ショートヘアに挑戦したいと思っても、「丸顔だから似合わないのでは?」「首が短いとバランスが悪くなる?」「顔立ちがはっきりしていないと難しい?」と迷う人は少なくありません。実際、ショートヘアが似合うかどうかは顔型だけで決まるものではなく、首の長さ、頭の形、骨格、髪質、前髪や襟足のデザイン、さらには本人がなりたい雰囲気まで関係しています。
2026年のヘアトレンドでは、顔まわりに動きをつけたレイヤーショートや、丸みと襟足のくびれを生かした韓国風ハッシュカットなどが注目されています。大切なのは、流行の髪型をそのまま選ぶことではなく、自分の特徴に合わせてシルエットを調整することです。
【基本知識】ショートヘアが似合う人の特徴とは?似合わない人との違いを解説

ショートヘアが似合う人には、いくつかの共通点があります。ただし、それは特定の顔立ちや体型を持つ人だけがショートに向いているという意味ではありません。
ショートヘアは髪で顔を覆う面積が少なくなるため、顔の輪郭や首元、後頭部の形が見えやすくなります。そのため、髪の長さそのものよりも、頭部全体のシルエットと顔まわりのバランスが仕上がりを左右します。
ショートヘアが似合いやすい人の5つの特徴1. 顔のパーツと髪型のバランスが取りやすい人
目、鼻、口などの位置関係や顔の輪郭がショートのシルエットと調和すると、すっきりした印象に仕上がります。必ずしも目鼻立ちが大きい必要はありません。前髪やサイドの長さを調整すれば、柔らかな顔立ちにも自然になじみます。
2. 首元やフェイスラインをすっきり見せたい人
髪を短くすると首や耳、あご周辺が見えるため、首元のラインを生かしたスタイルを作りやすくなります。襟足をタイトに仕上げれば、後ろ姿にも清潔感や立体感が生まれます。
3. 後頭部に自然な丸みを作れる人
後頭部の丸みは、ショートヘアの美しいシルエットを作る大切な要素です。頭の形に合わせてグラデーションやレイヤーを調整することで、絶壁やハチ張りなどの悩みも目立ちにくくできます。
4. 自分の髪質に合ったスタイルを選べる人
直毛、くせ毛、剛毛、軟毛では、短くしたときの髪の動きやボリュームが異なります。自分の髪質を理解し、それを生かすカットを選べば、ショートヘアの完成度を高められます。
5. シンプルな髪型や顔まわりの印象を楽しみたい人
ショートヘアは、ピアスやイヤリング、メイク、ファッションとの組み合わせが目立ちやすい髪型です。ナチュラル、クール、フェミニン、モードなど、自分の好みを表現したい人にも向いています。
ショートヘアが似合わないと感じやすい人の特徴ショートにして違和感を覚える場合、顔型そのものよりも、カットの設計が本人の特徴と合っていない可能性があります。
- 頬やエラが気になるのに、顔まわりを短く切りすぎている。
- 面長なのにトップに高さを出しすぎている。
- 丸顔なのに頬の横にボリュームを集めている。
- 襟足の生え癖を考慮せず、短く切りすぎている。
- くせ毛や毛量に合わない量感調整をしている。
- 毎日のスタイリングや定期的なメンテナンスが難しい。
つまり、ショートヘアが似合わない人という固定されたカテゴリーがあるわけではありません。似合わないと感じる原因を特定し、前髪、サイド、後頭部、襟足のいずれかを調整することで印象が変わるケースは十分にあります。
有名な「5.5cmルール」は本当に正しい?ショートヘアの似合わせ診断で知られているのが、耳の下からあご先までの距離を測る「5.5cmルール」です。
2020年3月31日放送のTBSテレビ「この差って何ですか?」では、日本顔タイプ診断協会理事長の岡田実子氏がこの考え方を紹介しました。耳の下からあご先までが5.5cm未満ならショートが似合いやすく、5.5cm以上の場合は顔の縦長感が強調される傾向があるという内容です。
ただし、この数値だけで似合う・似合わないを決めることはできません。同番組でも、耳横やあご横にボリュームを作ることで、顔の縦長感を和らげられると説明されています。
海外の美容メディアAllureでも、同様の2.25インチルールを紹介する一方、複数のヘアスタイリストが髪質、顔型、全身のバランスによる例外を指摘しています。5.5cmは参考材料の一つであり、ショートヘアを諦めるための判定基準ではありません。
