LINE以外のチャットアプリを探しているなら、無料通話の使いやすさだけでなく、電話番号の登録条件、メッセージの暗号化、グループ機能、機種変更時のデータ管理まで比較する必要があります。2026年10月現在、LINEの代替候補には、国内の電話番号で使いやすい「+メッセージ」、プライバシーを重視する「Signal」、海外との連絡に便利な「WhatsApp」、大規模コミュニティに強い「Telegram」「Discord」など、それぞれ異なる特徴を持つサービスがあります。
特に注目したいのは、暗号化の範囲がアプリごとに異なることです。SignalとWhatsAppは個人間のメッセージや通話を標準でエンドツーエンド暗号化する一方、Telegramは通常のクラウドチャットと「シークレットチャット」で仕組みが異なります。Discordも2026年3月から音声・ビデオ通話のエンドツーエンド暗号化を標準化しましたが、テキストメッセージは同じ扱いではありません。
【先に結論】LINE類似アプリは「相手」と「守りたい情報」で選ぶ

LINEに似ているアプリを選ぶとき、最初に確認したいのは、誰と連絡を取りたいかです。家族や友人との日常的なやりとりなら、相手も同じアプリを使っていることが、機能の豊富さ以上に重要になります。
一方、海外の友人や仕事相手と連絡を取りたい場合、プライバシーを優先したい場合、ゲーム仲間と音声でつながりたい場合では、適したサービスが変わります。
- 国内の家族・友人との連絡:+メッセージ。携帯電話番号を使ったメッセージ交換に向いている。
- プライバシーを重視した個人間の連絡:Signal。メッセージと通話のエンドツーエンド暗号化が標準。
- 海外の友人・家族との連絡:WhatsApp。メッセージ、音声通話、ビデオ通話をまとめて使える。
- 大規模グループや情報コミュニティ:Telegram。チャンネルやグループを活用しやすい。
- ゲーム仲間・オンラインコミュニティ:Discord。サーバー、テキストチャンネル、音声チャンネルが強み。
- 韓国の友人との連絡:カカオトーク。韓国で広く使われるメッセンジャーを利用したい人に適している。
無料通話アプリおすすめという観点だけで選ぶのも避けたいところです。相手が使っていなければ通話できず、アプリをインストールしてもらう負担が発生します。現在のLINEを全面的にやめる前に、用途ごとに別アプリを追加する方法も検討してみてください。
【2026年最新比較】LINE類似アプリ6選の料金・登録条件・暗号化・通話機能
代表的な6サービスを、料金、登録条件、セキュリティ、通話機能の4つを中心に比較しました。料金は基本機能の利用を前提とし、通信事業者の料金や任意の有料プランは別に考えます。
| アプリ | 基本料金 | 登録条件 | 暗号化の特徴 | 主な用途・通話 |
|---|---|---|---|---|
| +メッセージ | 月額利用料無料。通信料は契約に応じる | 対応する国内携帯電話番号・回線が必要 | Signal型の全トーク標準E2EEを前提とするサービスではない | 国内の連絡、写真・動画・スタンプ、グループメッセージ |
| Signal | 基本機能無料 | 電話番号で登録。ユーザー名で番号を相手に知らせず連絡できる | メッセージ・通話ともにE2EEが標準 | プライベートなチャット、音声・ビデオ通話 |
| 基本機能無料 | SMSまたは電話で認証できる電話番号が必要 | 個人間のメッセージ・通話はE2EEが標準 | 海外連絡、グループチャット、音声・ビデオ通話 | |
| Telegram | 基本機能無料。任意の有料プランあり | 携帯電話番号で登録。ユーザー名で連絡可能 | 通常のクラウドチャットとE2EE対応のシークレットチャットは別方式 | 大規模グループ、チャンネル、ファイル共有 |
| Discord | 基本機能無料。Nitroなどの有料プランあり | アカウント登録が必要。電話番号認証を求められる場合もある | 音声・ビデオ通話はE2EEが標準。テキストはE2EEではない | ゲーム、音声チャンネル、オンラインコミュニティ |
| カカオトーク | 基本機能無料。アプリ内購入あり | 電話番号による認証が基本 | 機能ごとの仕様を確認。通常のトークと秘密チャットを区別する | 韓国の友人・家族との連絡、グループチャット、音声・ビデオ通話 |
