新宿The Ichi(新宿ザ・イチ)は、東京都新宿区の「新宿マルイ アネックス」1階で営業していた、和雑貨を中心とするセレクトショップです。かんざし、和柄傘、箸、アクセサリーなど、日本の伝統的な意匠と現代的なデザインを組み合わせた商品を幅広く扱っていました。
しかし、2026年9月18日(金)、株式会社和心による店舗構成の大幅な見直しが実施されました。従来の複合型店舗「The Ichi」から、専門性を高めた「かんざし屋wargo」「北斎グラフィック」「箸や万作」の3店舗体制へと刷新されたのです。現在は、以前と同じ店名を探すよりも、それぞれの専門店を訪れるのが正しい買い物方法です。
- 新宿The Ichiとは?: 新宿マルイ アネックス1階にあった株式会社和心運営の和雑貨セレクトショップ。
- 2026年9月18日の変化: かんざし屋wargoと北斎グラフィックが新規出店し、箸や万作がリニューアル。複合店から3つの専門店へ移行した。
- 現在の買い物情報: 住所は東京都新宿区新宿3-1-26。営業時間は平日11時~20時、土日祝10時30分~20時。
- アクセス: 東京メトロ・都営地下鉄の新宿三丁目駅C4出口から徒歩約2分。
- 注目商品: とんぼ玉かんざし、和柄の長傘・日傘・折りたたみ傘、伝統工芸を取り入れた箸や箸置き。
【新宿The Ichiとは?】和雑貨を一度に楽しめたセレクトショップの正体

新宿The Ichiは、株式会社和心が展開する和雑貨ブランドを横断的に扱っていた複合型店舗です。
一般的な雑貨店との違いは、単に和風の商品を集めるのではなく、日本の伝統文化や職人の技術を現代のファッション・生活用品に取り入れたオリジナル商品を中心に展開していた点にあります。
株式会社和心が手がける和のライフスタイルブランド運営元の株式会社和心は、東京都渋谷区に本社を置く企業です。
1997年7月に創業し、2003年2月7日に法人設立。商品企画、デザイン、製造、店舗運営、ECサイト運営などを手がけています。東京証券取引所グロース市場に上場しており、証券コードは9271です。
同社が展開してきた代表的なブランドには、次のようなものがあります。
- かんざし屋wargo:日本の伝統的な髪飾りを現代風にアレンジしたかんざし専門ブランド。
- 北斎グラフィック:伝統的な和柄を大胆に取り入れた傘の専門ブランド。
- 箸や万作:日本各地の伝統工芸や現代的なデザインを取り入れた箸・箸置き専門店。
- おびどめ屋wargo:和装を彩る帯留めを扱うブランド。
- かすう工房:和のモチーフを取り入れたアクセサリーを展開するブランド。
こうした複数のブランドを一つの売り場で楽しめたのが、旧新宿The Ichiの特徴でした。
株式会社和心は、実店舗だけでなくECサイト「The Ichi」も運営しています。そのため、2026年の店舗再編は、The Ichiという事業やオンラインショップそのものが消滅したことを意味しません。
新宿の実店舗における営業形態が変わったという理解が適切です。
旧店舗ではどんな買い物ができた?旧店舗では、かんざしや和柄傘だけでなく、箸、箸置き、アクセサリー、扇子などをまとめて見ることができました。
着物や浴衣に合わせる髪飾りを探す人、普段使いできる個性的な傘を探す人、日本らしいお土産を購入したい観光客など、異なる目的を持つ人が立ち寄れる売り場でした。
特に、和装用品だけに限定せず、洋服にも合わせやすいデザインを取り入れていた点が特徴です。
【2026年9月18日のリニューアル】The Ichiから3つの専門店へ何が変わった?
