最も知りたい試合開始時刻について、当日の記録を整理すると、井上尚弥vs中谷潤人のメインイベントは2026年5月2日21時55分に開始した。
大会公式の開催情報では、東京ドームの開場が13時30分、イベント開始が15時(予定)。つまり、15時は井上尚弥の試合開始時刻ではなく、第1試合を含む興行全体のスタート時刻だった。
当日の進行をリアルタイムで記録したスポーティングニュースによると、メインイベントの開始は21時55分。事前に予想されていた19時40分頃という時刻から、実際には2時間15分遅れてのスタートとなった。
ここで押さえておきたいのが、次の3つの時間の違いだ。
- 13時30分:東京ドーム開場
- 15時:大会開始・第1試合の予定時刻
- 21時55分:井上尚弥vs中谷潤人の実際の試合開始
また、Leminoの配信は14時30分開始予定だった。会場で観戦する場合と、配信で視聴する場合でも、押さえるべき時刻は異なっていた。
【なぜ2時間以上遅れた?】事前予想と実際のタイムテーブルの違い

今回の大会で注目すべきなのは、メインイベントの開始が当初の予想から大きく後ろにずれたことだ。
事前のタイムテーブルは、第1試合から順番に試合時間を積み上げて算出した予想だった。しかし、実際のボクシング興行では、試合が予定ラウンドまで続くか、選手の入場や紹介に何分かかるかによって進行が変わる。
今回の東京ドーム大会では、次の3つの要因が重なった。
1. 全7試合が判定決着となった当日の7試合は、すべて判定まで行われた。第1試合は引き分けで、第2試合以降もKOによる早期終了はなかった。
10回戦なら最大30分のラウンド時間に9分のインターバル、12回戦なら最大36分のラウンド時間に11分のインターバルが必要になる。実際には試合前後の進行も加わるため、試合数が多い大会ほど時間が積み重なる。
スポーティングニュースの当日レポートも、判定決着が続いたことを大会進行が遅れた理由として挙げている。
2. 東京ドーム特有の入場・移動時間東京ドームのような大規模会場では、選手が控室からリングまで移動する時間も無視できない。
選手紹介、リング入場、レフェリーやジャッジの紹介、タイトルマッチのセレモニーなど、試合開始前にも複数の進行項目がある。スポーティングニュースは、舞台裏からリングまでの距離も遅延要因として指摘していた。
3. メインイベントまで6試合が組まれていた井上尚弥と中谷潤人の試合は第7試合。つまり、メインイベントの前に6試合を消化する必要があった。
KO決着が続けば前倒しになる可能性もあったが、今回は全試合が判定まで進んだ。その結果、当初の予想時刻と実際の開始時刻に大きな差が生じた。
この大会は、ボクシングの試合開始時間を予測する際に、単純なラウンド数だけでは不十分であることを示した事例でもある。
【全7試合を一覧】東京ドーム大会のタイムテーブルと試合結果
ここでは、事前に報じられていた開始予想時刻と、当日の進行記録を比較する。
事前予想はGoal.comが掲載した目安、実際の開始時刻はスポーティングニュースの当日更新記録に基づく。予想時刻は公式に確定された開始時刻ではない点に注意したい。
時刻はすべて日本時間。実際の開始時刻は当日の記録。
出典:Goal.comの事前予想、スポーティングニュースの当日進行記録、スポーツナビの試合結果。
この一覧から分かるのは、遅延がメインイベント直前に突然発生したわけではないということだ。
第1試合の開始は15時14分。事前予想との差は14分だったが、第5試合では19時32分、第6試合では20時47分となり、後半に向かうほど予想との開きが大きくなった。
特に井上拓真vs井岡一翔は、事前予想の18時05分に対して実際は19時32分。約1時間27分の差が生じている。その後の武居由樹vsワン・デカンも20時47分に始まり、メインイベントは21時55分となった。
なお、スポーツナビと日本ボクシングコミッションの公式試合報告書では、各試合の勝敗と採点を確認できる。上記の分単位の開始時刻は当日進行記録によるもので、公式の試合報告書に記載された大会開始時刻15時とは区別している。
【試合結果を詳しく解説】井上尚弥が中谷潤人に判定3-0で勝利
大会の最後を飾った井上尚弥vs中谷潤人は、世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチ12回戦として実施された。
試合は12ラウンドを戦い抜く展開となり、KOではなく判定で決着。勝者は王者・井上尚弥だった。
スポーツナビ、日本ボクシングコミッションの試合報告書、ボクシング専門メディアのBoxing Newsはいずれも、井上の3-0判定勝ちを伝えている。
判定スコアは116-112が2人、115-113が1人今回の試合結果を検索する際に注意したいのが、ジャッジ3人の採点だ。
正確な採点は以下のとおり。
- 116-112:井上尚弥支持
- 115-113:井上尚弥支持
- 116-112:井上尚弥支持
したがって、結果は判定3-0(116-112、115-113、116-112)となる。
ネット上で「116-112」とだけ紹介される場合もあるが、これは3人全員が同じ採点だったという意味ではない。116-112が2人、115-113が1人という内訳である。
井上尚弥は4団体統一王座の防衛に成功この勝利によって井上は、WBA、WBC、IBF、WBOの世界スーパーバンタム級4団体統一王座の防衛に成功した。
Boxing Newsの試合レポートは、両者の高度な技術がぶつかったフルラウンドの攻防として、この一戦を報じている。
また、日本ボクシングコミッションの公式報告書には、中谷の9ラウンドでの眉間のカットも記録されている。最終的にはKO決着には至らず、12ラウンド終了後のジャッジ採点によって勝敗が決まった。
【井上拓真vs井岡一翔・武居由樹vsワン・デカン】注目アンダーカードの結果
今回の興行は井上尚弥と中谷潤人の一戦だけでなく、日本ボクシング界を代表する選手が複数出場したことでも注目された。
特に話題となったのが、第5試合の井上拓真vs井岡一翔、第6試合の武居由樹vsワン・デカンだ。
井上拓真vs井岡一翔は拓真が判定3-0第5試合はWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦。王者の井上拓真が挑戦者の井岡一翔を判定3-0で下した。
採点は120-106、119-107、118-108。日本ボクシングコミッションの試合報告書には、井岡が2ラウンドと3ラウンドにそれぞれダウンを記録したことも記載されている。
このカードは、井上尚弥の試合に先立つ重要な世界戦として大会の注目度を高めた。
武居由樹vsワン・デカンは武居が判定勝ち第6試合では、武居由樹が中国のワン・デカンとスーパーバンタム級8回戦で対戦した。
結果は武居の判定2-0。ジャッジの採点は77-75、77-75、76-76だった。
武居の試合はメインイベント直前のセミファイナルに位置づけられ、実際の開始時刻は20時47分。試合終了後にメインイベントの準備と選手紹介が進み、21時55分に井上尚弥vs中谷潤人のゴングが鳴った。
この2試合の結果からも分かるように、東京ドーム大会はメインイベントだけでなく、世界タイトルマッチを含む充実した興行だった。
【Lemino PPV生配信・見逃し配信】現在も試合を見られる?
