マイケル・ジャクソンは、1958年8月29日、アメリカ・インディアナ州ゲーリーで生まれました。父はジョセフ・ウォルター・ジャクソン、通称ジョー・ジャクソン、母はキャサリン・ジャクソンです。
2人の間には10人の子供が生まれました。マイケルは誕生順で8番目。双子の兄弟ブランドンが生後まもなく亡くなっているため、存命した子供を基準にすると9人きょうだいの7番目に当たります。
父親ジョー・ジャクソンとは?
(1928~2018年)
マイケルの父親であり、ジャクソン5のマネージャーを務めた人物です。もともとは工場労働者やミュージシャンとしての経験があり、息子たちの音楽的才能を見いだしてグループを育てました。
ジョーは子供たちに厳しい練習を課したことで知られています。音楽業界で成功するための指導者だった一方、マイケルは後年、父親との関係や幼少期の厳しい経験について語っています。
つまり、ジョーはジャクソン5を世に送り出した重要人物であると同時に、マイケルの人生を考えるうえで避けて通れない存在でもあります。
母親キャサリン・ジャクソンとは?
(1930年生まれ)
ジャクソン家の母親で、マイケルやジャネットを含む10人の子供を育てました。音楽への関心も深く、クラリネットやピアノを演奏していた人物です。
ジョーが音楽活動を積極的に管理したのに対し、キャサリンは家庭を支える母親として知られています。
2009年にマイケルが亡くなった後、キャサリンは孫であるプリンス、パリス、ビギの養育を担い、同年には3人の正式な後見人に指定されました。
2026年3月には娘ラトーヤと一緒に教会を訪れる姿が公開され、同年5月4日に96歳の誕生日を迎えています。現在は公の場への登場が少なく、家族と過ごす時間を大切にしている様子が伝えられています。
マイケル・ジャクソンの兄弟姉妹一覧ジョーとキャサリンの子供たちは、マイケルだけでなく、音楽やエンターテインメントの世界で活躍した人物が多いことで知られています。
- レビー・ジャクソン(Rebbie Jackson):長女。歌手として活動。
- ジャッキー・ジャクソン(Jackie Jackson):長男。ジャクソン5の初期メンバー。
- ティト・ジャクソン(Tito Jackson):ギタリスト。ジャクソン5のメンバー。2024年9月に70歳で死去。
- ジャーメイン・ジャクソン(Jermaine Jackson):歌手。ジャクソン5の初期メンバーで、ソロ活動も展開。
- ラトーヤ・ジャクソン(La Toya Jackson):歌手、テレビタレント。
- マーロン・ジャクソン(Marlon Jackson):ジャクソン5のメンバー。双子の兄弟ブランドンがいる。
- ブランドン・ジャクソン(Brandon Jackson):マーロンの双子の兄弟。生後まもなく亡くなった。
- マイケル・ジャクソン(Michael Jackson):世界的なソロアーティスト。2009年死去。
- ランディ・ジャクソン(Randy Jackson):兄弟グループに後から加わり、ジャクソンズのメンバーとして活動。
- ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson):末妹。世界的な歌手・パフォーマー。
2026年現在、マイケル、ティト、ブランドンは亡くなっており、ジョーとキャサリンの子供のうち7人が存命です。
ジャネット・ジャクソンとの兄弟関係マイケルの妹で、ジャクソン家の末っ子です。兄と同じく世界的な音楽活動を展開し、独自のアーティストとして確固たる地位を築きました。
2人の関係を象徴する作品が、1995年の楽曲「Scream」です。兄妹で共演したミュージックビデオは大きな話題になりました。
ジャネットはジャクソン5のメンバーではありません。兄の成功に続く形で独自の音楽キャリアを確立した人物です。
また、ジョーにはキャサリンとの子供以外に、Cheryle Ann Terrellとの間に生まれた娘Joh'Vonnie Jacksonもいます。つまり、マイケルには父親を同じくする異母妹も存在します。
Joh'Vonnieは2026年9月のインタビューで、著名な兄弟姉妹とは異なる環境で育った経験や、姉のレビーとの関係について語りました。家系図を正確に理解するには、この異母妹の存在も押さえておきたいところです。
【家系図で一目瞭然】ジャクソン5・元妻・子供3人の関係一覧

マイケルの家族関係は、両親と兄弟姉妹だけでなく、結婚相手や子供たちまで含めると全体像が見えやすくなります。
以下に主要人物の関係を整理しました。
この家系図で特に重要なのは、3人の子供の母親が同じではないことです。プリンスとパリスはデビー・ロウとの間に生まれ、ビギは代理母を通じて誕生しました。
【結婚と離婚の真相】元妻リサ・マリーとデビー・ロウはどんな人物?
