2026年11月現在、天下一品新京極三条店は閉店しており、営業再開も確認されていません。
閉店の事実は、2025年10月1日付のJ-CASTニュースの報道で明らかになりました。運営会社の天一食品商事が取材に対して、新京極三条店と河原町三条店の両方が閉店したことを認めています。
一方、店舗情報を掲載する地域メディア「都つーしん」は、閉店日を2025年9月30日(火)としています。現地では9月下旬に看板の撤去も確認されていました。
ただし、運営会社はJ-CASTニュースの取材に対し、具体的な閉店日は回答していません。そのため、9月30日は地域メディアが掲載した閉店日であり、運営会社が公式に発表した確定日とは区別する必要があります。
2026年に現地を訪れる場合の注意点以前の店舗情報や口コミサイトには、営業時間やメニューが残っている場合があります。しかし、それらは営業当時の記録です。
検索結果に「11時から営業」「ラーメン店」と表示されても、現在営業していることを意味しません。訪問先として予定に組み込む場合は、閉店済みの店舗であることを前提にしてください。
【何が起きた?】2025年8月の異物混入と営業停止の詳細

今回の騒動の発端は、2025年8月24日に提供された「こってりラーメン」への害虫混入でした。
J-CASTニュースや集英社オンラインが天一食品商事の担当者に取材した内容によると、被害に遭ったのは20代の女性客です。
こってりラーメンに約1センチのゴキブリ2025年8月24日のお昼ごろ、女性客が新京極三条店で看板商品を注文しました。
食べ進めている途中で、スープの中に約1センチのゴキブリの死骸が入っていることに気づき、店舗に申告したとされています。
運営会社の担当者によると、ゴキブリの種類までは判明していませんでした。
発覚後、店舗側は女性客に謝罪し、返金を申し出ましたが、女性客は辞退したと報じられています。また、健康被害は確認されていません。
なぜ発生したのか?混入経路の調査この事案について、天一食品商事は2025年9月8日に公式サイトで「異物(害虫)が混入していた事案」として公表しました。
発表では、次の対応を実施したと説明しています。
- 新京極三条店の営業停止
- 同じフランチャイズ系列の河原町三条店の営業停止
- 専門業者による害虫駆除
- 保健所の指導による原因調査
- 店舗の衛生管理体制の見直し
- 全店舗への衛生管理徹底と再発防止策の強化
特に注目されたのは、問題が起きた店舗だけでなく、河原町三条店も同時に営業停止となった点です。
集英社オンラインの取材では、両店舗は同じオーナーが経営していたため、同様の措置を取ったと運営会社の担当者が説明しています。
また、原因究明と衛生管理体制の見直しを進めるため、京都市保健所にも連絡したとしています。
【時系列で整理】営業停止から2025年9月30日の閉店まで
新京極三条店の閉店を理解するには、異物混入の発生から営業停止、現地での看板撤去、そして運営会社による閉店確認までを時系列で見る必要があります。
| 日付 | 出来事 | 確認された内容 |
|---|---|---|
| 2025年8月24日 | 異物混入発生 | こってりラーメンに約1センチのゴキブリの死骸が混入 |
| 2025年8月24日 | 本部へ連絡 | 店舗から運営会社へ当日中に報告 |
| 2025年9月2日 | 営業停止 | 害虫駆除を実施し、両店舗が営業停止 |
| 2025年9月3日 | 保健所へ連絡 | 原因調査と衛生管理体制の見直しを進める |
| 2025年9月8日 | 公式発表 | 天一食品商事が謝罪と対応内容を公表 |
| 2025年9月24日ごろ | 看板撤去 | 現地取材で看板が撤去された状況を確認 |
| 2025年9月30日 | 閉店情報 | 地域メディアが閉店日として掲載。公式店舗情報からの削除も報じられる |
| 2025年10月1日 | 閉店を確認 | 運営会社が両店舗の閉店をJ-CASTニュースに認める |
この経緯で重要なのは、9月2日の営業停止と、9月30日の閉店情報は別の出来事だということです。
当初、運営会社は原因を調べたうえで営業再開を検討する方針を示していました。9月10日付の集英社オンラインの記事でも、再開の見通しは未定と説明されています。
しかし、9月下旬には店舗の看板が撤去され、9月30日には閉店が報じられました。
10月1日には運営会社も閉店の事実を認めています。
【閉店理由の真相】異物混入騒動と河原町三条店の関係
新京極三条店の閉店理由について、最も重要なのは、異物混入問題と閉店が続けて発生した一方、運営会社が閉店の具体的な理由を公表していないことです。
異物混入が閉店の直接原因だったのか時系列を見ると、異物混入の発生、営業停止、看板撤去、閉店という流れになっています。
したがって、今回の騒動が店舗運営に大きな影響を与えたことは明らかです。
ただし、2025年10月1日のJ-CASTニュースの取材で、天一食品商事の担当者は閉店を認めたものの、具体的な閉店理由については回答していません。
