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【施設の全貌】キティジェットの世界旅行体験・展示内容・限定ショップを振り返る

星野 あかり 星野 あかり • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

ハローキティ ハッピーフライトの最大の特徴は、単にサンリオキャラクターのグッズを販売するショップではなく、世界旅行をテーマにした体験型エンターテインメント施設だったことです。

2016年の開業時、株式会社えんれいしゃと株式会社サンリオのライセンス契約によって誕生した同施設は、国内初のコンセプトを掲げていました。施設面積は約1,290平方メートル。キャビンアテンダント姿のハローキティがナビゲーターとなり、来場者を世界各地のサンリオキャラクターに会う旅へ案内する構成でした。

キティジェットで巡る世界旅行体験

有料展示エリアでは、プロジェクションマッピングによる導入演出から旅が始まり、ヨーロッパ、南極、アメリカ、アジアへと進む世界一周旅行を疑似体験できました。

旅の案内役は、客室乗務員の制服を着たハローキティ。キティジェットをモチーフにした演出と、各地域をイメージした展示空間を組み合わせ、飛行機に乗らなくても世界旅行の雰囲気を楽しめる仕掛けが用意されていました。

各エリアでは、世界各地をテーマにしたサンリオキャラクターとの出会いや、映像演出、アトラクション、フォトスポットなどを楽しめました。子どもがキャラクターに親しみながら、写真撮影もできる点が特徴でした。

なお、キティジェットは実際の航空便に搭乗するサービスではありません。施設内で世界旅行を疑似体験するためのテーマ演出です。この点は、実際のハローキティジェットを運航する航空会社のフライトと混同しないようにしたいところです。

ハッピーフライトショップの限定グッズ

展示エリアに隣接していたハッピーフライトショップでは、施設オリジナルの菓子やステーショナリー、サンリオの人気キャラクターグッズなどを販売していました。

特に注目されたのは、一般的なサンリオショップでは手に入りにくい施設限定商品です。北海道旅行のお土産として購入できる商品もあり、展示を楽しんだ後に買い物をするという過ごし方ができました。

空港という立地も、ショップの魅力を高めていました。飛行機の出発前や到着後に立ち寄りやすく、旅行の記念品を探す人にとって便利な場所だったのです。

ハッピーフライトカフェはタリーズコーヒーと提携

飲食施設のハッピーフライトカフェも、10年間の営業を彩った存在です。2024年4月23日にはタリーズコーヒーとの提携によってリニューアルし、「ハッピーフライトカフェ タリーズコーヒー」として営業を開始しました。

通常のタリーズメニューに加えて、サンリオキャラクターをデザインしたオリジナルドリンクを提供。ハローキティ ハッピーフライト限定のバニララテやココアラテなど、キャラクターを選べる商品も展開していました。

北海道エアポートの2024年の発表資料によると、カフェは59席、営業時間は午前8時から午後7時まで。展示施設を利用しない人でも立ち寄れる飲食スペースとして機能していました。

このように、展示・買い物・飲食を一か所で楽しめることが、施設の大きな強みでした。

【10年間の歩み】開業から閉館までの年表と関係施設の変化

ハローキティハッピーフライト

2016年の開業から2026年の営業終了まで、施設は展示だけでなく、ショップやカフェの内容も変化させてきました。特に2024年のタリーズコーヒーとの提携、2026年の空港改修に伴う営業終了は、大きな転換点です。

以下に、施設と関連事業の主な出来事を整理しました。

時期 出来事 内容・現在の状況
2016年7月22日 開業 新千歳空港3階に世界旅行体験施設としてオープン
2016年 初期展示・ショップ展開 キティジェット、世界各地の展示、限定グッズなど
2024年4月23日 カフェ刷新 タリーズコーヒーとの提携店舗としてリニューアル
2026年6月 営業終了の案内 大規模改修工事に伴うクローズを告知
2026年8月23日 最終営業日 約10年間の営業を終了
2026年9月2日 連絡施設の改修開始 3階の商業施設リニューアル工事が開始
2026年9月11日 サンリオ新店舗オープン 連絡施設2階にSanrio POPUP STOREが登場
2026年10月26日 タリーズ移転 連絡施設2階にタリーズコーヒー新千歳空港店がオープン
2027年夏(予定) 新しい商業施設 アニメ関連施設や物販店など約20店舗の展開計画

開業日や初期施設の構成は、2016年の開業発表資料と当時の報道に基づいています。また、2026年の閉館や移転後の店舗情報は、北海道エアポートの発表と各店舗の公式案内に基づくものです。