2026年5月2日の大会は、NTTドコモが展開する映像配信サービスLemino(レミノ)でPPV形式の生配信が行われた。
地上波テレビの通常中継ではなく、PPVチケットを購入して視聴する方式が採用された。大会全7試合が配信対象となっていた。
当時のPPV料金と配信期間料金や配信期間はLeminoの公式特設サイトに掲載されていた情報だ。また、「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」の対象利用者は追加料金なしで視聴できる特典が案内されていた。
2026年11月現在、見逃し配信はどうなっている?ここは現在の視聴希望者にとって要点だ。
当時のPPV見逃し配信期間は2026年5月31日23時59分までと設定されていた。そのため、2026年11月2日時点では、当初案内された見逃し配信期間はすでに終了している。
一方、Leminoの公式特設サイトでは、東京ドーム決戦の舞台裏を追った約1時間のドキュメンタリー作品も紹介されている。これはPPVの全試合アーカイブとは別のコンテンツだ。
現在フル試合映像を見たい場合は、Leminoの最新配信ラインアップや公式ボクシング関連チャンネルの公開状況を確認する必要がある。過去のPPV購入権が現在も有効であると考えるのは避けたい。
【プロの結論】ボクシングの開始時間は予定より当日の進行状況が重要
今回の大会から得られる大きな教訓は、ボクシング興行の開始時間には「大会開始時刻」と「注目試合の実際の開始時刻」という2つの意味があることだ。
東京ドーム大会では、15時に興行が始まり、井上尚弥vs中谷潤人のメインイベントは21時55分に始まった。事前予想の19時40分からは2時間15分の差があった。
こうした時間差を理解するために、試合情報を見るときは次の判断基準を意識したい。
- 大会開始時刻を知りたい人:主催者の公式発表にある開演時刻を確認する。
- メインイベントだけを見たい人:事前予想だけで視聴開始時刻を決めず、当日の進行情報を追う。
- 複数の試合を見たい人:KO決着や判定決着によって後続試合の開始が変わることを考慮する。
- 見逃し視聴を考えている人:PPVの購入条件とアーカイブ視聴期限を必ず確認する。
特に、12回戦の世界タイトルマッチが複数組まれる大会では、予定時刻どおりにメインイベントが始まるとは限らない。試合の進行状況、選手の入場、会場演出まで含めて考える必要がある。
【井上尚弥vs中谷潤人の開始時間】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:井上尚弥vs中谷潤人の試合は何時から始まりましたか?
A1:2026年5月2日21時55分に始まりました。大会自体は15時開始で、メインイベントは第7試合でした。
Q2:井上拓真vs井岡一翔は何時からでしたか?
A2:当日の実際の開始時刻は19時32分です。事前予想では18時05分頃とされていました。結果は井上拓真の判定3-0勝ちでした。
Q3:井上尚弥vs中谷潤人の試合結果はどうなりましたか?
A3:井上尚弥が判定3-0で勝利しました。採点は116-112、115-113、116-112。12ラウンドを戦い抜き、4団体統一王座の防衛に成功しています。
Q4:試合はどこで配信されましたか?
A4:LeminoのPPVで生配信されました。当時の見逃し配信期限は2026年5月31日23時59分まででした。
2026年5月2日に東京ドームで開催された「NTTドコモ presents Lemino BOXING」は、15時に大会が始まり、全7試合が行われた。
井上尚弥vs中谷潤人のメインイベントは、当初の予想より大幅に遅い21時55分開始。6試合のアンダーカードがすべて判定決着となったことなどが、進行時間に影響した。
最終的には井上尚弥が中谷潤人を判定3-0(116-112、115-113、116-112)で下し、4団体統一王座を防衛。井上拓真や武居由樹も勝利を収め、日本ボクシング界にとって大きな一日となった。
「何時から?」という疑問への答えは21時55分。ただし、15時の大会開始とメインイベントの開始は別物であり、事前予想と実際の時刻にも大きな差があった。この違いを理解することが、ボクシングの大型興行を見逃さず楽しむための要点だ。