レストランやホテルを予約したいとき、「予約する」は英語でどう表現すればよいのでしょうか。基本となるのは book、reserve、make a reservation の3つです。どれも予約に関係する表現ですが、文の組み立て方や使われる場面には違いがあります。
加えて、予約を取るときだけでなく、希望日時や人数を伝える方法、予約内容の確認、変更・キャンセルの依頼まで覚えておけば、海外旅行や出張でも落ち着いて対応できます。2026年に英語で予約する場面を想定し、日常会話から丁寧な電話・メールまで、実際に使いやすいフレーズを整理します。
【まず結論】「予約する」はbook・reserve・make a reservationが基本

英語で予約を取るとき、最初に覚えたいのは次の3パターンです。
- book:席・部屋・航空券などを予約する
- reserve:席や部屋などを確保しておく
- make a reservation:予約をする、予約を入れる
Cambridge Dictionaryでは、bookは将来の特定の日時に席や部屋などを利用できるよう手配すること、reserveは後で使えるように確保することを意味する動詞として説明されています。Oxford Advanced Learner's Dictionaryでも、reserveの類義語としてbookが挙げられており、両者は予約の場面で重なる表現です。
したがって、bookとreserveを「まったく別の意味」として暗記する必要はありません。どちらもレストランやホテルの予約に使えます。実際の会話では、予約する対象と、伝えたい内容に合わせて表現を選ぶのが自然です。
例文1:予約したいです
I'd like to make a reservation.
予約をしたいです。
例文2:テーブルを予約したいです
I'd like to book a table.
テーブルを予約したいです。
例文3:部屋を予約しました
I've reserved a room.
部屋を予約しました。
この3つはいずれも予約の場面で使える表現です。特に、初めて連絡する店やホテルに対しては、I'd like to ...(〜したいのですが)という形にすると、希望を丁寧に伝えられます。
【bookとreserveの違いを比較】場面別の自然な英語表現
bookとreserveの違いは、どちらか一方だけが正しいというものではありません。予約する対象によってよく使われる組み合わせがあるため、単語単体よりもフレーズごと覚えると実用的です。
| 表現 | 主な意味・使い方 | 例文 |
|---|---|---|
| book | 席・部屋・航空券などを予約する。旅行や日常の手配で幅広く使う | I'd like to book a room. |
| reserve | 席や部屋などを確保する。bookと同様に予約の意味で使える | I'd like to reserve a table. |
| make a reservation | 「予約をする」という名詞reservationを使った定番表現 | I'd like to make a reservation. |
| make a booking | 「予約を入れる」。特にイギリス英語でよく使われる表現 | I'd like to make a booking. |
| confirm a reservation | 予約内容を確認する、予約を確定・確認する | I'd like to confirm my reservation. |
| cancel a reservation | 予約をキャンセルする | I'd like to cancel my reservation. |
レストランならbook a table、ホテルならbook a roomという組み合わせが便利です。一方、make a reservationは、電話でもメールでも使いやすい表現で、予約する対象を後から具体的に付け加えることもできます。
たとえば、I'd like to make a reservation for two.なら「2名で予約したいです」、I'd like to make a hotel reservation.なら「ホテルを予約したいです」という意味になります。
よくある誤解は、reserveのほうが常に丁寧で、bookはカジュアルだと考えることです。両方とも一般的な予約表現であり、丁寧さは主にI'd like toやCould I ...?などの依頼表現によって調整できます。
また、「bookは前払いが必要」「reserveなら無料で取り置きできる」と一律に区別するのも適切ではありません。前払いの有無やキャンセル料は、動詞そのものではなく、施設や予約プランの条件によって決まります。
【レストラン・ホテルの予約英語】日時と人数を正確に伝える
予約の英語では、動詞を覚えるだけでなく、日時・人数・宿泊日数などを正確に伝えることが欠かせません。ここでは、レストランとホテルで特に使いやすい表現を紹介します。
レストランを予約する英語
- I'd like to book a table for two.(2名でテーブルを予約したいです)
- I'd like to make a reservation for four people.(4名で予約したいです)
- Do you have a table available at 7 p.m.?(午後7時に空いているテーブルはありますか)
- Could we have a table by the window?(窓際の席をお願いできますか)
- Do you have any availability this evening?(今晩、予約できる空きはありますか)
人数を伝えるときは、for two、for three peopleのようにforを使うのが基本です。twoだけでも文脈から伝わることはありますが、for two peopleとすると人数が明確になります。
また、希望時間にはat、曜日や日付にはonを使います。
- on Friday(その金曜日に)
- on October 30(10月30日に)
