女優・紅萬子は、NHK連続テレビ小説や時代劇、映画、舞台などで長年活躍してきた大阪出身のベテラン俳優です。読み方は「くれない・まんこ」。2015年から「紅壱子(くれない・いちこ)」の芸名で活動し、2024年4月16日に再び紅萬子へ改名したことでも話題になりました。
2026年11月現在も俳優活動を続けており、NHK夜ドラ『ラジオスター』へのレギュラー出演や、BS日テレの『弁護士 六角心平 京都殺人事件簿2』など、近年もテレビドラマで存在感を発揮しています。加えて、2026年末には新作時代劇『猫侍 -ビギニング-』への出演も予定されています。
【紅萬子とはどんな女優?読み方・年齢・プロフィールを紹介】

紅萬子は、大阪を拠点に長年活動してきた女優です。関西弁を生かした庶民的な役柄から、時代劇の人物、家庭を支える女性まで幅広く演じてきました。
NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説にも複数出演しており、関西のドラマや舞台に親しんでいる視聴者にはおなじみの存在です。
紅萬子の基本プロフィール所属事務所MC企画の公式プロフィールに掲載されている情報を整理すると、次のとおりです。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 芸名 | 紅萬子 |
| 読み方 | くれない・まんこ |
| 生年月日 | 1953年9月12日 |
| 年齢 | 73歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 大阪府 |
| 職業 | 女優 |
| 所属事務所 | MC企画 |
| 過去の芸名 | 紅壱子(くれない・いちこ) |
| 別の芸名 | 旭堂南紅(講談) |
| 身長 | 155cm |
| 趣味 | 麻雀・パチンコ |
| 劇団との関係 | 浪花人情紙風船団の座長として活動 |
生年月日は1953年9月12日。2026年9月12日に73歳の誕生日を迎えています。身長は155cmで、趣味として麻雀やパチンコが所属事務所のプロフィールに掲載されています。
注目したいのは、単にテレビドラマに出演する俳優ではなく、自ら劇団を立ち上げて舞台活動にも取り組んできた点です。演じる側だけでなく、作品を企画し、仲間と舞台を作り上げる側の経験も持っています。
また、紅壱子や旭堂南紅という別名義もあり、活動分野によって名前が異なることが、検索時に情報が分散する一因になっています。
【1972年デビューから現在まで】紅萬子の経歴と主な転換点
紅萬子の芸歴は1972年にさかのぼります。大阪の演劇界を基盤としてキャリアを積み、小劇場や前衛的な演劇を経験した後、テレビドラマや映画へと活動の幅を広げていきました。
若手時代から劇団設立まで應典院の人物紹介によると、紅萬子は1972年に劇団東俳でデビューしました。その後、新劇や前衛劇などの舞台経験を重ね、24歳の頃には自ら劇団「男と女」を立ち上げています。
2018年のSmartFLASHのインタビューでも、新劇から前衛劇へ進み、24歳で劇団を創立した経歴が紹介されています。演劇を仕事として続けるために、自ら表現の場を作ってきたことが分かります。
テレビ出演については、1982年のNHK連続テレビ小説『よーいドン』へのレギュラー出演が大きな転機になりました。本人は当時について、アルバイトをせずに生活できるようになったという趣旨の振り返りをしています。
年代別の経歴・活動年表| 時期 | 出来事・活動 | 関係・意味 |
|---|---|---|
| 1972年 | 劇団東俳でデビュー | 演劇活動の出発点 |
| 1970年代後半 | 劇団「男と女」を創立 | 24歳頃に劇団を主宰 |
| 1982年 | NHK朝ドラ『よーいドン』 | テレビ出演の転機 |
| 1980~2000年代 | NHK大阪制作の朝ドラなどに出演 | 関西を代表する脇役俳優として活動 |
| 1998年 | 旭堂小南陵に入門 | 旭堂南紅の高座名を持つ |
| 2000年10月 | 浪花人情紙風船団を旗揚げ | 劇団活動の新たな展開 |
| 2015年 | 紅壱子へ改名 | 約9年間、この芸名で活動 |
| 2024年4月16日 | 紅萬子へ芸名を戻す | MC企画が正式発表 |
| 2024年12月 | 浪花人情紙風船団の25周年さよなら公演 | 劇団活動の大きな節目 |
| 2025年 | 映画『侍タイムスリッパー』の地上波放送、舞台『じゃりン子チエ』など | 映画・舞台で活動 |
