2026年10月28日現在、浜田省吾の全国ホールツアー「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2025-2026 Under The BLUE SKY」は、8月7日の札幌文化芸術劇場 hitaru公演をもって全日程を終了した。後半戦にあたる「The Second Period」は、5月1日の岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場から始まり、各地で選曲やアンコールの違いが見られた。
この記事では、公式発表による公演日程と、ライブレポートや公開セットリスト記録を照合し、2026年5月1日の岡山初日、8月7日の札幌ファイナルを中心に曲順を整理する。「もうひとつの土曜日」「J.BOY」「君が人生の時…」の位置づけや、日替わり曲、The Moonlight Cats Radio Showの構成にも注目したい。なお、公式発表と異なり、セットリストそのものは公演記録の掲載元によって食い違いがある。
【2026年最新】浜田省吾「Under The BLUE SKY」全公演の開催実績

ソニーミュージック公式サイトが2025年5月1日に発表した「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2025-2026 Under The BLUE SKY」は、2025年9月から2026年1月までの「The First Period」と、2026年5月から8月までの「The Second Period」に分けて開催された全国ホールツアーだ。
2026年4月21日にソロデビュー50周年を迎えた浜田省吾にとって、節目の年をまたぐツアーでもある。8月13日付の音楽メディア「THE FIRST TIMES」のライブレポートも、約1年にわたるツアーの完走を伝えている。
後半戦の主な日程は次のとおり。公演日と会場は公式発表や会場の公演案内で確認できる一方、各公演の詳細な曲順は公開アーカイブによって記載が異なる場合がある。
- 2026年5月1日・2日:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場
- 2026年5月9日・10日:大阪・フェスティバルホール
- 2026年5月19日:愛媛県県民文化会館 メインホール(振替公演)
- 2026年5月22日・23日:愛知県芸術劇場 大ホール
- 2026年5月30日・31日:本多の森 北電ホール
- 2026年8月6日・7日:札幌文化芸術劇場 hitaru
このほかにも北陸、関東、九州、中国地方などを巡り、8月7日に札幌で最終公演を迎えた。なお、愛媛公演は1月に予定されていた公演の振替として5月19日に開催されている。
2026年10月28日時点で、公式サイト上では次回の全国単独ツアーの日程発表は確認できない。現在のセットリストを振り返るなら、終了した「Under The BLUE SKY」の公演記録と、今後のライブ情報を分けて確認するのが確実だ。
【岡山初日】2026年5月1日のセットリストとアンコール
「The Second Period」の初日となった2026年5月1日は、岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場で開催された。公開アーカイブの一つであるLIGNEAの2026年9月25日更新版では、オープニング映像やインターミッションの楽曲も含めて30曲とする記録が掲載されている。
以下は、その公開記録に基づく曲順だ。ライブでの演奏曲、ワンフレーズの披露、映像を使ったオープニングを区別して読む必要がある。
オープニング・本編前半
- 片想い
- BIG BOY BLUES
- 勝利への道
- きっと明日
- 彼女はブルー
- 旅するソングライター(オープニング)
- MAINSTREET
- あれから二人
- マイホームタウン
- HELLO ROCK & ROLL CITY
- ON THE ROAD
The Moonlight Cats Radio Show
- ギターケースの中の僕
- 二人の夏
- 恋の西武新宿線
- 朝からごきげん
- Period of Blue 1990
本編後半
- この新しい朝に
- 悲しみ深すぎて(ワンフレーズ)
- CHAMPAGNE NIGHT(町支寛二と披露)
- ロマンスブルー
- もうひとつの土曜日
- ラストショー
- I am a father
- MONEY
- J.BOY
- 生まれたところを遠く離れて(ワンフレーズ弾き語り)
- とらわれの貧しい心で
アンコール
- 初恋
- 演奏旅行
ダブルアンコール
- 君が人生の時…
この記録では、「もうひとつの土曜日」から「ラストショー」「I am a father」へと続き、「MONEY」「J.BOY」を経て「とらわれの貧しい心で」で本編を締めくくる。その後、「初恋」「演奏旅行」、最後に「君が人生の時…」という構成になっている。
ただし、岡山初日の記録には大きな食い違いもある。ライブ-セットリストやUtaTenなどの別の公開ページでは、「ある晴れた夏の日の午後」「この夜に乾杯!」「悲しみは雪のように」「青の時間」「EDGE OF THE KNIFE」などを含む、23曲構成の異なる曲順が掲載されている。
この差は、インターミッション曲を数えるかどうかという集計方法だけでは説明できない。序盤の選曲自体が異なるため、岡山初日の完全な曲順を調べる際は、掲載元と更新時期を確認することが欠かせない。
【札幌ファイナル】2026年8月7日のセットリスト全曲
ツアー最終公演は2026年8月7日、札幌文化芸術劇場 hitaruで開催された。札幌市民交流プラザの公演案内でも、8月6日・7日の2公演が確認できる。
ここでは、LIGNEAとUtaTenの公開記録でおおむね一致する29曲構成を紹介する。別のセットリスト掲載ページには異なる曲順や曲数の記録もあるため、以下は公開アーカイブに基づく一つの記録として参照してほしい。
オープニング・本編前半
- 旅するソングライター
- MAINSTREET
- この夜に乾杯!