マイケルは生涯に2度結婚しています。
最初の妻がエルヴィス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリー、2人目の妻がデビー・ロウです。
1人目の妻:リサ・マリー・プレスリー
(1968~2023年)
エルヴィス・プレスリーとプリシラ・プレスリーの娘。歌手としても活動しました。
マイケルとリサ・マリーは1994年5月18日に結婚しました。
当時、世界的なポップスターとロック界の伝説エルヴィスの娘という組み合わせは、音楽ファンやメディアから大きな注目を集めました。
しかし、結婚生活は長く続かず、1996年1月18日に離婚しています。
2人の間に子供はいません。
リサ・マリーはその後も音楽活動を続けましたが、2023年1月12日に54歳で亡くなりました。マイケルとの結婚は彼女の人生の一時期を占めるものであり、彼女自身もまた独立した音楽家として活動していた人物です。
2人目の妻:デビー・ロウマイケルの2人目の妻で、プリンスとパリスの母親です。看護師として働いていた人物としても紹介されています。
マイケルとデビーは1996年11月15日に結婚しました。
2人の間には次の子供が生まれています。
- 1997年:長男プリンス
- 1998年:長女パリス
しかし、夫婦関係は1999年10月8日に離婚という形で終わりました。
その後、2006年には子供たちの親権について合意し、マイケルが2人の子供の全面的な親権を持つことになりました。
2人の元妻を比較すると?| 比較項目 | リサ・マリー | デビー・ロウ |
|---|---|---|
| 結婚時期 | 1994年5月 | 1996年11月 |
| 離婚時期 | 1996年1月 | 1999年10月 |
| 子供 | なし | 2人 |
| 子供との関係 | 該当なし | プリンス、パリスの母 |
| 主な背景 | エルヴィスの娘・歌手 | 看護師として働いていた |
この2つの結婚で混同しやすいのが、3人目の子供ビギの存在です。
ビギはデビーとの間に生まれた子供ではありません。マイケルが代理母を通じてもうけた子供であり、実母の身元は公表されていません。
【子供3人の現在】プリンス・パリス・ビギは2026年何をしている?
マイケルが亡くなった2009年、プリンスは12歳、パリスは11歳、ビギは7歳でした。
父親を失った3人は祖母キャサリンのもとで養育され、その後、それぞれ異なる人生を歩んでいます。
2026年11月現在の年齢は、プリンス29歳、パリス28歳、ビギ24歳です。
長男プリンス・ジャクソンの現在
1997年生まれ
社会貢献活動や父親の功績を伝える活動に携わっています。
プリンスはマイケルの長男で、フルネームはマイケル・ジョセフ・ジャクソン・ジュニアです。
2026年の大きな話題は、父親の伝記映画『Michael』への参加です。プリンスは同作のエグゼクティブプロデューサーを務め、2026年4月にはABCニュースのインタビューにも登場しました。
また、社会貢献活動を行う「Heal Los Angeles Foundation」にも関わっています。父親が社会問題や子供たちへの支援に関心を寄せていたことを、自身の活動にも生かそうとしています。
2025年8月には、長年交際してきたモリー・シュルマンとの婚約も発表されました。
長女パリス・ジャクソンの現在
1998年生まれ
歌手、モデル、俳優として活動しています。
パリスはマイケルの長女で、デビー・ロウとの間に生まれました。
父親の知名度だけに頼るのではなく、自身の音楽性や表現を追求してきた人物です。
2020年にはアルバム『Wilted』を発表し、音楽活動を本格化させました。
さらに2026年8月21日には、セカンドアルバム『Happiest Day of My Life』をリリースしています。ギターを中心としたロック色の強い作品で、アーティストとしての方向性を示しました。
同年8月12日にはポッドキャスト番組『Call Her Daddy』にも出演し、自身の音楽活動や恋愛、世界中から注目されながら成長した経験について語っています。
父親の伝記映画については、初期脚本に対して不正確だと感じた部分を指摘していたことも報じられています。マイケルの娘という立場だけでなく、自分自身の考えを持つ表現者として活動している点が特徴です。