- at 7 p.m.(午後7時に)
- for two people(2名で)
これらを組み合わせると、I'd like to book a table for two on Friday at 7 p.m.(金曜日の午後7時に2名で予約したいです)となります。
ホテルを予約する英語
- I'd like to book a room.(部屋を予約したいです)
- I'd like to reserve a double room for two nights.(ダブルルームを2泊予約したいです)
- I'd like to check in on October 30 and check out on November 1.(10月30日にチェックインし、11月1日にチェックアウトしたいです)
- Is breakfast included?(朝食は含まれていますか)
- Could you tell me the rate per night?(1泊あたりの料金を教えていただけますか)
ホテルでは、人数だけでなく、部屋の種類、宿泊日数、チェックイン日、チェックアウト日を伝えると手続きがスムーズです。for two nightsは「2泊」、for two peopleは「2名で」という意味なので、混同しないようにしましょう。
予約日時を伝える際、日付の読み方や午前・午後の区別にも注意が必要です。聞き間違いが心配な場合は、Could you repeat the date, please?(日付をもう一度言っていただけますか)と確認して構いません。
【電話・メールで予約する英語】丁寧な依頼フレーズと会話例
英語で予約する際、文法的に正しい表現を知っていても、電話では会話の流れに迷い、メールではどこまで丁寧に書けばよいか悩むことがあります。電話は必要事項を順番に伝えること、メールは希望条件を整理して書くことを意識しましょう。
電話で予約する英語の会話例
Caller:Hello, I'd like to make a reservation for two for Friday at 7 p.m.
こんにちは。金曜日の午後7時に2名で予約したいのですが。
Staff:Certainly. May I have your name, please?
かしこまりました。お名前を伺えますか。
Caller:My name is Tanaka.
田中です。
Staff:Thank you. Your reservation is confirmed.
ありがとうございます。ご予約を承りました。
Caller:Thank you. Could you confirm the date and time, please?
ありがとうございます。日付と時間を確認していただけますか。
電話で役立つのは、予約の申し込みだけでなく、相手の質問を聞き取るための表現です。May I have your name?は「お名前を伺えますか」、What time would you prefer?は「何時をご希望ですか」という意味です。
また、予約を申し込んだだけで手続きが完了したとは限りません。最後に日付、時刻、人数、名前を確認し、相手から予約が確定したことを伝えてもらうと安心です。
メールで予約する英語の例文
メールでは、件名に予約の目的を記載し、本文に日時・人数・氏名・連絡先などをまとめます。以下はレストランへの予約依頼に使える例です。
Subject: Reservation Request for Friday
Dear Sir or Madam,
I'd like to make a reservation for two people on Friday, October 30, at 7 p.m.
Could you please let me know if a table is available?
My name is Tanaka, and you can reach me by email.
Thank you for your assistance. I look forward to hearing from you.
Best regards,
Tanaka
日本語では「予約をお願いします」と簡潔に済ませる場合もありますが、英語のメールでは、希望を伝えたうえで空き状況を尋ねると、依頼の内容が明確になります。
なお、I'd like to make a reservation.は丁寧で自然な表現です。より控えめに尋ねたい場合は、Could I make a reservation for two?(2名で予約できますか)や、Would it be possible to book a table for two?(2名でテーブルを予約することは可能でしょうか)も使えます。
【予約変更・キャンセル・確認の英語】困ったときに使える例文
予約の手続きは、申し込んだ時点で終わりではありません。予定が変わったときの変更、都合がつかなくなったときのキャンセル、予約内容の確認まで、場面ごとの定番表現を覚えておくと役立ちます。
1. 予約を変更する英語
- I'd like to change my reservation.(予約を変更したいです)
- Could I change my reservation from 6 p.m. to 7 p.m.?(予約を午後6時から午後7時に変更できますか)
- Would it be possible to change the date?(日付を変更することは可能でしょうか)
- I'd like to change the number of people from two to three.(人数を2名から3名に変更したいです)
時間や人数など、変更したい部分を具体的に伝えるのがポイントです。Could I ...?やWould it be possible to ...?を使うと、相手に対応可能かどうかを丁寧に尋ねられます。
2. 予約をキャンセルする英語
- I'd like to cancel my reservation.(予約をキャンセルしたいです)
