春場ねぎの作品は、恋愛漫画だけではありません。初期の読み切り作品から心理的な駆け引きを含む連載作品、ヒーローを題材にしたバトル漫画まで、ジャンルの幅を広げています。
主な作品と担当内容を整理します。
1. 『五等分の花嫁』- 連載期間:2017~2020年
- 掲載誌:週刊少年マガジン
- 単行本:全14巻
- 2019年:第43回講談社漫画賞・少年部門受賞
- 2022年:劇場版アニメ公開
春場ねぎを代表する作品です。
主人公の上杉風太郎が、勉強が苦手な五つ子の家庭教師を担当するところから物語が始まります。
中野一花、二乃、三玖、四葉、五月という五人のヒロインは、外見が似ていても性格や価値観が異なります。
読者がそれぞれのキャラクターを応援しながら、最終的に誰が花嫁になるのかを推理できる構造が人気を支えました。
テレビアニメ化、映画化を経て、漫画の枠を超えたメディアミックス作品へと成長しています。
2. 『戦隊大失格』- 連載開始:2021年
- 掲載誌:週刊少年マガジン
- ジャンル:ヒーロー・バトル・SF
- テレビアニメ:2024年、2025年に2シーズン放送
- 2026年:作者の体調を考慮して休載
『五等分の花嫁』とは大きく異なる世界観を持つ作品です。
物語の主人公は、正義のヒーローではなく、ヒーローたちと戦う怪人側の戦闘員D。
毎週のように繰り返される戦いの裏側にある構造や、正義と悪の関係を別の視点から描いています。
従来の戦隊ヒーロー作品のイメージを反転させた設定が特徴です。
2024年にテレビアニメ第1期、2025年に第2期が放送され、映像作品としても展開しました。
3. 『煉獄のカルマ』- 連載期間:2014~2015年
- 原作:廣瀬俊
- 作画:春場ねぎ
- 単行本:全5巻
春場ねぎの連載デビュー作です。
廣瀬俊が原作を担当し、春場ねぎが作画を担当しました。
『五等分の花嫁』で知られるようになる前の作品ですが、週刊連載を通じて漫画制作の経験を積んだ重要なタイトルです。
4. 初期の読み切り・その他の関連作品そのほか、春場ねぎの作品歴を把握するうえで押さえておきたいタイトルがあります。
- 『カワードクロスワールド』:2013年掲載の商業誌デビュー作。
- 『裏世界コミュニケーション』:2014年、第21回電撃コミック大賞金賞の受賞作。
- 『魔法少女 金剛山剛志』:初期の読み切り作品。
- 『ヴァンパイアキラー』:2016年掲載の読み切り作品。
- 『五等分の花嫁』読み切り版:連載版の原型となった作品。
- 『春場ねぎ短編集 未等分』:2024年発売の短編集。
- 『ぽんのみち』:2024年放送のテレビアニメでキャラクター原案を担当。
このように、春場ねぎは自ら漫画を描くだけでなく、キャラクター原案やイラスト制作にも関わっています。
【ペンネームの由来】春場ねぎは『魔法先生ネギま!』が関係している?