次男ビギ・ジャクソン(旧ブランケット)の現在
2002年生まれ
映画制作などに関心を持つ、比較的プライベートを重視する人物です。
ビギの本名はプリンス・マイケル・ジャクソン2世です。
ここで注意したいのが、長男のプリンスと名前が似ていることです。
- 長男:プリンス・マイケル・ジャクソン・ジュニア
- 次男:プリンス・マイケル・ジャクソン2世
次男は幼少期に「ブランケット」という愛称で知られていましたが、2015年ごろからビギという名前を使用しています。
2002年に代理母を通じて誕生したことは知られていますが、実母の身元は公表されていません。
ビギは兄や姉と比較してメディアへの露出が少なく、映画制作への関心を持つ人物として報じられています。短編映画『Rochelles』では脚本や監督にも取り組みました。
2026年4月には、兄プリンスとともに父親の伝記映画『Michael』のベルリンでのプレミアイベントに姿を見せています。
3人の子供に共通すること3人の進路は異なりますが、父親の名前を受け継ぐだけでなく、それぞれの方法で自分の人生を築いている点は共通しています。
プリンスは社会貢献や映画制作、パリスは音楽やモデル活動、ビギは映画などのクリエイティブな分野に関心を示しています。
父親の世界的な知名度によって常に注目される環境にありながら、3人が同じ仕事や生き方を選んでいないことも、現在のジャクソン家を理解するポイントです。
【2026年最新ニュース】伝記映画『Michael』と父親の遺産をめぐる問題
2026年は、マイケルの家族にとって大きな節目となる出来事が続いています。
特に注目されたのが、伝記映画の公開と、子供たちの信託財産をめぐる法的な問題です。
2026年公開の映画『Michael』にジャクソン家も参加2026年4月24日に公開された伝記映画『Michael』では、マイケルの甥であるジャーファー・ジャクソンが主役を務めました。
ジャーファーは兄ジャーメインの息子です。つまり、マイケルにとっては甥に当たります。
父親の人生を演じる役を甥が担ったことで、ジャクソン家の世代を超えたつながりも話題になりました。
ABCニュースによると、長男プリンスはエグゼクティブプロデューサーとして映画制作に参加し、父親の音楽活動や人柄を次世代に伝えることを目指しました。
一方、パリスは初期脚本に対して不正確な部分があると指摘していました。
また、映画は1993年の虐待疑惑をめぐる問題を扱う予定だった部分が再撮影で変更され、最終的には1980年代後半までのキャリアを中心とする構成になっています。
このため、映画はマイケルの人生すべてを網羅する記録ではなく、特定の時代を描いた伝記作品として受け止める必要があります。
2026年11月の最新動向:パリスが約6億ドルの信託への移管を求める2026年11月現在、家族をめぐる大きなニュースとなっているのが、マイケルの遺産管理をめぐるパリスの申し立てです。
米誌『PEOPLE』の2026年11月2日付報道によると、パリスはロサンゼルスの裁判所に対し、父親の遺産から約6億ドル(約900億円規模)を子供たちのための家族信託に移すよう求めました。
申し立ては10月29日付で提出されています。
パリス側の主張は、父親が2009年に亡くなってから17年以上が経過しているにもかかわらず、子供たちのために設けられた信託への資金移管が十分に行われていないというものです。
報道によると、遺産管理側の会計資料には2024年末時点で約8億5,000万ドルの現金・現金同等物が記載されており、パリス側は負債などを考慮しても約6億ドルを移管できると主張しています。
一方、遺産管理側は異なる見解を示しています。
主な反論は次のとおりです。
- IRS(米国内国歳入庁)との税務訴訟など、未解決の法的問題が残っている。
- 税金と追徴金をめぐる当初の請求額は約7億ドルだった。
- 子供たちのために、すでに2億ドル以上が分配されている。
- 遺言の規定上、子供たちへの元本の分配は30代以降を想定している。
つまり、パリス側は信託への資金移管の遅れを問題視し、遺産管理側は税務・法務上の事情から全面的な移管が難しいと説明しています。
この申し立ては、2026年12月4日に裁判所で審理される予定です。
2026年11月3日現在、約6億ドルの移管が裁判所によって認められたわけではありません。 パリス側の主張と遺産管理側の反論が対立しており、今後の司法判断が注目されます。
