2026年11月現在、読売ジャイアンツには長い球団の歴史を通じて、数多くの名選手が在籍してきました。王貞治、長嶋茂雄、松井秀喜といった球史に残るスターから、長野久義、菅野智之、岡本和真など、平成・令和の巨人を支えた選手まで、その顔ぶれは多彩です。
元巨人選手を調べる際に知っておきたいのは、巨人を退団した選手が全員引退しているわけではないという点です。MLBや他球団で現役を続けている選手もいれば、引退後に指導者や解説者として活動しているOBもいます。2026年は岡本和真のメジャー移籍、長野久義の引退、甲斐拓也の楽天移籍など、新たな動きもありました。
この記事では、読売ジャイアンツの歴代選手を年代・守備位置・背番号・在籍年で整理し、2026年最新の移籍・退団情報や、代表的な元巨人選手の現在まで詳しく紹介します。
【まず確認】元巨人選手とは?巨人OBと現役移籍選手の違い

元巨人選手とは、過去に読売ジャイアンツに所属した経歴を持つ選手のことです。
巨人から他球団へ移籍した選手、海外リーグに挑戦した選手、現役を引退した選手などが含まれます。
ただし、「元巨人選手」「巨人OB」「引退選手」は、必ずしも同じ意味ではありません。
元巨人選手と巨人OBの違いそれぞれの言葉は、次のように整理できます。
- 元巨人選手: 過去に巨人で選手登録され、所属した経歴がある選手。
- 巨人OB: 巨人に在籍した経験を持つ元選手。引退後の指導者や解説者なども含めて呼ばれる。
- 現役の元巨人選手: 巨人を離れた後も、NPBやMLBなどで現役を続けている選手。
- 巨人引退選手: 巨人でプレーした後、プロ野球選手としての現役生活を終えた選手。
例えば、菅野智之は巨人を離れてMLBに移籍しましたが、2026年も現役です。一方、長野久義は巨人での選手生活を終え、任意引退選手として公示されています。
この違いを理解すると、歴代OB一覧と最新の退団選手一覧を混同せずに確認できます。
元巨人選手を調べる際に確認したい4項目1. 巨人に在籍した年度
2. 在籍時の背番号
3. 守備位置や投打
4. 現在の所属球団、または引退後の状況
特に在籍年については、入団発表の年と一軍公式戦に初出場した年が異なるケースがあります。NPBの個人年度別成績は、実際の公式戦出場年度を確認する際の基本資料です。
【2026年現在】現役で他球団・MLBに所属する元巨人選手
2026年の元巨人選手を語るうえで注目したいのが、海外移籍と国内球団間の移籍です。
かつて巨人の中心選手だった選手が、異なるユニフォームで新しいキャリアを築いています。
MLBで活躍する元巨人選手
菅野智之|投手
- 巨人在籍:2013~2024年
- 巨人在籍時の背番号:19、18
- 2026年所属:コロラド・ロッキーズ
巨人で12シーズンにわたってエースを務めた右腕。2019年から背番号18を着用しました。2025年はボルティモア・オリオールズでプレーし、2026年2月にロッキーズと1年契約で合意しています。
岡本和真|内野手
- 巨人在籍:2015~2025年
- 巨人在籍時の背番号:38、25
- 2026年所属:トロント・ブルージェイズ
巨人の主軸打者として活躍し、2021年には39本塁打、2023年には41本塁打を記録。2026年1月19日、ポスティングによるMLB移籍に伴う自由契約選手として公示されました。
菅野と岡本は、いずれも巨人で長期間プレーした後に海外へ挑戦した選手です。両者の移籍は、巨人の歴史における大きな世代交代の一場面でもあります。
NPBの他球団でプレーする元巨人選手2026年には、国内球団への移籍でも注目すべき動きがありました。
- 甲斐拓也(捕手): 2026年10月30日、巨人から東北楽天ゴールデンイーグルスへの金銭トレードが発表されました。
- 若林楽人(外野手): 2026年7月30日、巨人から埼玉西武ライオンズへトレード移籍しました。
- 田中千晴(投手): 2026年1月30日、FA移籍に伴う契約譲渡によって東北楽天ゴールデンイーグルスへ移りました。
- 菊地大稀(投手): 2025年12月の現役ドラフトで北海道日本ハムファイターズから指名され、2026年は日本ハムに所属しています。
これらの選手は、巨人での所属歴を持ちながら、2026年には別の球団でプレーする現役選手です。
2026年に現役引退した元巨人選手
長野久義|外野手
