2026年の結果をより深く理解するには、2020年の公式総選挙と2025年の電撃オンライン投票を比較する必要がある。
2020年・第1回キングダム総選挙のTOP202020年に週刊ヤングジャンプが実施した「第1回キングダム総選挙」は、作品のキャラクターを対象とした大規模な人気投票だった。
総投票数は168,105票。当時エントリーした206人のキャラクターを対象に、誌面の応募はがきとウェブ投票で受け付けた。
上位20人の結果は次のとおりだ。
1位:羌瘣(17,312票)
2位:王騎(14,202票)
3位:信(12,620票)
4位:蒙恬(9,469票)
5位:楊端和(8,445票)
6位:桓騎(7,617票)
7位:騰(5,959票)
8位:嬴政(5,928票)
9位:昌平君(5,318票)
10位:バジオウ(4,904票)
11位:王賁(4,832票)
12位:河了貂(4,303票)
13位:麃公(4,226票)
14位:王翦(3,055票)
15位:輪虎(2,454票)
16位:亜花錦(2,411票)
17位:紫夏(2,329票)
18位:李牧(2,018票)
19位:摎(1,811票)
20位:昌文君(1,795票)
出典:週刊ヤングジャンプ「第1回キングダム総選挙」の告知および2020年の結果報道。得票数は当時の結果掲載資料による。
この結果で特筆すべきは、主人公の信を抑えて羌瘣が1位になったことだ。
羌瘣は17,312票を獲得し、2位の王騎にも大きな差をつけた。
また、王騎や桓騎、騰といった将軍クラスの人物だけでなく、紫夏や輪虎など、登場場面が限られるキャラクターにも票が集まっている。
『キングダム』の人気は、登場回数や戦闘能力だけでは説明できないことが、この結果からも読み取れる。
2020年・2025年・2026年の主要キャラクター順位比較同じキャラクターでも、投票の実施年によって順位は変わっている。
- 羌瘣:2020年1位、2025年1位、2026年4位。
- 桓騎:2020年6位、2025年2位、2026年1位。
- 王騎:2020年2位、2025年3位、2026年5位。
- 蒙恬:2020年4位、2025年7位、2026年2位。
- 騰:2020年7位、2025年4位、2026年3位。
- 李信:2020年3位、2025年6位、2026年6位。
- 楊端和:2020年5位、2025年5位、2026年10位。
- 嬴政:2020年8位、2025年13位、2026年14位。
この比較から見えるのは、桓騎と蒙恬の存在感が2026年に強まったことだ。
一方、羌瘣と王騎は長期にわたって上位を維持している。信も順位こそ変動しているものの、3回の調査すべてでトップ6に入っている。
単年度の1位だけを見るより、複数年にわたって上位に残るキャラクターに注目したほうが、長期的な人気の強さを判断しやすい。
【2026年の別調査も検証】王騎が1位になった人気ランキング

2026年のキングダム人気投票で、もう一つ見逃せないのがアニメ!アニメ!の読者アンケートだ。
同媒体は実写映画『キングダム 魂の決戦』の公開を記念し、2026年6月27日から7月3日まで好きなキャラクターについてアンケートを実施。結果を7月10日に発表した。
その順位は以下のとおり。
| 順位 | キャラクター |
|---|---|
| 1位 | 王騎 |
| 2位 | 桓騎・蒙恬(同率) |
| 4位 | 信 |
| 5位 | 羌瘣・騰(同率) |
| 7位 | 楊端和 |
| 8位 | 嬴政 |
| 9位 | 王賁・昌平君(同率) |
ここで重要なのは、電撃オンラインの8月投票とは異なる順位になっている点だ。
| キャラクター | アニメ!アニメ! | 電撃オンライン |
|---|---|---|
| 王騎 | 1位 | 5位 |
| 桓騎 | 2位 | 1位 |
| 蒙恬 | 2位 | 2位 |
| 信 | 4位 | 6位 |
| 羌瘣 | 5位 | 4位 |
| 騰 | 5位 | 3位 |
同じ2026年のアンケートでも、王騎がトップになる調査と桓騎がトップになる調査が存在する。
アニメ!アニメ!の調査は映画公開記念の企画であり、電撃オンラインは原作漫画の全キャラクターを対象とした企画だった。
つまり、調査の目的や回答する読者の関心が異なる。