+メッセージの料金について、NTTドコモの公式案内では月額使用料は無料で、通信にはパケット通信料がかかります。対応する国内携帯電話番号を使って、ドコモ・au・ソフトバンクなどの利用者とメッセージや写真、動画を交換できる点が特徴です。海外の知人と幅広くつながる用途では、対応範囲の確認が必要です。
セキュリティ面では、Signal公式サポートがメッセージと通話の常時エンドツーエンド暗号化を説明しています。WhatsAppも個人間のメッセージと通話に標準で同方式を採用しています。一方、Telegram公式FAQでは、シークレットチャットはエンドツーエンド暗号化されるものの、通常のクラウドチャットは別の暗号化方式で保存・同期されると説明されています。
2026年の変更点にも注目です。Discordは2026年3月初旬までに音声・ビデオ通話のE2EE対応を全体に広げ、WhatsAppは同年10月14日、WhatsAppアカウントを持たない人も招待できるゲスト通話を発表しました。ただし、WhatsAppのゲスト通話はアカウント登録なしで通話に参加できる仕組みであり、WhatsAppアカウント自体を電話番号なしで作れるという意味ではありません。
【おすすめ6選】LINE代替アプリの強みと弱点を詳しく解説
1.+メッセージ:国内の電話番号で連絡したい人向け+メッセージは、携帯電話番号を使ってテキスト、写真、動画、スタンプなどをやりとりできる国内向けのメッセージサービスです。対応する携帯電話会社や回線の利用者同士で連絡できるため、電話番号は知っているものの、SNSのアカウントを交換していない相手とのやりとりにも便利です。
メリットは、電話番号を軸に使えることと、月額利用料が無料であること。LINEのように多彩な外部サービスやスタンプ文化を求める人よりも、家族や仕事関係者とのシンプルな連絡手段を探している人に向いています。
注意したいのは、対応する回線や端末に制約があることです。相手が対応環境を利用していなければ、LINEと同じ感覚で連絡できるとは限りません。国際的な連絡網を作りたい場合も、WhatsAppなどと比較したほうがよいでしょう。
2.Signal:プライバシーと安全性を重視するなら有力Signalは、メッセージと音声・ビデオ通話をエンドツーエンド暗号化することを基本設計としたメッセージアプリです。暗号化が一部の特別なチャットに限られず、通常の会話にも適用される点が大きな特徴です。
電話番号を使ってアカウントを登録する必要はありますが、ユーザー名を作成すれば、相手に電話番号を知らせずに連絡を始めることができます。電話番号の公開範囲や、番号で自分を検索できる相手の設定も調整できます。
一方、ユーザー名を使えるからといって、電話番号なしで登録できるわけではありません。また、家族や友人がSignalを利用していなければ、連絡手段として定着させるまでに時間がかかります。プライバシーを優先する人には有力ですが、全員がLINEから一斉に移ることを期待するサービスではありません。
3.WhatsApp:海外との連絡や無料通話に強いWhatsAppは、海外の友人、家族、仕事相手とのコミュニケーションに適したメッセージアプリです。メッセージ、写真・動画の共有、グループチャット、音声通話、ビデオ通話をまとめて利用できます。個人間のメッセージと通話はエンドツーエンド暗号化が標準です。
アプリの基本利用料は無料ですが、モバイル通信を利用すればデータ通信料がかかる場合があります。登録には、自分が所有し、SMSまたは電話で認証コードを受け取れる電話番号が必要です。電話番号を共有したくないからという理由だけで、番号なしの新規アカウントを作れるわけではありません。
2026年10月には、アカウントを持たない人を通話へ招待できるゲスト通話が発表されました。WhatsAppを使っていない相手との通話のハードルを下げる機能ですが、通常のチャットアカウント登録とは別の仕組みです。海外との無料通話アプリを探しているなら、まず候補に入れたいサービスです。
4.Telegram:大規模グループや情報収集に便利Telegramは、グループ、チャンネル、複数端末でのメッセージ同期などを活用したい人に向いています。特定の話題に関するコミュニティへ参加したり、多数のメンバーへ情報を発信したりする用途で便利です。