この問題は、マイケルの死後も続く家族の財産管理という側面を示しています。父親の音楽的遺産を引き継ぐことと、実際の財産をどのように管理・分配するかは、別々の課題なのです。
【よくある誤解を解消】マイケル・ジャクソンの家族について知っておきたい事実
家族構成を調べる際には、名前や親子関係の混同が起こりやすいポイントがあります。
特に間違えやすいのが、兄弟姉妹の人数、子供の母親、ジャクソン5のメンバーです。
誤解1:マイケルの子供は2人?正しくは3人です。
デビー・ロウとの間に生まれたプリンスとパリスに加え、2002年に代理母を通じて生まれたビギがいます。
誤解2:ビギの母親はデビー・ロウ?違います。
デビーはプリンスとパリスの母親です。ビギは代理母を通じて生まれた子供で、実母の身元は公表されていません。
誤解3:ジャクソン5にはジャネットも所属していた?ジャネットはジャクソン5のメンバーではありません。
初期の5人はジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロン、マイケルです。1975年のレコード会社移籍後、ジャーメインがグループを離れ、弟のランディが加わりました。グループ名もジャクソンズに変更されています。
誤解4:ジョーとキャサリンの子供は9人?実際には10人です。
ただし、双子のブランドンが生後まもなく亡くなっているため、存命した子供は9人でした。マイケルが9人きょうだいの7番目と紹介される場合と、10人きょうだいの8番目と紹介される場合があるのは、この数え方の違いによります。
【マイケル・ジャクソンの家族】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マイケル・ジャクソンの家族構成は?
マイケルはジョー・ジャクソンとキャサリン・ジャクソンの間に生まれた10人の子供の1人です。兄弟姉妹は9人で、父親には異母妹のJoh'Vonnieもいます。また、2人の元妻と3人の子供がいます。
Q2:マイケル・ジャクソンの子供3人の母親は誰ですか?
長男プリンスと長女パリスの母親は元妻デビー・ロウです。次男ビギは代理母を通じて誕生しており、実母の身元は公表されていません。
Q3:マイケル・ジャクソンの兄弟で現在も活動しているのは誰ですか?
2026年現在、レビー、ジャッキー、ジャーメイン、ラトーヤ、マーロン、ランディ、ジャネットの7人が存命です。それぞれ音楽活動や個人の活動を続けています。
マイケル・ジャクソンの家族構成を振り返ると、音楽一家としての歴史と、世代を超えて受け継がれる芸術的なつながりが見えてきます。
- 父親はジャクソン5を育てたジョー・ジャクソン。
- 母親は2026年に96歳を迎えたキャサリン・ジャクソン。
- 兄弟姉妹にはジャネット、ジャーメイン、ラトーヤなど著名なアーティストがいる。
- 元妻はリサ・マリー・プレスリーとデビー・ロウの2人。
- 子供はプリンス、パリス、ビギの3人。
- 2026年には伝記映画『Michael』が公開され、遺産をめぐる法的問題も続いている。
マイケルの家族を理解する際には、次の3点を押さえることが大切です。
第一に、ジャクソン家は単なる有名人の親族ではなく、複数世代にわたる音楽一家であること。
ジョーとキャサリンの子供たちからジャクソン5が生まれ、マイケルとジャネットがそれぞれ世界的な成功を収めました。さらに次世代のジャーファーが映画で叔父を演じるなど、その文化的な影響は続いています。
第二に、マイケルの3人の子供を同じ立場として扱わないこと。
プリンス、パリス、ビギはそれぞれ異なる母親との関係や成長環境を持ち、現在の活動も異なります。家族という共通点だけで個人の人生を一括りにするべきではありません。
第三に、2026年の家族の動向は、音楽的遺産と財産管理の両面から見ること。
伝記映画への参加や音楽活動は、父親の文化的な遺産を継承する動きです。一方、約6億ドルの信託をめぐる問題は、財産の管理と相続という別の側面を示しています。
マイケル・ジャクソンは2009年に亡くなりましたが、その音楽、兄弟姉妹、子供たちを通じた影響は2026年も続いています。家族の全体像を知ることは、キング・オブ・ポップというスターの華やかな経歴だけでは見えない、ひとりの人間としての人生を理解する手がかりにもなります。