【顔型別】丸顔・面長・ベース型に似合うショートヘアの選び方
ショートヘアの似合わせで最初に確認したいのが顔型です。顔の縦幅と横幅、頬骨やあごのラインを把握すると、どこにボリュームを置けばバランスがよく見えるのかが分かります。
丸顔に似合うショートヘア:縦ラインとひし形シルエット丸顔は頬からあごにかけて丸みがあり、顔の縦幅と横幅の差が比較的小さい顔型です。柔らかく親しみやすい印象が魅力ですが、ショートにすると顔の横幅が目立つのではないかと心配する人もいます。
おすすめは、トップに適度な高さを作り、耳まわりを膨らませすぎないひし形ショートです。
- 前髪:シースルーバング、長めの流し前髪、センターパート。
- サイド:頬にかかる長さを残し、フェイスラインを自然にカバーする。
- トップ:根元をふんわり立ち上げて縦の印象を作る。
- 襟足:タイトに収め、後頭部とのメリハリをつける。
前髪を作りたい場合も、額が少し透けるデザインなら重たい印象になりにくくなります。丸みショートやハンサムショートも、顔まわりに長さを残せば取り入れやすいスタイルです。
ホットペッパービューティーマガジンの丸顔向けショート特集でも、ひし形シルエット、トップの高さ、顔まわりの毛流れが似合わせのポイントとして紹介されています。
面長に似合うショートヘア:横幅と丸みをプラス面長は顔の縦幅が横幅より長く、頬の位置が高めで、すっきりとした印象になりやすい顔型です。ショートにする場合は、縦のラインをさらに強調するのではなく、横方向のボリュームを意識することがポイントです。
おすすめは、マッシュショートや丸みのあるショートボブです。
- 前髪:幅をやや広めに取った前髪や、厚みのあるバング。
- サイド:耳の高さから頬にかけて自然なボリュームを出す。
- トップ:高さを出しすぎず、横方向のシルエットを意識する。
- 襟足:すっきりまとめ、顔まわりの丸みを引き立てる。
特におすすめなのは、目元や頬の高さにボリュームを置いたひし形ショートです。前髪を作ることで額の露出面積も調整でき、顔全体が柔らかく見えやすくなります。
2026年4月更新のホットペッパービューティーマガジンでも、面長向けの髪型として、前髪で縦の露出を抑えることと、サイドに丸みを作ることが紹介されています。
ベース型に似合うショートヘア:エラを自然にカバーベース型は、あごやエラのラインが比較的しっかりしている顔型です。輪郭に直線的な印象があるため、髪型に柔らかな動きを加えるとバランスを取りやすくなります。
おすすめは、顔まわりに長さを残したショートボブや、襟足に少し動きをつけたレイヤーショートです。
- 前髪:斜めに流す長めの前髪や、かき上げバング。
- サイド:頬からあごにかけて毛束を残す。
- トップ:適度な高さを作って視線を上に誘導する。
- 襟足:短く締めすぎず、自然な毛流れを残す。
エラの真上で髪の毛が水平に切りそろえられていると、輪郭の角張った印象が強くなる場合があります。顔まわりにレイヤーを入れたり、毛先に動きをつけたりすることで、自然な印象に仕上がります。
顔型別のショートヘア比較顔型とスタイルの関係を整理すると、次のようになります。
| 顔型・特徴 | おすすめのスタイル | 前髪・サイドのポイント | 注意したいデザイン |
|---|---|---|---|
| 丸顔 | ひし形ショート、ハンサムショート | 額を見せ、トップに高さを出す | 頬横にボリュームを集めすぎる形 |
| 面長 | マッシュショート、丸みショート | 横幅を作り、前髪で縦ラインを調整 | トップを高くしすぎた細長いシルエット |
| ベース型 | ショートボブ、レイヤーショート | 顔まわりに長さと柔らかな毛流れを残す | エラの位置で切りそろえた重いライン |
| 逆三角形 | 丸みショート、ショートボブ | あご周辺に柔らかなボリュームを作る | トップばかりを強調したデザイン |
この比較で重要なのは、顔型に合わせて髪の重心を変えることです。同じショートヘアでも、ボリュームを置く位置や前髪の幅を少し変えるだけで、顔全体の印象は変化します。
【骨格・首の長さ別】自分の体型に合うショートヘアとは?