TelegramとLINEの違いを考えるうえで重要なのが、暗号化の仕組みです。通常のクラウドチャットは端末間のE2EEではなく、クラウド同期を前提としています。エンドツーエンド暗号化が必要な場合は、個別にシークレットチャットを開始する必要があります。
シークレットチャットは作成した端末にひもづき、通常のクラウドチャットのように別の端末へ同期されません。ログアウトすると失われる点にも注意が必要です。また、Telegramのアカウント登録には携帯電話番号が必要ですが、ユーザー名やプライバシー設定を利用すれば、相手に番号を見せずにやりとりできる場合があります。
5.Discord:ゲームや趣味のコミュニティに最適Discordは、ゲーム仲間や趣味のグループ、オンラインコミュニティで使いやすいチャットサービスです。サーバー内に複数のテキストチャンネルや音声チャンネルを設けられるため、話題ごとに会話を整理できます。単純な1対1の連絡よりも、継続的に人が集まるコミュニティ運営に強みがあります。
2026年3月から、Discordのダイレクトメッセージ、グループメッセージ、音声チャンネルなどの音声・ビデオ通話は、原則としてエンドツーエンド暗号化されるようになりました。ただし、ステージチャンネルは例外です。加えて、Discord公式はテキストメッセージをE2EEにする計画は現時点でないと説明しています。
そのため、通話の安全性が向上したからといって、すべてのテキスト会話もSignalと同じ水準でE2EEされると考えるのは誤りです。ゲームやコミュニティ用途なら便利ですが、機密性の高い文章をやりとりする場合は、用途に合った別のサービスも検討しましょう。
6.カカオトーク:韓国の友人・家族との連絡にカカオトークは韓国で広く使われるメッセンジャーで、1対1のトーク、グループチャット、オープントーク、写真・動画の共有などに対応しています。韓国の友人や家族、現地のコミュニティと連絡を取る場合には、有力な選択肢です。
基本機能は無料で、音声・ビデオ通話も利用できます。ただし、アプリ内購入や有料コンテンツが存在するため、すべての機能が無条件で無料という意味ではありません。
日本でLINEの代替として使う場合は、周囲の利用者数が重要です。韓国の知人との連絡が中心なら便利ですが、日本の友人全員にインストールしてもらう必要があるなら、乗り換えの負担を考慮してください。また、プライバシーを重視する場合は、通常のトークと秘密チャットなど、使用する機能ごとの暗号化仕様を確認することが大切です。
【暗号化とプライバシー】「無料」「暗号化あり」だけでは安全性を判断できない
メッセージアプリの安全性を比較するときは、「暗号化に対応しているか」だけでなく、「どの会話が、どの範囲で暗号化されるか」を確認しましょう。
エンドツーエンド暗号化(E2EE)とは、送信者の端末で暗号化されたメッセージを、原則として受信者の端末で復号する仕組みです。サービス提供者を含む第三者が、通信の途中でメッセージの内容を簡単に読めないようにするための技術です。
ただし、E2EEがあればあらゆる危険がなくなるわけではありません。端末のロックが解除された状態で盗み見られたり、相手がスクリーンショットを保存したり、フィッシング詐欺によってアカウントを乗っ取られたりする危険は残ります。暗号化は、端末やアカウントの管理に代わるものではありません。
Signalは会話の内容だけでなく、サービス側がアクセスできる情報をできる限り少なくする方針を掲げています。2026年3月6日に公表した政府機関からの情報開示請求に関する説明でも、メッセージや通話内容、連絡先、通話履歴など、保有していない情報は提供できないという立場を示しました。ただし、これはSignal側が説明した保有データの範囲に関するもので、アプリを使えば匿名性が完全に保証されるという意味ではありません。
WhatsAppも個人間のメッセージや通話にE2EEを標準採用していますが、バックアップの保護設定は別途確認したい項目です。Telegramではシークレットチャットと通常のクラウドチャットを混同しないこと、Discordでは音声・ビデオ通話とテキストメッセージの暗号化を区別が必要です。
