福山雅治の紅白出演歴には、もう一つ特徴がある。それは、番組の後半や白組の最後など、視聴者の注目が集まる時間帯に登場する機会が多いことだ。
歴代の出演順と大トリの実績特に大きな転換点となったのは2020年から2022年の3年間である。
- 2020年(第71回):「家族になろうよ」で白組のトリを担当。
- 2021年(第72回):「道標 ~紅白2021ver.~」で2年連続の白組トリ。
- 2022年(第73回):「桜坂」で自身初の大トリを担当。
- 2023年(第74回):「HELLO~想望」スペシャルメドレーで白組のラストを担当。
- 2024年(第75回):「ひとみ~少年」SPメドレーで白組のトリを担当。
- 2025年(第76回):「クスノキ-500年の風に吹かれて-」を披露。通常の歌手別曲順では40番目に登場。
ここで注意したいのは、白組のトリと番組全体の大トリは異なるという点だ。
2022年は福山雅治が紅組のMISIAより後に歌い、番組全体を締めくくった。一方、2023年と2024年は白組の最後を担当したものの、番組全体の最後はMISIAだった。
2025年も通常の対戦形式では白組の大トリではなく、福山の歌唱後には玉置浩二、MISIA、Mrs. GREEN APPLEなどのステージが続いた。
2022年「桜坂」の反響は特に大きかった福山の紅白出演を振り返る際、2022年の「桜坂」は欠かせない。
同年の第73回では、初めて番組全体の大トリを務めた。2000年に発売された代表曲を披露し、ピンクを基調とした衣装と桜を思わせる演出も注目された。
日刊スポーツの報道によると、2022年紅白の歌手別視聴率では、福山が「桜坂」を歌い終えた午後11時39分に関東地区で39.5%を記録。歌手別の最高値となった。
これは、長年のヒット曲を持つ福山の知名度だけでなく、番組終盤を任される存在感を示す数字でもある。
2025年の「クスノキ」に対する評判は?2026年1月にAll About ニュース編集部が実施したアンケートでは、2025年の第76回紅白について、福山雅治が「白組で感動した出演者」ランキングで34票を獲得し、同率2位となった。
調査対象は全国の10~70代の男女300人。福山のステージについては、次のような評価が紹介されている。
- 大勢のコーラスと一緒に歌う映像が壮大だった。
- 稲葉浩志との特別企画での共演に迫力があった。
- 歌詞の背景を知ったうえで聴くと、より心に響いた。
特に注目すべきなのは、歌唱力や演出だけでなく、楽曲の背景にある長崎の被爆樹木や平和への願いも評価の対象になっていることだ。
もちろん、300人のアンケート結果が日本全国の視聴者全員の意見を代表するわけではない。それでも、2025年の福山のステージが視聴者の印象に残ったことを示す一つの材料になる。
【2026年の出場可能性】福山雅治は19回目の紅白出演を果たす?

ここまでの記録を踏まえると、福山雅治の2026年出場には期待できる材料がある。
ただし、18回目までの出演実績と、19回目の出場決定は別の話だ。
出場の可能性を判断する3つのポイント1.17年連続という継続実績
2009年から2025年まで連続出場していることは、大きな判断材料になる。
紅白では、その年のヒット曲や話題性だけでなく、番組全体の構成や視聴者層との相性も考慮される。幅広い年代に知られた楽曲を持つ福山は、番組の構成上も起用を検討しやすいアーティストと考えられる。
2.NHKとの音楽的な接点
2025年の「クスノキ-500年の風に吹かれて-」は、NHK「みんなのうた」での放送や、戦後80年に関連した取り組みとも結びついていた。
こうした番組との接点は、単なる出演回数とは異なる強みだ。
ただし、2025年の企画実績が2026年の出演を約束するものではない。
3.2026年の音楽活動と年末のスケジュール
出場の判断材料としては、2026年に発表した作品、音楽活動の状況、年末の公演予定なども重要になる。
NHKがどのようなテーマで番組を構成するのかも関係するため、過去の出場回数だけで決めつけることはできない。
2026年の出場予想と確定情報の違い| 判断材料 | 現時点での評価 |