春場ねぎという名前は、漫画好きの読者にとって興味深い由来を持っています。
その由来とされるのが、漫画家・赤松健による『魔法先生ネギま!』です。
主人公はネギ・スプリングフィールド。魔法使いの少年が教師となり、個性豊かな生徒たちと関わる物語です。
ペンネームの由来は、次のように整理できます。
| 元になった言葉 | 日本語への置き換え |
|---|---|
| ネギ | ねぎ |
| Spring | 春 |
| Field | 場 |
つまり、ネギ・スプリングフィールドの名前を日本語に置き換えて組み合わせたものが「春場ねぎ」です。
本人の配信で説明された由来としても紹介されており、単なるファンの推測とは異なるエピソードです。
Pixivでは「葱」名義で活動春場ねぎは、商業誌で活躍する以前から、イラスト投稿サービスのPixivで「葱」という名義を使用していたとされています。
漫画家としての活動名が現在の「春場ねぎ」に定着する前から、ねぎという名前を創作活動に使用していたわけです。
ここで押さえておきたいのは、「春場ねぎ」は本名ではなくペンネームという点です。知多市の公式プロフィールでもペンネームであることが明記されています。
春場ねぎの人物像を作品から読み解く春場ねぎの人物像を知るうえでは、本人の漫画制作に関するインタビューも参考になります。
2019年に公開されたマガポケのインタビューでは、『カワードクロスワールド』について、キャラクターの出来事に対するリアクションや感情を描くことで、読者に人物像を伝えることを重視していると説明しています。
また、『五等分の花嫁』についても、ヒロインたちの第一印象をあえて悪く設定し、その後の変化によって魅力を引き出す手法を語っています。
この制作姿勢から見えてくるのは、単純にキャラクターをかわいく描くだけではなく、読者がその人物を好きになるまでの過程を設計する作家だということです。
五つ子それぞれに異なる魅力があり、読者の間で推しキャラクターについて議論が生まれた背景にも、こうした制作上の工夫があります。
【結婚・子供】春場ねぎは既婚者?家族構成は?
漫画家としての活動だけでなく、春場ねぎの結婚や子供についても検索されています。
実際、春場ねぎは既婚者で、二児の父として紹介されています。
2015年に結婚式を報告春場ねぎは2015年11月23日、自身のX(旧Twitter)で地元で結婚式を挙げたことを報告しています。
当時は『煉獄のカルマ』の連載を終え、『五等分の花嫁』の連載開始を迎える前の時期でした。
したがって、『五等分の花嫁』で大きな成功を収める以前から、家庭を持っていたことになります。
子供は二人いると紹介されている2019年5月29日には、春場ねぎ本人がXで娘の誕生を報告しています。
当時は『五等分の花嫁』の連載中であり、締め切り前日の出産だったことにも触れていました。
また、プロフィール上では二児の父として紹介されています。
ただし、妻の名前や職業、子供の詳しい年齢、日常生活などは広く公表されていません。家族のプライバシーを尊重し、作品や本人が公にしている活動と分けて考えることが大切です。
妻や家族の情報が少ない理由春場ねぎは漫画家であり、芸能活動を中心とするタレントではありません。
そのため、家族のプロフィールや夫婦生活を積極的に公開する必要はなく、本人の発信も漫画制作や作品に関する内容が中心です。
ネット上で見かける妻の職業や顔写真、子供の詳細なプロフィールなどは、本人の発信や信頼できる報道と区別して受け取る必要があります。
【2026年最新】春場ねぎの現在は?『戦隊大失格』の休載と今後
2026年の春場ねぎを取り巻く大きなニュースは、連載作品『戦隊大失格』の休載です。
2026年10月21日に休載を発表2026年10月21日、作品の公式Xアカウントを通じて、『戦隊大失格』をしばらくの間休載することが発表されました。
発表では、春場ねぎの体調を考慮した判断であることが説明されています。
連載再開については、十分に回復し、安定して作品を届けられる見通しが立った段階で改めて知らせるという内容でした。
春場ねぎ本人も自身のXで療養に入ることに言及しています。
2026年10月28日発売号でも休載週刊少年マガジンの2026年10月28日発売号では、『戦隊大失格』が作者の体調不良を理由に休載する作品として掲載されています。
つまり、2026年11月2日時点では連載再開の日程は確定していません。