- 巨人在籍:2010~2018年、2023~2025年
- 背番号:7
- 2019~2022年:広島東洋カープ
- 2025年10月:現役引退を発表
- 2026年3月16日:任意引退選手として公示
巨人で新人王や首位打者を獲得した実績を持ち、広島への移籍を経て古巣に復帰。2025年シーズンを最後に現役生活を終えました。
長野の場合、巨人を一度離れ、他球団で4シーズンを過ごしてから再び巨人に戻った経歴が特徴的です。
そのため、単純に2010~2025年を連続した巨人在籍期間として扱うのは正確ではありません。
【歴代メンバー一覧】元巨人選手の在籍年・背番号・ポジション
ここでは、読売ジャイアンツの歴史を代表する選手を年代横断で整理します。
全在籍選手を対象にすると膨大な人数になるため、球団の歴史や各時代のチーム編成を理解するうえで重要な選手を中心に紹介します。
元巨人選手の代表的な歴代一覧以下は、NPBの年度別成績や巨人の歴代背番号記録をもとに整理した代表選手です。
※在籍年度は公式戦出場年度を基準とした代表的な整理です。背番号は在籍中に変更された場合、複数記載しています。
NPBの個人年度別成績では、王貞治、長嶋茂雄、原辰徳、松井秀喜、阿部慎之助などの公式戦記録を確認できます。背番号の変遷については、NPBの記録や球団別の歴代背番号資料が参考になります。
1950~1970年代:王貞治・長嶋茂雄の時代
王貞治
1959年から1980年まで巨人に在籍。背番号1を背負い、プロ野球を代表する本塁打打者として活躍しました。
長嶋茂雄
1958年から1974年まで在籍。背番号3を着用し、巨人の象徴的な存在となりました。
この時代の巨人を語る際に欠かせないのが、王と長嶋による「ON」の存在です。
王は通算868本塁打という記録を残し、長嶋も通算2471安打、444本塁打を記録しました。2人は打撃だけでなく、球団の人気やプロ野球の発展にも大きな影響を与えています。
背番号1と3は現在も永久欠番として扱われており、巨人の歴史を象徴する番号です。
1980~2000年代:原辰徳・桑田真澄・松井秀喜の時代1980年代には、原辰徳が主軸打者として台頭しました。
原は1981年に巨人で一軍デビューし、1995年までプレー。背番号8を着用し、長期間にわたってチームを支えました。
投手陣では、江川卓と桑田真澄が代表的な存在です。
- 江川卓:1979~1987年に在籍。背番号30。
- 桑田真澄:1986~2006年に在籍。背番号18。
桑田の背番号18は巨人のエースナンバーとして知られ、後年には菅野智之へと受け継がれました。
1990年代から2000年代には松井秀喜が登場します。背番号55を背負い、巨人の中心打者として活躍した後、2003年にニューヨーク・ヤンキースへ移籍しました。
NPBの年度別記録によると、松井は巨人時代の2002年に50本塁打を記録しています。
2000~2020年代:阿部慎之助・長野久義・菅野智之・岡本和真の時代2000年代以降の巨人を支えた選手として、阿部慎之助、内海哲也、山口鉄也などが挙げられます。
阿部は2001年から2019年まで巨人一筋でプレーし、捕手としてチームを支えました。通算406本塁打、2132安打という打撃成績も残しています。
内海哲也は左腕エースとして長年先発ローテーションを担い、山口鉄也は中継ぎ投手として活躍しました。
2010年代以降は長野久義、菅野智之、岡本和真が中心選手として存在感を示しました。
特に岡本は2018年に打率.309、33本塁打、100打点を記録。以降も巨人の主軸として活躍し、2025年まで在籍しました。
【2026年最新】巨人を退団・移籍・引退した選手一覧
2026年は巨人の選手構成にも変化が見られました。
退団には、他球団へのトレード、海外移籍、現役引退、戦力外通告、自由契約など複数の形があります。
それぞれを区別して確認することが大切です。
2026年の主な移籍・引退選手| 選手 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 岡本和真 | 1月19日 | MLB・ブルージェイズへ |
| 田中千晴 | 1月30日 | 楽天へ移籍 |
| 長野久義 | 3月16日 | 任意引退公示 |
| 若林楽人 | 7月30日 | 西武へトレード |
| 甲斐拓也 | 10月30日 | 楽天へ金銭トレード |