| 2026年 | 『ラジオスター』『弁護士 六角心平 京都殺人事件簿2』など | テレビ出演を継続 |
| 2026年12月~2027年1月 | 『猫侍 -ビギニング-』 | お菊役で出演予定 |
この経歴から分かるのは、紅萬子の活動がテレビ出演だけに依存していないことです。舞台で培った演技経験をテレビや映画に生かし、さらに劇団の主宰者として作品作りにも携わってきました。
SmartFLASHのインタビューでは、大阪制作の朝ドラへのレギュラー出演が10作品に及んだことも紹介されています。長期間にわたり制作現場に呼ばれてきた実績は、関西のドラマ界との深い結びつきを示しています。
【紅萬子から紅壱子へ】2015年の改名経緯と2024年の復帰理由
紅萬子を検索する人が特に気になるのが、なぜ紅壱子に改名し、その後再び紅萬子に戻したのかという点です。
2015年に紅壱子へ改名紅萬子は2015年から「紅壱子」という芸名で活動していました。読み方は「くれない・いちこ」です。
旧芸名の「萬子」は、一般的な日本語の俗語と同じ読みになるため、テレビ出演や名前の紹介などで扱いが難しくなることがあります。このことから、放送上の配慮が改名の背景にあったのではないかという見方もあります。
ただし、2015年の改名について、本人がその理由を具体的に説明した公式資料は確認できません。したがって、放送上の問題だけを改名の確定理由として扱うことはできません。
2024年4月16日に元の芸名へ復帰2024年4月16日、所属事務所のMC企画は「紅壱子 改名のお知らせ」を発表しました。
発表内容は、所属タレントの紅壱子が「紅萬子」に改名するというものです。これによって、約9年間使用していた紅壱子の芸名から、以前の紅萬子へと戻りました。
この公式告知にも、復帰の具体的な理由は記載されていません。心機一転や原点回帰といった解釈は可能ですが、本人や事務所が説明した理由とは区別する必要があります。
改名に関するよくある誤解紅萬子と紅壱子は別人ではありません。同じ女優が時期によって異なる芸名を使用していたものです。
また、2024年公開の映画『あまろっく』では、映画公式サイトのキャスト欄に紅壱子の名前が掲載されています。一方、同年の芸名復帰後は紅萬子として所属事務所のプロフィールに掲載されています。作品の公開時期やクレジットの更新時期によって、表記が異なる場合がある点にも注意が必要です。
現在の正式な芸名を確認する際は、MC企画の最新プロフィールを基準にするのが分かりやすいでしょう。
紅萬子の出演作品は、NHKの連続テレビ小説、時代劇、サスペンス、映画、舞台と幅広いジャンルにわたります。
映画『侍タイムスリッパー』では住職の妻・節子役近年の代表的な出演作として注目されるのが、安田淳一監督の映画『侍タイムスリッパー』です。
紅萬子が演じたのは、住職の妻・節子役です。幕末から現代へタイムスリップした会津藩士を描く作品で、山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎、福田善晴らが出演しています。
本作はインディーズ映画として話題を集め、第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞しました。2025年7月18日には日本テレビ系の金曜ロードショーで地上波初放送され、紅萬子の出演も改めて注目されました。
作品を見た際には、主人公の高坂新左衛門を取り巻く人々の関係にも注目したいところです。節子役は物語の世界に生活感を与える人物の一人です。
映画『あまろっく』にも出演2024年公開の映画『あまろっく』にも出演しています。
同作は兵庫県尼崎市を舞台に、江口のりこ、中条あやみ、笑福亭鶴瓶らが出演する家族ドラマです。人生の変化や家族のつながりを描いた作品で、紅萬子は公開時のキャスト表記では紅壱子名義で参加しています。
『侍タイムスリッパー』のような時代劇コメディーとは異なる現代の家族劇に参加している点からも、出演ジャンルの幅がうかがえます。
NHK朝ドラ・時代劇などのテレビ出演歴MC企画の公式プロフィールには、NHKの連続テレビ小説をはじめ、数多くのテレビ作品が掲載されています。
- 『よーいドン』
- 『純ちゃんの応援歌』
- 『ぴあの』
- 『ほんまもん』
- 『まんてん』
- 『てるてる家族』
- 『だんだん』
- 『雲霧仁左衛門』シリーズ
- 『伝七捕物帳』
- 『わげもん~長崎通訳異聞~』