今回の大きな転換点は、2026年9月18日(金)です。
株式会社和心は、それまで新宿マルイ アネックスで展開していたセレクト複合店「The Ichi」の売り場を刷新し、専門性の異なる3つのブランドを独立した店舗として展開しました。
2026年8月にはリニューアル計画が発表され、9月18日に正式オープンしています。
背景には、新宿マルイ アネックス1階そのものの大規模リニューアルがあります。同施設はアニメ、キャラクター、ホビー、ファッション、推し活など、多様なカルチャーが集まるフロアへの転換を進めました。
株式会社和心も、この施設全体の再編に合わせてブランドごとの世界観を強化した形です。
リニューアル前後の店舗構成を比較| 項目 | リニューアル前 | 2026年9月18日以降 |
|---|---|---|
| 店舗形態 | The Ichiの複合型売り場 | 3つの専門店 |
| かんざし | 他ブランドと一緒に展開 | かんざし屋wargoとして独立 |
| 和柄傘 | 他ブランドと一緒に展開 | 北斎グラフィックとして独立 |
| 箸・箸置き | 複合型売り場で販売 | 箸や万作としてリニューアル |
| 売り場の特徴 | 複数ジャンルを横断して買い物 | ブランドごとの専門性を強化 |
| 所在地 | 新宿マルイ アネックス1階 | 同じく新宿マルイ アネックス1階 |
1.かんざし屋wargo
日本の伝統的なモチーフや技法を生かした手作りかんざしの専門店です。
普段使いできるカジュアルな商品から、特別な日の装いに合わせる上質な商品まで取り扱います。
2.北斎グラフィック
和柄傘・和傘を中心に展開する専門店です。
職人が手がけるグラフィックを大胆に取り入れた長傘や折りたたみ傘、UVカット機能を備えた日傘、レイングッズなどが特徴です。
3.箸や万作
箸と箸置きの専門店です。
日本各地の伝統工芸を取り入れた商品から、現代的でポップなデザインまで、幅広いラインナップを扱います。
株式会社和心の発表では、輪島塗、津軽塗、若狭塗などの塗箸や、京竹箸、清水焼、九谷焼の箸置きなど、常時800種類以上の商品を展開すると紹介されています。
なお、新宿マルイ アネックスの現在のショップ案内でも、この3ブランドはそれぞれ1階の店舗として掲載されています。
つまり、以前のThe Ichiを探していた人は、現在は目的の商品に応じて3店舗を回ることで、従来の複合店に近い買い物を楽しめます。
【取扱商品を解説】かんざし・和柄傘・箸の注目アイテム
新宿The Ichiに関心を持つ人にとって、特に気になるのが商品のラインナップでしょう。
2026年の再編後は、それぞれのブランドが専門分野を明確にしています。
かんざし屋wargo:とんぼ玉かんざしが注目特に注目したいのが、とんぼ玉かんざしです。
とんぼ玉とは、色ガラスなどを用いて模様を表現したガラス玉のこと。透明感や色の重なりが美しく、髪に挿すだけで印象を変えられるアイテムです。
ブランドの公式オンラインショップでは、次のような商品が確認できます。
- 水飴とんぼ玉簪:パステルカラーの水飴をイメージしたデザイン。
- 紅葉金魚とんぼ玉簪:金魚や紅葉、水面をイメージした意匠。
- ビールとんぼ玉簪:ビールと泡をモチーフにした遊び心のあるデザイン。
とんぼ玉部分にはガラスを使用し、職人による手仕事で仕上げられる商品もあります。
着物や浴衣だけでなく、カジュアルな洋服にも合わせやすいデザインが用意されているため、普段使いのヘアアクセサリーとしても検討できます。
ただし、公式ECに掲載されている商品が新宿店に必ず在庫しているとは限りません。特定の柄や商品を目当てに訪れる場合は、事前の在庫確認がおすすめです。
北斎グラフィック:和柄傘・日傘・折りたたみ傘傘を探している人には、北斎グラフィックが注目の店舗です。
和柄を全面にあしらったデザインは、一般的な無地の傘とは異なる存在感があります。
主な商品カテゴリーは以下のとおりです。
- 和柄の長傘
- 折りたたみ傘
- UVカット機能付きの日傘
- 晴雨兼用傘
- 伝統的な和傘
- レインコートやレインハットなどの雨具
デザイン面だけでなく、日常的な使いやすさも考慮されています。
例えば、公式ブランドの商品紹介では、グラスファイバーを使用した傘骨や、天然木の持ち手を採用した商品などが紹介されています。
傘は毎日使う実用品である一方、ファッションの一部にもなるアイテムです。個性的な和柄を取り入れたい人や、海外の友人への日本らしい贈り物を探している人にも向いています。
箸や万作:日本各地の伝統工芸を楽しめる箸や万作は、日常生活に欠かせない箸を、日本の伝統工芸という視点から楽しめる専門店です。
代表的な取り扱い商品には、次のようなものがあります。
- 輪島塗の箸
- 津軽塗の箸
