『からかい上手の高木さん』の作者は、漫画家の山本崇一朗(やまもと そういちろう)です。香川県小豆島出身で、2011年に新人賞を受賞して漫画家としてのキャリアを築き始めました。代表作の『からかい上手の高木さん』は、思春期の男女の微妙な距離感を描いた青春ラブコメディーとして人気を集め、2021年には第66回小学館漫画賞の少年向け部門を受賞しています。
同作は2023年11月に連載最終回を迎え、2024年1月12日に全20巻で完結しました。一方、作者の活動は続いており、2024年からは高校野球部の女子マネージャーたちを描く『マネマネにちにち』を「ゲッサン」で連載。2026年9月には第4巻も発売されています。プロフィールや受賞歴、これまでの作品、現在の活動を整理すると、山本崇一朗という漫画家の魅力がより鮮明になります。
【作者の正体】山本崇一朗とは?読み方・プロフィール・出身地を紹介

『からかい上手の高木さん』の作者は、山本崇一朗です。読み方は「やまもと そういちろう」。小学館の「ゲッサンWEB」に掲載されている公式プロフィールでも、この読み方が確認できます。
漫画家としての代表作は『からかい上手の高木さん』ですが、『くノ一ツバキの胸の内』『それでも歩は寄せてくる』『ふだつきのキョーコちゃん』など、ジャンルの異なる作品も手がけています。
山本崇一朗の基本プロフィール- 名前:山本崇一朗
- 読み方:やまもと そういちろう
- 職業:漫画家
- 出身地:香川県小豆島
- 誕生日:5月30日(ゲッサンWEB掲載プロフィール)
- 主な活動媒体:ゲッサン、週刊少年マガジンなど
- 代表作:『からかい上手の高木さん』
- 主な受賞歴:第66回小学館漫画賞・少年向け部門
誕生日については、公式資料の間で日付に違いが見られます。
小学館のゲッサンWEBに掲載されている作者プロフィールでは、誕生日は5月30日です。一方、2021年1月19日に発表された第66回小学館漫画賞の受賞者略歴には、1986年5月31日生まれと記載されています。
つまり、プロフィール上の誕生日と受賞発表資料の生年月日には1日の違いがあります。出身地については、どちらの情報とも整合する香川県小豆島です。生年を含めた情報を紹介する場合は、資料の記載元を区別して確認する必要があります。
出身地の香川県小豆島とは?山本崇一朗の出身地は、瀬戸内海に浮かぶ香川県の小豆島です。
公式プロフィールでは小豆島出身と紹介されています。作品の舞台や登場人物の生活には、地方の学校や日常を感じさせる描写が多く登場しますが、作品の舞台設定と作者の出身地をそのまま同一視することはできません。
作者の出身地として確実に押さえておきたいのは、香川県小豆島というプロフィール情報です。
【経歴と受賞歴】山本崇一朗はどのように漫画家になった?
山本崇一朗の漫画家としての歩みは、2011年の新人賞受賞から本格化しました。
ゲッサンWEBの公式プロフィールによると、2011年9月に第27回ゲッサン新人賞で佳作を受賞。同年12月には第69回新人コミック大賞でも佳作を受賞しています。
その後、作品発表の場を広げ、『からかい上手の高木さん』や『ふだつきのキョーコちゃん』などを連載。日常の中にある小さな感情の動きを描く作風で読者を獲得しました。
デビューから代表作の成功まで- 2011年9月:第27回ゲッサン新人賞佳作を受賞。
- 2011年12月:第69回新人コミック大賞佳作を受賞。
- 2012年6月:『からかい上手の高木さん』でプチデビュー。
- 2012年12月:短編『恋文』で本格デビュー。
- 2021年1月:『からかい上手の高木さん』で第66回小学館漫画賞の少年向け部門を受賞。
- 2023年11月:『からかい上手の高木さん』が連載最終回を迎える。
- 2024年1月:『からかい上手の高木さん』最終20巻発売。
- 2024年7月:『マネマネにちにち』の新連載がスタート。
- 2026年9月:『マネマネにちにち』第4巻発売。
山本崇一朗の代表的な受賞歴として挙げられるのが、2021年の第66回小学館漫画賞です。
小学館が2021年1月19日に発表した最終選考結果では、『からかい上手の高木さん』が少年向け部門の受賞作に選ばれました。同部門では『チェンソーマン』も受賞しています。
小学館漫画賞は、漫画作品の内容や創作上の成果が評価される賞です。山本作品の場合、単に恋愛漫画として人気を集めただけでなく、日常の会話や表情、登場人物同士の心理的な距離を丁寧に描いた点が作品の魅力につながっています。
なお、2011年の新人賞2件と2021年の小学館漫画賞は、それぞれ異なる段階での受賞です。前者は漫画家としての出発点、後者は代表作が広く評価された実績として位置づけられます。
