生理中の寝返りによる経血漏れや、仕事・外出先でナプキンを交換する手間を減らしたい人に選択肢となるのが、ショーツ型ナプキンです。ナプキンとショーツが一体化した構造で、下着のようにはくだけで前後や脚まわりを広くカバーできます。ただし、商品によって吸収体の長さ、フィット感、通気性、価格は異なり、どれを選んでも漏れを完全に防げるわけではありません。
2026年10月時点で注目したいのは、エリエールの「エリスショーツ」、花王の「ロリエ 朝までブロック安心ショーツタイプ」、ユニ・チャームの「ソフィ 超熟睡ショーツ」などです。2026年9月25日更新の晋遊舎「360LiFE」に掲載された商品テストも参考に、口コミ・評判、吸収量、価格、サイズ選び、交換タイミングを整理します。夜用として使いたい人も、経血量が多い日の日中に使いたい人も、自分の生活に合う商品を選ぶための判断材料にしてください。
【2026年最新】ショーツ型ナプキンはどんな日に便利?通常のナプキンとの違い

ショーツ型ナプキンは、吸収体が下着と一体化した使い捨ての生理用品です。一般的なナプキンのようにショーツへ貼り付ける必要がなく、はくだけで使用できます。製品によっては腰やお尻まで吸収体が広がり、寝返りや歩行による位置ずれにも配慮されています。
特に活躍するのは「漏れが心配な日」と「交換しにくい場面」- 生理の量が多い日:日中でも経血が多く、通常のナプキンだけでは不安を感じるとき。
- 夜間・就寝時:寝返りによる後ろ漏れや横漏れが気になり、睡眠中に安心感を得たいとき。
- 仕事・授業・長時間の移動:すぐにトイレへ行けない予定があるとき。
- 旅行・お泊まり:寝具や衣服を汚す心配を減らしたいとき。
- スポーツやイベント:体を動かす場面で、ナプキンのずれが気になるとき。
花王の「ロリエ 朝までブロック安心ショーツ」は、腰までカバーする48cmの超ロング吸収体と、寝返り時のお尻の谷間にフィットする設計を特徴としています。一方、大王製紙の「エリスショーツ」は、日中から夜間までの使用を想定し、薄さと動きやすさにも配慮しています。どちらも夜専用と決めつけず、自分の経血量や予定に合わせて使える商品です。
通常のナプキンと比べたメリット・デメリット通常のナプキンは、長さや厚さ、羽の有無などを細かく選べるうえ、必要に応じて交換しやすく、1枚あたりの費用も抑えやすいのが利点です。ショーツ型ナプキンは、ショーツと吸収体の一体構造によって、貼り付け位置のずれや吸収体と体の隙間を減らす設計が強みです。
ただし、ショーツ型は下着全体を交換する必要があり、使用後の着脱や廃棄に手間がかかります。吸収体が広い分、製品によっては厚みやごわつきを感じることもあります。また、通常のナプキンと比べて1枚あたりの価格が高めになりやすいため、毎周期すべての日に使用するか、漏れが心配な日だけにするかを考えると選びやすくなります。
【おすすめ4選】メーカー別比較と口コミ・評判から見る選び方
2026年のおすすめを検討するうえで参考になるのが、晋遊舎の生活情報メディア「360LiFE」が2026年9月25日に更新したショーツ型ナプキンの比較記事です。ドラッグストアなどで入手できる4商品を対象に、疑似経血を使った吸収量や横漏れ、吸水速度、液戻りなどのテストを実施しています。
同記事では、エリエールの「エリスショーツ」が総合評価4.50でベストバイとなり、花王の「ロリエ 朝までブロック安心ショーツタイプ」が4.25、ユニ・チャームの「ソフィ 超熟睡ショーツ」が4.00と続きました。以下は同記事に掲載された価格と評価を整理したものです。価格は掲載時点のオンライン販売価格であり、購入先やパック数、送料などによって変わります。
| 商品・メーカー | 参考価格・入数 | 主な特徴・評価 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| エリスショーツ(大王製紙) | 約447円~・4枚 | 総合4.50。漏れにくさ5.00、ムレにくさ4.00。黒色で、吸収体の長さは同記事の実測で約42cm。 | 漏れにくさと薄さ、下着らしい見た目を重視する人。 |