- 『二十四の瞳』
- 『タイトロープの女』
- 『フェイク 京都美術事件絵巻』
特に『雲霧仁左衛門』シリーズでは、お松役として複数シーズンに出演しています。2025年放送の『雲霧仁左衛門ファイナル』にも出演しており、時代劇との結びつきは現在まで続いています。
映画だけでなく、NHKのドラマや時代劇を通して紅萬子の演技を知りたい人にも、こうした作品群はおすすめです。
【2026年最新】紅萬子の現在は?ラジオスターや新作ドラマへの出演
2026年11月3日現在、紅萬子は引退しておらず、テレビ・映画・舞台で活動を続けています。2026年の出演情報を確認すると、NHKの夜ドラからBS日テレのサスペンスまで、複数のテレビ作品に参加していることが分かります。
NHK夜ドラ『ラジオスター』で海野美千代役2026年の注目作が、NHK総合の夜ドラ『ラジオスター』です。
所属事務所MC企画は2026年3月24日、紅萬子が同作にレギュラー出演すると発表しました。放送開始は3月30日で、毎週月曜日から木曜日の午後10時45分から10時59分までの15分枠で放送されました。
紅萬子の役名は海野美千代です。
物語は、主人公の柊カナデ(福地桃子)が能登での地震をきっかけに、災害FMのラジオパーソナリティーとして活動することになるところから始まります。
共演者には福地桃子、甲本雅裕、渋川清彦、甲斐翔真、常盤貴子らが名を連ねています。
NHKオンデマンドでは第32回が最終回として2026年5月21日に放送されたことが確認できます。そのため、11月現在の放送中作品ではありませんが、2026年の紅萬子を代表する出演作の一つです。
BS日テレ『弁護士 六角心平 京都殺人事件簿2』2026年4月4日には、BS日テレの令和サスペンス劇場『弁護士 六角心平 京都殺人事件簿2』にも出演しました。
主演は船越英一郎。黒谷友香、西村和彦、遠藤久美子、石丸謙二郎、白川和子らが共演しています。
京都の老舗風呂敷店を巡る事件を中心に展開する2時間サスペンスで、紅萬子もキャストに名を連ねています。
2026年12月放送予定『猫侍 -ビギニング-』にも出演2026年11月現在、特に注目したい次回の出演予定が、テレビ朝日・BS朝日系の新作時代劇『猫侍 -ビギニング-』です。
BS朝日の公式発表によると、紅萬子が演じるのはお菊役。江戸の長屋に暮らす大阪出身のおばちゃんで、おしゃべり好きで世話好きな人物として紹介されています。
主演は北村一輝。前野朋哉、高橋克実、宮本茉由らも出演します。
放送予定は次のとおりです。
- 2026年12月29日:テレビ朝日で特別編を放送予定
- 2027年1月4日:BS朝日で連続ドラマ放送開始予定
- 放送時間:毎週月曜日午後10時30分
映画『侍タイムスリッパー』と同じ安田淳一監督が関わる新作であり、紅萬子にとっても時代劇での持ち味を生かせる出演作となりそうです。
テレビガイドWebなどの出演者インタビューでは、大阪弁について本人が次のように話しています。
「大阪弁ってね、ニュアンスでしゃべるんですよ」
関西弁の細かなニュアンスを大切にする姿勢は、今回のお菊役にもつながる見どころです。
2026年10月には舞台にも出演テレビだけでなく、舞台活動も続いています。
2026年10月30日から11月1日まで、大阪・新世界ZAZAで上演された『屋上の女達 リターンズ』に出演しました。洋あおい、未央一、澤井朱香、戸田都康らと共演しています。
この公演は、個性の強い4人の女性が繰り広げるシチュエーションコメディーです。11月3日時点では公演を終えた直後にあたり、紅萬子が現在も舞台の現場に立っていることを示す近況です。
【旭堂南紅・浪花人情紙風船団】紅萬子のもう一つの顔
紅萬子の経歴を理解するうえで欠かせないのが、女優以外の活動です。講談と劇団運営という二つの経験が、現在の表現者としての土台を作ってきました。
旭堂南紅として講談にも取り組む紅萬子は1998年、講談師の旭堂小南陵に入門し、旭堂南紅という高座名も持つようになりました。
講談は、張り扇や扇子を使いながら歴史上の人物や物語を語る伝統芸能です。俳優として台本に沿って人物を演じる仕事とは異なり、語りの技術や間の取り方、声の表現が大切です。
舞台で人物の感情を伝えてきた経験と、講談で物語を聞かせる経験は、どちらも声や言葉を使った表現という点で共通しています。
浪花人情紙風船団の座長として活動紅萬子は2000年10月に「浪花人情紙風船団」を旗揚げしました。MC企画のプロフィールにも、同劇団の座長として紹介されています。
