東京・文京区根津にある「根津 釜竹(かまちく)」は、手打ちうどんと日本酒、そして明治期の石蔵を生かした建築空間で知られる人気店です。看板の釜揚げうどんをはじめ、ざるうどんや季節の料理を楽しめる一方、行列や麺切れによる早仕舞い、曜日によるメニューの違いなど、訪問前に把握しておきたいポイントもあります。
2026年は日曜・月曜の営業開始に加え、9月24日には日本橋店もオープンしました。店舗情報が混同されないよう、根津店を中心に、公式サイトの営業案内、予約情報、食べログのメニュー掲載内容、口コミを整理。料金の目安から隈研吾氏が手がけた建築、根津駅からのアクセスまで、初めて訪れる人が知りたい情報をまとめます。
【口コミ・評判】根津釜竹は本当においしい?人気の理由と気になる点

根津釜竹の魅力は、うどんそのものの食感と出汁、食事の時間をゆったり楽しめる空間にあります。大阪発祥の釜竹が東京・根津に店を構えたのは2005年10月。食べログでは「うどん EAST 百名店2024」に選出された店舗として掲載されており、長く支持されてきたことがうかがえます。
口コミで目立つ評価要点は、主に次の3つです。
- 手打ち麺の食感:コシの強さ、もちもちとした歯ごたえ、つるりとしたのどごしが好評。
- 出汁の風味:釜揚げうどんのつゆは、かつおの香りや旨みを楽しめるという感想が見られる。
- 店内と庭園:歴史ある石蔵と庭園が、一般的なうどん店とは異なる落ち着いた食事体験につながっている。
2026年6月のホットペッパーグルメ掲載口コミでも、釜揚げうどんのもちもちした食感や、かつおの香りが感じられるつゆ、庭園の美しさが取り上げられています。一方、麺やつゆの味わいを最後まで楽しめるかは個人の好みにも左右されます。しっかりした食感の麺を好む人には魅力的ですが、柔らかい麺を好む人には印象が異なる可能性があります。
評価の数字にも触れておきましょう。食べログでは2026年3月13日更新の掲載情報で3.66、Yahoo!マップでは2026年秋に4.1台の評価が確認できます。ただし、評価点はサービスごとに集計方法や投稿者が異なるため、単純比較はできません。数字だけで判断するよりも、麺、出汁、雰囲気、待ち時間に関する具体的な感想を読むほうが、来店後のミスマッチを防げます。
気になる点として挙げられるのは、昼どきの混雑と料理の提供時間です。口コミには、ピーク時に列ができたという報告がある一方、13時過ぎに訪れて待たずに入店できたという2026年9月の投稿もあります。混雑状況は日によって変わるため、特定の待ち時間を前提に予定を組まないことが大切です。
【メニュー一覧・料金】釜揚げうどんとざるうどん、天ぷら・日本酒を比較
根津釜竹では、曜日によって主役となるうどんが変わります。食べログのメニュー掲載情報では、火曜から土曜は釜揚げうどんとざるうどん、日曜・月曜はかけうどんの日として案内されています。訪問日を決めてからメニューを選ぶのがポイントです。
以下は、食べログの料理メニュー欄とTableCheckのコース掲載情報をもとにした料金の目安です。うどんの価格は食べログ上で税込表記が明確でないため、実際の会計前に店頭のメニューで確認してください。
| メニュー・項目 | 掲載価格・営業時間 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|
| 釜揚げうどん | 1,200円 | 火曜〜土曜。温かいつゆで手打ち麺を味わう定番メニュー。 |
| ざるうどん | 1,200円 | 火曜〜土曜。冷たい麺のコシやのどごしを楽しみたい人向け。 |
| 小海老の天ばらうどん | 1,600円 | 日曜・月曜のみ。曜日限定メニューとして掲載。 |
| 釜玉海苔明太うどん | 1,200円 | 日曜・月曜のみ。釜玉と海苔、明太子の組み合わせ。 |
| おまかせコース6品 | 5,500円(税込) | 前菜、お椀、お刺身、天ぷら、うどん、デザートなど。 |
| おまかせコース9品 | 7,700円(税込) | 焼魚や煮穴子、ステーキなどを含む構成。内容は変更の場合あり。 |
釜揚げうどんとざるうどん、どちらを選ぶべき?
