2026年現在、国士舘大学柔道部の監督は、男子が塘内将彦(とも うち・まさひこ)監督、女子が山内直人(やまうち・なおと)監督です。男女で指導体制が分かれており、部長もそれぞれ異なります。
男子は2025年の部員による違法薬物問題を受け、吉永慎也前監督と細越淳二前部長が解任されました。その後、活動停止と再開、新指導体制への移行を経て、2026年には全日本学生柔道体重別団体優勝大会で10年ぶり5回目の優勝を達成しています。一方、女子も山内監督のもとで個人戦・団体戦の両面で結果を残しています。
監督の名前だけでなく、これまでの経歴、歴代の指導者、2025年の監督交代の背景、男女それぞれの最新成績まで整理すると、現在の国士舘柔道部がどのような体制で再出発しているのかが見えてきます。
【2026年最新】国士舘大学柔道部の監督は男子が塘内将彦、女子が山内直人

国士舘大学の公式スポーツ情報「KOKUSHIKAN SPORTS」では、男子と女子の柔道部がそれぞれ独立したクラブとして紹介されています。
2026年度の基本情報によると、男子の監督は塘内将彦氏、女子の監督は山内直人氏です。2025年の男子部の問題をきっかけに、女子の指導体制まで一括して変更されたわけではありません。
男子柔道部の監督・部長男子柔道部の現在の指導体制は次のとおりです。
- 監督:塘内将彦
- 部長:古田仁志(体育学部教授)
- 部員数:81名
- 活動場所:多摩キャンパス柔道場
- 主な活動時間:平日16時30分~19時、土曜日9時30分~12時
塘内監督の正式就任は2025年12月1日付です。国士舘大学は2025年11月28日に新指導体制を公表し、部長に古田仁志氏、監督に塘内将彦氏を配置しました。
注目したいのは、監督だけでなく部長も新体制に移行している点です。競技面の指導と、大学スポーツ組織としての運営・管理を改めて整える体制となっています。
女子柔道部の監督・部長女子柔道部は、男子とは異なる指導体制を維持しています。
- 監督:山内直人
- 部長:小山泰文
- 部員数:33名
- 活動場所:町田キャンパス柔道場
- 主な活動時間:平日早朝・夕方、土曜日9時~12時
女子部の公式ページでは「日本一」を目標に掲げ、全日本学生柔道優勝大会、全日本学生柔道体重別団体優勝大会、個人戦での優勝を目指す方針が紹介されています。
男女を比較すると、男子は2025年の組織的な再編を経た新体制、女子は山内監督の指導のもとで継続的に競技力を伸ばす体制という違いがあります。
【監督の経歴】塘内将彦と山内直人はどんな柔道家なのか
現在の監督2人は、いずれも国士舘大学の柔道と深い関係を持つ指導者です。ただし、競技者としての歩みや指導経験には違いがあります。
塘内将彦監督:アテネ五輪代表、旭化成と全日本柔道連盟での指導経験塘内将彦氏は1977年に福岡県で生まれた柔道家です。大牟田高校を卒業後、1996年に国士舘大学体育学部へ進学し、2000年に卒業。同年、旭化成株式会社に入社しました。
大学時代から国内トップレベルの競技経験を積み、国士舘大学が1999年の全日本学生柔道優勝大会と全日本学生柔道体重別団体優勝大会で初優勝した際の競技実績にも名を連ねています。
その後、81kg級の選手として日本代表に選出され、2004年のアテネオリンピックにも出場しました。
主な競技実績は次のとおりです。
- 1999年:世界選手権バーミンガム大会・81kg級日本代表
- 2004年:全日本選抜柔道体重別選手権大会・81kg級優勝
- 2004年:アテネオリンピック・81kg級日本代表
- 2004年:講道館杯全日本柔道体重別選手権大会・81kg級優勝
- 2006年:講道館杯全日本柔道体重別選手権大会・81kg級優勝
- 2007年:全日本選抜柔道体重別選手権大会・81kg級優勝
- 2007年:世界選手権リオデジャネイロ大会・81kg級日本代表
- 2008年:講道館杯全日本柔道体重別選手権大会・81kg級優勝
- 2009年:世界選手権ロッテルダム大会・81kg級日本代表
指導者としての経験も豊富です。
2013年から2024年まで旭化成柔道部のコーチを務め、全日本柔道連盟では2013~2014年に男子ジュニアコーチ、2015~2021年に男子ジュニアヘッドコーチ、2022~2024年には女子シニアコーチを担当しました。
2025年からは旭化成柔道部のアドバイザーとなり、同年12月に母校の国士舘大学男子柔道部監督へ就任しています。
つまり塘内監督は、単に大学OBとして戻ってきた人物ではありません。五輪代表としての競技経験に加え、ジュニアからシニアまで幅広いカテゴリーで指導してきた実績を持っています。
山内直人監督:男子部を率いた実績を持つ女子部の指導者山内直人氏は1964年6月9日、宮崎県生まれの柔道家です。