同劇団は大阪を中心に舞台活動を行い、2024年12月6日から8日には近鉄アート館で25周年さよなら公演『朝焼け旅立ちヨヨイのヨイ!』を上演しました。
この公演は劇団にとって大きな節目となりました。なお、MC企画のプロフィールには現在も座長の肩書きが掲載されていますが、2024年のさよなら公演以降の劇団の継続的な活動状況については、個別の公演情報と分けて確認する必要があります。
俳優としての強みは関西の生活感を伝える演技紅萬子の経歴を振り返ると、舞台での経験、講談、NHK大阪制作のドラマ、映画という複数の活動が一つにつながっています。
特に、日常会話のような自然な関西弁や、庶民的な人物の生活感を表現できる点は、出演作品を通じて見えてくる特徴です。
主演として物語を引っ張るだけでなく、周囲の人物に人間味を加える脇役としても長く活動してきたことが、幅広い作品への出演につながっています。
【プロの結論】紅萬子を知るなら芸名より出演歴と舞台経験に注目
紅萬子について調べると、最初に目に入るのは特徴的な芸名と改名の経緯可能性があります。しかし、女優としての本質を知るには、芸名の話題だけで判断しないことが大切です。
1972年のデビューから半世紀以上にわたって舞台・テレビ・映画に出演し、劇団を主宰し、講談にも取り組んできたキャリアそのものが、彼女の大きな特徴です。
作品を選んで紅萬子の演技を見たい場合は、次のような視点がおすすめです。
- 関西の人情劇が好きな人:NHK大阪制作の朝ドラや『ラジオスター』をチェックする。
- 時代劇が好きな人:『雲霧仁左衛門』シリーズや『侍タイムスリッパー』を見る。
- 映画での演技を知りたい人:『あまろっく』『身代わり忠臣蔵』などを確認する。
- 舞台での表現力に興味がある人:劇団公演や近年の舞台出演歴を追う。
反対に、紅萬子という名前だけを手掛かりに出演作を探すと、紅壱子名義で登録された過去の映画やドラマを見落とす可能性があります。2015年から2024年までの作品については、旧芸名でも検索すると経歴を把握しやすくなります。
また、2026年11月現在は『ラジオスター』の放送が終了していますが、今後は『猫侍 -ビギニング-』への出演が控えています。テレビと舞台の両方で活動を続ける姿は、長い芸歴を持つ俳優として注目すべきポイントです。
【紅萬子に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:紅萬子の読み方は何ですか?
A1:紅萬子は「くれない・まんこ」と読みます。2015年から2024年までは「紅壱子(くれない・いちこ)」という芸名を使用していました。
Q2:紅萬子は2026年現在何歳ですか?
A2:1953年9月12日生まれで、2026年11月3日現在は73歳です。
Q3:紅萬子が紅壱子に改名した理由は何ですか?
A3:2015年に紅壱子へ改名しています。芸名の読み方に関する放送上の事情などが背景として推測されていますが、本人や所属事務所が具体的な理由を公式に説明した資料は確認できません。
Q4:紅萬子は2024年に芸名を戻したのですか?
A4:はい。2024年4月16日に所属事務所MC企画が、紅壱子から紅萬子への改名を正式発表しました。
Q5:紅萬子はNHKの『ラジオスター』で何役を演じましたか?
A5:2026年放送のNHK夜ドラ『ラジオスター』で、海野美千代役を演じました。2026年5月21日に最終回が放送されています。
Q6:紅萬子の2026年以降の出演予定はありますか?
A6:2026年12月29日のテレビ朝日特別編と、2027年1月4日開始予定のBS朝日連続ドラマ『猫侍 -ビギニング-』に、お菊役で出演予定です。
紅萬子は1972年にデビューし、NHK朝ドラや時代劇、映画、舞台などで幅広いキャリアを積み重ねてきた大阪出身の女優です。
2015年に紅壱子へ改名した後、2024年4月16日に元の芸名である紅萬子へ復帰しました。現在は73歳で、MC企画に所属し、俳優としての活動を続けています。
2026年にはNHK夜ドラ『ラジオスター』やBS日テレ『弁護士 六角心平 京都殺人事件簿2』に出演。10月には舞台『屋上の女達 リターンズ』にも参加しました。
そして、2026年12月には『猫侍 -ビギニング-』への出演が予定されています。
紅萬子を知るうえで大切なのは、改名の話題だけでなく、半世紀以上にわたる演劇経験と、関西の人情や生活感を伝える演技です。これからの出演作品にも引き続き注目したい俳優の一人です。