初めてなら、店名にもつながる釜揚げうどんがおすすめです。手打ち麺のもちもち感と、つゆの香りを温かい状態で楽しめます。反対に、麺のコシや表面のなめらかさを重視するなら、ざるうどんが候補になります。温度の違いによって食感の印象も変わるため、好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
日曜・月曜はメニュー構成が異なります。釜揚げうどんやざるうどんを目当てに出かける場合は、火曜から土曜を選ぶのが基本です。
天ぷらや日本酒も楽しむなら、予算は少し多めに。
公式サイトは、素材の旨みを生かした料理と、少量ながら品質にこだわった日本酒を紹介しています。うどん単品だけでなく、天ぷらや季節の酒肴を合わせると、食事の楽しみ方が広がります。
食べログの予算表示では、昼が2,000〜2,999円、夜が5,000〜5,999円の区分です。うどんの掲載価格だけを見て予算を決めるのではなく、料理や飲み物、夜の席料なども含めて考えましょう。食べログ掲載情報ではディナーに1人500円の席料が案内されていますが、適用条件を含め、当日の会計については店舗で確認するのが確実です。
【石蔵・庭園・隈研吾】根津釜竹が食事だけでは終わらない理由
根津釜竹を特徴づけているのは、料理だけではありません。公式サイトによると、店舗の石蔵は明治43年(1910年)に建てられた建物を移築・改装したものです。建築家の隈研吾氏が手がけ、歴史ある建物を現代の飲食空間として生かしています。
古い建物をそのまま保存するのではなく、飲食店としての使いやすさと、建物が持つ時間の厚みを両立させている点が特徴です。歴史的な外観や素材感と、食事の場としての機能が共存することで、うどんを食べる行為そのものに空間を味わう楽しみが加わります。
もう一つの見どころが、店舗の入り口から望める庭園です。公式サイトでは、四季を感じながらくつろげる空間として紹介されています。石蔵の重厚さと庭の緑が対照的で、街中にありながら、食事の時間を落ち着いて過ごせる環境が整っています。
建築や庭園に関心がある人にとっては、うどんを食べてすぐに退店するだけでは少しもったいない店です。谷根千散策の途中に立ち寄り、料理と空間の両方を楽しむ予定を組むと、訪問の満足度を高めやすくなります。
ただし、人気のある空間だからといって、いつでも静かに過ごせるとは限りません。混雑する時間帯にはほかの来店客も多くなります。庭園を眺めながらゆっくり食事をしたいなら、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
【予約方法・営業時間・アクセス】2026年の訪問前に確認したい店舗情報
根津釜竹の住所は、東京都文京区根津2丁目14-18です。東京メトロ千代田線の根津駅1番出口から徒歩約3分。公式サイトと食べログの店舗情報で案内されているアクセスです。
根津1丁目交差点から言問通りを谷中方面へ進み、赤札堂と専用駐輪場の間の道を通って、最初の信号を右へ曲がります。そのまま進むと右手に店舗があります。竹の植え込みが目印です。周辺の街並みに溶け込んだ場所にあるため、初訪問では地図を見ながら向かうと安心です。
営業時間は曜日ごとに異なります。公式サイトの2026年1月14日付のお知らせでは、同年2月から日曜・月曜の営業を開始すると案内されています。掲載されている営業時間は次のとおりです。
- 火曜〜土曜:11:30〜15:00(ラストオーダー14:30)、17:30〜21:30(ラストオーダー20:30)
- 日曜:11:30〜16:00(ラストオーダー15:30)、17:00〜20:00(ラストオーダー19:30)
- 月曜:11:30〜15:00(ラストオーダー14:30)、17:30〜21:30(ラストオーダー20:30)
なお、公式サイトの古いACCESSページには日曜・月曜定休の記載が残っていますが、2026年1月の告知では営業開始が明記されています。古い店舗情報と新しい案内が混在しているため、訪問日が決まったら公式サイトのお知らせや店舗への電話で確認してください。臨時休業や年末年始の営業変更にも注意が必要です。
予約は夜の利用が基本です。公式サイトでは、夜のみ予約を受け付けると案内しています。予約はTableCheckの予約ページから手続きでき、予約時には日付、時間、人数、希望する席、ご予約名、連絡先を指定します。
- 蔵の席の予約は3名以上。
- 7名以上の予約はコースの予約が必要。
- アラカルトでの予約は2時間制。
- コース予約は2時間半制。
席の指定を希望する場合は、予約時に条件を確認しておきましょう。特にグループでの会食や、蔵の席を目的に訪れる場合は、当日空席を探すより事前予約のほうが計画を立てやすくなります。昼の来店は予約前提にせず、当日の混雑を見込んで時間に余裕を持つのが現実的です。
また、2026年9月24日には日本橋店がオープンしたことが公式サイトで告知されています。日本橋店は中央区日本橋本町にある別店舗で、営業時間や所在地も根津店とは異なります。検索結果やSNSで情報を確認する際は、訪問先が「根津 釜竹」なのか「日本橋 釜竹」なのかを必ず確かめてください。