- 若狭塗の箸
- 京竹箸
- 清水焼の箸置き
- 九谷焼の箸置き
- 木材の個性を生かした箸
自宅用だけでなく、結婚祝い、出産祝い、引っ越し祝いなどの贈り物にも適しています。
また、2026年9月18日のリニューアルに際して、和心はより見やすく上質な売り場への刷新を発表しました。
箸や万作では名入れサービスも案内されており、特別感のあるギフトを探す場合にも候補になります。
【新宿The Ichiの店舗情報】営業時間・住所・アクセスを解説
現在、旧The Ichiの複合店舗ではなく、3つの専門店が新宿マルイ アネックス1階にあります。
基本的な所在地や営業時間は共通しています。
現在の店舗情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 新宿マルイ アネックス |
| 所在地 | 東京都新宿区新宿3-1-26 |
| フロア | 1階 |
| 新規・リニューアルオープン日 | 2026年9月18日 |
| かんざし専門店 | かんざし屋wargo |
| 傘専門店 | 北斎グラフィック |
| 箸専門店 | 箸や万作 |
| 平日営業時間 | 11:00~20:00 |
| 土日祝営業時間 | 10:30~20:00 |
| 最寄り駅 | 新宿三丁目駅 |
※営業時間は施設および株式会社和心の案内に基づくものです。臨時休業や営業時間変更が行われる場合があります。
新宿三丁目駅C4出口からのアクセス最も分かりやすいのは、東京メトロ・都営地下鉄の新宿三丁目駅を利用する方法です。
新宿三丁目駅C4出口から徒歩約2分で、新宿マルイ アネックスに到着します。
利用できる路線は以下のとおりです。
- 東京メトロ丸ノ内線
- 東京メトロ副都心線
- 都営新宿線
C4出口を利用すれば、地上に出てからの移動距離が短く、初めて訪れる人にも便利です。
JR新宿駅から向かう場合JR新宿駅からも徒歩圏内です。
新宿駅の東南口から向かう場合は、徒歩約5分が目安です。
新宿通り方面へ進み、新宿三丁目周辺を目指すと新宿マルイ アネックスに到着します。
買い物だけでなく、新宿御苑方面への散策や映画鑑賞と組み合わせることもできます。
営業時間で注意したいポイント平日と土日祝日では開店時間が異なります。
- 平日:11時開店
- 土日祝:10時30分開店
- 閉店:20時
旧The Ichiを紹介する一部の店舗案内には、営業時間が11時~20時と記載された情報が残っています。
しかし、2026年9月18日の株式会社和心による新店舗案内では、土日祝日は10時30分から営業する形で紹介されています。
古い店舗情報だけを参考にせず、最新の施設案内を確認することが大切です。
【口コミ・評判を検証】旧The Ichiはどんな評価を受けていた?
新宿The Ichiの口コミを確認すると、和雑貨の品ぞろえや、外国人観光客向けのお土産需要などが評価のポイントになっていました。
ただし、2026年9月18日のリニューアル以前の口コミと、現在の3専門店に対する評価は区別する必要があります。
旧店舗の口コミで見られる評価Yahoo!マップでは、旧「新宿The Ichi」の評価が3.67点、口コミ3件として掲載されています。
2022~2023年の口コミでは、次のような内容が確認できます。
- 箸や箸置きの種類が豊富。
- 傘や日傘、折りたたみ傘を取り扱っている。
- 箸と箸置きのセットを購入できる。
- 贈答用の商品を探しやすい。
また、口コミ集約サービスWanderlogでは、Google由来の評価として3.9点、44件という情報が掲載されています。
同サービスで紹介されている過去の利用者の感想には、次のような傾向があります。
良い評価として挙げられる点
- 手作りのかんざしが豊富。
- 和柄傘のデザインが個性的。
- 箸や箸置きのギフト商品が充実。
- 店員の説明が丁寧で、商品選びをサポートしてくれる。
- 日本らしいお土産を探しやすい。
一方、商品によっては価格が比較的高めに感じられるという感想も見られます。
口コミを見るときの注意点ここで重要なのは、これらの評価が2026年9月18日のリニューアル後に新しく営業を始めた3店舗の評価ではないという点です。
旧The Ichiという複合店舗に対する口コミが中心であり、現在のかんざし屋wargo、北斎グラフィック、箸や万作それぞれの接客や商品構成を直接評価したものではありません。
そのため、過去の口コミは旧店舗の特徴を知る参考情報として活用し、現在の専門店の評価とは分けて考えるのが適切です。
【プロの結論】新宿The Ichiの再編から分かる買い物の新しい楽しみ方
今回のリニューアルで注目すべきなのは、単なる店名変更ではなく、商品の専門性を明確にする店舗戦略への転換です。