関係する企業・施設の役割を整理

ハローキティ ハッピーフライトをめぐる情報では、サンリオ、えんれいしゃ、北海道エアポート、タリーズコーヒーの役割を区別すると、閉館後の状況が理解しやすくなります。

企業・施設 関係性・役割 2026年11月現在
株式会社サンリオ キャラクターのライセンス提供 新店舗でもサンリオ商品を展開
株式会社えんれいしゃ 施設の運営に関係する企業 新しいサンリオ店舗の運営にも関係
北海道エアポート 新千歳空港の運営・改修事業 連絡施設の商業リニューアルを推進
タリーズコーヒー 施設内カフェの提携ブランド 2階に移転して営業
ハッピーフライトショップ 旧施設内の限定グッズ販売店 2026年8月23日に営業終了
ハッピーフライトカフェ 旧施設内の飲食店 タリーズコーヒー店舗として移転・再編

この関係を押さえておきたい理由は、ハッピーフライトという施設の営業終了と、サンリオやタリーズコーヒーの空港内での営業終了が同じ意味ではないためです。

【閉館後の現在】サンリオショップとタリーズはどうなった?再開予定も調査

2026年11月現在、旧ハローキティ ハッピーフライトの展示エリアは営業していません。しかし、サンリオ関連商品やタリーズコーヒーを新千歳空港で楽しむ方法は残されています。

9月11日、連絡施設2階にSanrio POPUP STOREがオープン

旧施設の営業終了後、注目を集めたのが2026年9月11日にオープンした「新千歳空港 2F サンリオ POP UP STORE」です。

北海道エアポートは9月4日に出店を発表。サンリオの公式店舗情報でも、連絡施設2階に同店が開設されたことが案内されています。

営業時間は午前8時から午後8時まで。サンリオキャラクターのギフト商品を中心に扱うショップで、旧ハッピーフライトショップで親しまれたようなキャラクターグッズや北海道限定商品を探す人にも注目の売り場です。

ホテル京阪札幌の2026年9月の紹介記事では、店舗にキティの大きなモニュメントが設置され、壁面にもサンリオキャラクターのイラストが描かれている様子が紹介されています。

ただし、ここは旧施設の展示エリアを再現したテーマパークではありません。あくまでグッズ販売を中心とする店舗です。世界旅行体験や有料展示を楽しめる場所ではない点に注意してください。

タリーズコーヒーは10月26日に2階へ移転

カフェについても重要な変化があります。

北海道エアポートが2026年10月8日に公表したプレスリリースによると、旧3階の「ハッピーフライトカフェ タリーズコーヒー」は、連絡施設2階へ移転し、「タリーズコーヒー新千歳空港店」としてリニューアルオープンしました。

営業開始日は10月26日。通常営業時間は午前7時30分から午後7時30分です。

つまり、カフェブランドであるタリーズコーヒーは空港内に残りましたが、サンリオキャラクターを前面に出した旧ハッピーフライトカフェとは店舗形態が異なります。旧施設限定のキャラクタードリンクを目的に訪れる場合は、現在の店舗メニューと混同しないようにしましょう。

旧施設の再開予定は?2027年夏の新施設との違い

最も気になるのが、ハローキティ ハッピーフライトが再び営業する可能性です。

2026年11月3日現在、旧施設と同じ名称・展示内容で再開するという具体的な日程や公式発表は確認できません。

一方、新千歳空港の連絡施設3階では、2026年9月2日から2027年6月末までを予定する商業施設リニューアル工事が進められています。北海道エアポートの公式案内では、工事期間中は3階の一部通路が通行止めとなり、国内線と国際線の間を3階経由で移動できないことも告知されています。

加えて、2026年8月30日の北海道文化放送の報道では、改修後のエリアに北海道内最大級のアニメ関連施設や物販専門店など、約20店舗が出店する計画が紹介されました。新しい施設群は2027年夏の完成を予定しています。

ここで重要なのは、2027年夏の計画がハローキティ ハッピーフライトの再開を意味するものではないという点です。報道されているのはアニメや物販を中心とする新たな商業エリアの整備です。