上記のほか、菅野智之は2025年に巨人を離れ、2026年はロッキーズでプレーしています。菊地大稀も2025年の現役ドラフトを経て日本ハムに移籍しました。
2026年の戦力外通告を受けた選手2026年9月30日から10月25日にかけて、巨人は複数の選手に来季の契約を結ばない旨を通知しました。
主な発表内容は次のとおりです。
9月30日:育成選手9人
- 投手:板東湧梧、富田龍、松井颯、石田隼都、吉村優聖歩、森本哲星
- 捕手:喜多隆介
- 内野手:北村流音、田上優弥
10月1日
- 投手:フランシス・グズマン
10月5日
- 投手:山田龍聖
- 捕手:郡拓也
- 外野手:岡田悠希
10月9日
- 投手:松浦慶斗
10月25日
- 内野手:湯浅大
このほか、萩尾匡也も自由契約となりました。
2026年10月25日に自由契約となった選手10月25日には、湯浅大への戦力外通告とともに、次の6選手を自由契約とすることが発表されました。
- 北浦竜次(投手)
- 宇都宮葵星(内野手)
- 浅野翔吾(外野手)
- 鈴木大和(外野手)
- 知念大成(外野手)
- 三塚琉生(外野手)
この6選手については、育成契約を打診する見通しも報じられています。
つまり、自由契約という発表だけで、翌シーズンの球団所属や現役続行の可能性が完全になくなったわけではありません。
10月30日には育成選手の自由契約公示も10月30日には、育成契約の更新手続きに関連して、次の選手たちも自由契約となりました。
千葉隆広、木下幹也、園田純規、田村朋輝、黄錦豪、花田侑樹、石田充冴、京本眞、亀田啓太、中田歩夢、村山源、川原田純平、相澤白虎です。
育成契約の期間や更新に伴う自由契約は、支配下選手への戦力外通告とは事情が異なります。再契約の可能性もあるため、翌シーズンの所属を確認する際には、その後の契約発表まで見る必要があります。
【投手・野手別】元巨人選手の代表的な顔ぶれ
歴代選手を守備位置で分けると、巨人がどの時代にどのような選手を中心にチームを編成してきたのかが見えてきます。
元巨人の代表的な投手
江川卓
1979~1987年。卓越した速球と投球術で知られる巨人のエース。
桑田真澄
1986~2006年。制球力と多彩な変化球を武器に活躍した右腕。
上原浩治
1999~2008年、2018~2019年。巨人で先発・抑えの両方を経験し、MLBでも活躍。
内海哲也
2004~2018年。左の先発投手として長年ローテーションを支えた。
菅野智之
2013~2024年。沢村賞2回、NPB通算136勝を記録したエース。
ほかにも、山口鉄也、斎藤雅樹、槙原寛己、堀内恒夫、上原浩治など、巨人の投手史を彩った選手は数多くいます。
巨人の投手陣を調べる場合、単純な勝利数だけでなく、先発・中継ぎ・抑えという役割の違いにも注目すると、それぞれの選手の貢献が分かりやすくなります。
元巨人の代表的な野手
王貞治
一塁手。背番号1。球界を代表するホームラン打者。
長嶋茂雄
三塁手。背番号3。走攻守を兼ね備えた巨人の象徴。
松井秀喜
外野手。背番号55。日米で長距離打者として実績を残した。
阿部慎之助
捕手。背番号10。攻守両面でチームを支えた中心選手。
高橋由伸
外野手。背番号24。高い打撃技術で長く活躍した。
長野久義
外野手。背番号7。新人王や首位打者を獲得した実績を持つ。
野手では、清原和博、小笠原道大、村田修一、亀井善行なども代表的な元巨人選手です。
巨人は他球団で実績を残した選手を獲得することも多く、移籍によって新しい主軸打者が誕生するケースもありました。
巨人の背番号に残る歴史巨人の歴代選手を調べる際には、背番号にも注目する価値があります。
特に有名なのが、次の番号です。
- 1番: 王貞治の永久欠番
- 3番: 長嶋茂雄の永久欠番
- 18番: 藤田元司、堀内恒夫、桑田真澄、杉内俊哉、菅野智之らが背負ったエースナンバー
- 55番: 松井秀喜の活躍によって広く知られるようになった番号
菅野智之は2013~2018年に背番号19を着用し、2019年から18に変更しました。
このように、同じ選手でも在籍期間中に背番号が変わることがあります。また、退団後に同じ番号を別の選手が着用する場合もあります。
したがって、背番号だけで選手の在籍期間を判断するのではなく、年度別の記録と合わせて確認することが大切です。
【検索で間違えやすい点】元巨人選手の在籍年・現在の確認方法
元巨人選手一覧を調べる際には、いくつか注意したいポイントがあります。