【全20巻で完結】からかい上手の高木さんの連載経緯と最終回
『からかい上手の高木さん』は、山本崇一朗の代表作であり、漫画家としての知名度を大きく高めた作品です。
物語の中心にいるのは、中学校で隣の席になった高木さんと西片。高木さんが西片をからかい、西片が仕返しを試みるものの、いつも先を読まれてしまうという青春コメディーです。
一見すると単純なからかい合いですが、物語が進むにつれて、高木さんの好意や西片の成長が少しずつ描かれていきます。大きな事件を連続させるのではなく、日常のやり取りを積み重ねる構成が特徴です。
連載終了は2023年11月小学館の2023年10月13日の発表によると、『からかい上手の高木さん』は「ゲッサン」2023年11月号で最終話を迎えました。
連載開始から長く続いてきた高木さんと西片の物語は、中学3年生の夏休み、夏祭りの夜を重要な節目として描き、二人の関係が変わっていく展開で締めくくられました。
最終20巻は2024年1月12日発売最終巻となる第20巻は、2024年1月12日に発売されました。
小学館の公式書籍情報では、通常版に加えて画集「卒業アルバム」付きの特別版も発売されています。特別版には272ページのオールカラー画集が付属し、作品を振り返る記念商品として展開されました。
第20巻の内容紹介では、中学3年生の夏休みと、約束した夏祭りの夜が物語の大きなポイントとして紹介されています。
ここで押さえておきたいのは、連載最終回が2023年11月、単行本の完結が2024年1月という違いです。連載終了と最終巻の発売は同じ日ではありません。
完結後も高木さんの世界は続いている本編は全20巻で完結しましたが、関連作品まで終了したわけではありません。
稲葉光史が作画を担当する『からかい上手の(元)高木さん』は、成長した高木さんと娘のちーを中心にしたスピンオフ作品です。小学館の書籍情報では全23巻で完結しています。
また、ちーを主人公にした『からかい上手(?)の西片さん』も展開されました。これらは本編とは異なる作品として整理すると、シリーズ全体の関係が分かりやすくなります。
【代表作・他作品一覧】山本崇一朗の漫画を比較
山本崇一朗は『からかい上手の高木さん』だけを描いてきた漫画家ではありません。恋愛コメディー、忍者の日常もの、将棋を題材にした作品など、さまざまな設定に挑戦しています。
それぞれの作品には違った世界観がありますが、登場人物の表情や会話、少しずつ変化する関係性を丁寧に描く点には共通性があります。
主要作品と作者・作品の関係一覧| 作品名 | 作者・担当 | 内容・特徴 | 刊行状況 |
|---|---|---|---|
| からかい上手の高木さん | 山本崇一朗 | 中学生二人の青春ラブコメディー | 全20巻完結 |
| くノ一ツバキの胸の内 | 山本崇一朗 | 男子禁制の里で暮らすくノ一たちの日常 | 全9巻完結 |
| それでも歩は寄せてくる | 山本崇一朗 | 将棋を通じて距離を縮める先輩と後輩の恋愛コメディー | 全17巻完結 |
| ふだつきのキョーコちゃん | 山本崇一朗 | 妹を大切にする兄を中心とした学園コメディー | 全7巻完結 |
| あしたは土曜日 | 山本崇一朗 | 女子中学生たちの日常を描く青春作品 | 全2巻完結 |
| からかい上手の(元)高木さん | 原作:山本崇一朗/作画:稲葉光史 | 結婚後の高木さんと娘ちーの日常 | 全23巻完結 |
| マネマネにちにち | 山本崇一朗 | 高校野球部の女子マネージャー3人の青春 | 2026年連載中・第4巻発売 |
『くノ一ツバキの胸の内』は、男子との交流を禁じられた里で暮らすくノ一たちを描く作品です。
主人公のツバキは優秀なくノ一でありながら、まだ見ぬ男性に興味を抱いています。その気持ちを周囲に知られないようにしながら、仲間たちとの日常を過ごすという設定です。
2023年8月9日には第9巻が発売され、作品は完結しました。忍者という特殊な世界を舞台にしながら、登場人物の素直な感情や好奇心を描くところに、山本作品らしさが表れています。
『それでも歩は寄せてくる』は将棋を題材にした恋愛漫画『それでも歩は寄せてくる』は、講談社の「週刊少年マガジン」で連載された作品です。
将棋初心者の田中歩が、部長の八乙女うるしに勝って告白しようとする物語で、将棋の勝負と恋愛の駆け引きが組み合わさっています。
高木さんと西片の関係に似た、気持ちを素直に伝えられない二人の距離感が見どころです。2023年12月15日に最終17巻が発売され、全17巻で完結しました。