- 終りなき疾走
- きっと明日
- 愛という名のもとに
- 君の名を呼ぶ
- もうひとつの土曜日
- 愛の世代の前に
- ON THE ROAD
The Moonlight Cats Radio Show
- ギターケースの中の僕
- 二人の夏
- 恋の西武新宿線
- 朝からごきげん
- Period of Blue 1990
本編後半
- この新しい朝に
- 悲しみ深すぎて
- CHAMPAGNE NIGHT
- 君と歩いた道
- 紫陽花のうた
- ラストショー
- I am a father
- MONEY
- J.BOY
- 生まれたところを遠く離れて(ワンフレーズ)
- とらわれの貧しい心で
アンコール
- 初恋
- 演奏旅行
ダブルアンコール
- 君が人生の時…
札幌ファイナルの特徴は、序盤に「終りなき疾走」「愛という名のもとに」「君の名を呼ぶ」を置き、「もうひとつの土曜日」から「愛の世代の前に」「ON THE ROAD」へと展開する流れだ。中盤にはThe Moonlight Cats Radio Showの楽曲が並び、後半は「MONEY」「J.BOY」という力強い連続から、本編最後の「とらわれの貧しい心で」へ向かう。
アンコールでは「初恋」「演奏旅行」を披露し、ダブルアンコールの「君が人生の時…」で締めくくる。この終わり方は、7月16日の東京・NHKホール公演を取材したTHE FIRST TIMESのライブレポートにも記録されている。
一方、別の公開アーカイブでは、札幌ファイナルを31曲とし、序盤に「今夜こそ」を置くなど異なる曲順を掲載している。したがって、札幌公演の記録を参照する際も、単純に「29曲」「31曲」といった数字だけで正誤を判断しないことが大切だ。
【公演別比較】曲数・アンコール・変更曲はどう違った?
岡山初日と札幌ファイナルを比較すると、公開記録上の曲数は30曲と29曲。ただし、オープニング映像、インターミッション、ワンフレーズの披露を含むかどうかで集計が変わるため、曲数だけで公演の長さや演奏内容を判断するのは適切ではない。
| 比較項目 | 2026年5月1日・岡山初日 | 2026年8月7日・札幌ファイナル |
|---|---|---|
| 会場 | 岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場 | 札幌文化芸術劇場 hitaru |
| 公開記録の曲数 | 30曲とする記録 | 29曲とする記録 |
| 序盤の特徴 | 「片想い」「BIG BOY BLUES」「勝利への道」など | 「旅するソングライター」「MAINSTREET」「この夜に乾杯!」など |
| 共通する主な曲 | 「もうひとつの土曜日」「ON THE ROAD」「MONEY」「J.BOY」 | 「もうひとつの土曜日」「ON THE ROAD」「MONEY」「J.BOY」 |
| アンコール | 「初恋」「演奏旅行」 | 「初恋」「演奏旅行」 |
| ダブルアンコール | 「君が人生の時…」 | 「君が人生の時…」 |
| 記録上の注意点 | 23曲構成の異なる公開記録も存在する | 31曲構成で異なる曲順を示す公開記録も存在する |
この比較から分かるのは、序盤の選曲が変わっても、後半の核となる楽曲やアンコールの流れには共通点があるということだ。特に「MONEY」「J.BOY」「とらわれの貧しい心で」という本編終盤の並びは、7月16日の東京公演の公開セットリストでも確認できる。
また、The Moonlight Cats Radio Showは単なる曲間の休憩として扱うべきではない。THE FIRST TIMESの2026年8月13日付レポートでは、インターミッションとして位置づけられ、その中の「Period of Blue 1990」にも言及している。通常の本編曲だけを数えたリストと、インターミッションの楽曲まで含めたリストでは、掲載曲数が異なる理由がここにある。
【日替わり曲の読み解き】「もうひとつの土曜日」「J.BOY」はどう響いた?