顔型と同じくらい見落とされやすいのが、首の長さ、肩のライン、後頭部の形です。正面から見た顔だけで髪型を決めると、横顔や後ろ姿に違和感が出ることがあります。
骨格ストレートに似合うショートヘア骨格ストレートは、上半身に厚みがあり、立体的なシルエットが特徴とされるタイプです。
髪型では、コンパクトでまとまりのあるショートや、襟足をタイトにしたハンサムショートが選択肢になります。過度に膨らませるよりも、自然な丸みとすっきりしたラインを組み合わせると、全身のバランスを整えやすくなります。
骨格ウェーブに似合うショートヘア骨格ウェーブは、華奢な上半身や柔らかな曲線が特徴とされるタイプです。
丸みショート、レイヤーショート、柔らかなパーマスタイルなど、動きや曲線を取り入れたデザインが候補になります。前髪やサイドに自然なボリュームを持たせると、フェミニンな雰囲気を演出しやすくなります。
骨格ナチュラルに似合うショートヘア骨格ナチュラルは、骨感やフレームの存在感が特徴とされるタイプです。
無造作なレイヤーショートやハッシュカット、少し長めの襟足を残したウルフ系のスタイルなどが候補になります。きっちり整えすぎず、毛先に自然な動きを加えると、カジュアルな雰囲気を生かせます。
なお、骨格ストレート・ウェーブ・ナチュラルという分類は、主にファッション分野で用いられるスタイリングの考え方です。髪型を決める絶対的な基準ではなく、首や肩、顔型とのバランスを考えるための参考として使うのが適切です。
首が短い人に似合うショートヘアのポイント首が短い人は、襟足に髪の厚みが集中すると首元が詰まって見えることがあります。そのため、襟足を首のラインに沿わせてタイトに収めるデザインが候補になります。
具体的には、次のような調整が効果的です。
- 襟足の毛量を調整し、首元に余分な厚みを残さない。
- 後頭部には適度な丸みを作り、頭の形を立体的に見せる。
- サイドを膨らませすぎず、首から肩へのラインをすっきり見せる。
- 前下がりのラインを取り入れ、縦方向の印象を作る。
ただし、襟足を極端に短くすればよいわけではありません。首の太さや生え際、髪の浮き癖によっては、少し長さを残したほうが自然にまとまります。
反対に首が長い人は、襟足をタイトにしたベリーショートやコンパクトショートなど、首元を大胆に見せるスタイルも選びやすくなります。
後頭部の形もショートヘアの仕上がりを左右する後頭部が平らに見える絶壁タイプの場合は、後頭部に丸みを作るグラデーションカットが有効です。トップと襟足の長さに差をつけることで、横から見たときの奥行きを演出できます。
ハチが張っている人は、頭の横幅が強調されないようにサイドの量感を調整し、トップとのバランスを整えることが大切です。
ショートヘアは後ろ姿の印象も大きいため、正面だけでなく横顔と後頭部の写真も参考にしながら美容師と相談すると、仕上がりのイメージを共有しやすくなります。
【髪質・前髪・襟足別】失敗しないショートヘアの似合わせ方法
同じ顔型でも、髪質が違えば仕上がりは変わります。特にショートヘアは髪の重さが減るため、くせや毛流れ、根元の立ち上がりが目立ちやすくなります。
直毛・剛毛に似合うショートヘア直毛で髪が硬い人は、髪が横に広がったり、毛先が直線的になったりしやすい傾向があります。
おすすめは、毛量を内側から調整したニュアンスショートや、長めの前髪を残した丸みショートです。表面まで過剰にすくと毛先が広がって見える場合があるため、外側のシルエットには適度な厚みを残すことがポイントです。
毛量が多い人は、内側の量感を調整しながら、後頭部に丸みを作るとまとまりやすくなります。
軟毛・細毛に似合うショートヘア髪が細く柔らかい人は、根元が寝やすく、トップのボリュームが不足して見えることがあります。
このタイプには、トップに軽いレイヤーを入れたショートや、後頭部に丸みを持たせたグラデーションショートがおすすめです。
スタイリングでは、重たいオイルを大量につけるより、軽めのワックスやボリュームアップ系のスタイリング剤を少量使うと、ふんわりした質感を保ちやすくなります。
くせ毛に似合うショートヘアくせ毛だからショートヘアが似合わないという考え方は正確ではありません。くせの種類と強さに合わせてカットを設計すれば、自然なウェーブを生かしたおしゃれなスタイルを作れます。