代表作以外にも短編集やスピンオフがある山本崇一朗の作品には、『恋文-山本崇一朗短編集-』『ロマンチック-山本崇一朗(裏)短編集-』などの短編集もあります。
短編集では、長期連載作品とは異なるアイデアや人物描写に触れられます。長編作品で山本作品を知った読者が、作者の表現の幅を確認する際にも適しています。
また、『恋に恋するユカリちゃん』など、他の漫画家との共同制作による関連作品もあります。原作担当と作画担当が異なる作品については、作者名だけで一括りにしないことが大切です。
【2026年最新情報】山本崇一朗の現在と『マネマネにちにち』
2026年11月現在、山本崇一朗の活動を知るうえで注目したいのが、漫画雑誌「ゲッサン」で展開されている『マネマネにちにち』です。
『からかい上手の高木さん』の完結後、山本崇一朗が新たに取り組んだ連載作品で、これまでの恋愛中心の青春漫画とは少し異なる視点から高校生活を描いています。
2024年7月に新連載がスタート小学館の公式発表によると、『マネマネにちにち』は2024年7月12日発売の「ゲッサン」8月号で連載を開始しました。
新連載は表紙と巻頭カラーを飾り、初回は一挙4話、合計40ページという構成で掲載されました。
物語の舞台は、とある高校の硬式野球部です。主人公となるのは、渚茜、一ノ瀬かりな、姫宮ユキという3人の女子マネージャー。野球部の活動を支えながら、学校生活や友人関係、日々の出来事を経験していきます。
『マネマネにちにち』の最新刊は第4巻2026年の刊行状況を確認すると、単行本は順調に巻を重ねています。
- 第1巻:2025年3月12日発売
- 第2巻:2025年9月11日発売
- 第3巻:2026年3月12日発売
- 第4巻:2026年9月11日発売
第4巻は小学館から発売され、価格は税込935円、B6判176ページです。
収録内容では、夏休みの買い物や海水浴などのエピソードに加え、夏の終わりから秋の始まりへ移っていく登場人物たちの日常が描かれています。
また、ゲッサン連載時のカラーを単行本でも収録するなど、カラーイラストや描き下ろし要素も特徴です。
『高木さん』から『マネマネにちにち』へ、作風はどう変わった?両作品を比較すると、中心となる人物関係の描き方には変化が見られます。
『からかい上手の高木さん』は、高木さんと西片という二人の関係性を軸に物語が進みます。読者は、何気ない会話や勝負の中で少しずつ明らかになる好意を楽しむ構成です。
一方、『マネマネにちにち』は3人の女子マネージャーを中心に、部活動や学校生活を通じた複数の人物の関係を描いています。
つまり、恋愛の駆け引きだけに頼らず、日常の出来事そのものを物語の魅力にする方向へ表現の幅を広げています。
舞台や登場人物は異なりますが、特別な出来事がない日にも楽しさや発見があるという感覚は、山本作品に共通する魅力です。
【作品の魅力を分析】山本崇一朗の漫画が長く読まれる理由
山本崇一朗の作品を複数読んでいくと、設定の違い以上に、人物同士の距離感を丁寧に描く姿勢が印象に残ります。
1. 大事件よりも日常の小さな変化を重視『からかい上手の高木さん』では、教室や帰り道など、身近な場所で起こる小さな出来事が中心になります。
一話ごとの出来事は比較的シンプルですが、登場人物の反応や言葉の選び方によって関係性が少しずつ変化します。読者は大きな展開を待つだけでなく、日々のやり取りそのものを楽しめます。
2. 表情や間の取り方がキャラクターの個性を生む山本作品では、登場人物が何を言ったかだけでなく、どのような表情をしたか、どのタイミングで反応したかが重要です。
例えば、高木さんの余裕のある態度と、西片の予想外の反応が組み合わさることで、同じような状況でも異なる面白さが生まれます。
こうした表情と会話の組み合わせが、作品の読みやすさにつながっています。
3. 舞台を変えても青春というテーマを描き続ける作品ごとに舞台設定は異なります。
- 中学校の日常と恋愛:『からかい上手の高木さん』
- 忍者の里と少女たちの交流:『くノ一ツバキの胸の内』
- 将棋部での恋愛と勝負:『それでも歩は寄せてくる』
- 高校野球部と女子マネージャーの日常:『マネマネにちにち』
これらを並べると、山本崇一朗は単一の設定に依存せず、さまざまな環境で人物の心情や成長を描いていることが分かります。
そのため、『高木さん』を読み終えた読者が別作品へ進んでも、人物のかわいらしさや会話のテンポといった共通の魅力を感じやすいのです。
【よくある誤解を解消】山本崇一朗に関するよくある質問(FAQ)
Q1:からかい上手の高木さんの作者は誰ですか?
