ロトの賞金を調べると、「理論値」という表現が出てきます。
これは、各等級の賞金について、あらかじめ想定された基準額を示すものです。実際の当せん金額が必ずその金額になるという意味ではありません。
ロト6・ロト7の理論値一覧ロト6の当せん金額(理論値)
| 等級 | 1口あたりの理論値 |
|---|---|
| 1等 | 2億円 |
| 2等 | 約1,000万円 |
| 3等 | 30万円 |
| 4等 | 6,800円 |
| 5等 | 1,000円 |
ロト7の当せん金額(理論値)
| 等級 | 1口あたりの理論値 |
|---|---|
| 1等 | 7億円 |
| 2等 | 約610万円 |
| 3等 | 50万円 |
| 4等 | 6,500円 |
| 5等 | 1,400円 |
| 6等 | 1,000円 |
いずれも宝くじ公式サイトの商品案内に掲載されている金額です。実際には、その回の発売額や各等級の当せん口数によって変動します。
実際の当せん金額が変わる3つの理由主な理由は次のとおりです。
1.宝くじの販売額が異なる
販売額が多い回と少ない回では、賞金の配分に影響します。
2.同じ等級の当せん者数が異なる
同じ1等でも、当せん口数が1口なのか複数口なのかによって、賞金の分配が変わります。
3.キャリーオーバーの有無が異なる
前回までに繰り越された金額があれば、次回の1等賞金に加算されます。ただし、最高額を超える分はさらに次回へ繰り越されます。
最高6億円・12億円は必ず受け取れる金額ではないここは誤解しやすい部分です。
ロト6の6億円、ロト7の12億円は、キャリーオーバー発生時における1口あたりの最高当せん金額です。
キャリーオーバーが発生しているからといって、次回の1等賞金が必ず上限まで到達するわけではありません。
また、1等の当せん口数が複数あれば、賞金の分配にも影響します。
最高額は保証額ではなく、制度上の上限と理解するのが正確です。
【誤解を徹底検証】キャリーオーバーがあれば当たりやすくなる?

キャリーオーバーに関する情報で、特に注意したいのが当せん確率との関係です。
賞金が大きくなると、数字が当たりやすくなったように感じる可能性があります。しかし、キャリーオーバーは当せん確率を変更する制度ではありません。
誤解と実際の仕組みを比較| よくある認識 | 実際の仕組み |
|---|---|
| 1等が出なければ必ず繰り越される | 下位等級も含めた未当せん賞金や上限超過分が対象 |
| 1等当せん者が出たら繰越金はゼロ | 上限超過分などがあれば残る |
| キャリーオーバー中は当たりやすい | 数字の当せん確率は変わらない |
| ロト6・ロト7・ミニロトすべてに制度がある | 制度があるのはロト6とロト7 |
| 12億円は必ず受け取れる | 12億円はロト7の1口あたりの最高額 |
| すべての等級に当せん者がいなくても繰越される | その場合は再抽せん |
変化しません。
ロト6は43個の数字から6個を選ぶため、1等の組み合わせは6,096,454通りです。
ロト7は37個から7個を選ぶため、1等の組み合わせは10,295,472通りです。
したがって、1口あたりの1等当せん確率は次のとおりです。
- ロト6:約609万6,454分の1
- ロト7:約1,029万5,472分の1
キャリーオーバーが数億円になっても、この組み合わせ数は変わりません。
抽せんは毎回独立して行われるため、前回出なかった数字が次回に出やすくなるわけでもありません。
【プロの結論】賞金額と当せん確率は分けて考える宝くじを数字で比較する際は、次の3つを区別する必要があります。
- 当せん確率:選んだ数字が当せん条件に一致する可能性
- 当せん金額:当せんした場合に受け取れる賞金
- キャリーオーバー:前回から繰り越された賞金の総額
この3つは関連していますが、同じものではありません。
ロト7のキャリーオーバーが10億円を超えていても、ロト7の1等が当たりやすくなるわけではありません。
一方、同じ当せん確率でも、繰越金がある回とない回では、1等の賞金規模が異なります。
つまり、キャリーオーバーは当たりやすさを高める仕組みではなく、当せんした場合の賞金規模を大きくする仕組みです。
ロト6とロト7、どちらを選ぶべき?判断基準は、購入予算と期待する賞金規模です。