2026年9月公開の集英社『MAQUIA』の秋冬ヘア特集でも、くせ毛を生かしたショートボブや、表面に重さを残しながら内側にレイヤーを入れるスタイルなどが紹介されています。
くせ毛の場合、次の点を意識すると失敗を減らせます。
- 乾いたときに髪がどの方向へ動くのかを確認する。
- くせを抑える部分と、あえて生かす部分を分ける。
- 毛量を減らしすぎず、広がりをコントロールする。
- 必要に応じてパーマやストレート施術も検討する。
特に強いくせ毛の場合、濡れた状態だけでカットすると、乾燥後の縮み方によって想定より短く見えることがあります。普段の髪の状態を美容師に見てもらうことが大切です。
ショートヘアの前髪の選び方前髪は顔の印象を大きく左右する部分です。ショートヘアの場合、前髪の幅や長さが顔全体のバランスに直結します。
- シースルーバング:額を適度に見せたい人や、軽やかな印象にしたい人向け。
- ワイドバング:面長の縦長感を和らげたい人向け。
- センターパート:丸顔の縦ラインを強調したい人や、クールな印象を目指す人向け。
- 斜め流し前髪:顔型を選びにくく、フェイスラインを自然にカバーしたい人向け。
- かき上げバング:大人っぽさや立体感を出したい人向け。
2026年秋のホットペッパービューティーのトレンド提案では、コンパクトなショートに少し長めの前髪と短めの顔まわりレイヤーを組み合わせたデザインが紹介されています。前髪を長めに残すことで、目元の印象を引き立てるアプローチです。
ショートヘアの襟足のデザイン襟足は、ショートヘアの後ろ姿を決める重要な部分です。顔型や首の長さだけでなく、生え際の形や髪の浮き癖も考慮する必要があります。
- タイトな襟足:首元をすっきり見せたい人におすすめ。
- 自然なグラデーション:後頭部の丸みを引き立てたい人におすすめ。
- 長めの襟足:ウルフ系やハッシュカットなど、動きのあるデザインにおすすめ。
- 丸みを残した襟足:柔らかく女性らしい印象にしたい人におすすめ。
襟足が浮きやすい人は、無理に短く切ると毛先が立ってしまうことがあります。生え癖に合わせて長さや厚みを調整が必要です。
【2026年最新】ショートヘアのトレンドスタイルと似合う人の特徴
2026年のショートヘアは、単純に軽く短くするだけでなく、顔まわりの動きや毛先の質感、後頭部の丸みを組み合わせるデザインが選択肢になっています。
2026年9月8日に株式会社MIXIが公表した、都心部で働く現役美容師127名を対象とした秋冬トレンド調査では、レイヤースタイルが1位、ハッシュカットが2位、ボブ・レイヤーボブが3位となりました。調査は同年8月に実施されたインターネットによる任意回答です。
特にレイヤーカットは約6割の美容師がトレンドとして回答。春夏の軽やかなスタイルから、秋冬は毛先に重さを残したレイヤーへと変化する傾向が示されています。これはショートヘアにも応用できる動きです。
1. コンパクトショートコンパクトショートは、頭の形に沿って全体をすっきりまとめたスタイルです。襟足をタイトにし、後頭部には自然な丸みを残すことで、横顔を美しく見せやすくなります。
首元をすっきり見せたい人、シンプルなファッションが好きな人、スタイリッシュな印象を目指す人に向いています。
2. レイヤーショートレイヤーショートは、髪の表面や顔まわりに段差をつけて動きを出すスタイルです。トップのボリュームや顔まわりの毛流れを調整しやすいため、さまざまな顔型に対応できます。
2026年秋冬は、軽さだけを追求するのではなく、毛先に厚みを残したレイヤーが注目されています。動きとまとまりを両立したい人におすすめです。
3. ハッシュカットハッシュカットは、韓国風のレイヤーデザインを取り入れたヘアスタイルです。トップの丸み、顔まわりの動き、襟足のくびれが特徴で、ウルフカットに近い雰囲気も持っています。
カジュアルなファッションや個性的なスタイルが好きな人、くせや毛流れを生かしたい人に向いています。ただし、顔まわりのレイヤーの入れ方によって印象が変わるため、顔型に合わせた調整が必要です。
