2026年、ジョージ秋山の名作漫画『浮浪雲(はぐれぐも)』がNHK BS時代劇として新たによみがえりました。主演は佐々木蔵之介。妻のかめ役に倉科カナ、息子の新之助役に川原瑛都、番頭の欲次郎役にイッセー尾形が起用され、個性豊かな俳優陣が幕末の品川宿を舞台に物語を彩りました。
加えて、2026年10月28日には続編『浮浪雲2』の制作開始も発表され、2027年1月にNHK BS・BSプレミアム4Kで全8回の放送が予定されています。 2026年版のキャストを振り返るだけでなく、渡哲也・桃井かおりが出演した1978年版や、ビートたけし主演の1990年版との違いも気になるところです。ここでは、主要キャストの役名、人物関係、歴代配役、最新の放送情報をまとめます。
【2026年最新】NHK BS時代劇『浮浪雲』の放送日と続編情報

2026年版『浮浪雲』は、NHK BSとNHK BSプレミアム4Kで放送された全8回の時代劇です。
原作は漫画家・ジョージ秋山の同名作品。幕末の品川宿を舞台に、自由奔放な主人公・浮浪雲と、その家族、問屋場「夢屋」に集まる人々の日常を描いています。
2026年版の放送スケジュール放送情報は次のとおりです。
- 番組名:BS時代劇『浮浪雲』
- 放送開始日:2026年1月4日(日)
- 最終回:2026年3月15日(日)
- 放送局:NHK BS・NHK BSプレミアム4K
- 放送時間:毎週日曜午後6時45分~7時30分
- 話数:全8回
- 主演:佐々木蔵之介
初回のみ午後7時からの放送で、第2回以降は午後6時45分開始でした。
NHKオンデマンドの番組情報でも、第1回「その男、円転自在」から第8回「近藤勇との明暗」までの全8回が確認できます。最終回では新選組の近藤勇が品川宿に現れ、浮浪雲たちの物語が幕を閉じました。
2027年1月に続編『浮浪雲2』が放送決定2026年の大きなニュースが、続編『浮浪雲2』の制作開始です。
NHK財団が運営するステラnetや出演者の所属事務所ソニー・ミュージックアーティスツの告知によると、放送予定は2027年1月、NHK BS・BSプレミアム4K、全8回です。
続編にも佐々木蔵之介、倉科カナ、川原瑛都、イッセー尾形らが出演します。
物語の中心になるのは、思春期を迎えつつある新之助の成長です。父・雲の自由な生き方に戸惑う息子、夫に振り回されながら家庭を支えるかめ、そして夢屋を切り盛りする欲次郎。それぞれの立場から家族の変化が描かれます。
なお、2026年11月3日時点で公表されている放送情報は2027年1月・全8回までで、曜日や具体的な放送時刻はまだ発表されていません。
【2026年版キャスト一覧】佐々木蔵之介・倉科カナらの役名と人物関係
2026年版の魅力は、主演の佐々木蔵之介を中心に、実力派俳優と個性豊かな共演者が集まっていることです。
まずは、検索されることの多い主要キャストと役名を整理します。
2026年版の主要キャスト・役名一覧| 役名 | 俳優 | 人物・役どころ |
|---|---|---|
| 浮浪雲 | 佐々木蔵之介 | 夢屋の主人。かめの夫、新之助の父 |
| かめ | 倉科カナ | 雲の妻。明るく芯の強い女性 |
| 新之助 | 川原瑛都 | 雲とかめの息子 |
| 欲次郎 | イッセー尾形 | 夢屋の番頭 |
| 青田師範 | 渡部豪太 | 新之助が通う青田塾の教師 |
| お倫 | 中越典子 | 品川宿の居酒屋の女将 |
| 春秋親分 | 六平直政 | 品川の親分 |
| 渋沢老人 | 佐戸井けん太 | 近所のご隠居 |
| 定八 | 前野朋哉 | 雲助 |
| 浮舟 | 入山法子 | 物語に登場する女性 |
主要な役名は番組の出演者情報やドラマのキャストデータに基づいています。
佐々木蔵之介:浮浪雲役主人公・浮浪雲を演じる主演俳優。舞台は幕末の品川宿で、運送業を営む夢屋の主人という立場にありながら、仕事にはあまり執着せず、気ままに暮らしています。