- ロト6:1口200円で、最高6億円の1等を狙いたい人
- ロト7:1口300円で、最高12億円という高額賞金に魅力を感じる人
- ミニロト:1口200円で、1等約1,000万円を目安に楽しみたい人
ただし、どの商品も当せんが保証されるものではありません。キャリーオーバーの金額だけを理由に購入額を増やすのではなく、あらかじめ決めた娯楽予算の範囲で楽しむことが大切です。
【初心者向け】キャリーオーバーの最新情報を確認する方法
キャリーオーバーは抽せんのたびに変化します。
そのため、SNSや過去の当せん情報だけを参考にすると、すでに賞金が支払われた後の金額を現在額と勘違いする可能性があります。
最新情報を確認するときは、次のポイントを押さえましょう。
1.宝くじ公式サイトで制度と賞金上限を確認まず確認したいのは、宝くじ公式サイトの商品案内です。
ロト6、ロト7、ミニロトそれぞれの基本ルール、理論値、最高当せん金額を確認できます。
制度の理解には、公式の商品説明が最も適した情報源です。
2.みずほ銀行の当せん番号案内で抽せん結果を確認抽せん後は、みずほ銀行の当せん番号案内で当せん口数や賞金額を確認できます。
特に注目したいのは以下の項目です。
- 抽せん回号
- 抽せん日
- 1等の当せん口数
- 1口あたりの当せん金額
- キャリーオーバー金額
これらを確認すれば、前回から繰越金が増えたのか、減ったのか、ゼロになったのかを判断できます。
3.最新額と次回への繰越額を混同しないキャリーオーバーの表示を見る際は、どの抽せん回の結果なのかが重要です。
例えば、ロト7の第700回で表示された9億495万380円と、第701回終了後の2億3,971万2,635円は異なる金額です。
第701回では1等当せん者が出て12億円が支払われたため、次回に持ち越される金額も変わっています。
古い情報を最新額として紹介しているページには注意が必要です。
【ロトキャリーオーバーに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ロトキャリーオーバーは何等に当たると発生しますか?
A1:特定の等級に当せん者がいない場合、その等級の当せん金総額が次回の1等に繰り越されます。また、1口あたりの当せん金額が最高額を超えた場合も、超過分が繰越対象になります。1等以外の等級も対象です。
Q2:ロト6のキャリーオーバーは最高いくらまでですか?
A2:ロト6の1口あたりの1等最高当せん金額は、通常2億円、キャリーオーバー発生時は最高6億円です。6億円は上限であり、毎回保証される金額ではありません。
Q3:ロト7のキャリーオーバーは最高12億円ですか?
A3:はい。ロト7は通常時の1等最高額が7億円で、キャリーオーバー発生時には最高12億円になります。
Q4:ミニロトにはキャリーオーバーがありますか?
A4:ありません。ミニロトでは、当せん者がいない等級の賞金や上限超過分は、同じ抽せん回の当せん口数がある最上位等級に上乗せされる仕組みです。
Q5:キャリーオーバーが発生すると当たりやすくなりますか?
A5:いいえ。当せん確率は変わりません。繰越金によって変化するのは、1等に当せんした場合の賞金規模です。
Q6:すべての等級に当せん者がいない場合はどうなりますか?
A6:ロト6・ロト7では再抽せんとなります。通常のキャリーオーバーとは異なる取り扱いです。
ロトキャリーオーバーは、当せん者がいない等級の賞金総額や、1口あたりの賞金上限を超えた部分を次回の1等へ繰り越す制度です。
2026年11月2日時点で押さえておきたい要点は次のとおりです。
- ロト6:キャリーオーバーなし。1等最高6億円。
- ロト7:2億3,971万2,635円のキャリーオーバー。1等最高12億円。
- ミニロト:キャリーオーバー制度なし。1等理論値は約1,000万円。
特に重要なのは、1等当せん者が出てもキャリーオーバーが残る場合があること、そして繰越金が増えても当せん確率は変わらないことです。
高額賞金という数字だけに注目するのではなく、当せん金額の上限、賞金の配分、抽せん結果を正しく理解することが大切です。
ロト6・ロト7の最新キャリーオーバー額を確認する際は、抽せん回号と日付を照合し、宝くじ公式サイトやみずほ銀行の当せん番号案内で最新情報を確認しましょう。