旧『COUNT DOWN TV』の進行を担当していたのは、基本的に3人のCGキャラクターです。中心となるのが、野球帽をかぶったアビー君と、眼鏡をかけた菊池君。そして、時期によって交代する女性アシスタントという構成でした。
この番組の特徴は、実際のアナウンサーやタレントが画面上で司会をするのではなく、CGキャラクターがランキング紹介や番組進行を担っていたことです。
アビー君と菊池君は長年にわたって出演を続けましたが、女性アシスタントは時代に合わせて交代しています。つまり、検索されるキャラクターの名前は、現在の出演者だけでなく、1993年から2021年までの歴史を含んでいるのです。
アビー君のプロフィール
名前:アビー君
声優:石川寛美
特徴: 野球帽をかぶった少年。野球選手を目指しているという設定で、番組の象徴的な存在です。
アビー君の声は、声優の石川寛美が担当しています。石川は81プロデュース所属の声優で、所属事務所の公式プロフィールにもTBS『CDTV』のアビー君役が掲載されています。
なお、2004年1月から3月にかけては、声優の根本圭子が一時的に代役を担当しました。石川寛美が基本の担当者であることに変わりはありません。
菊池君のプロフィール
名前:菊池君
声優:菊池正美
特徴: 眼鏡と独特な髪型が印象的な少年。アビー君の野球仲間という設定です。
菊池君の声を担当するのは、声優の菊池正美です。キャラクター名と声優の名字が同じなので、初めて知った人には少し不思議に感じられる可能性があります。
菊池正美は『ちびまる子ちゃん』の花輪君役や『天地無用!』シリーズなどでも知られる声優です。所属するケンユウオフィスの公式プロフィールにも「カウントダウンTV」の菊池君役が掲載されています。
アビー君と菊池君は、女性アシスタントが何度交代しても番組の顔として認識されてきました。歴代キャラクターを振り返るとき、まず押さえておきたい2人です。
【完全一覧】CDTV歴代アシスタント7代の名前・声優・交代時期

女性アシスタントは、1993年の番組開始から2021年の深夜版終了までに7代にわたって登場しました。
初代フミエと2代目デミコは同じ声優が担当しています。一方、3代目のミカちゃん以降は、主にTBSの女性アナウンサーが声を担当する形になりました。
歴代アシスタントの交代年表出典:番組の歴代出演者記録、声優・アナウンサーのプロフィール、2017年の交代報道を照合。フミエからデミコへの個別の交代月は上記の記録から特定できないため、同じ担当期間内として整理しています。
初代・2代目:フミエとデミコフミエとデミコは、初期の『COUNT DOWN TV』を彩った女性アシスタントです。どちらも声を担当したのは声優の高田由美でした。
注目したいのは、同じ声優が演じていても、フミエとデミコは別々のCGキャラクターとして登場していたことです。
高田由美は『クレヨンしんちゃん』のよしなが先生役や『天地無用!』シリーズの阿重霞役などで知られています。81プロデュースの公式プロフィールにも、CDTVのデミコ役が記載されています。
3代目:ミカちゃん(堀井美香)
担当期間:1995年7月〜1997年3月
声の担当:堀井美香
ロングヘアとカチューシャが特徴の女性キャラクターです。
ミカちゃんからは、TBSアナウンサーが女性キャラクターの声を担当する流れが定着していきます。
堀井美香はTBSのアナウンサーとして『王様のブランチ』などを担当した人物です。退社後もナレーションや朗読など幅広い分野で活動しています。
現在の活動と、1990年代に担当したミカちゃんの声を結びつけると、CDTVが当時のTBSアナウンサーと密接に関わっていたことが分かります。
4代目:イクちゃん(木村郁美)
担当期間:1997年4月〜2001年12月
声の担当:木村郁美
初期は赤茶色のツインテール、その後は黒髪のロングヘアへとデザインが変化しました。
イクちゃんは、歴代アシスタントの中でも比較的長い期間を担当したキャラクターです。