国士舘高校、国士舘大学を経て、1987年に旭化成へ入社。現役選手として実業団で活動した後、大学柔道の指導者へ転身しました。
山内監督の経歴で特に注目されるのが、男子柔道部の監督を長く務めた経験です。
1996年に国士舘大学の助監督となり、2000年に男子柔道部監督へ就任。2012年までの約12年間に、全日本学生柔道優勝大会で5回、全日本学生柔道体重別団体優勝大会で2回の優勝に導いたと、スポーツコミュニケーションズの人物紹介記事は伝えています。
その後は男子部の副部長やコーチを経験し、2023年4月に女子柔道部監督へ就任しました。
また、国士舘大学の教員情報によると、山内氏は体育学部こどもスポーツ教育学科の教授で、専門分野は柔道です。1987年の体育学部卒業後、大学の研究・教育活動に携わり、2019年には博士課程を修了しています。
研究面では、柔道などのスポーツ指導において、擬音語や擬態語が身体動作のイメージ伝達にどのような役割を果たすかを研究しています。
技を見せるだけでなく、身体の動きを言葉でどう伝えるかという教育・研究の視点を持つことも、山内監督の特徴です。
男子の全国優勝を複数回経験した指導者が、現在は女子部を率いている点は、国士舘大学の柔道指導体制を理解するうえで見逃せません。
【監督交代の経緯】吉永慎也前監督と細越淳二前部長の解任から新体制まで
国士舘大学男子柔道部の監督交代を理解するには、2025年に発生した部員の違法薬物問題を避けて通れません。
今回の交代は、通常の人事異動や競技成績を理由とした監督交代ではありません。部員の不祥事を受け、大学が管理・監督責任を検証し、指導体制そのものを見直した結果です。
2025年6月:部員による大麻使用の疑いが発覚国士舘大学の公表資料によると、大学側は2025年6月13日夜、男子柔道部員に関する情報提供を受けました。
翌14日には警察に相談し、男子柔道部を無期限の活動停止としました。大学の調査では、当時の部員6名に大麻使用の疑いがあることが問題となりました。
この問題を受け、大学は6月28日・29日に開催された全日本学生柔道優勝大会への男子部の出場辞退を決定しました。
国士舘大学は、教育機関としての責任を重く受け止め、事実関係の調査と再発防止策の検討を進めました。
2025年7月:吉永慎也監督と細越淳二部長が解任大学の2025年11月28日付の対応報告によると、男子柔道部の部長と監督について、7月16日開催の国士舘スポーツ協議会で解任が決定しました。
当時の役職は次のとおりです。
- 監督:吉永慎也
- 部長:細越淳二
解任後は、体育学部長の古田仁志氏が監督と部長の代行を務めることになりました。
なお、吉永氏と細越氏の解任は、大学が問題への対応の一環として決定したものです。部員による問題行為を指導者自身が行ったという意味ではありません。大学は管理・監督体制の検証を進めています。
2025年8月:無期限活動停止が解除され、男子部が再開国士舘大学は、活動停止期間中に部員や指導者などへの聞き取り調査を実施しました。
大学の公表では、問題となった学生以外の男子柔道部員について、違法薬物使用の疑いがある者は認められなかったとされています。
加えて、違法薬物乱用防止講習会と、今回の問題に向き合うためのアクティブラーニング講習会を実施しました。
その結果、大学は2025年8月21日付で無期限活動停止の解除を決定し、8月25日から活動を再開しました。
ただし、活動再開と従来の指導体制への復帰は別の話です。大学は管理・監督体制や寮の運営方法を見直し、新しい組織づくりを進めました。
2025年11月28日:塘内将彦監督の就任を発表大学は2025年11月28日、男子柔道部の新指導体制を公表しました。
12月1日付で、古田仁志氏が部長、塘内将彦氏が監督に就任。これによって現在につながる男子柔道部の体制が整いました。
活動再開後の2025年8月31日には、男子部員22名が東京学生柔道体重別選手権大会に出場し、100kg級と100kg超級で合計3名が3位に入賞しています。
一方、2025年10月18日・19日の全日本学生柔道体重別団体優勝大会については、新体制の構築に注力するため出場を辞退しました。
つまり、2025年は活動停止の解除だけでなく、対外試合への段階的な復帰と組織再建を並行させた時期だったのです。
【関係者・歴代監督一覧】国士舘大学柔道部の指導体制を時系列で比較
国士舘大学柔道部の監督交代を整理する際には、男子部の監督と女子部の監督を混同しないことが大切です。
特に山内直人氏は、かつて男子部の監督を務めた後、女子部の監督に就任しています。一方、吉永慎也氏は鈴木桂治氏の後任として男子部を率い、2025年の問題を受けて解任されました。
公表資料や人物紹介記事で確認できる主な指導者の変遷をまとめました。
| 時期 | 人物 | 役職・経緯 |