浮浪雲は、女物の着物をまとい、額の前で髪を結った独特の風貌が特徴です。
一見すると頼りなく、つかみどころのない人物ですが、人の心の機微を読み取る力に優れています。困っている人をさりげなく助け、相手が自分で人生を切り開くきっかけを与える存在です。
佐々木蔵之介が演じる2026年版では、この飄々とした雰囲気と、人間の本質を見抜く深さの両立が見どころです。
倉科カナ:かめ役浮浪雲の妻・かめを演じます。おおらかで愛情深く、家庭を支えるしっかり者です。
かめは、自由気ままに暮らす夫・雲とは対照的な人物です。
夫が仕事を放り出してふらふらしていても、ただ怒るだけではありません。呆れながらも世話を焼き、家族を守り続けます。
倉科カナが演じるかめの魅力は、強さと愛嬌のバランスにあります。
夫婦のやり取りは、時代劇でありながら現代の家庭にも通じる親しみやすさを生み出しています。
川原瑛都:新之助役雲とかめの息子・新之助を演じます。真面目でしっかりした性格ですが、子どもらしい一面も持っています。
新之助は、奔放な父親の生き方に戸惑いながらも、心の奥では雲を尊敬しています。
父親のように自由に生きることと、社会の中で責任を持って生きること。その違いに悩む姿は、物語に成長ドラマとしての奥行きを与えています。
2027年の続編では、新之助が思春期を迎えることが物語の重要な軸になると発表されています。
イッセー尾形:欲次郎役夢屋の番頭・欲次郎を演じます。雲に代わって店を切り盛りする、実務面の中心人物です。
夢屋が成り立っているのは、雲の自由な振る舞いを支える欲次郎の存在があるからです。
主人が気ままに暮らしている一方、番頭は日々の仕事を着実にこなしています。この対照的な関係が、作品の笑いを生み出す重要な要素です。
イッセー尾形の独特な演技が、欲次郎という人物にどのような味わいを加えるのかも注目ポイントです。
渡部豪太・中越典子らの共演者
渡部豪太:青田師範役
新之助が学ぶ青田塾の教師です。新之助の成長や、周囲の人物との交流に関わります。
中越典子:お倫役
品川宿の居酒屋「ちょっとこ」の女将。坂本龍馬が登場する第2回でも物語に関わります。
このほか、六平直政、佐戸井けん太、前野朋哉、入山法子も出演しています。
なお、中越典子の役名は出演者情報では「お倫」とされていますが、NHKオンデマンドの第6回あらすじには「お輪」という表記も見られます。検索時に異なる表記が出てくる理由の一つです。
【人物相関と見どころ】浮浪雲を取り巻く家族・夢屋・品川宿の人々
『浮浪雲』は、主人公の活躍だけを描く時代劇ではありません。
家族、仕事仲間、町の住人、そして幕末の歴史上の人物が複雑に関わりながら、それぞれの人生を描いていきます。
物語の中心は雲・かめ・新之助の家族中心となるのは、雲、かめ、新之助の3人です。
雲は自由を愛し、周囲の価値観に縛られない人物。かめは家庭を守る現実的な存在で、新之助は父と母の異なる生き方を見ながら成長していきます。
この家族関係が、作品全体に温かみを与えています。
夢屋を支える欲次郎と町の仲間たち夢屋は、雲が主人を務める問屋場です。
しかし、実際に店を切り盛りしているのは番頭の欲次郎。雲の自由奔放な性格と、欲次郎の堅実な働き方が対照的に描かれます。
加えて、青田師範や春秋親分、渋沢老人、定八など、さまざまな人物が品川宿の日常を形づくっています。
幕末の歴史上の人物も登場2026年版では、庶民の日常に加え、幕末の歴史を彩る人物たちも登場しました。
代表的なゲストは次のとおりです。
- 清水次郎長:加藤雅也
- 坂本龍馬:中山優馬
- 沖田総司:藤枝喜輝
- 近藤勇:和田正人
- 忠次:野村周平
NHKオンデマンドの各回のあらすじでも、龍馬や沖田総司、近藤勇らが登場することが確認できます。