| ロリエ 朝までブロック安心ショーツタイプ(花王) | 約499円~・5枚 | 総合4.25。漏れにくさ4.50、ムレにくさ4.00。吸収体は同記事の実測で約48cm。 | 夜間の後ろ漏れ対策や、広いカバー範囲を重視する人。 |
| ソフィ 超熟睡ショーツ(ユニ・チャーム) | 約577円~・5枚 | 総合4.00。漏れにくさ4.00、ムレにくさ4.00。S-M、M-L、XLのサイズ展開。 | サイズの選択肢や、伸縮性のある履き心地を重視する人。 |
| ソフィ 超熟睡ショーツ オーガニックコットン(ユニ・チャーム) | 約577円~・4枚 | 総合3.50。漏れにくさ4.50、ムレにくさ2.50。肌に触れる面の上層にオーガニックコットン100%のシートを使用。 | 肌に触れる素材や、下着らしいデザインを重視する人。 |
価格・評価の出典:晋遊舎「360LiFE」2026年9月25日更新の記事。評価は同記事の独自テストによるもので、すべての人の使用感や漏れにくさを保証するものではありません。
1位:エリスショーツは薄さと漏れにくさのバランスが強み大王製紙の公式製品情報によると、エリスショーツは「エリス 新・素肌感 多い日の夜用羽つき」と比較して約3枚分の吸収量をうたう商品です。吸収体の厚さは約2.9mmの超うす型設計で、黒色の本体と背面まで広がる吸収体も特徴です。
同社は、最長12時間分の吸収力を説明する一方、経血量には個人差があるため適宜交換するよう案内しています。比較テストでは漏れにくさの評価が高く、液戻りも少ない結果でした。ただし、実際の着用感については吸収体のごわつきを感じたという評価もあり、薄いことと違和感がまったくないことは別です。
黒色のデザインが好みで、昼夜を問わず使いたい人や、衣服への響きにくさを重視する人に向いています。サイズはM~LとL~LLがあり、公式情報ではヒップ87~100cm、92~105cmがそれぞれの目安です。
2位:ロリエは就寝時の広いカバー範囲を重視する人向け花王の「ロリエ 朝までブロック安心ショーツタイプ」は、腰まで伸びた吸収体と、お尻の谷間にフィットする設計が特徴です。公式情報では、全面通気によってムレにくさにも配慮しています。
比較テストでは疑似経血を素早く吸収し、漏れにくさも高く評価されました。一方、吸収体が長い分、厚みやもたつきが気になるという使用感も報告されています。フィットした服を着る日より、パジャマでゆっくり過ごす夜や、寝具への漏れが不安なときに適した選択肢です。
3位:ソフィはサイズ展開と柔らかな履き心地が魅力ユニ・チャームの「ソフィ 超熟睡ショーツ」は、S-M、M-L、XLの3サイズに加え、M-Lのオーガニックコットンタイプも展開しています。公式情報では、伸縮性のある素材、脚まわりのギャザー、腰やお尻を包む形状などを特徴として挙げています。
公式サイトに掲載された利用者の声には、包み込まれる安心感や肌触り、伸縮性を評価するものがあります。ただし、メーカーサイトの利用者の声は全利用者を対象とした統計ではありません。独立した比較テストでは、標準タイプの吸収体の長さや横漏れが課題となる場面もありました。サイズとフィット感を確認し、特に漏れやすい夜は実際の経血量も考慮して選びましょう。
日中の交換のしやすさなら「ソフィ おでかけ交換ショーツ」も候補2026年の製品選びでは、夜用のショーツ型ナプキンだけでなく、日中の交換方法にも注目したいところです。ユニ・チャームの「ソフィ おでかけ交換ショーツ」は、両脇をミシン目に沿って破り、テープで留める仕組みにより、ズボンやストッキング、靴を脱がずに交換できるタイプです。
公式製品情報では、最長12時間分の吸収力をうたい、S-M、M-L、XLの3サイズを展開しています。一般的な引き上げ式のショーツ型とは交換方法が異なるため、外出先での着替えにくさが悩みなら比較する価値があります。なお、今回紹介した4商品の独立テストとは別の商品なので、同じ試験条件での優劣を示すものではありません。
【吸収量・漏れにくさ】多い日や夜用は何を基準に選ぶべき?