|---|---|---|
| 2000~2012年 | 山内直人 | 男子柔道部監督。全日本学生優勝大会5回などの実績。 |
| 2012~2020年 | 鈴木桂治 | 男子柔道部監督を務め、2020年10月から総監督に就任。 |
| 2020年以降~2025年7月 | 吉永慎也 | 鈴木氏の後任として男子監督に就任。2025年7月16日付で解任決定。 |
| 2025年7月~11月 | 古田仁志 | 男子部の部長・監督代行を担当。 |
| 2023年4月~現在 | 山内直人 | 女子柔道部監督。男子部での指導経験を生かして女子を指導。 |
| 2025年12月1日~現在 | 塘内将彦 | 男子柔道部監督に就任。 |
この表から分かるように、山内監督は男子部から女子部へ指導の場を移した人物です。2023年4月から女子部を率いているため、2025年の男子部の問題を受けて急きょ女子監督に就任したわけではありません。
また、鈴木桂治氏は2012年に男子部監督に就任し、2020年10月に総監督へ移行しました。吉永氏はその後任として男子部の監督を務めています。
2025年の再編では、古田氏が一時的に監督と部長を兼任する形で組織を支え、最終的に塘内監督を迎えました。
なお、ここで示したのは確認できる主要な指導者の変遷であり、創部以来の全歴代監督を網羅した公式名簿ではありません。
吉永慎也前監督の競技・指導経歴吉永慎也氏は1983年2月8日、福岡県生まれ。甘木中学校、大牟田高校を経て国士舘大学に進学した柔道家です。
現役時代は81kg級を主戦場とし、大学2年時に全日本ジュニア選手権3位、大学3年時には全日本学生柔道優勝大会の優勝に貢献しました。
大学卒業後は新日本製鉄に入社し、実業団個人選手権や講道館杯で優勝。2016年4月に国士舘大学の柔道部コーチに就任しました。
2020年の鈴木桂治氏の総監督就任に伴い、男子柔道部の監督を引き継ぎました。
国士舘大学の教員情報では、吉永氏は2023年から体育学部武道学科の准教授としても在籍しています。監督職の解任と大学教員としての職務は、区別して理解する必要があります。
【指導方針と実態】男子と女子で異なる目標、共通する国士舘の教育理念
監督の名前や競技実績だけでは、現在の国士舘大学柔道部の特徴は十分に理解できません。重要なのは、大学がどのような組織運営と指導方針を掲げているかです。
男子部は「人間的成長」と「競技力向上」の両立を重視2025年11月28日の新指導体制発表で、大学は塘内監督と古田部長のもと、学生の人間的成長を重視した指導方針を示しました。
学生の人間的成長を重視した指導方針のもと、柔道を通じた教育の充実を図るとともに、さらなる競技力向上を目指してまいります。
この方針は、2025年の不祥事を経た男子部にとって、競技成績だけを追い求めるのではなく、学生の生活や人間形成を含めた指導を再構築するという意味を持ちます。
男子部の公式ページでも、活動目的として次の要素が掲げられています。
- 柔道の稽古を通じた心身の鍛錬
- 礼節を重んじる態度の育成
- 学生としての健全な人間形成
- 学業と競技の両立
- 社会・地域・大学から信頼され、応援される柔道部づくり
また、男子部の目標には全日本学生柔道優勝大会と全日本学生柔道体重別団体優勝大会での優勝が含まれています。
2026年10月の大会で優勝した際、塘内監督は「強い国士舘を取り戻す」という気持ちと「応援されるチーム」を掲げてチームづくりをしてきたと振り返りました。
これは、競技力の回復と組織への信頼回復を切り離さずに進める姿勢を示すものです。
女子部は「日本一」と「挑戦と成長」を掲げる女子柔道部の公式スローガンは「日本一」~挑戦と成長の毎日~です。
山内監督の指導のもと、全日本学生柔道優勝大会、全日本学生柔道体重別団体優勝大会、個人戦の各カテゴリーで日本一を目指しています。
女子部の主将コメントでは、勝利だけでなく、仲間を大切にすること、礼節や感謝の心を忘れないこと、周囲に勇気や感動を届けるチームを目指すことが示されています。
こうした姿勢は男子部の掲げる人間形成や礼節とも共通していますが、男子部の2025年の再発防止策と女子部の通常の競技目標を同一視することはできません。
2025年の問題から見える大学スポーツの管理体制今回の問題で大学が見直したのは、監督と部長の人事だけではありません。
2025年11月28日付の大学報告によると、7月1日付で違法薬物問題検討委員会を設置し、部員の状況把握、寮の管理・運営、指導の在り方などを検証しました。
加えて、違法薬物追放委員会を常設委員会として設置。講習会や注意喚起、部員への教育、寮の環境整備などを再発防止策として進めました。
大学の報告では、男子柔道部員への任意の自主検査について、検査対象者全員が陰性だったことも公表されています。