1. 巨人を退団した選手が必ず引退するわけではないこれは特に重要です。
岡本和真は巨人からMLBに移籍し、菅野智之も海外で現役を続けています。
また、甲斐拓也や若林楽人のように、NPBの別球団へ移籍する選手もいます。
退団という言葉は、あくまで巨人との所属関係が終了したことを意味します。現役引退とは区別する必要があります。
2. 在籍年と公式戦出場年は異なる場合があるドラフト指名された年、入団した年、一軍に初出場した年は必ずしも一致しません。
岡本和真の場合、2014年のドラフト1位で入団し、NPBの個人年度別成績では2015年から巨人での公式戦記録が確認できます。
在籍年を調べる場合は、どの年度を基準にしているのかを確認しましょう。
3. 自由契約と戦力外通告は同じではない自由契約には、戦力外通告後の契約解除だけでなく、育成契約の更新手続きや海外移籍など、さまざまな事情があります。
2026年10月25日に自由契約となった浅野翔吾らのように、育成契約を打診される見通しが報じられた選手もいます。
そのため、自由契約という情報だけで引退や完全退団と判断するのは早計です。
4. NPBの公式記録を優先して確認する選手の所属年度や公式戦成績を調べるなら、日本野球機構(NPB)の資料が基本になります。
特に次の3種類が役立ちます。
- NPBの2026年度選手一覧:所属球団、背番号、守備位置など。
- NPBの個人年度別成績:選手ごとの年度別所属球団と成績。
- NPBの公示情報:移籍、トレード、任意引退、自由契約など。
2026年度の選手一覧は公式戦全日程終了時点の記録を確認する際にも役立ちます。
【元巨人選手一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:元巨人選手で最も有名な人物は誰ですか?
王貞治と長嶋茂雄が代表的です。2人は巨人の黄金時代を支えた中心選手であり、それぞれ背番号1と3が永久欠番になっています。松井秀喜や原辰徳も歴代の代表的なOBです。
Q2:長野久義の巨人在籍年は何年から何年までですか?
2010~2018年と2023~2025年です。2019~2022年は広島東洋カープに所属していました。2025年シーズン限りで現役を引退し、2026年3月16日に任意引退選手として公示されています。
Q3:菅野智之は巨人に何年間在籍しましたか?
2013~2024年の12シーズンです。背番号は19から18に変更されました。2026年はコロラド・ロッキーズに所属しています。
Q4:岡本和真の巨人在籍年と背番号は?
2015~2025年です。入団当初の背番号は38で、2018年から25を着用しました。2026年1月にポスティングによる移籍が公示され、トロント・ブルージェイズに移籍しています。
Q5:巨人OBと元巨人選手は違うのですか?
基本的には重なる言葉ですが、元巨人選手は過去の所属経歴を示す表現です。巨人OBは引退後の人物や球団関係者を含めた呼び方として使われることがあります。現役で他球団に所属する選手も元巨人選手に含まれます。
Q6:元巨人選手の背番号や在籍年を調べるにはどこを見ればよいですか?
NPBの個人年度別成績や公式公示が基本資料です。背番号の変更履歴については、巨人の歴代背番号資料も参考になります。
元巨人選手を振り返ると、王貞治や長嶋茂雄の時代から、原辰徳、松井秀喜、阿部慎之助、長野久義、菅野智之、岡本和真の時代まで、各年代を代表する選手が球団の歴史を築いてきたことが分かります。
2026年は、岡本和真のブルージェイズ移籍、菅野智之のロッキーズでのプレー、長野久義の現役引退、甲斐拓也の楽天移籍など、注目すべき動きが続きました。
【プロの結論】
元巨人選手を正しく理解するためには、単に名前を並べるだけでは不十分です。
次の3つをセットで確認することが、歴代選手を正確に把握するポイントです。
1. 在籍年: 巨人で実際にプレーした年度を確認する。
2. 背番号: 在籍期間中の変更や歴代の継承関係を確認する。
3. 現在: 他球団での現役続行なのか、引退後のOBなのかを区別する。
巨人の歴史は、退団した選手たちのその後のキャリアまで含めて見ることで、より立体的になります。2027年以降も新たな移籍や引退が発表されるため、NPBの公式選手一覧や公示情報と合わせて確認すると、最新の巨人OB事情を把握できます。