4. 丸みショート丸みショートは、後頭部からサイドにかけて柔らかな曲線を作るスタイルです。フェミニンで上品な印象を演出しやすく、ショート初心者にも選びやすいデザインです。
面長やベース型など、顔まわりに柔らかな印象を加えたい人にもおすすめできます。
5. ハンサムショートハンサムショートは、長めの前髪とすっきりした襟足を組み合わせたスタイルです。センターパートやサイドパートとの相性がよく、クールで大人っぽい印象になります。
丸顔の人は額を見せて縦ラインを作り、面長の人は前髪やサイドの長さで横幅を補うなど、細かな調整がポイントです。
2026年のトレンドを自分に似合わせる方法2026年のトレンドを取り入れる場合、ランキング上位の髪型をそのまま選ぶ必要はありません。
例えば、丸顔ならコンパクトショートに長めの前髪を組み合わせる、面長ならレイヤーショートにサイドの丸みを加える、ベース型ならハッシュカットの顔まわりの動きを利用するなど、トレンドの一部分だけを取り入れる方法もあります。
トレンドはあくまでデザインの選択肢です。自分の顔型や髪質に合うように調整することが、長く楽しめるショートヘアにつながります。
【ショートヘアのメリット・デメリット】切る前に知っておきたい注意点
ショートヘアには、見た目の変化だけでなく、毎日のヘアケアやスタイリングにもメリットがあります。一方、ロングヘアとは違う管理上の注意点もあるため、切る前に理解しておくことが大切です。
ショートヘアにするメリット- 乾かす時間を短縮しやすい:髪の長さが短くなるため、ドライヤーにかかる時間を減らせる場合が多い。
- 首元がすっきりする:首や肩のラインが見え、アクセサリーも映えやすい。
- イメージチェンジができる:髪型によって大人っぽさや清潔感、個性を演出できる。
- 髪のダメージ部分を切りやすい:毛先の傷みが気になる場合、ダメージ部分を取り除きやすい。
- ファッションとの相性を楽しめる:襟元や耳周りが見えるため、服装やアクセサリーの印象が変わる。
- 美容室に通う頻度が増えやすい:少し伸びただけでも襟足やシルエットが変化しやすい。
- 寝癖が目立つ場合がある:髪が短いため、根元の向きや毛流れが仕上がりに影響しやすい。
- 毎日のスタイリングが必要になる:オイルやワックスで毛流れを整える必要がある場合も多い。
- 結べる長さがなくなる:仕事や運動などで髪を結びたい人には不便になることがある。
- 伸ばす途中で形が変わりやすい:理想の長さに戻すまで、途中のスタイルを調整する必要がある。
CanCamがショートヘア専門美容師に取材した記事でも、ショートの注意点として、美容室に通う周期が早くなること、くせが出やすくなること、毎日のスタイリングが必要になることが挙げられています。ベーシックなショートは2か月ほど経つと形が崩れやすくなるという説明もあります。
ショートヘアをおすすめできる人・慎重に検討したい人ショートヘアは、次のような生活スタイルや希望を持つ人に向いています。
- 首元をすっきり見せたい。
- 毎朝の乾かす時間を短縮したい。
- 定期的に美容室でメンテナンスできる。
- スタイリング剤を使って髪を整えることに抵抗がない。
- 顔まわりやファッションの印象を変えたい。
一方、次のような人は、いきなりベリーショートにするよりもショートボブから始めると安心です。
- 美容室に行くのが3か月に1回程度。
- 朝のスタイリングに時間をかけたくない。
- 髪を結べる長さを残しておきたい。
- 強いくせ毛があり、短くしたときの広がりが心配。
- 大きなイメージチェンジに不安がある。
ショートヘアの似合わせで最も大切なのは、顔型だけを基準にしないことです。
丸顔だから前髪をなくす、面長だから必ず前髪を作る、首が短いからベリーショートにする、といった単純な判断では、本人の髪質や頭の形を十分に生かせません。
プロの視点で考えるなら、確認すべき要点は次の5つです。
- 顔型:縦幅と横幅、頬骨やあごの位置を確認する。
- 骨格・頭の形:首、肩、後頭部、ハチの張り方を見る。
- 髪質:毛量、太さ、くせ、毛流れを確認する。
- デザイン:前髪、サイド、襟足の長さとボリュームを決める。
- 生活習慣:毎日のスタイリング時間と美容室に通える頻度を考える。