ここで注目したいのは、大学スポーツにおける指導者の役割が、技術指導だけにとどまらないという点です。選手の生活環境や寮の管理、日常的なコミュニケーション、コンプライアンス教育まで含めてチームを運営することが求められています。
2026年の男子部の競技成績は目覚ましいものがありますが、優勝という結果だけで組織再建のすべてが完了したと判断することはできません。継続的な教育と管理体制の運用が、今後の評価を左右します。
【2026年最新成績】男子は10年ぶり5回目の優勝、女子も全国大会で躍進
2026年の国士舘大学柔道部は、男女ともに全国大会や学生大会で実績を残しています。特に男子は、塘内監督の就任後に団体戦で大きな結果を出しました。
男子:2026年10月、全日本学生体重別団体で優勝男子部の2026年最大のトピックは、10月24日・25日に兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で開催された全日本学生柔道体重別団体優勝大会での優勝です。
国士舘大学は、この大会で10年ぶり5回目の優勝を達成しました。
同大会は体重別の7人制団体戦です。軽量級から重量級まで、それぞれの階級の選手が力を合わせる必要があり、チーム全体の総合力が問われます。
国士舘大学はノーシードから出場し、初戦から4回戦まで勝ち上がりました。
準決勝の天理大学戦では、先鋒と次鋒が一本負けを喫して0対2と追い込まれました。しかし、川端倖明選手と畠山凱選手が勝利して追いつき、最後は代表戦へ。81kg級の坪根武志選手が燕返しで有効を奪い、決勝進出を決めました。
決勝の相手は明治大学。6月の全日本学生柔道優勝大会で敗れた相手との再戦でした。
先鋒の竹市裕亮選手が73kg級の試合で内股による技ありを奪取。その後は次鋒から副将までの5試合を引き分けとし、大将の松永烈選手が残り35秒で小外刈りによる有効を奪いました。
こうして国士舘大学は優勝をつかみ、2025年の活動停止と再編を経たチームが、新たな成果を示しました。
塘内監督は大会後、4年生だけでなく、3年生以下の選手やスタンドから応援した部員も含めて、全員でつかんだ優勝だと振り返っています。
男子:6月の全日本学生柔道優勝大会は準優勝2026年6月28日に日本武道館で行われた第75回全日本学生柔道優勝大会では、男子部は準優勝でした。
この大会は体重無差別の7人制団体戦で、体重別団体戦とは競技形式が異なります。
国士舘大学は2023年度大会以来、3年ぶり8回目の優勝を目指していましたが、決勝で敗れ、あと一歩で頂点を逃しました。
しかし、この悔しさが10月の体重別団体優勝大会での雪辱につながったと、大学公式の大会報告は伝えています。
男子:個人戦でも工藤瑠希選手が優勝2026年9月26日・27日に開催された全日本学生柔道体重別選手権大会では、男子100kg超級の工藤瑠希選手が優勝しました。
また、2026年3月のグランプリ・アッパーオーストリアでは、畠山凱選手が3位に入賞しています。
団体戦だけでなく、個人競技でも国士舘大学の選手が結果を残していることが分かります。
女子:東京学生大会で4階級優勝、全日本学生でも3位入賞女子部も2026年に好成績を残しています。
2026年9月6日に開催された東京学生柔道体重別選手権大会では、国士舘大学から4選手が優勝しました。
- 48kg級:納庄千寿選手
- 63kg級:織茂永愛選手
- 70kg級:木下亜連選手
- 78kg超級:荻野友里選手
加えて、48kg級の城戸珊瑚選手、57kg級の赤尾優美香選手、78kg級の三上柚選手も3位に入賞しました。
続く2026年9月26日・27日の全日本学生柔道体重別選手権大会では、女子63kg級の織茂永愛選手が3位に入賞しています。
団体戦では、6月27日の全日本学生柔道優勝大会でベスト8に入りました。仙台大学との試合では代表戦を制して勝ち上がり、準々決勝では環太平洋大学に敗れたものの、上位進出を果たしました。
また、織茂選手は7月のチェコジュニア国際柔道大会でも63kg級で優勝しています。
男女の2026年の主要成績を整理すると、次のようになります。
- 男子:全日本学生柔道体重別団体優勝大会で優勝、全日本学生柔道優勝大会で準優勝、全日本学生体重別選手権100kg超級で優勝。
- 女子:全日本学生柔道優勝大会でベスト8、東京学生体重別選手権で4階級優勝、全日本学生体重別選手権63kg級で3位。
男子が団体戦で日本一を取り戻した一方、女子は個人戦で複数の優勝者を輩出しています。男女それぞれ異なる形で、国士舘の競技力を示したシーズンです。
【国士舘大学柔道部監督】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、国士舘大学男子柔道部の監督は誰ですか?