浜田省吾のセットリストを読み解く際、注目したいのは人気曲の有無だけではなく、どの位置に配置されているかという点だ。
「もうひとつの土曜日」は、岡山初日と札幌ファイナルの双方の公開記録に登場する。前半に置かれることで、ロックナンバーを中心とした流れのなかに、聴き手が歌詞やメロディーにじっくり向き合う時間を生み出している。
「MONEY」から「J.BOY」への流れも重要だ。THE FIRST TIMESの東京公演レポートは、この2曲の連続をライブの大きな盛り上がりとして描いている。個々の楽曲が持つメッセージに加え、連続して演奏することで生まれる勢いが、終盤の構成を支えている。
「君が人生の時…」のダブルアンコールは、公開記録上、岡山初日や札幌ファイナルを含む複数公演で確認できる。アンコールを単なる追加曲としてではなく、ライブ全体の余韻を決定づける最終章として見ると、曲順の意味が理解しやすくなる。
ただし、すべての公演で同じ曲が同じ位置に置かれたわけではない。例えば、岡山2日目の公開記録では、序盤に「今夜こそ」「終りなき疾走」「誰かどこかで」が登場し、ダブルアンコールは「ラスト・ダンス」とされている。初日と翌日を比較するだけでも、日替わりの選曲がライブの印象を変えていたことが分かる。
変更曲を追うときは、曲名だけでなく、前半・後半のどこで登場したか、アンコールか本編か、フル演奏かワンフレーズかという条件まで記録しておくと、公演間の違いを正しく把握しやすい。
【歴代セットリスト比較】50周年ツアーで受け継がれた楽曲と新しい構成
「Under The BLUE SKY」の特徴は、長年親しまれてきた楽曲と、近年の作品や企画を反映した構成が同居していることだ。
過去の「ON THE ROAD 2022」の公開セットリストにも、「ON THE ROAD」「I am a father」「J.BOY」「終りなき疾走」などが記録されている。これらは2025-2026年ツアーの公開記録にも登場しており、浜田省吾のライブを支えるレパートリーが、ツアーをまたいで受け継がれていることがうかがえる。
一方、今回のツアーでは「ギターケースの中の僕」「二人の夏」「恋の西武新宿線」「朝からごきげん」「Period of Blue 1990」などを並べたThe Moonlight Cats Radio Showが、通常の本編とは異なる聴きどころになった。
公式サイトの2026年9月10日付ニュースでは、ツアーのインターミッションで上映された「Period of Blue 1990」の映像公開が告知されている。同曲は、1990年の未発表音源をもとにした企画と結びついており、過去の音楽資産を現在の活動につなぐ役割も持っている。
50周年という節目にあっても、セットリストは代表曲を並べるだけの構成ではない。長く歌われてきた曲をライブの軸に据えながら、企画性のある楽曲や映像演出を組み込み、ひとつの物語として公演を組み立てている点に今回の特徴がある。
また、ライブレポートで記録された曲順は、実際の公演を理解するための貴重な手がかりになる一方、全公演の完全な記録と同じものではない。特定の1公演のレポートを、ツアー全体の固定セットリストとして扱わないことも、歴代公演を比較するうえで重要だ。
【浜田省吾セットリスト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:浜田省吾の2026年最新セットリストはどの公演ですか? A1:直近ツアーの最終公演は、2026年8月7日の札幌文化芸術劇場 hitaru公演です。公開アーカイブでは29曲構成の記録が掲載されていますが、別のページでは異なる曲順や曲数も報告されています。
Q2:2026年5月1日の岡山初日のアンコール曲は何ですか? A2:LIGNEAの公開記録では、アンコールが「初恋」「演奏旅行」、ダブルアンコールが「君が人生の時…」です。ただし、岡山初日は別の公開アーカイブに異なるセットリストがあるため、掲載元を確認して照合する必要があります。
Q3:「もうひとつの土曜日」や「J.BOY」は2026年のツアーで演奏されましたか? A3:はい。岡山初日や札幌ファイナルの公開記録に両曲が掲載されています。「MONEY」から「J.BOY」へ続く流れについては、2026年7月16日の東京・NHKホール公演を扱ったTHE FIRST TIMESのライブレポートでも紹介されています。
Q4:公演ごとに曲数が違うのはなぜですか? A4:日替わりの選曲に加え、オープニング映像、インターミッションの楽曲、ワンフレーズのみの披露を集計に含めるかどうかが異なるためです。加えて、一部の日程では公開アーカイブ同士で曲順そのものが一致していません。
Q5:浜田省吾の次のライブはいつですか? A5:2026年10月28日時点で、公式サイト上では次回の全国単独ツアーの日程発表は確認できません。次の公演を探す場合は、公式サイトのニュースと公演案内を確認するのが確実です。
2026年の「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2025-2026 Under The BLUE SKY」は、5月1日の岡山初日から8月7日の札幌ファイナルまで、日替わりの選曲と共通する定番曲を組み合わせながら全国を巡った。特に「もうひとつの土曜日」「MONEY」「J.BOY」、アンコールの「初恋」「演奏旅行」、そして「君が人生の時…」という締めくくりは、公開記録を比較する際の要点になる。
セットリストを調べるときに押さえたい基準は3つある。第一に、公演日と会場が一致していること。第二に、インターミッションやワンフレーズの披露を含めた集計なのかを確認すること。第三に、アンコールとダブルアンコールを分けて曲順を照合することだ。
公式発表は日程や会場の確認に、音楽メディアのライブレポートは演奏順や演出の理解に、セットリストの公開アーカイブは日付別の比較に役立つ。それぞれの情報の役割を区別すれば、異なる記録に惑わされず、浜田省吾のライブが持つ構成の妙をより深く味わえる。
次回公演の発表を待つ間も、50周年ツアーの記録を振り返ることで、定番曲がどのように受け継がれ、日替わり曲が公演にどんな変化をもたらしたのかを追い続けられる。