活動終了が発表された際、インターネット上ではさまざまな見方が広がった。特に多かったのが、メンバー間の不仲、大野智の脱退、事務所との関係を原因とする説だ。
しかし、公式発表や過去の会見を確認すると、実際に公表された経緯は異なる。
噂と公表された事実の違い不仲が原因で解散した?
2019年の会見で、相葉雅紀はメンバー同士の仲が悪くなったわけではないと説明している。
また、2025年の活動終了発表でも、5人で何度も話し合いを重ねたことが明かされた。不仲を活動終了の理由とする公式説明はない。
大野智が脱退したため嵐が解散した?
大野の自由な生活を望む気持ちが2019年の活動休止のきっかけになったのは事実だ。
ただし、2025年の最終的な活動終了は、約1年半にわたって5人が話し合った結果である。大野一人の意思だけで2026年の決断が決まったわけではない。
事務所との対立が原因だった?
2025年の5人の発表では、新たなスタッフや活動形態を模索した時期があったことも説明されている。そのうえで、長年一緒に仕事をしてきたスタッフと最後の景色を作りたいという考えが示された。
事務所との対立を活動終了の直接的な理由とする発表はない。
「活動休止」と「活動終了」はどう違う?ここは検索ユーザーが混同しやすいポイントだ。
- 2020年の活動休止: グループ活動を止め、再開の可能性を残した状態。
- 2026年の活動終了: 最後のツアーを実施し、嵐としてのグループ活動に区切りをつけた状態。
2019年の発表時点では、解散ではなく活動休止という説明だった。一方、2025年には最後のツアーをもって活動を終了すると明確に発表している。
報道では「解散」という言葉も使われているが、5人自身がファンに伝えた公式表現は「嵐としての活動を終了いたします」だった。
この違いを理解しておくと、2019年の発表と2025年の発表を正しく整理できる。
【プロの結論】嵐が活動終了を選んだ本当の意味とは

嵐の活動終了を振り返ると、最も重要なのは、5人が最後までグループのあり方を変えなかったことだ。
大野智の思いから始まった2017年の話し合いは、2019年の活動休止発表につながった。そして、コロナ禍によってファンに直接感謝を伝える機会を失ったことが、2025年の再始動を後押しした。
ここには、長期間にわたって応援してきたファンとの関係を大切にする姿勢が表れている。
特に注目したいのは、嵐が活動再開そのものを最終目的にしなかったことだ。
5人で再びステージに立つこと、直接パフォーマンスを届けること、そして一緒に歩んできた時間に感謝を伝えること。その目的を果たした後に、グループとしての活動を終える道を選んだ。
これは、長年続いたグループが活動を終える際の一つの選択の形でもある。無理に以前と同じ体制を維持するのではなく、メンバーそれぞれの人生を尊重しながら、グループとしての最後の責任を果たすという考え方だ。
【嵐の活動終了なぜ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐はなぜ2026年5月31日に活動終了したのですか?
A1:5人それぞれの環境や生活が変化する中、何度も話し合った結果です。新型コロナウイルスの影響で休止前最後の1年間にファンの前でパフォーマンスできなかったため、再び5人でコンサートを行い、直接感謝を伝えることを最後の活動にすると決めました。
Q2:嵐の活動休止は大野智が原因だったのですか?
A2:2019年の活動休止を考えるきっかけは、大野智が自由な生活を送りたいとメンバーに伝えたことでした。ただし、最終的な決断は大野一人ではなく、相葉雅紀、松本潤、二宮和也、櫻井翔を含む5人の話し合いによるものです。
Q3:嵐は2026年5月31日の東京ドームで本当に解散したのですか?
A3:2026年5月31日の東京ドーム公演をもって、嵐としてのグループ活動は終了しました。公式発表の表現は「活動終了」です。メンバー個人の芸能活動まで終了したわけではありません。
Q4:嵐のファンクラブは2026年も続いていますか?
A4:嵐のグループ公式ファンクラブは、発表どおり2026年5月末で活動を終了しました。ただし、メンバー個人のファンクラブや会員サービスは、それぞれ別に展開されています。
Q5:活動終了後、大野智は芸能界を引退したのですか?
A5:2026年5月31日付でSTARTO ENTERTAINMENTを退所しましたが、本人は引退を発表していません。個人ファンクラブ「さと島」を開設し、11月には初のバースデーイベントも開催しています。本人の説明は、自分らしくマイペースに活動していきたいというものです。
嵐が2026年5月31日に活動を終了した理由は、単純な不仲や対立ではない。
大野智が2017年に自由な生活を望む気持ちを打ち明けたことから始まり、5人で何度も話し合いを重ねて2020年末の活動休止を決断。その後、コロナ禍でファンに直接感謝を伝えられなかった心残りを埋めるため、2025年に再始動を発表した。
そして2026年、5大ドームを巡るラストツアー「We are ARASHI」を実現し、東京ドームで最後のステージを迎えた。
現在、5人はそれぞれの道を歩んでいる。
- 大野智は個人のペースを大切にした活動へ。
- 櫻井翔はキャスター・俳優として活動を継続。
- 相葉雅紀はテレビ・映画・舞台で活躍。
- 二宮和也は独立した事業を軸に俳優・タレントとして活動。
- 松本潤は自身の会社MJC Inc.を中心に活動を展開。
2026年11月3日には、最後の東京ドーム公演を収録した映像作品も発売された。
嵐が終わらせたのは、5人で活動するグループとしての時間であり、それぞれの人生やファンとのつながりではない。
2019年の活動休止から2026年の活動終了まで、5人が一貫して大切にしてきた「嵐は5人」という思い。その答えが、最後の東京ドーム公演に込められていた。