A1:塘内将彦監督です。2025年12月1日付で正式に就任しました。部長は体育学部教授の古田仁志氏です。
Q2:国士舘大学女子柔道部の監督は誰ですか?
A2:山内直人監督です。2023年4月に女子部の監督へ就任しました。以前は男子柔道部監督として全国大会で複数回の優勝に導いた実績があります。
Q3:吉永慎也前監督はなぜ解任されたのですか?
A3:2025年に男子柔道部員による大麻使用の疑いが発覚した問題を受け、大学が管理・監督責任を検証した結果、2025年7月16日付で部長の細越淳二氏とともに解任が決定しました。
Q4:国士舘大学男子柔道部は2025年に廃部になったのですか?
A4:廃部にはなっていません。2025年6月に無期限活動停止となりましたが、8月21日付で解除が決まり、8月25日から活動を再開しました。
Q5:塘内将彦監督の柔道家としての実績は何ですか?
A5:2004年アテネオリンピック81kg級の日本代表で、全日本選抜柔道体重別選手権大会や講道館杯でも優勝経験があります。全日本柔道連盟では男子ジュニアヘッドコーチや女子シニアコーチも務めました。
Q6:2026年の国士舘大学男子柔道部の最新成績は?
A6:2026年10月の全日本学生柔道体重別団体優勝大会で優勝しました。10年ぶり5回目の優勝です。また、6月の全日本学生柔道優勝大会では準優勝しています。
Q7:山内直人監督は以前、男子柔道部も指導していたのですか?
A7:はい。2000年から2012年まで男子柔道部監督を務め、全日本学生柔道優勝大会で5回、全日本学生柔道体重別団体優勝大会で2回の優勝に導きました。2023年4月からは女子柔道部を率いています。
2026年現在、国士舘大学柔道部の監督は、男子が塘内将彦氏、女子が山内直人氏です。男子の部長は古田仁志氏、女子の部長は小山泰文氏で、男女それぞれ独立した指導体制を取っています。
塘内監督はアテネオリンピック日本代表としての競技経験に加え、旭化成柔道部や全日本柔道連盟での豊富な指導歴を持つ人物です。一方、山内監督は男子部を約12年間率い、全国大会で数々の優勝を経験した後、2023年から女子部の監督を務めています。
男子部は2025年の不祥事によって大きな転換点を迎えました。吉永慎也前監督と細越淳二前部長の解任、無期限活動停止、活動再開、そして塘内監督を中心とする新体制への移行という経緯があります。
その後、2026年には全日本学生柔道体重別団体優勝大会で10年ぶり5回目の優勝を達成。女子も東京学生柔道体重別選手権で4階級を制するなど、男女ともに競技面で存在感を示しました。
国士舘大学柔道部を評価する際に見るべきなのは、監督の知名度や過去の優勝回数だけではありません。競技成績、選手の人間的成長、寮を含む管理体制、大学が掲げる教育方針が継続して実行されているか。この4つの視点が、現在のチームを理解するための判断基準になります。
男子は新体制のもとで伝統の復活を目指し、女子は山内監督の経験を生かしてさらなる日本一を目指す。2026年の国士舘大学柔道部は、男女それぞれの指導体制で次の時代へ進んでいます。