安全性を優先するなら、次の3点を設定時に確認しましょう。
- アカウントの2段階認証やパスキーを設定し、不正ログインを防ぐ。
- 電話番号、プロフィール、オンライン状態、連絡先検索などの公開範囲を見直す。
- クラウドバックアップや複数端末の同期を使う場合、保存されるデータと暗号化方式を確認する。
【電話番号なしで使いたい】登録条件に関するよくある誤解
「電話番号なしで使えるチャットアプリ」を探している人は、登録時に電話番号が必要かどうかと、会話相手に電話番号を知らせずに使えるかどうかを分けて考える必要があります。この2つは同じ条件ではありません。
Signal:登録には電話番号が必要です。ただし、ユーザー名を作成して相手に共有すれば、電話番号を伝えずに連絡を始められます。電話番号で自分を検索できる相手も設定で制限できます。
Telegram:アカウントには携帯電話番号がひもづきますが、ユーザー名を利用して連絡を受け付けることができます。電話番号の公開範囲を調整できるため、相手に番号を見せずにやりとりすることも可能です。
WhatsApp:新規登録には、SMSまたは電話で認証できる電話番号が必要です。2026年に導入が発表されたゲスト通話は、アカウントを持たない人が通話に参加するための機能であり、電話番号なしでWhatsAppアカウントを新規作成できる機能ではありません。
Discord:メールアドレスなどを使ってアカウントを登録でき、電話番号を必須としない場合があります。ただし、利用状況や安全対策によって電話番号認証を求められることがあります。
+メッセージとカカオトーク:電話番号を基盤とするサービスのため、電話番号を一切使わずに利用したい人には適しにくい選択肢です。
電話番号を他人に知られたくない場合は、アプリの登録条件だけでなく、プロフィールの公開範囲や連絡先の同期設定も確認しましょう。電話番号を相手に表示しない設定にしても、すでに番号を知っている相手から、その番号の存在を隠せるわけではありません。
【乗り換え前に確認】LINEのトーク履歴・連絡先・グループは移せる?
LINEから別のメッセージアプリへ乗り換える際、最も注意したいのがトーク履歴です。LINEのアカウント引き継ぎと、LINEから他社アプリへの移行は別の作業です。SignalやWhatsAppなどに、LINEの過去の会話をそのまま取り込めると考えないようにしましょう。
LINE公式ヘルプセンターによると、LINEアカウントの引き継ぎでは、バックアップ方法や移行前後のOSによって復元できるデータが異なります。同じOS間では、iCloud DriveやGoogleドライブへのバックアップなどを利用できます。一方、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneへの異なるOS間の移行では、通常の方法で引き継げるトーク履歴は直近14日間が基本です。引き継ぎ用PINコードなどの条件も関係します。
乗り換えを検討するなら、次の手順で準備を進めましょう。
- LINEのバックアップを取る。設定画面からトークのバックアップを開き、バックアップが完了したことを確認する。
- 重要な情報を別途保存する。住所、予約情報、仕事上の連絡事項、残しておきたい写真やファイルなどを確認する。
- 新しいアプリを先に試す。家族や友人など、少人数のグループでメッセージや通話が問題なく使えるかを確認する。
- 連絡先へ移行を知らせる。新しいアプリ名やユーザー名、連絡方法を共有し、相手が登録できることを確認する。
- LINEをすぐに削除しない。必要な会話やアカウント情報を確認し、移行に問題がないと分かるまで利用できる状態を維持する。
注意したいのは、LINEのトーク履歴をバックアップしても、そのファイルを別のメッセージアプリへ直接復元できるわけではないことです。友だちリストやグループ、購入したスタンプなども、各アプリ間でそのまま移せるわけではありません。
仕事や家族の連絡がLINEに集中している場合、完全に乗り換えるよりも、まずはSignalやWhatsAppなどを追加して用途を分けるほうが、連絡漏れやデータ消失のリスクを抑えられます。
【プロの結論】LINEを完全に捨てるより、目的別に使い分けるのが現実的