知多市ふるさと観光大使としての活動漫画制作以外では、地元とのつながりも続いています。
知多市の公式サイトでは、春場ねぎのふるさと観光大使としての任期が2025年4月1日から2027年3月31日までと掲載されています。
漫画家としての知名度を生かし、出身地の知多市をPRする立場でもあります。
今後の注目点は連載再開と新しい創作活動春場ねぎの今後を考えるうえで、まず注目されるのは『戦隊大失格』の連載再開です。
同作は『五等分の花嫁』とは異なるジャンルであり、春場ねぎの作家としての幅を示す重要な作品です。
現段階では再開時期を断定できませんが、出版社側が安定した連載再開を目指す姿勢を示していることは確認できます。
読者としては、具体的な再開日を予測するよりも、週刊少年マガジンの公式告知や作品公式アカウントの発表を確認するのが確実です。
【プロの結論】春場ねぎが漫画家として評価される本当の理由
春場ねぎのキャリアを振り返ると、評価されている理由は『五等分の花嫁』という一つのヒット作品だけではありません。
大きく分けると、次の3点が挙げられます。
1. キャラクターの感情を丁寧に設計する力
春場ねぎは、キャラクターの反応や感情の変化を通じて、読者が人物に共感できるようにすることを重視しています。
『五等分の花嫁』の五つ子は、同じ顔を持ちながら異なる性格と価値観を持っています。それぞれに応援したくなる理由があるため、読者同士の会話や考察も生まれやすくなりました。
2. ジャンルを変えても読者を引き付ける構成力
『煉獄のカルマ』から『五等分の花嫁』、そして『戦隊大失格』へと、作品のジャンルは大きく変化しています。
恋愛漫画の成功にとどまらず、ヒーロー・バトル作品にも挑戦したことは、創作上の幅を示す実績です。
3. 読者が参加できる物語を作る力
『五等分の花嫁』では、誰が花嫁になるのかという謎が物語全体に組み込まれました。
読者は単にストーリーを追うだけでなく、自分の推しを応援し、展開を予想し、他の読者と意見を交わすことができます。
これは作品の継続的な話題性を生み出すうえでも大きな強みでした。
作品を選ぶ際の判断基準としては、キャラクターの心理描写や恋愛の駆け引きを楽しみたい人には『五等分の花嫁』、既存のヒーロー像を覆す設定やバトルを楽しみたい人には『戦隊大失格』がおすすめです。
一方、2026年現在の『戦隊大失格』は休載中であるため、連載の最新話を継続的に追いたい読者は再開情報を確認しておきましょう。
春場ねぎに関するよくある質問(FAQ)
Q1:春場ねぎは何歳ですか?
A1:1991年7月27日生まれで、2026年11月2日現在35歳です。
Q2:春場ねぎの出身地はどこですか?
A2:愛知県知多市です。現在も知多市ふるさと観光大使を務めています。
Q3:春場ねぎは結婚していますか?子供はいますか?
A3:既婚者で、二児の父として紹介されています。2015年に結婚式、2019年に第一子の誕生を本人がSNSで報告しています。
Q4:春場ねぎの出身高校・大学はどこですか?
A4:出身高校は愛知県立常滑高等学校、卒業した専門学校はトライデントデザイン専門学校です。大学への進学歴は公表されていません。
Q5:春場ねぎという名前の由来は何ですか?
A5:『魔法先生ネギま!』の主人公ネギ・スプリングフィールドが由来とされています。「ネギ」を「ねぎ」、「スプリングフィールド」を「春場」と置き換えた名前です。
Q6:春場ねぎの現在の連載作品は何ですか?
A6:代表的な連載作品は『戦隊大失格』です。ただし、2026年10月21日に作者の体調を考慮した休載が発表されており、11月2日時点で再開日は未定です。
春場ねぎは、1991年7月27日生まれ、愛知県知多市出身の漫画家です。
愛知県立常滑高等学校を経てトライデントデザイン専門学校で学び、2013年に『カワードクロスワールド』で商業誌デビューしました。
その後、『煉獄のカルマ』『五等分の花嫁』『戦隊大失格』などを発表。2019年には『五等分の花嫁』で第43回講談社漫画賞の少年部門を受賞しています。
また、ペンネームの由来には『魔法先生ネギま!』への愛着があり、Pixivでは「葱」名義で活動していた経歴も知られています。
2026年は『戦隊大失格』の休載という大きな動きがありました。今後は体調の回復と連載再開の公式発表が注目されます。
春場ねぎを理解するうえで重要なのは、単なる『五等分の花嫁』の作者としてではなく、キャラクターの感情を描く技術を軸に、異なるジャンルへ挑戦してきた漫画家として捉えることです。