特に注目したいのが、1998年5月以降のビジュアル変更です。初期のツインテールから黒髪のロングヘアへと変わっており、同じキャラクターでもCGデザインに手が加えられていたことが分かります。
5代目:チーちゃん(海保知里)
担当期間:2002年1月〜2007年9月
声の担当:海保知里
ボブカットが特徴の女性キャラクターです。
チーちゃんは、2000年代前半から中盤のCDTVを支えたアシスタントです。
この時期には、番組のランキング紹介やアーティスト情報を伝えるスタイルが広く定着していました。チーちゃんは、深夜の音楽ランキング番組としてのCDTVを象徴するキャラクターの一人です。
6代目:マーキー(新井麻希)
担当期間:2007年10月〜2017年3月
声の担当:新井麻希
アビー君の姉という設定を持つ少女キャラクターです。
マーキーは、歴代アシスタントの中で最も長い約9年6か月を担当しました。
2007年10月から2017年3月までという長期出演は、CDTVのキャラクター史において大きな節目です。
2017年4月の交代に際しては、TBSが新井麻希の卒業と後任の発表を行っています。新井が担当した期間の長さを考えると、マーキーは2000年代後半から2010年代の番組を代表する存在だったといえます。
7代目:メイプル(伊東楓)
担当期間:2017年4月〜2021年3月
声の担当:伊東楓
チーちゃんを思わせるボブカットが特徴の女性キャラクターです。
メイプルは、旧『COUNT DOWN TV』最後の女性アシスタントです。
2017年4月7日、TBSはマーキーの後任としてメイプルを発表。声を担当したのは、当時入社2年目だったTBSアナウンサーの伊東楓でした。
2017年4月8日の放送から登場し、番組の新しいアシスタントとして活動しました。伊東自身も別のコーナーでアーティストへのインタビューなどを担当しています。
メイプルの出演終了は、単純なアシスタント交代ではありません。2021年3月に旧『CDTVサタデー』そのものが終了したため、番組の歴史が次の段階に移ったことを意味します。
【声優を詳しく解説】アビー君・菊池君の担当者はどんな人物?
CDTVのCGキャラクターを語るうえで欠かせないのが、キャラクターに声と個性を与えてきた声優陣です。
特にアビー君と菊池君は長期間にわたって番組の進行を担当したため、声を聞くだけで当時のランキング発表を思い出す視聴者もいるはずです。
石川寛美:アビー君を長年担当石川寛美は、東京都出身の声優です。81プロデュースの公式プロフィールには、CDTVのアビー君役が出演実績として掲載されています。
アニメでは『勇者警察ジェイデッカー』の友永勇太役や『ロミオの青い空』のミカエル役などを担当しています。
アビー君の特徴的な声やランキング発表時のテンポは、キャラクターの印象を作る大切な要素でした。CGの動きだけでなく、声の演技が番組の親しみやすさを支えていたのです。
菊池正美:菊池君を担当する声優菊池正美は、長野県出身の声優です。ケンユウオフィスの公式プロフィールには、CDTVの菊池君役が明記されています。
代表的な出演作には『ちびまる子ちゃん』の花輪君、『天地無用!魎皇鬼』の柾木天地、『ああっ女神さまっ』の森里螢一などがあります。
また、菊池君の役柄だけでなく、ナレーションやアニメ、吹き替えなどでも活躍しています。
歴代アシスタントは全員が声優だったのか?ここには少し誤解があります。
初代フミエと2代目デミコは声優の高田由美が担当しましたが、3代目ミカちゃん以降はTBSの女性アナウンサーが声を担当してきました。
マーキーの新井麻希、メイプルの伊東楓も、声優専業ではなく、当時のTBSアナウンサーとして番組に参加していました。
したがって、歴代アシスタントの担当者を調べる場合は、職業としての声優と、番組内で声を担当したアナウンサーを区別すると理解しやすくなります。
【歴史を時系列で検証】CGキャラクターはなぜ交代し、番組はどう変わった?