|---|---|
| 過去の出場回数 | 18回と実績十分 |
| 連続出場記録 | 17年連続 |
| NHKとの接点 | 音楽番組・大型企画で実績あり |
| 2026年の正式発表 | 未発表 |
| 2026年の歌唱曲 | 未定 |
| 19回目の出演 | 可能性はあるが未確定 |
現状では、福山雅治を2026年の有力な注目候補として見ることには合理性がある。一方、出場が濃厚、あるいは内定済みと断定できる公式情報はない。
2026年に披露されるなら何を歌う?ファンが気になるのは、19回目の出演が決まった場合の歌唱曲だろう。
過去の選曲傾向から考えると、次のような方向性が考えられる。
- 「クスノキ」関連:2025年の被爆80年を背景とした楽曲のメッセージを引き継ぐ選曲。
- 「桜坂」などの代表曲:幅広い世代に知られるヒット曲を中心としたステージ。
- 2026年の新曲:その年の音楽活動を象徴する作品を披露する構成。
- スペシャルメドレー:過去の周年企画のように複数の代表曲を組み合わせる演出。
ただし、これらは過去の選曲を参考にした予想であり、2026年の曲目を示すものではない。
個人的に注目したいのは、2025年の「クスノキ」とは異なる角度から、福山雅治の音楽的なキャリアを振り返るようなステージが実現するかどうかだ。
【福山雅治の紅白】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:福山雅治は2026年の紅白に出場しますか?
A1:2026年11月3日時点では、第77回NHK紅白歌合戦の出場歌手一覧が未発表のため、福山雅治の出演も確定していない。
Q2:福山雅治の紅白出場回数は何回ですか?
A2:2025年の第76回までで通算18回。1993年に初出場し、2009年から2025年まで17年連続で出演している。
Q3:2025年の紅白で福山雅治が歌った曲は何ですか?
A3:「クスノキ-500年の風に吹かれて-」。長崎・山王神社の被爆クスノキを題材にした楽曲である。また、特別企画では稲葉浩志と「木星 feat. 稲葉浩志」を披露した。
Q4:福山雅治の紅白初出場はいつですか?
A4:1993年の第44回NHK紅白歌合戦。歌唱曲は「MELODY」だった。その後、2009年に16年ぶりに復帰している。
Q5:福山雅治は紅白の大トリを務めたことがありますか?
A5:ある。2022年の第73回で「桜坂」を歌い、自身初の大トリを担当した。2020年、2021年も白組のトリを務めている。
Q6:2026年の福山雅治の紅白出演順や歌唱曲は発表されていますか?
A6:11月3日時点では、出場歌手自体が未発表のため、曲目と出演順も決まっていない。出演が決まった場合、曲目や曲順は12月に発表されると予想される。
Q7:「クスノキ-500年の風に吹かれて-」はどんな曲ですか?
A7:2014年発表の「クスノキ」を、戦後80年の2025年に新たに編曲・再録した楽曲。長崎の被爆クスノキを題材に、命の尊さや平和への願いを表現している。
福山雅治の紅白出演歴を振り返ると、1993年の初出場から2025年の18回目まで、長い年月をかけて番組との関係を築いてきたことが分かる。
特に2009年から続く17年連続出場は、安定した音楽活動と幅広い知名度を示す実績だ。
2025年の「クスノキ-500年の風に吹かれて-」は、単なるヒット曲の披露にとどまらず、長崎の被爆樹木を通じて命や平和について考える機会を届けた。稲葉浩志との特別共演もあり、18回目にふさわしい印象的な出演となった。
2026年の第77回NHK紅白歌合戦については、11月3日時点で福山雅治の出場は未確定。 19回目の出演が実現するかどうかは、今後のNHKによる出場歌手発表が判断の基準になる。
注目すべき情報は、次の3つだ。
1. 11月中旬ごろに予定される出場歌手の発表。
2. 12月の歌唱曲発表と、福山雅治の選曲。
3. 12月下旬の出演順・曲順発表。
18回の出演実績を持つ福山雅治が、2026年も大みそかのステージに立つのか。19回目の出演と新たな歌唱曲の発表に期待したい。