今後、サンリオ関連の新しい体験施設が登場する可能性についても、現段階では具体的な発表を待つ必要があります。

【プロの結論】ハローキティハッピーフライトの閉館から読み解く新千歳空港の変化

ハローキティ ハッピーフライトの10年間を振り返ると、今回の営業終了は一つの人気施設の閉館にとどまらず、新千歳空港の商業戦略が変わる節目でもあります。

従来の施設は、キティジェットによる世界旅行体験、サンリオキャラクターとの写真撮影、限定グッズ、カフェを一体化させた構成でした。来場者が一定の場所に滞在して楽しむ、目的地型のエンターテインメント施設だったといえます。

これに対して、改修後の計画はアニメやゲームなど複数のコンテンツ、物販店舗を組み合わせる方向です。特定のキャラクターに特化した施設から、幅広いIPコンテンツを集める商業エリアへの転換が進んでいます。

北海道エアポートが掲げる「飛行機に乗らない客にも遊びに来てもらえる空港」という方向性とも重なります。空港の集客力を高め、航空機の利用目的以外でも訪問する価値を生み出そうとする取り組みです。

今後の新千歳空港を楽しむための判断基準
  • サンリオグッズが欲しい人:連絡施設2階のSanrio POPUP STOREが候補です。営業時間は8時から20時までです。
  • タリーズコーヒーを利用したい人:2階のタリーズコーヒー新千歳空港店を利用できます。
  • キティジェットの展示や世界旅行体験が目的の人:旧施設は閉館しているため、現在は利用できません。
  • 2027年の新施設に期待する人:アニメ関連施設や物販店の新規展開に注目できます。ただし、旧施設の復活とは別の計画です。

特に旅行の予定を立てる際は、検索結果に残っている旧施設の営業時間や料金を、現在の営業情報と誤認しないことが大切です。

ハローキティハッピーフライトに関するよくある質問(FAQ)

Q1:ハローキティ ハッピーフライトの営業終了日はいつですか?
A1:2026年8月23日(日)です。2016年7月22日の開業から約10年間営業を続け、新千歳空港の大規模改修工事に伴って営業を終了しました。

Q2:ハローキティ ハッピーフライトの閉館理由は何ですか?
A2:新千歳空港の連絡施設における大規模な商業施設リニューアル工事です。公表されている主な理由は空港の改修であり、経営不振が直接の理由と発表されたわけではありません。

Q3:入場料金800円で利用できた施設は現在もありますか?
A3:旧施設の有料展示エリアは営業を終了しています。営業終了前の料金は一般800円、小学生以下400円、3歳未満無料でした。現在、この料金で入れる旧展示施設はありません。

Q4:ハローキティ ハッピーフライトは2027年に再開しますか?
A4:2026年11月3日現在、旧施設としての再開日は発表されていません。2027年夏には新しいアニメ関連施設や物販店舗などの開業が予定されていますが、ハッピーフライトの再開とは別の計画です。

Q5:閉館後も新千歳空港でサンリオグッズを買えますか?
A5:はい。2026年9月11日に連絡施設2階へSanrio POPUP STOREがオープンしました。営業時間は8時から20時までです。旧ハッピーフライトショップとは別店舗ですが、サンリオキャラクターの商品を購入できます。

Q6:ハッピーフライトカフェのタリーズコーヒーも閉店しましたか?
A6:旧3階店舗は営業を終了しましたが、タリーズコーヒーは連絡施設2階へ移転し、2026年10月26日に「タリーズコーヒー新千歳空港店」としてリニューアルオープンしました。

ハローキティ ハッピーフライトは、2016年7月22日に新千歳空港で開業し、キティジェットを使った世界旅行体験、サンリオキャラクターのフォトスポット、限定グッズ、タリーズコーヒーとのコラボカフェを展開してきました。

しかし、2026年8月23日、新千歳空港の大規模改修工事に伴って営業を終了。約10年間の歴史に幕を下ろしました。

2026年11月現在、旧展示施設の再開予定は公表されていません。一方で、9月にはサンリオのポップアップストアが2階にオープンし、10月にはタリーズコーヒーも2階へ移転しています。サンリオグッズの購入やカフェ利用という楽しみ方は引き続き可能です。

さらに2027年夏には、アニメ関連施設や物販専門店を含む約20店舗の新しい商業エリアが完成する計画です。

かつてのハッピーフライトでしか味わえなかった世界旅行体験は一区切りを迎えましたが、新千歳空港のエンターテインメント機能は新たな段階へ進もうとしています。訪問する際は、旧施設の情報と現在営業している店舗、そして今後の新施設計画を分けて確認することが、空港を楽しむためのポイントです。

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栄養情報は公的食品データベース、調理法はメーカー公式表記で裏取り。体験談は取材の了承を得た範囲でのみ引用します。

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