『COUNT DOWN TV』のキャラクターの歴史は、単なる出演者の交代記録ではありません。深夜の音楽ランキング番組から、アーティストのライブパフォーマンスを中心に据えた大型音楽番組へと、番組の役割が変わっていく過程でもあります。
1993年:CGキャラクターによる進行で番組スタート『COUNT DOWN TV』は1993年4月8日に放送を開始しました。
当初から特徴的だったのは、ランキングの司会進行をCGキャラクターが担っていたことです。アビー君と菊池君を中心に、女性アシスタントが加わる3人の構成が番組の基本スタイルになりました。
音楽番組では、タレントやアナウンサーが進行役を務める形式が一般的ですが、CDTVはCGキャラクターを前面に出すことで独自の番組イメージを作りました。
1995年〜2007年:女性アシスタントの交代とCGデザインの変化1995年にはミカちゃん、1997年にはイクちゃん、2002年にはチーちゃんが登場しました。
この時期の特徴は、単に声の担当者が変わるだけでなく、髪型や服装などCGキャラクターのビジュアルも変更されていたことです。
特にイクちゃんは途中で髪型が変わり、マーキーはアビー君の姉というキャラクター設定を持つなど、女性アシスタントごとに個性が設けられていました。
2007年〜2017年:マーキーが最長期間のアシスタントに2007年10月に登場したマーキーは、2017年3月まで約9年6か月にわたり出演しました。
2010年代のCDTVを思い出す人にとって、マーキーは特に印象深い存在です。2017年春の交代発表では、番組のリニューアルとともにメイプルの登場が告知されました。
この交代は、CGキャラクターの世代交代が番組のリニューアルと連動していたことを示しています。
2020年:CDTVライブ!ライブ!がスタート大きな転換点となったのが2020年3月30日です。
この日、TBSは新しい音楽番組『CDTVライブ!ライブ!』をスタートさせました。従来の深夜ランキング番組とは異なり、アーティスト自身が作り上げるステージを生放送で届けることを基本コンセプトにしています。
一方、旧番組は2020年4月から『CDTVサタデー』に改題され、深夜のランキング番組として継続しました。つまり、両番組は一時期並行して放送されていたのです。
このため、2020年から2021年にかけてのCDTVを振り返る際には、土曜深夜版と月曜のライブ版を混同しないことが大切です。
2021年3月:28年間続いた深夜版が終了2021年2月16日、TBSは4月期の番組改編を発表し、『CDTVサタデー』の3月終了を明らかにしました。
1993年から約28年間続いた土曜深夜の放送枠は、2021年3月21日をもって終了。今後は『CDTVライブ!ライブ!』に注力する方針が示されました。
この改編によって、フミエからメイプルまで続いてきた歴代女性アシスタントの交代の歴史も一区切りを迎えます。
【2026年最新】CDTVライブ!ライブ!のキャラクターは現在どうなっている?
2026年現在、旧番組のキャラクターと『CDTVライブ!ライブ!』の出演体制を同じものとして考えるのは正確ではありません。
要点は、アビー君や菊池君たちが活躍した旧番組のCG進行スタイルと、現在のライブ中心の番組構成が異なることです。
現在の基本的な進行役は「えとちゃん」
えとちゃん(江藤愛)
TBSアナウンサー。『CDTVライブ!ライブ!』の進行を担当しています。
TBSの公式アナウンサー紹介では、江藤愛が『CDTVライブ!ライブ!』の担当番組として掲載されています。
2026年の番組告知でも、進行役は「えとちゃん(江藤愛TBSアナウンサー)」と記載されています。旧番組のCGキャラクター3人が司会を務める形式とは異なり、アーティストのライブを中心に据えた構成です。
Boonaも登場するが、アビー君とは別のキャラクター
Boona(ブーナ)
TBSのマスコットキャラクター。2026年のCDTVライブ!ライブ!関連イベントでも司会進行に加わっています。
2026年3月に開催された『CDTVライブ!ライブ!春の大感謝祭2026』では、江藤愛、声優の下野紘、Boonaが司会進行を担当しました。
加えて、2026年9月の『CDTVライブ!ライブ!秋の大感謝祭2026』でも、江藤愛とBoonaが進行に加わり、下野紘は一部日程に出演しています。
ただし、これはイベントの出演体制です。Boonaを旧番組の女性アシスタントの後任と考えたり、アビー君と同じ役割のキャラクターと解釈したりするのは適切ではありません。
2026年時点での旧キャラクターの位置づけ現在のTBS公式番組ページでは、最新ランキングや出演アーティスト、ライブ企画などが案内されています。また、通常回の番組告知では江藤愛が進行役として紹介されています。
一方、アビー君・菊池君・メイプルの3人は、現在の通常回のレギュラー進行者として公式番組概要に掲載されていません。
したがって、2026年現在の整理としては、次のようになります。
- アビー君:旧『COUNT DOWN TV』を代表するCGキャラクター。
- 菊池君:アビー君とともに番組を支えたCGキャラクター。
- メイプル:旧番組の最後の女性アシスタント。
- えとちゃん:現在の『CDTVライブ!ライブ!』の進行役。