特に王騎は映画やアニメを通じて作品を知った人にも印象が残りやすいキャラクターだ。対して、桓騎の過去や最期まで原作を読み込んだファンからは、別の評価軸で支持を集める。
この違いが、同じ年における1位の入れ替わりを考えるうえで重要になる。
【順位が異なる理由】キングダムの人気投票を比較するときの4つのポイント
複数のランキングを見ていると、「本当の1位は誰なのか」と疑問に感じる人もいるだろう。
しかし、人気投票には調査ごとの条件がある。順位の違いには、主に4つの理由が考えられる。
1. 投票する人の年齢や性別が異なる読者層が違えば、キャラクターに求める魅力も変わる。
例えば蒙恬は、2026年の電撃オンラインの結果記事で女性票が約9割近くを占めたと紹介されている。
一方、王騎は大将軍としての威厳や信への影響力、桓騎はカリスマ性や複雑な人物像が支持されている。
キャラクターの魅力をどのように評価するかは、投票者の作品への接し方によっても異なる。
2. 投票方法と選択肢の違い2020年の公式総選挙では、ウェブ投票が1人1日1票、誌面の応募はがきでは1枚につき3人に投票できた。
一方、2026年の電撃オンライン企画では、1人1回の投票とされている。
加えて、2025年の電撃オンライン投票は96人の選択肢を用意し、それ以外のキャラクターは自由記入で受け付ける方式だった。
2026年は原作に登場するすべてのキャラクターを対象としている。
こうした違いがある以上、単純に得票数や順位の上下だけで人気の増減を判断するのは難しい。
3. 投票時期と原作の展開が影響するキャラクターの人気は、物語の展開によって変化する。
登場人物の過去が明らかになったり、印象的な戦闘や別れの場面が描かれたりすると、それまでとは違う評価が生まれる。
桓騎はその代表例だ。
残虐な戦い方だけを見れば好き嫌いが分かれやすい人物だが、過去や仲間との関係、最期までの生き様が描かれたことで、支持する読者の評価が深まった。
2025年の2位から2026年の1位への変化は、そうした物語上の印象とも重なる。
4. アニメ・実写映画から入った読者もいる『キングダム』は漫画だけでなく、アニメや実写映画でも展開している。
映像作品をきっかけに漫画を読み始める人もいれば、漫画を長く読み続けている人もいる。
例えば、王騎は実写映画やアニメでも強烈な存在感を放つ。2026年のアニメ!アニメ!の投票で1位になったことも、映像作品を含めた幅広い人気を考える材料になる。
昌平君についても、2026年の電撃オンラインのコメントには、実写映画で演じた玉木宏の印象を評価する意見が見られた。
キャラクターそのものの魅力に加えて、声優や俳優による表現がファンの支持に影響するケースもある。
【公式総選挙と最新投票の違い】得票数はどこまで公表されている?
ここは検索時に特に混同しやすいポイントだ。
2026年の電撃オンライン1位は桓騎だが、これは週刊ヤングジャンプの公式総選挙ではない。
電撃オンラインを運営するKADOKAWA Game Linkageによる独自の読者投票である。
一方、2020年の第1回キングダム総選挙は週刊ヤングジャンプの公式企画だった。
また、2026年には連載20周年を記念した公式の投票企画も実施されている。
ただし、こちらはキャラクターの人気順位を競うものではない。
週刊ヤングジャンプ公式サイトによると、2026年2月の「第1回名場面総選挙」では編集部が選んだ216の名場面を対象に投票が行われた。キャラクターではなく、作品中の印象的な場面を選ぶ企画だ。
人気投票の得票数を整理| 調査 | 総投票数・得票数 | 結果 |
|---|---|---|
| 2020年公式総選挙 | 168,105票 | 羌瘣1位 |
| 2025年電撃オンライン | 4,000票超 | 羌瘣1位 |
| 2026年電撃オンライン | 結果記事に総投票数・個別得票数の記載なし | 桓騎1位 |
| 2026年アニメ!アニメ! | 結果記事に総投票数の記載なし | 王騎1位 |
このように、順位が公開されていても、必ずしも得票数まで公表されるわけではない。
2020年の公式総選挙では、ウェブ投票が102,272票、誌面アンケートが65,833票だったことも報告されている。
対して、2026年の電撃オンラインでは個別キャラクターの得票数が掲載されていない。そのため、2020年と2026年の票数を直接比較することはできない。