また、本部の判断による閉店だったのかという質問にも回答は得られていません。
つまり、異物混入問題の後に閉店したことは確認できますが、会社が「異物混入を理由に閉店した」と公式に説明したわけではありません。
河原町三条店も閉店した理由河原町三条店は、新京極三条店とは別の店舗です。
しかし、両店舗は同じフランチャイズオーナーによって運営されていました。
そのため、新京極三条店で問題が発生した後、河原町三条店も同時に営業停止となりました。
その後、J-CASTニュースの取材によって、河原町三条店も閉店したことが確認されています。
地域メディアの都つーしんも、両店舗について2025年9月30日付で閉店情報を掲載しています。
保健所の調査で分かったことJ-CASTニュースの2025年10月1日の報道では、今回の事案を受けた京都市保健所の調査についても触れられています。
同報道によると、新京極三条店以外の7店舗で、ネズミや害虫の駆除作業に関する実施記録が確認できず、保健所が文書で指導したとされています。
食品衛生法上、こうした記録は1年間保存することが定められています。
ここで注意したいのは、駆除記録が確認できなかったことと、実際にすべての店舗で害虫が発生していたことは同じではない点です。
この調査結果を、天下一品全店舗で異物混入が起きていたという意味に拡大して受け取るのは正確ではありません。
【旧店舗情報】新京極三条店の住所・アクセス・店内の特徴
閉店した新京極三条店は、京都市中京区の新京極商店街にあった店舗です。
三条通から新京極商店街に入ったエリアに位置し、映画館のMOVIX京都にも近い立地でした。
住所とアクセス| 項目 | 営業当時の情報 |
|---|---|
| 店舗名 | 天下一品 新京極三条店 |
| 住所 | 〒604-8036 京都府京都市中京区三条通寺町東入石橋町7-1 |
| 最寄り駅 | 京都市営地下鉄東西線・京都市役所前駅 |
| 駅からの距離 | 徒歩約4〜6分 |
| 周辺施設 | 新京極商店街、MOVIX京都 |
| 営業状況 | 2025年秋に閉店 |
京都市役所前駅から徒歩圏内というアクセスの良さが特徴でした。
また、京阪三条駅や阪急京都河原町駅からも徒歩でアクセスできる場所にあり、京都市内で買い物や観光を楽しむ人にも利用しやすい立地でした。
店内の雰囲気と注文方法過去の食べログの口コミによると、店舗は商店街にある比較的小規模なタイプでした。
入口付近に食券機があり、購入してから店内で注文するスタイルです。
カウンター席を中心に、少数のテーブル席も設けられていました。
2016年の口コミでは、店内が比較的きれいで、商店街の中にあるため観光の途中にも立ち寄りやすいという評価が見られます。
一方、テーブル席は限られており、混雑時には相席になることもあったようです。
【メニュー・価格・口コミ】閉店前に人気だったラーメンの特徴
新京極三条店では、天下一品の定番であるこってりラーメンを中心に、複数のスープやトッピングを選べるメニュー構成になっていました。
食べログに掲載された過去の口コミからは、2025年の閉店前にもラーメンや定食を楽しむ利用者がいたことが分かります。
当時の主なメニューと価格の記録| メニュー | 口コミに記録された価格 | 時期 |
|---|---|---|
| 塩ラーメン | 970円 | 2025年2月 |
| スープライスセット | 1,200円 | 2025年2月 |
| 餃子定食(こってり・小ライス) | 1,330円 | 2024年9月 |
| ラーメンと餃子の単品注文 | 1,400円 | 2024年9月 |
| 豚トロチャーシューメン(こってり) | 1,060円 | 2016年の口コミ |
これらは実際の利用者が投稿した訪問当時の価格であり、閉店直前の全メニューの公式価格表ではありません。
また、天下一品は時期や店舗によって価格が変わるため、現在の別店舗の価格を新京極三条店の当時の価格として扱うこともできません。
口コミで評価されていたポイント食べログやエキテンに残る口コミを整理すると、主に次のような特徴が見えてきます。
1. こってりラーメンの安定した人気
2023年や2025年の口コミには、京都で天下一品を食べたいという理由で訪問した利用者の感想が残っています。
こってりスープを目当てに来店する人がいたことが分かります。
2. こっさり・あっさりも選べる
こってりが濃すぎると感じる人には、こっさり(屋台の味)やあっさりも選択肢でした。
エキテンの2020年の口コミには、こってりよりもこっさりが食べやすくて好きだという感想も掲載されています。
3. 食券機によるスムーズな注文
入口で食券を購入する方式は、短時間で食事を済ませたい人にとって便利なポイントでした。
4. スープや麺の仕上がりには個人差の評価
2025年2月の食べログ投稿では、スープがほかの天下一品店舗と比べてやや濃厚さを感じにくいという意見や、麺が柔らかめだったという感想もありました。