- Boona:TBSのマスコットで、2026年の関連イベントにも登場。
旧キャラクターが特定の回や企画で再登場する可能性まで否定するものではありませんが、現在の通常放送におけるレギュラーMCとしては、えとちゃんを中心に理解するのが適切です。
【プロの結論】CDTVのキャラクター交代から見える音楽番組の進化
CDTVのキャラクター史を振り返ると、最も重要なのは、CGキャラクターが単なる番組の飾りではなく、番組の進行そのものを担っていたという点です。
1993年のスタート当初は、ランキングを紹介することが番組の中心でした。アビー君や菊池君が視聴者をランキングの世界に案内し、女性アシスタントが加わることで、独特の番組空間を作っていました。
その後、音楽番組の楽しみ方が多様化し、アーティスト本人による長尺のライブや、ステージ演出を重視する形式が強まります。2020年に始まった『CDTVライブ!ライブ!』は、まさにその方向性を明確にした番組です。
旧番組と現在の番組の違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | 旧COUNT DOWN TV | CDTVライブ!ライブ! |
|---|---|---|
| 中心企画 | 音楽ランキング | 生ライブ・パフォーマンス |
| 進行スタイル | CGキャラクター3人 | アナウンサーなど |
| 女性アシスタント | 歴代7代 | 旧形式の代替わり制度ではない |
| 代表的な存在 | アビー君・菊池君 | えとちゃん |
| 番組の特徴 | ランキングを楽しむ | アーティストのステージを楽しむ |
※比較は両番組の基本的な構成に基づくものです。
キャラクター情報を調べるときの3つの判断基準検索結果や過去の映像を調べる場合は、次の3点を確認すると情報を整理しやすくなります。
1. 放送された年代を確認する
マーキーなら2007年10月から2017年3月、メイプルなら2017年4月から2021年3月です。キャラクターの名前だけでなく、登場した年代を確認すれば、別のアシスタントと混同しにくくなります。
2. キャラクター名と声の担当者を分ける
アビー君は石川寛美、菊池君は菊池正美です。一方、ミカちゃんやイクちゃんなどはTBSアナウンサーが声を担当していました。キャラクターの名前が、そのまま声優の名前というわけではありません。
3. 旧番組と現在の番組を区別する
2020年以降は『CDTVサタデー』と『CDTVライブ!ライブ!』が並行していました。2021年3月に深夜版が終了したため、メイプルを現在の番組のアシスタントと紹介するのは時系列上正確ではありません。
懐かしいキャラクターを探している人は旧番組の出演記録を、現在の出演者を知りたい人はTBSの最新番組概要を確認すると、必要な情報にたどり着きやすくなります。
【カウントダウンTVのキャラクター】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:カウントダウンTVのアビー君の声優は誰ですか?
A1:基本的な担当声優は石川寛美です。2004年1月から3月の一時期には、根本圭子が代役を務めました。
Q2:CDTVの菊池君の声優は菊池正美ですか?
A2:はい。声優の菊池正美が担当しています。所属事務所の公式プロフィールにも、CDTVの菊池君役が掲載されています。
Q3:CDTVの歴代アシスタントは何人いますか?
A3:女性アシスタントは7代です。フミエ、デミコ、ミカちゃん、イクちゃん、チーちゃん、マーキー、メイプルの順に登場しました。
Q4:CDTVのマーキーとメイプルはどちらが先ですか?
A4:マーキーが先です。2007年10月から2017年3月まで新井麻希が担当し、2017年4月から伊東楓がメイプルを担当しました。
Q5:CDTVライブ!ライブ!にアビー君は現在も出演していますか?
A5:2026年現在、アビー君は旧『COUNT DOWN TV』を代表するCGキャラクターとして知られています。現在の通常回の公式番組概要では、レギュラー進行役としての掲載は確認できません。現在の進行役は江藤愛です。
Q6:メイプルの後任キャラクターは誰ですか?
A6:旧番組では、メイプルの次に8代目アシスタントが登場したわけではありません。2021年3月に『CDTVサタデー』が終了し、番組の中心が『CDTVライブ!ライブ!』へ移りました。
カウントダウンTVのキャラクターは、1993年の番組開始から2021年の深夜版終了まで、長い歴史を築いてきました。
アビー君は石川寛美、菊池君は菊池正美が声を担当し、女性アシスタントはフミエからメイプルまで7代にわたって交代しました。特に約9年6か月出演したマーキーと、最後のアシスタントとなったメイプルは、番組の歴史を語るうえで欠かせない存在です。
2026年現在の『CDTVライブ!ライブ!』は、江藤愛を中心とする進行体制のもと、アーティストのライブパフォーマンスを重視しています。関連イベントではBoonaなども登場していますが、旧番組のCGキャラクターとは役割が異なります。
アビー君や菊池君を懐かしく感じる人にとって、歴代アシスタントの変遷は、単なるキャラクター交代ではなく、1990年代から現在までの日本の音楽番組の変化を振り返る手がかりにもなるでしょう。