ショーツ型ナプキンの吸収量を比較するときは、「何時間分」という表示だけで決めないことが大切です。メーカーが示す吸収量は、各社が設定した比較対象や試験条件に基づくもので、実際に吸収できる経血量や使用できる時間が全員に共通するわけではありません。
「夜用ナプキン3枚分」「最長12時間分」の正しい読み方エリスショーツは、メーカーの夜用ナプキンとの比較で約3枚分の吸収量をうたっています。ソフィ 超熟睡ショーツやソフィ おでかけ交換ショーツにも、最長12時間分の吸収力という表示があります。これらは製品の特徴を示す目安であり、12時間間隔で交換すればよいという推奨ではありません。
経血量が多い人は、表示上の吸収力が高くても、実際の使用状況に応じて早めに交換してください。吸収量を比べる際には、吸収体の広さだけでなく、液戻りの少なさ、横漏れへの強さ、脚まわりのフィット感も確認しましょう。
ショーツ型ナプキンが漏れる主な原因と対策- サイズが合っていない:大きすぎると脚まわりやお尻に隙間ができ、小さすぎると締め付けやずれの原因になります。ヒップ寸法を確認し、適切なサイズを選びましょう。
- 経血量が吸収力を上回る:特に多い日は、製品の想定を超えて漏れることがあります。吸収量だけに頼らず、必要に応じて交換頻度を上げてください。
- 体の動きや寝返りで隙間が生じる:着用時に吸収体が体の中心に沿っているか、脚まわりが浮いていないかを確認しましょう。
- 交換が遅れている:長時間の使用で湿気や液戻りが気になる場合は、早めに交換しましょう。
- 製品の形状が自分の体に合わない:同じサイズ表記でも、素材の伸縮性や脚まわりの設計は異なります。別の商品を試すことも対策になります。
漏れを完全に防ぐ万能な商品はありません。特に経血量が多い日や、これまで何度も寝具を汚している人は、吸収体の長さとフィット感を優先して選ぶとよいでしょう。経血量や血の塊が急に増えた、日常生活に支障が出るほどの出血があるといった場合は、婦人科への相談も検討してください。
【サイズ選び・使い方】交換タイミングと通気性、肌触りの確認ポイント
サイズは普段の下着サイズだけで判断しないショーツ型ナプキンは、通常の下着と同じサイズ表記でも、素材やフィット感が異なります。商品のパッケージや公式サイトに記載されたヒップ寸法を確認し、自分の寸法が適合範囲に入っているかを確かめましょう。
たとえば、ソフィ 超熟睡ショーツのサイズ目安は、S-Mがヒップ82~95cm、M-Lが87~100cm、XLが97~105cmです。エリスショーツはM~Lがヒップ87~100cm、L~LLが92~105cmとなっています。メーカーによって区分が異なり、同じM-Lでも同じ着用感になるとは限りません。
2つのサイズの境目に当たる場合は、ウエストや脚まわりの締め付け感、商品ごとの注意書きも確認してください。きつさを我慢して着用する必要はありませんし、隙間ができるほど大きいものも漏れ対策としては不利になります。
基本の使い方と捨て方- 着用前:個包装やパッケージの説明を読み、前後の向きやサイズを確認します。
- 着用時:通常のショーツと同じようにはき、吸収体が体の中心に合うように整えます。
- 使用中:経血量や湿り具合、違和感に応じて交換します。長時間の使用を前提にせず、必要に応じて早めに取り替えてください。
- 取り外すとき:製品の仕様に従い、そのまま脱ぐか両脇を破って外します。
- 廃棄するとき:汚れた面を内側にして丸め、個包装などに包んで捨てます。トイレには流さないでください。
ソフィ おでかけ交換ショーツは、両脇のミシン目を破って外し、テープでまとめる専用の仕組みです。通常のショーツ型と同じ手順ではないため、初めて使う際はパッケージの説明を確認しておきましょう。
交換タイミングは「12時間」という数字より実際の状態を優先交換の目安は、製品の使用上の注意と自分の経血量を基準に考えます。経血量が多い日は、吸収体がいっぱいになる前に交換する必要があります。漏れや湿り、におい、肌の不快感が気になった場合も、無理に着用を続けないでください。
国立がん研究センター東病院の生理用品の取り扱いに関する案内でも、ナプキンは数時間ごとに交換し、経血量が多い場合はより頻繁に交換するよう勧めています。ショーツ型ナプキンも、長時間の使用をうたう表示だけを理由に交換を先延ばしにするのは避けましょう。
通気性・肌触りは吸収力とは別に確認する吸収力が高くても、肌に触れる面の感触やムレにくさが自分に合わないことはあります。ソフィの標準タイプは柔らかなストレッチ素材や通気性を特徴とし、オーガニックコットンタイプは肌に触れる面の上層にオーガニックコットン100%のシートを使用しています。一方、ロリエは全面通気を特徴としており、エリスショーツは超うす型の吸収体を採用しています。