特に重要なのは、正面だけでなく横顔と後ろ姿まで考えてカットすることです。ショートヘアは頭部のシルエットが見えやすいため、360度のバランスが仕上がりの印象を左右します。
【ショートヘア似合わせ診断】自分に似合う髪型を見つけるチェック方法
自分に合うショートヘアが分からない場合は、次の順番で特徴を整理してみましょう。
STEP1:顔型を確認する鏡を正面に置き、顔の縦幅と横幅、頬骨、あごの形を確認します。丸顔、面長、ベース型など、大まかな傾向が分かれば、シルエットの方向性を決めやすくなります。
STEP2:首と後頭部の形を確認する横から見たときの首の長さや太さ、後頭部の丸み、襟足の生え方を確認します。首元をすっきり見せたいのか、後頭部の立体感を出したいのかによって、カットの設計が変わります。
STEP3:髪質と毛量を確認する直毛なのか、くせ毛なのか、毛量が多いのか少ないのかを整理します。加えて、髪が濡れたときと乾いたときで、どの程度形が変わるのかも重要です。
STEP4:なりたい雰囲気を決める同じショートでも、フェミニン、ナチュラル、クール、モードでは仕上がりが大きく違います。自分が目指したい印象を決めておくと、髪型選びがスムーズになります。
STEP5:美容師に参考写真と悩みを伝える理想の髪型だけでなく、避けたい髪型の写真も用意すると効果的です。例えば「襟足が浮くのが嫌」「頬の丸みを目立たせたくない」「朝のセットを簡単にしたい」など、具体的な希望を伝えましょう。
参考写真は、自分と同じ顔型のモデルだけに絞る必要はありません。写真のどの部分が好きなのかを伝えれば、担当美容師が顔型や髪質に合わせて調整しやすくなります。
【ショートヘアが似合う人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ショートヘアが一番似合う顔型は何ですか?
A1:卵型は比較的さまざまなショートヘアに合わせやすい顔型ですが、丸顔、面長、ベース型でも似合うデザインはあります。顔型に合わせてトップやサイドのボリューム、前髪の幅を調整することが大切です。
Q2:丸顔や面長でもショートヘアは似合いますか?
A2:似合います。丸顔はトップに高さを出したひし形ショート、面長はサイドに丸みを作ったマッシュショートなどがおすすめです。顔型に合わせてシルエットを変えることで、バランスを整えられます。
Q3:首が短い人でもショートヘアにできますか?
A3:できます。襟足を首に沿わせてタイトにし、首元に余分な厚みを残さないデザインがおすすめです。ただし、生え癖や首の太さによって適切な襟足の長さは異なります。
Q4:ショートヘアが似合うか5.5cmルールで判断できますか?
A4:5.5cmルールは参考になりますが、それだけで似合うかどうかは判断できません。顔型、髪質、首の長さ、頭の形、全身のバランスを総合的に確認しましょう。
Q5:くせ毛でもショートヘアにできますか?
A5:できます。くせを生かしたレイヤーショートや丸みショートなど、髪質に合わせたカットを選ぶことが重要です。強いくせがある場合は、乾いた状態の動きも考慮して美容師に相談しましょう。
ショートヘアが似合う人の特徴は、顔型だけで決まるものではありません。首の長さ、骨格、後頭部の形、髪質、前髪や襟足のデザインなど、複数の要素が組み合わさって仕上がりが決まります。
丸顔には縦ラインを意識したひし形ショート、面長には横幅を作る丸みショート、ベース型にはフェイスラインを包むレイヤーショートなど、それぞれに似合わせの方向性があります。
また、2026年は重さを残したレイヤーやハッシュカット、コンパクトショートなど、顔まわりの動きとシルエットを生かしたデザインが注目されています。トレンドをそのまま取り入れるのではなく、自分の髪質や骨格に合わせて調整することが大切です。
ショートヘアにするか迷っている人は、最初から極端に短くする必要はありません。ショートボブや長めのショートから始め、少しずつ自分に合う長さを探す方法もあります。
「自分には似合わない」と決めつけず、顔型・髪質・首元・なりたい雰囲気を整理して、自分らしさを引き立てるショートヘアを見つけてみてください。