【行列・待ち時間・麺切れ】早仕舞いを避けるための実践ポイント
根津釜竹を訪れる際に注意したいのが、行列と麺切れです。公式サイトは、手打ちうどんのため、麺がなくなり次第閉店すると案内しています。つまり、営業時間内であっても、必ず入店できるとは限りません。
口コミには、平日の11時45分ごろに約20人が並び、入店まで約1時間かかったという2026年4月の報告があります。一方、2026年9月には13時過ぎに待たずに入店できたという投稿も確認できます。これらは個々の来店記録であり、毎日の待ち時間を示す統計ではありませんが、時間帯によって状況が変わることを示しています。
待ち時間をできるだけ抑えたいなら、次の点を意識しましょう。
- 昼のピークを避ける:開店直後や昼の混雑が落ち着いた時間を候補にする。ただし、遅い時間は麺切れのリスクがある。
- 閉店間際を狙わない:営業時間の終了時刻だけでなく、麺の残量によって早仕舞いする可能性を考慮する。
- 時間に余裕を持つ:入店待ちだけでなく、手打ち麺の調理や料理の提供にも時間がかかる場合がある。
- 当日の営業状況を確認する:遠方から訪れる場合や、後に予定がある場合は、公式のお知らせや電話で確認しておく。
うどんの提供を急いでほしい人や、短い休憩時間で食事を済ませたい人には、混雑時の利用が向かない可能性があります。反対に、時間に余裕があり、手打ち麺と空間をゆっくり楽しみたい人なら、待ち時間も含めて計画を組みやすいでしょう。
【プロの結論】根津釜竹に向いている人・訪問前に考えたい判断基準
根津釜竹を選ぶかどうかは、うどんの味だけでなく、食事に何を求めるかで判断するのが合理的です。麺の食感や出汁を楽しみたい人、歴史ある建築や庭園に魅力を感じる人、日本酒と料理を組み合わせたい人には、訪れる価値のある店です。
一方で、価格をできるだけ抑えたい人、短時間で食事を済ませたい人、行列や待ち時間を避けたい人は、曜日や時間帯を慎重に選ぶ必要があります。単品うどんの価格と、酒肴やコースを含む食事全体の予算は分けて考えましょう。
実際に訪問するなら、次の3点を先に決めておくと失敗を防ぎやすくなります。
- 何を食べたいか:釜揚げ・ざるうどんなら火曜〜土曜、日曜・月曜ならその日の限定メニューを確認する。
- どんな時間を過ごしたいか:昼にうどんを楽しむのか、夜に酒肴や日本酒を組み合わせるのかを決める。
- どこまで時間を確保できるか:行列や提供時間を考え、余裕のある予定を組む。夜は予約条件も確認する。
人気店という評判だけを頼りに訪れるよりも、目的と条件を整理してから出かけるほうが、根津釜竹らしい魅力を楽しめます。
【根津うどん釜竹】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:根津釜竹のおすすめメニューは何ですか?
A1:初めてなら、店の看板として知られる釜揚げうどんがおすすめです。麺のコシやのどごしを重視する人はざるうどんも候補になります。火曜〜土曜と日曜・月曜で提供メニューが異なるため、訪問日のメニューを確認してください。
Q2:根津釜竹のランチ予算はいくらですか?
A2:食べログ掲載の予算区分は昼2,000〜2,999円です。釜揚げうどんとざるうどんは各1,200円と掲載されていますが、価格の税込表記は明確でないため、最新の店頭表示を確認しましょう。天ぷらや飲み物を追加する場合は、さらに予算を見込んでください。
Q3:予約なしでも入店できますか?
A3:昼は予約を前提とせず、混雑状況に応じて来店する形になります。夜は公式サイトで予約を受け付けています。昼夜とも、混雑や麺切れによる早仕舞いの可能性があるため、確実に食事をしたい場合は当日の営業状況を確認するのがおすすめです。
Q4:根津釜竹は日曜日・月曜日も営業していますか?
A4:公式サイトの2026年1月14日付のお知らせでは、2月から日曜・月曜も営業すると案内されています。ただし、古いACCESSページには定休日の記載が残っているため、訪問前に最新のお知らせや電話で確認してください。
Q5:根津駅からのアクセスと営業時間を教えてください。
A5:東京都文京区根津2丁目14-18にあり、東京メトロ千代田線の根津駅1番出口から徒歩約3分です。火曜〜土曜は昼11:30〜15:00、夜17:30〜21:30、日曜は昼11:30〜16:00、夜17:00〜20:00、月曜は昼11:30〜15:00、夜17:30〜21:30が公式告知の営業時間です。ラストオーダーや臨時変更も確認しましょう。
根津釜竹は、手打ちうどんのコシと出汁、明治43年築の石蔵を生かした建築、四季を感じられる庭園を一度に楽しめる店です。口コミでは麺やつゆ、落ち着いた雰囲気が評価される一方、行列や提供時間には余裕を持っておきたいところです。
2026年は日曜・月曜の営業開始や日本橋店のオープンなど、店舗情報に動きがありました。根津店を訪れる際は、釜揚げうどん・ざるうどんの提供曜日、夜の予約条件、麺切れによる早仕舞いを確認しておくと安心です。
味だけでなく、歴史ある建物と庭園を含めた食事体験を楽しみたい人にとって、根津釜竹は訪問候補になる一軒です。営業時間やメニューの最新情報を確認し、時間に余裕を持って出かけましょう。