こうした素材や設計の違いは、履き心地を選ぶうえでの参考になります。ただし、「通気性がよい」と表示されていても、蒸れをまったく感じないとは限りません。比較テストのムレにくさ評価や、実際に着用したときの肌触りも参考にしてください。かゆみ、赤み、痛みなどが生じた場合は使用を中止し、必要に応じて医療機関に相談しましょう。
【価格・費用】コスパで選ぶなら1枚あたりの金額を比較
ショーツ型ナプキンの価格は、商品やサイズ、入数、販売店によって変わります。前述の2026年9月25日更新の比較記事に掲載された最安値表示を入数で割ると、エリスショーツは約112円、ロリエは約100円、ソフィ標準タイプは約115円、ソフィのオーガニックコットンタイプは約144円が1枚あたりの参考額です。
この金額は掲載価格を使った単純計算で、店頭価格や公式通販価格、送料、セール、まとめ買いによって変動します。特定の商品の価格が常に最安という意味ではありません。購入時は、実際に支払う金額を枚数で割って比較するのが確実です。
毎日使うか、必要な日だけ使うかで費用は変わる仮に1枚あたり100~150円の商品を使う場合、1日1枚で5日間使用すると約500~750円、10枚なら約1,000~1,500円です。これは価格帯をもとにした試算で、実際の販売価格や使用枚数を示す統計ではありません。
毎回の生理で数枚だけ使うのであれば、夜間や特に多い日に限定する方法もあります。通常のナプキンと併用し、漏れが心配な場面だけショーツ型に切り替えれば、安心感と費用のバランスを取りやすくなります。
価格だけでは見えない費用対効果ショーツ型ナプキンの価値は、単純な1枚あたりの価格だけでは測れません。寝具や衣服を汚す心配が減れば、洗濯の手間や睡眠中の不安を軽減できる場合があります。また、外出先での交換回数や持ち歩く生理用品の量を減らせる可能性もあります。
一方で、使用後は下着ごと廃棄するため、通常のナプキンより費用がかさむ場合があります。購入前に「どんな場面の不安を減らしたいのか」を考え、その場面に合う機能へ費用をかけることが、納得できる商品選びにつながります。
【ショーツ型ナプキン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ショーツ型ナプキンは生理の多い日でも使えますか? A1:使えます。エリスショーツやロリエ 朝までブロック安心ショーツタイプなど、多い日の使用を想定した商品があります。ただし、経血量が吸収力を上回れば漏れる可能性があるため、表示だけで判断せず、量に応じて適宜交換してください。
Q2:ショーツ型ナプキンは夜寝るときにおすすめですか? A2:寝返りによる横漏れや後ろ漏れが心配な人には有力な選択肢です。吸収体の長さや背面のカバー範囲、脚まわりのフィット感を比較しましょう。就寝時も、経血量に合わせて交換することが大切です。
Q3:ショーツ型ナプキンは12時間交換しなくても大丈夫ですか? A3:一律に12時間交換しなくてよいという意味ではありません。「最長12時間分」はメーカーが示す吸収力の目安です。経血量や製品の使用上の注意に従い、必要に応じて早めに交換してください。
Q4:ショーツ型ナプキンと吸水ショーツは同じものですか? A4:異なります。一般的なショーツ型ナプキンは、吸収体と一体化した使い捨ての生理用品です。一方、吸水ショーツは、製品ごとに定められた方法で洗濯して繰り返し使うタイプが中心です。素材や使い方、吸収量の表示を確認して選びましょう。
Q5:初めて購入するなら、どの商品がおすすめですか? A5:漏れにくさと薄さを重視するならエリスショーツ、夜間の広いカバー範囲を重視するならロリエ、サイズ展開や肌触りの選択肢を重視するならソフィが候補です。最初は少量パックを選び、サイズや着用感を確かめてからまとめ買いを検討するとよいでしょう。
ショーツ型ナプキンは、経血漏れへの不安や、ナプキンを交換する手間を軽減したい人に向いている生理用品です。2026年9月の比較テストでは、エリスショーツが総合評価で1位となり、ロリエ 朝までブロック安心ショーツタイプ、ソフィ 超熟睡ショーツもそれぞれ異なる特徴を持つ商品として評価されています。
ただし、ランキングだけで最適な商品が決まるわけではありません。夜間の漏れ対策を優先するのか、日中の動きやすさを求めるのか、肌触りを重視するのかによって選択肢は変わります。吸収量の表示、サイズ、通気性、1枚あたりの価格を確認し、自分の生活に合った商品を選びましょう。
【プロの結論】 失敗しない選び方の要点は、吸収量の数字だけでなく、実際の経血量と体へのフィット感を基準にすることです。最初は漏れが心配な日や就寝時など、必要性の高い場面から取り入れ、交換タイミングと着用感を確かめてください。生理中の不安を減らしながら、費用と快適さのバランスを取ることが、長く納得して使うための近道です。