歴史上の人物を主人公にした物語ではなく、あくまで品川宿で暮らす人々の視点から幕末を描く点が、この作品ならではの面白さです。
【1978年版キャスト】渡哲也・桃井かおりと2026年版の違い
『浮浪雲』の過去のテレビドラマを語るうえで欠かせないのが、1978年のテレビ朝日版です。
この作品では、石原プロモーションが制作に関わり、石原裕次郎が制作を担当。主人公の浮浪雲を渡哲也、妻のかめ女を桃井かおりが演じました。
1978年版の主要キャスト| 役名 | 1978年版の俳優 |
|---|---|
| 浮浪雲 | 渡哲也 |
| かめ女 | 桃井かおり |
| 新之助 | 伊藤洋一 |
| 青田師範 | 柴俊夫 |
| 渋沢老人 | 笠智衆 |
| 春秋親分 | 山本麟一 |
| 欲次郎 | 谷啓 |
| 定八 | 志賀勝 |
当時の配役情報は、カンテレドーガの作品紹介でも確認できます。
渡哲也版と佐々木蔵之介版の比較両作品の最大の共通点は、主人公の雲が社会の常識にとらわれず、独自の価値観で生きていることです。
一方、演じる俳優や制作時代は異なります。
| 比較項目 | 1978年版 | 2026年版 |
|---|---|---|
| 放送局 | テレビ朝日 | NHK BS |
| 主演 | 渡哲也 | 佐々木蔵之介 |
| かめ | 桃井かおり | 倉科カナ |
| 新之助 | 伊藤洋一 | 川原瑛都 |
| 欲次郎 | 谷啓 | イッセー尾形 |
| 青田師範 | 柴俊夫 | 渡部豪太 |
| 脚本 | 倉本聰・金子成人 | 高田亮・清水匡 |
| 音楽 | 大野克夫 | 遠藤浩二 |
1978年版では、倉本聰と金子成人が脚本を担当し、大野克夫が音楽を手がけました。2026年版では高田亮と清水匡が脚本を担当し、遠藤浩二が音楽を担当しています。
注目したいのは、同じ役柄でも俳優が変わることで、作品の印象が変化する点です。
渡哲也版は昭和の時代劇を代表する俳優が集まった作品であり、桃井かおりのかめも印象的な存在でした。
一方、佐々木蔵之介版は、NHK BS時代劇として家族の関係や人間模様を軸に再構成されています。
どちらが優れているという単純な比較ではなく、同じ原作を異なる時代の俳優と演出で楽しめることが、歴代ドラマを見比べる醍醐味です。
【歴代ドラマキャスト一覧】1990年版・2026年版と原作漫画の歴史
『浮浪雲』は1978年版だけではありません。
1990年にはTBSでもドラマ化され、ビートたけしが主演を務めました。
小学館の公式資料でも、1978年の渡哲也主演版と1990年のビートたけし主演版という、過去2度のテレビドラマ化が紹介されています。2026年のNHK版は、その後に登場した新たな実写ドラマ化作品です。
1990年版はビートたけし・大原麗子が出演1990年版は、1990年10月11日から1991年3月28日までTBS系で放送された作品です。
主な出演者には次の俳優が名を連ねています。
- ビートたけし
- 大原麗子
- 田村高廣
- 加藤治子
- 地井武男
- 松村雄基
- 高橋寛
- 安達美加
全23回の連続ドラマで、脚本は宮川一郎、吉本昌弘らが担当しました。
1978年版の渡哲也・桃井かおりとは異なる俳優陣によって、原作の世界が描かれています。
原作漫画は44年間続いた長寿作品作者:
掲載誌:ビッグコミックオリジナル
連載開始:1973年
連載終了:2017年
原作漫画は1973年12月5日発売の「ビッグコミックオリジナル」24号から連載が始まりました。
そして2017年9月20日発売号で最終回を迎え、約44年間の歴史に幕を下ろしています。
小学館の公式発表によると、連載は全1039話に及びました。単行本は全112巻で完結しています。
作品の舞台は幕末の品川宿です。
主人公の雲は、問屋場「夢屋」の主人でありながら、一般的な成功や出世には興味を示しません。自由気ままに暮らしながら、周囲の人間に影響を与えていきます。