検索結果で「2026年の桓騎が圧倒的な得票差で1位」といった表現を見かけても、具体的な票数が示されていなければ、順位以上のことは判断できない。
【プロの結論】キングダムで本当に人気の高いキャラクターは誰なのか
複数の調査を横断して見えてくるのは、人気キャラクターが大きく3つのタイプに分かれることだ。
1. 長期的な支持を集めるキャラクター
羌瘣、王騎、信が代表格だ。
2020年の公式総選挙から2026年の複数調査まで、いずれも上位に登場している。作品を代表する人物として、幅広い読者から支持されている。
2. 物語の深みで評価を高めるキャラクター
桓騎が代表例だ。
一見すると好感を持ちにくい人物でありながら、過去や仲間への思いが描かれることで、読者の評価が変わっていく。
3. 個性や人間的な魅力で支持されるキャラクター
蒙恬や騰が当てはまる。
戦場での強さだけではなく、普段の性格や人間関係、ユーモアなどが人気につながっている。
ランキングを見るときは、次の判断基準を意識するとよい。
- 最新の人気を知りたいなら、2026年8月の電撃オンライン。
- 公式の歴代キャラクター総選挙を知りたいなら、2020年の週刊ヤングジャンプ。
- 映像作品を含めた読者の関心を知りたいなら、2026年7月のアニメ!アニメ!
- 長期的な人気を判断したいなら、複数年の順位を比較する。
強さランキングと人気ランキングも混同してはいけない。最も強い人物が必ずしも最も愛される人物になるわけではないからだ。
【キングダム人気ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新のキングダム人気ランキング1位は誰ですか?
A1:電撃オンラインが2026年8月8日から23日に実施した読者投票では、桓騎が1位です。2位は蒙恬、3位は騰でした。結果は2026年9月30日に発表されています。
Q2:キングダムの公式人気投票で1位になったキャラクターは誰ですか?
A2:2020年の第1回キングダム総選挙では羌瘣が1位でした。17,312票を獲得し、2位の王騎、3位の信を上回りました。
Q3:桓騎はなぜ人気ランキング1位になったのですか?
A3:圧倒的なカリスマ性、常識にとらわれない戦い方、仲間を家族のように大切にする一面が支持されています。残虐さと人間味のある性格のギャップも大きな魅力です。
Q4:蒙恬はなぜ女性ファンから人気があるのですか?
A4:容姿の美しさだけでなく、飄々とした性格、優しさ、戦場での優れた判断力が評価されています。2026年の電撃オンラインの結果記事では、蒙恬への投票の約9割近くが女性票だったと紹介されています。
Q5:羌瘣と王騎はどちらが人気ですか?
A5:調査によって異なります。2020年の公式総選挙では羌瘣が1位、王騎が2位。2026年7月のアニメ!アニメ!では王騎が1位でした。どちらも長期的に高い人気を維持しています。
Q6:2026年のキングダム人気投票で得票数は公表されていますか?
A6:電撃オンラインの2026年の結果記事では、総投票数やキャラクター別の得票数は掲載されていません。確認できるのは順位と投票者のコメントです。
2026年のキングダム人気ランキングでは、電撃オンラインの読者投票で桓騎が1位を獲得した。
2位は蒙恬、3位は騰、4位は羌瘣、5位は王騎という結果になった。
一方、2020年の公式総選挙では羌瘣が1位、2026年7月のアニメ!アニメ!では王騎が1位となっている。
それぞれの調査結果を比較すると、次のことが分かる。
- 桓騎は2025年2位から2026年1位へ上昇。
- 蒙恬も2025年7位から2026年2位へ躍進。
- 羌瘣と王騎は複数年の調査で上位を維持。
- 騰と李信も安定した人気を誇る。
- 投票元や実施時期によってランキングは変化する。
『キングダム』の魅力は、主人公だけでなく、敵味方を問わず一人ひとりの人物に深い背景と信念が描かれていることだ。
桓騎のように物語の進行とともに評価が変わる人物もいれば、王騎や羌瘣のように長い年月を経ても支持され続ける人物もいる。
2026年の1位は桓騎。しかし、歴代の人気を総合的に見るなら、羌瘣・王騎・信も外せない存在だ。
今後の物語の展開や新たな読者投票によって、順位がどのように変化するのかにも注目したい。