなく、視点や時間軸、人物の配置を再設計することが、映画化の大きな魅力になっています。
【評判・評価】朝井リョウ映画5作品はどれが面白い?受賞歴と評価を比較
5作品は同じ作家の小説が原作でありながら、映画としての方向性はかなり違います。
映画.comに掲載されているユーザー評価を参考にすると、検索時点での評価は次のようになっています。
- 『桐島、部活やめるってよ』:3.6点
- 『何者』:3.3点
- 『チア男子!!』:3.7点
- 『少女は卒業しない』:3.8点
- 『正欲』:3.5点
これらは映画.com利用者による評価であり、映画評論家の採点や興行成績とは異なります。レビュー件数や鑑賞者の好みによっても変動するため、点数だけで作品の優劣を決めることはできません。
映画賞から見る評価の違い受賞歴で特に目立つのは『桐島、部活やめるってよ』と『正欲』です。
『桐島、部活やめるってよ』は第36回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞を受賞。青春映画でありながら、映像表現や編集技術でも高く評価されました。
一方、『正欲』は第36回東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞を獲得。現代社会の価値観に踏み込んだ作品として、映画祭でも存在感を示しました。
目的別に選ぶならどの映画?- 完成度の高い青春群像劇を見たい:『桐島、部活やめるってよ』
- SNSや人間関係の心理戦を楽しみたい:『何者』
- 前向きな青春とスポーツを楽しみたい:『チア男子!!』
- 恋愛や卒業の切なさに浸りたい:『少女は卒業しない』
- 社会問題や価値観について深く考えたい:『正欲』
初めて朝井リョウ原作映画を見るなら、『桐島、部活やめるってよ』から始めるのがおすすめです。朝井作品の群像劇としての特徴をつかみやすく、その後に『何者』や『正欲』を見ると、作家のテーマの広がりも理解しやすくなります。
【2026年最新】朝井リョウ映画の配信情報と新作映画化の状況
朝井リョウ原作映画はどの動画配信サービスで見られる?2026年8〜9月に掲載された動画配信サービスの比較情報を基準にすると、5作品の配信状況には違いがあります。
- 『桐島、部活やめるってよ』:U-NEXTで見放題、Prime Videoではレンタル・購入の掲載実績があります。
- 『何者』:Prime VideoとU-NEXTで見放題の掲載実績があります。
- 『チア男子!!』:比較情報ではTSUTAYA DISCASやmusic.jpなどのレンタルが確認できます。見放題作品としての配信状況には注意が必要です。
- 『少女は卒業しない』:Prime Video、U-NEXT、DMM TV、Huluなどで配信の掲載実績があります。
- 『正欲』:Prime Video、DMM TV、Netflixなどで見放題配信の掲載実績があります。
なお、これらは2026年夏から初秋の比較情報に基づくもので、11月3日時点のリアルタイムの契約状況を保証するものではありません。動画配信サービスでは、見放題からレンタルへの変更や配信終了が発生します。
視聴する際は、作品名を各サービス内で検索し、見放題なのか、別途レンタル料金が必要なのかを確認するのが確実です。
2026年に新しい映画化作品は発表された?2026年の朝井リョウは、小説家としても大きな話題を集めています。
特に注目されるのが『イン・ザ・メガチャーチ』です。同作は2026年4月9日に発表された第23回本屋大賞を受賞しました。ファンダム経済を背景に、世代や立場の異なる人物たちの人間関係を描いた作品です。
また、2024年には『正欲』以来3年半ぶりの長編小説として『生殖記』が刊行されました。人間の身体や生命、社会の常識に独自の視点から切り込む作品として注目されています。
ただし、小説の受賞や刊行が、そのまま映画化の決定を意味するわけではありません。2026年11月3日時点で、これらの作品を新たな劇場公開映画として5作品に追加するだけの正式な映画化情報は確認できていません。
したがって、現時点で公開済みの朝井リョウ原作実写映画として整理できるのは、従来の5作品です。
今後、出版社や映画製作会社から正式な発表があれば、映画化作品一覧に新たな作品が加わる可能性があります。
【よくある質問】朝井リョウの映画に関するFAQ
Q1:朝井リョウ原作の映画は全部で何作品ありますか?
A1:劇場公開された実写映画は5作品です。『桐島、部活やめるってよ』『何者』『チア男子!!』『少女は卒業しない』『正欲』が該当します。
Q2:朝井リョウ原作映画の公開順は?
A2:2012年の『桐島、部活やめるってよ』、2016年の『何者』、2019年の『チア男子!!』、2023年2月の『少女は卒業しない』、2023年11月の『正欲』の順です。
Q3:朝井リョウの映画で一番有名な作品はどれですか?
A3:代表作として広く知られているのは『桐島、部活やめるってよ』と『何者』です。特に前者は日本アカデミー賞の最優秀作品賞など3部門を受賞しています。
Q4:横浜流星が出演している朝井リョウ原作映画は?
A4:2019年公開の『チア男子!!』です。中尾暢樹とのW主演で、男子チアリーディングチームの結成と成長を描いています。
Q5:河合優実が出演している朝井リョウ原作映画は?
A5:2023年2月公開の『少女は卒業しない』です。主人公の山城まなみを演じ、卒業式までの2日間に起きる少女たちの恋愛や別れを描いています。
Q6:新垣結衣が出演している朝井リョウ原作映画は?
A6:2023年11月公開の『正欲』です。稲垣吾郎と共演し、桐生夏月という秘密を抱えた女性を演じています。
Q7:朝井リョウ原作映画はNetflixやAmazonプライムで見られますか?
A7:作品によって異なります。『正欲』はNetflixやPrime Video、『何者』はPrime Videoなどで配信の掲載実績があります。一方、『チア男子!!』はレンタル中心の掲載情報もあるため、作品ごとの確認が必要です。
Q8:2026年に朝井リョウの新しい映画化作品はありますか?
A8:2026年11月3日時点で、公開済みの5作品に加わる新たな劇場映画化作品の正式発表は確認できていません。『イン・ザ・メガチャーチ』や『生殖記』などの小説の映像化については、今後の公式発表が注目されます。
朝井リョウ原作の劇場公開実写映画は、2012年から2023年までに公開された全5作品です。
『桐島、部活やめるってよ』は学校内の人間関係、『何者』は就職活動とSNS、『チア男子!!』は仲間との挑戦、『少女は卒業しない』は恋愛と別れ、そして『正欲』は人間の欲望と他者理解を描いています。
5作品を並べて見ると、朝井リョウの作品が単なる青春小説にとどまらず、人間の内面や社会の価値観を問い続けていることが分かります。
映画化の面白さは、原作の内容を再現するだけではなく、監督や脚本家、俳優によって新たな解釈が加わるところにもあります。小説を読んでから映画を見るのも、映画を見てから原作を読むのも、それぞれ違った発見があります。
2026年には『イン・ザ・メガチャーチ』の本屋大賞受賞など、朝井リョウの作家活動にも新たな展開がありました。次にどの作品が映像化されるのかにも期待が集まります。
まずは公開順に5作品を鑑賞し、青春群像劇から社会派ドラマへと変化する朝井リョウ作品の世界を味わってみてください。
主な確認資料: 集英社の著者プロフィール、映画.comの作品データ、日本アカデミー賞公式記録、早稲田大学の朝井リョウインタビュー、東京国際映画祭の監督インタビュー、各作品の公式サイト、Filmarksの配信情報、朝日新聞出版系メディアの2026年本屋大賞報道。