一方、別の利用者は料理の味を高く評価しています。
口コミから見える店舗の評価新京極三条店は、立地の便利さ、食券制、天下一品らしいこってりラーメンが主な魅力でした。
反対に、スープの濃度や麺の硬さ、価格に対する満足度は利用者によって異なっています。
口コミサイトの評価点だけで店舗全体の品質を判断するよりも、具体的な訪問時期や注文内容を見比べるほうが実態を把握しやすいでしょう。
【プロの結論】閉店騒動から読み解く飲食店の衛生管理と情報の見極め方
今回の新京極三条店の件で注目すべきなのは、異物混入そのものだけではありません。
飲食店にとって、衛生管理と顧客からの信頼は、営業を継続するための基盤です。
一度問題が発生した場合、害虫駆除を実施するだけでは十分とは限りません。原因の調査、管理体制の再構築、従業員教育、再発防止策の実施など、複数の対応が大切です。
天一食品商事も公式発表で、専門業者による駆除や保健所の指導に基づく調査、全店舗への衛生管理徹底を掲げていました。
今回の騒動から読み取れる要点は3つあります。
- 営業停止と閉店は別の判断であること: 営業停止は原因調査や衛生管理の見直しを目的とした措置であり、その時点で永久閉店が決まっていたとは限りません。
- フランチャイズでは運営者の関係が重要であること: 今回は同じオーナーが運営する2店舗が同時に営業停止となりました。
- 公式発表と報道による補足を区別すること: 異物混入の発生と営業停止は公式発表で確認でき、閉店は運営会社への報道機関の取材によって確認されています。一方、閉店の具体的な理由と正確な日付は公表されていません。
特に、インターネット上では「異物混入があったから即日閉店した」「経営不振で閉店した」など、事実関係が整理されないまま情報が広がることがあります。
しかし、今回の事例では、2025年8月24日の発生から9月2日の営業停止までにも時間差があり、その後も営業再開を検討する方針が示されていました。
閉店の経緯を理解するには、こうした時間軸を正確に押さえることが欠かせません。
天下一品新京極三条店に関するよくある質問(FAQ)
Q1:天下一品新京極三条店は2026年現在も営業していますか?
A1:いいえ。2025年秋に閉店しており、2026年11月現在も営業再開は確認されていません。
Q2:天下一品新京極三条店の閉店日はいつですか?
A2:地域メディアでは2025年9月30日と掲載されています。ただし、運営会社は10月1日の取材に対し、具体的な閉店日は回答していません。
Q3:閉店理由はゴキブリの混入だったのですか?
A3:2025年8月24日にこってりラーメンへの害虫混入が発生し、9月2日から営業停止となりました。その後閉店しています。ただし、運営会社は閉店の具体的な理由を明らかにしていません。
Q4:河原町三条店も閉店したのですか?
A4:はい。新京極三条店と同じフランチャイズオーナーが運営していた河原町三条店も営業停止となり、その後閉店が確認されています。
Q5:新京極三条店の住所はどこでしたか?
A5:京都府京都市中京区三条通寺町東入石橋町7-1です。京都市営地下鉄東西線の京都市役所前駅から徒歩約4〜6分の場所にありました。
Q6:当時のこってりラーメンはいくらでしたか?
A6:口コミには時期によって異なる価格情報が残っています。2025年の利用者投稿では、スープライスセットが1,200円、塩ラーメンが970円でした。閉店直前の完全な公式価格表は確認できません。
Q7:異物混入による健康被害はあったのですか?
A7:報道によると、問題の商品を食べた女性客に健康被害は確認されていません。店舗と本部は謝罪し、返金も申し出ましたが、女性客は辞退したとされています。
天下一品新京極三条店は、2025年8月24日に発生した害虫混入事案をきっかけに営業停止となり、その後閉店しました。
2025年9月30日が地域メディアによる掲載上の閉店日ですが、運営会社は具体的な閉店日と閉店理由を明らかにしていません。
また、同じオーナーが運営していた河原町三条店も閉店しています。
営業当時の新京極三条店は、新京極商店街という便利な立地にあり、こってりラーメンや豚トロチャーシューメン、定食などを提供していました。食券制のコンパクトな店舗として、観光客や地元のラーメンファンにも利用されていたことが口コミからうかがえます。
2026年現在、同店で食事をすることはできません。過去の店舗情報や口コミは、営業当時の記録として参考にするのが適切です。
今回の一件は、飲食店における衛生管理の徹底と、問題発生後の迅速かつ透明性のある情報公開が、顧客との信頼関係を守るうえで欠かせないことを示す事例となりました。
主な確認資料:天下一品公式「異物混入に関するお詫びとご報告」、J-CASTニュース(2025年9月・10月)、集英社オンライン(2025年9月)、都つーしん、食べログ・エキテンの過去の店舗情報と口コミ。