LINE類似アプリの比較で見落とされやすいのは、アプリそのものの機能と、実際に連絡を取れる相手の多さは別の問題だという点です。どれほど安全性に優れたサービスでも、家族や仕事相手が利用していなければ、日常の連絡手段としては定着しません。
選び方の基準を整理すると、国内の電話番号ベースの連絡には+メッセージ、プライバシーを重視する会話にはSignal、海外の友人との連絡にはWhatsApp、大人数のコミュニティにはTelegram、ゲーム仲間との音声交流にはDiscord、韓国の知人との連絡にはカカオトークが候補になります。
反対に、LINEと同じ機能をすべて備えたアプリを一つだけ探している人や、相手全員にアプリを変更してもらうことが難しい人には、完全移行はおすすめしにくい方法です。既存の連絡網を維持しながら、必要な機能だけ別アプリに切り分ける方法が、失敗を避けやすい選択肢になります。
また、無料かどうかだけでなく、通信料、アカウント復旧の条件、バックアップ、暗号化の範囲まで確認することが大切です。特にプライバシーを重視する場合は、「暗号化あり」という説明だけで判断せず、通常のメッセージ、通話、バックアップのそれぞれがどのように保護されるのかを見極めてください。
【LINE類似アプリ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:LINEに一番似ている無料アプリはどれですか?
A1:国内の電話番号を使ったシンプルなメッセージ交換なら+メッセージ、一般的なチャットや音声・ビデオ通話ならWhatsApp、プライバシー重視ならSignalが候補です。ただし、LINEの友だちやトーク履歴をそのまま引き継げるわけではありません。
Q2:LINE以外で安全性が高いチャットアプリはどれですか?
A2:Signalはメッセージと通話のエンドツーエンド暗号化が標準で、プライバシーを重視する人に適しています。WhatsAppも個人間のメッセージと通話が標準でE2EEに対応しています。ただし、端末の安全性やアカウント管理も重要です。
Q3:電話番号なしで使えるチャットアプリはありますか?
A3:Discordは電話番号を必須としない形で登録できる場合があります。一方、Signal、WhatsApp、Telegramはアカウント登録時に電話番号が必要です。ただし、SignalやTelegramでは、ユーザー名などを利用して相手に電話番号を知らせずに連絡することができます。
Q4:WhatsAppの通話は本当に無料ですか?
A4:アプリの通話機能そのものに通常の電話料金がかからない仕組みですが、モバイル通信ではデータ通信料が発生する場合があります。Wi-Fiを利用すれば、携帯回線のデータ通信量を抑えられます。登録時のSMSなどに通信事業者の料金がかかる可能性もあります。
Q5:Telegramの通常チャットもエンドツーエンド暗号化されていますか?
A5:通常のクラウドチャットはE2EEではありません。E2EEが必要な場合はシークレットチャットを利用してください。ただし、シークレットチャットは端末にひもづき、通常のクラウドチャットとは同期や復元の仕組みが異なります。
Q6:LINEのトーク履歴をSignalやWhatsAppへ移行できますか?
A6:LINEのトーク履歴を他社のメッセージアプリへそのまま移すことはできません。LINEのアカウント引き継ぎと、別アプリへの乗り換えは別の作業です。大切な情報を保存し、新しいアプリを試してから連絡先へ移行を知らせる方法がおすすめです。
2026年10月現在、LINE類似アプリには、国内の連絡に適した+メッセージ、プライバシーを重視するSignal、海外との連絡に便利なWhatsApp、大規模コミュニティに強いTelegram、音声交流に優れたDiscord、韓国の知人との連絡に適したカカオトークなど、用途の異なる選択肢があります。
選ぶ際は、基本料金だけでなく、電話番号の登録条件、メッセージと通話の暗号化、バックアップ、相手が利用しているかどうかを確認してください。LINEをすぐにやめる必要はありません。まずは目的に合ったアプリを一つ追加して試し、必要に応じて連絡手段を分けていくことが、使いやすさと安全性を両立させる現実的な方法です。