A1:漫画家の山本崇一朗です。読み方は「やまもと そういちろう」。小学館の漫画雑誌「ゲッサン」で作品を発表してきました。
Q2:山本崇一朗の出身地はどこですか?
A2:香川県小豆島です。ゲッサンWEBの公式プロフィールに掲載されています。
Q3:山本崇一朗の誕生日はいつですか?
A3:ゲッサンWEBの公式プロフィールでは5月30日です。ただし、2021年の小学館漫画賞受賞者略歴には1986年5月31日と記載されています。
Q4:からかい上手の高木さんは全何巻で完結しましたか?
A4:全20巻です。2023年11月に連載が終了し、最終巻は2024年1月12日に発売されました。
Q5:山本崇一朗の代表作は何ですか?
A5:代表作は『からかい上手の高木さん』です。そのほか『くノ一ツバキの胸の内』『それでも歩は寄せてくる』『ふだつきのキョーコちゃん』などがあります。
Q6:山本崇一朗は2026年現在も漫画を描いていますか?
A6:はい。『マネマネにちにち』を「ゲッサン」で展開しています。2026年9月11日には単行本第4巻が発売されました。
Q7:山本崇一朗の受賞歴には何がありますか?
A7:代表的な受賞歴は、2021年の第66回小学館漫画賞・少年向け部門です。受賞作品は『からかい上手の高木さん』でした。また、2011年にはゲッサン新人賞と新人コミック大賞で佳作を受賞しています。
『からかい上手の高木さん』の作者である山本崇一朗は、香川県小豆島出身の漫画家です。2011年の新人賞受賞を経て作品を発表し、2021年には代表作で第66回小学館漫画賞の少年向け部門を受賞しました。
『からかい上手の高木さん』は2023年11月に連載を終え、2024年1月に全20巻で完結。さらに『くノ一ツバキの胸の内』は全9巻、『それでも歩は寄せてくる』は全17巻で完結しており、複数の人気作品を世に送り出しています。
そして2026年現在の注目作は『マネマネにちにち』です。2024年7月に始まった新連載は、2026年9月に第4巻が発売され、高校野球部の女子マネージャー3人を中心とする新たな青春物語として展開されています。
これから山本崇一朗の作品を読むなら、二人の恋愛模様をじっくり楽しみたい人には『からかい上手の高木さん』、少女たちの日常や群像的な物語に興味がある人には『くノ一ツバキの胸の内』、将棋と恋愛の組み合わせが好きな人には『それでも歩は寄せてくる』がおすすめです。
一つの代表作で活動を終えるのではなく、新しい舞台や登場人物を通じて青春の日常を描き続けること。それこそが、山本崇一朗という漫画家を知るうえで押さえておきたいポイントです。今後の『マネマネにちにち』の展開にも注目が集まります。
主な事実確認資料
- 小学館・ゲッサンWEBの作者公式プロフィール
- 小学館・第66回小学館漫画賞の受賞発表
- 小学館・『からかい上手の高木さん』完結20巻の発売情報
- 小学館・『マネマネにちにち』連載・最新刊情報
- 講談社・『それでも歩は寄せてくる』完結情報
- 小学館・『くノ一ツバキの胸の内』完結情報