作品の魅力は、歴史上の人物を登場させながらも、物語の中心をあくまで庶民の暮らしに置いていることです。
そのため、単なる歴史漫画ではなく、夫婦関係、子育て、人間関係、生き方など、時代を超えて共感できるテーマが描かれています。
【プロの結論】浮浪雲の歴代キャストを比較するときのポイント
『浮浪雲』の歴代ドラマを比較する際には、単に主演俳優だけを見るのではなく、作品が制作された時代や、周囲の人物の配役にも注目することをおすすめします。
特に重要なのは次の3点です。
1. 2026年版はNHKによる新しい実写化作品2026年のNHK BS版は、1978年版の再放送ではありません。
同じジョージ秋山の原作をもとに、佐々木蔵之介を主演に迎え、倉科カナ、川原瑛都、イッセー尾形ら新しいキャストで制作された作品です。
過去作の配役をそのまま引き継いだものではありません。
2. 1978年版と2026年版は主要人物の配役比較が面白いとりわけ注目したいのは、以下の4組です。
- 渡哲也と佐々木蔵之介:浮浪雲
- 桃井かおりと倉科カナ:かめ
- 伊藤洋一と川原瑛都:新之助
- 谷啓とイッセー尾形:欲次郎
同じ人物でも、俳優の個性や演技の方向性によって、違った魅力を感じられます。
3. 続編は新之助の成長が重要な見どころ2027年1月放送予定の『浮浪雲2』では、新之助が思春期を迎え、家族の関係にも新たな変化が生まれます。
2026年版で描かれた家族の関係を知っておくと、続編をより深く楽しめます。
特におすすめなのは、2026年版の主要キャストを把握してから1978年版を見比べる方法です。
昭和と令和、それぞれの時代における浮浪雲の表現の違いや、かめ・新之助・欲次郎の人物像を比較できます。
【浮浪雲ドラマキャスト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年版『浮浪雲』で佐々木蔵之介は何役ですか?
佐々木蔵之介は主人公の浮浪雲役です。幕末の品川宿にある問屋場「夢屋」の主人で、自由気ままに生きながら人々の人生に関わっていく人物です。
Q2:倉科カナ・川原瑛都・イッセー尾形は何役ですか?
倉科カナは雲の妻・かめ役、川原瑛都は息子の新之助役、イッセー尾形は夢屋の番頭・欲次郎役です。
Q3:1978年版で渡哲也と桃井かおりは何役でしたか?
渡哲也が浮浪雲役、桃井かおりがかめ女役でした。新之助役は伊藤洋一、欲次郎役は谷啓、青田師範役は柴俊夫です。
Q4:NHK版『浮浪雲2』はいつ放送されますか?
2027年1月にNHK BSとBSプレミアム4Kで放送予定です。全8回と発表されていますが、具体的な放送日と曜日・時間は2026年11月3日時点で公表されていません。
Q5:『浮浪雲』の原作漫画は誰が描いた作品ですか?
漫画家のジョージ秋山による作品です。1973年に連載を開始し、2017年に約44年間の連載を終えました。全1039話、単行本全112巻の長編漫画です。
2026年のNHK BS時代劇『浮浪雲』は、佐々木蔵之介を主演に、倉科カナ、川原瑛都、イッセー尾形、渡部豪太、中越典子らが出演した全8回の作品です。
歴代キャストを振り返ると、1978年版では渡哲也と桃井かおり、1990年版ではビートたけしと大原麗子が出演し、それぞれの時代に独自の『浮浪雲』を作り上げてきました。
そして2026年10月28日には、待望の続編『浮浪雲2』の制作開始が発表されました。
2027年版では新之助の成長や、かめと雲の夫婦関係、欲次郎が支える夢屋の日常など、前作から続く人物たちの新たな姿が描かれる予定です。
歴代キャストの違いを知ることは、同じ原作が時代ごとにどのように受け継がれてきたかを知ることでもあります。 1978年版、1990年版、2026年版を見比べながら、ジョージ秋山が描いた浮浪雲の世界を改めて楽しんでみてください。