従来のThe Ichiは、複数の和雑貨ブランドをまとめて楽しめることが魅力でした。
一方、2026年9月18日以降は、かんざし、傘、箸という3つのジャンルをそれぞれ独立した専門店で展開しています。
この変更には、消費者にとっても分かりやすいメリットがあります。
専門店化によるメリット第一に、目的の商品を探しやすくなったことです。
かんざしを探す人はかんざし屋wargo、傘を探す人は北斎グラフィック、贈答用の箸を探す人は箸や万作というように、目的に合わせて売り場を選べます。
第二に、各ブランドの世界観をより深く楽しめることです。
とんぼ玉の繊細なデザイン、和柄傘の大胆なグラフィック、日本各地の伝統工芸を生かした箸など、ジャンルごとに商品を比較しやすくなります。
第三に、国内外の観光客にとって日本文化を体験する機会が広がることです。
株式会社和心は、今回の店舗再編について、インバウンド需要や日本の伝統工芸品への関心に応える取り組みとして説明しています。
新しい3店舗はどんな人におすすめ?| 利用者のタイプ | おすすめ店舗 | 理由 |
|---|---|---|
| 着物や浴衣が好きな人 | かんざし屋wargo | 和装に合う髪飾りを探せる |
| 普段使いの髪飾りを探す人 | かんざし屋wargo | 洋服にも合わせやすい商品がある |
| 個性的な傘が欲しい人 | 北斎グラフィック | 和柄の長傘や折りたたみ傘が豊富 |
| 日傘を探している人 | 北斎グラフィック | UVカット機能付き商品を展開 |
| 日本らしいギフトを探す人 | 箸や万作 | 伝統工芸を取り入れた箸や箸置きがある |
| 海外の友人へのお土産を探す人 | 3店舗すべて | 日本らしいデザインの商品を比較できる |
反対に、低価格の大量生産品だけを探している人や、複数ジャンルの商品を一つの売り場でまとめて購入したい人にとっては、専門店化によって以前より手間が増える可能性があります。
また、特定の柄や限定商品を目当てに訪れる場合は、店舗に在庫があるかどうかを事前に確認しておくと安心です。
新宿The Ichiの本質的な変化は、和雑貨の複合売り場から、ブランドごとの専門性を楽しむショッピング体験への転換にあります。
【新宿The Ichiに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:新宿The Ichiは閉店したのですか?
A1:2026年9月18日に、従来の複合型店舗から専門店形式へと再編されました。かんざし屋wargo、北斎グラフィック、箸や万作の3店舗が同じ新宿マルイ アネックス1階で営業する形になっています。株式会社和心が運営するECサイト「The Ichi」まで終了したわけではありません。
Q2:新宿The Ichiでは現在どんな商品を購入できますか?
A2:現在は専門店ごとに商品を探せます。かんざし屋wargoでは手作りかんざしやとんぼ玉かんざし、北斎グラフィックでは和柄傘や日傘、折りたたみ傘、箸や万作では箸や箸置きなどを取り扱っています。
Q3:新宿The Ichiの営業時間は何時から何時までですか?
A3:2026年の新店舗案内によると、平日は11時~20時、土日祝日は10時30分~20時です。施設や各店舗の臨時変更については、訪問前に公式案内を確認してください。
Q4:新宿三丁目駅からどのくらいで到着しますか?
A4:新宿三丁目駅C4出口から徒歩約2分です。JR新宿駅からもアクセスでき、東南口から徒歩約5分が目安です。
Q5:新宿マルイ アネックスの何階にありますか?
A5:かんざし屋wargo、北斎グラフィック、箸や万作の3店舗とも1階にあります。
新宿The Ichiは、かつて新宿マルイ アネックス1階で、かんざし・和柄傘・箸などを幅広く扱っていた和雑貨のセレクトショップです。
2026年9月18日のリニューアルを経て、現在は次の3店舗に分かれています。
- かんざし屋wargo: とんぼ玉かんざしなど、日本の伝統技術を取り入れた髪飾り。
- 北斎グラフィック: 和柄の長傘、日傘、折りたたみ傘など。
- 箸や万作: 日本各地の伝統工芸を生かした箸と箸置き。
所在地は東京都新宿区新宿3-1-26、新宿マルイ アネックス1階。新宿三丁目駅C4出口から徒歩約2分というアクセスの良さも魅力です。
今回の変化は、The Ichiの魅力が完全になくなったという話ではありません。むしろ、これまで一つの売り場に集まっていた和雑貨の魅力が、それぞれの専門店でより分かりやすく楽しめるようになったと捉えられます。
新宿で日本らしいアクセサリーや傘、伝統工芸品を探しているなら、現在の3店舗を目的に合わせて訪れてみる価値があります。
※店舗情報・営業時間・商品構成は2026年11月3日時点で確認できる公開情報を基準としています。