- I'd like to cancel my reservation under the name Tanaka.(田中の名前で入れた予約をキャンセルしたいです)
- I'm sorry, but I need to cancel my booking.(申し訳ありませんが、予約をキャンセルする必要があります)
- Could you confirm that my reservation has been canceled?(予約がキャンセルされたことを確認していただけますか)
キャンセルを伝える際は、予約者の名前や日時を併せて伝えると、対象の予約を特定しやすくなります。ホテルや旅行商品ではキャンセル期限や料金が定められている場合があるため、変更・キャンセルの条件も確認しましょう。
3. 予約を確認する英語
- I'd like to confirm my reservation.(予約を確認したいです)
- I have a reservation under the name Tanaka.(田中の名前で予約しています)
- Could you confirm my booking for October 30?(10月30日の予約を確認していただけますか)
- Could you send me a confirmation email?(予約確認メールを送っていただけますか)
予約があることを伝えるときは、I have a reservation under the name ...という表現が便利です。under the nameは「〜という名前で」という意味で、予約者の名前を伝えるときによく使われます。
また、予約の確認を依頼するconfirmと、予約を申し込むmake a reservationは役割が異なります。予約がまだ成立していない段階ならmake a reservation、すでに申し込んだ予約の内容を確かめたいならconfirm my reservationを選びましょう。
【プロの結論】予約英語で間違えないための判断基準
予約の英語で大切なのは、難しい単語をたくさん知っていることよりも、目的に合う基本表現を選び、必要な情報を漏れなく伝えることです。次のポイントを押さえておけば、日常的な予約の多くに対応できます。
ポイント1:迷ったらmake a reservationを使う
予約する対象がはっきりしていなくても、make a reservationは幅広い場面で使えます。レストランならmake a reservation for two、ホテルならmake a hotel reservationのように、必要な情報を加えれば十分です。
ポイント2:対象に合わせてbook a table、book a roomを覚える
会話では、予約するものを目的語にした短い表現が便利です。book a table、book a room、book a flightなど、名詞とセットで覚えると、別の場面にも応用しやすくなります。
ポイント3:丁寧さは依頼の形で調整する
I'd like to ...は希望を丁寧に伝える基本表現、Could I ...?は可能かどうかを尋ねる表現、Would it be possible to ...?はさらに控えめに相談したい場合に適しています。予約の動詞を難しくする必要はありません。
ポイント4:日時・人数・名前をセットで確認する
予約では、表現の細かな違い以上に、日付、時刻、人数、予約者名の伝達ミスが問題になりやすいものです。電話では復唱し、メールでは必要事項を文章にまとめ、予約が成立したことを確認しましょう。
ポイント5:予約条件は英語表現とは別に確認する
予約が取れたように聞こえても、空き状況の問い合わせに対する回答なのか、確定した予約なのかを区別する必要があります。また、前払い、変更期限、キャンセル料などは施設やプランによって異なります。英語が通じたことと、予約条件を理解したことは別だと考えるのが実用的です。
【予約する英語】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「予約する」は英語でbookとreserveのどちらが正しいですか?
A1:どちらも正しい表現です。book a tableやbook a roomのようにbookを使えますし、reserve a tableやreserve a roomも自然です。迷った場合は、I'd like to make a reservation.を使うと幅広い場面に対応できます。
Q2:「予約したいです」を英語で丁寧に言うには?
A2:I'd like to make a reservation.が定番です。人数や日時を加えるなら、I'd like to make a reservation for two on Friday at 7 p.m.(金曜日の午後7時に2名で予約したいです)と伝えます。
Q3:予約の変更とキャンセルは英語で何と言いますか?
A3:変更はI'd like to change my reservation.、キャンセルはI'd like to cancel my reservation.です。時間や人数などを変更する場合は、変更前と変更後の内容も伝えるとスムーズです。
「予約する」を英語で表現するなら、まずbook、reserve、make a reservationの3つを押さえましょう。レストランならbook a table、ホテルならbook a room、丁寧に依頼するならI'd like to make a reservation.が使いやすい基本形です。
予約を取るときは日時・人数・名前を明確にし、電話やメールでは相手に空き状況を確認します。予定が変わった場合にはchange my reservation、取り消したい場合にはcancel my reservation、予約内容を確かめる場合にはconfirm my reservationと使い分けます。
英語での予約は、長い文章を暗記しなくても対応できます。基本フレーズを場面ごとに覚え、最後に予約内容と条件を確認する。この2つを習慣にすれば、海外旅行でも日常の手配でも、必要なことを落ち着いて伝えられるようになります。