CSだけでなく、2026年のレギュラーシーズンにおける両チームの相性も見逃せない。
NPBが10月14日に公表したCSファイナルステージの展望資料によると、レギュラーシーズンの直接対決は、ソフトバンクが大きく勝ち越していた。
2026年レギュラーシーズン直接対決18勝

ソフトバンク5勝
日本ハム2分
引き分け25試合
対戦総数
| 比較項目 | ソフトバンク | 日本ハム |
|---|---|---|
| 対戦打率 | .291 | .235 |
| 本塁打 | 31本 | 31本 |
| 得点 | 155点 | 87点 |
| 1試合平均得点 | 6.20点 | 3.48点 |
特に注目したいのは、本塁打数が両チームとも31本で並んでいた点だ。
長打力だけを比較すれば互角だったが、得点数には68点もの差が生まれている。ソフトバンクは打率で上回り、単打や適時打を含めた攻撃のつながりで日本ハムを圧倒していた。
レギュラーシーズン全体の最終順位も、両チームの実力差を示している。
- ソフトバンク:91勝49敗3分、勝率.650でリーグ優勝
- 日本ハム:78勝62敗3分、勝率.557で3位
両チームのゲーム差は13.0。ソフトバンクはシーズンを通じて安定した成績を残し、CSでもその優位性を維持した。
レギュラーシーズンからCSまでの流れ2026年の両チームの対戦を時系列で整理すると、次のようになる。
1. レギュラーシーズン: ソフトバンクが18勝5敗2分と大きく勝ち越す。
2. CSファーストステージ: 日本ハムが西武を破り、ファイナルステージへ進出。
3. 10月14日: ソフトバンクが第1戦を6対4で制する。
4. 10月15日: 栗原の満塁本塁打で第2戦も6対2で勝利。
5. 10月16日: 前田悠伍の好投と正木の本塁打で第3戦を制し、日本シリーズ進出を決める。
レギュラーシーズンの対戦成績とCSの結果が一致したことは、ソフトバンクが一時的な好調だけではなく、長期的にも日本ハムに対して優位に立っていたことを示している。
【選手別分析】モイネロ・上沢直之・前田悠伍の投球と主力打者の活躍
今回のCSファイナルステージを振り返るうえで、3人の投手の役割は欠かせない。
モイネロ:第1戦の先発として序盤を任されるモイネロは第1戦の先発を務めた。
日本ハム打線に2回、3回と得点を許し、3回途中で降板。最終的に勝利投手となったのは、後を引き継いだ鈴木豪だった。
この試合では、先発投手が早い段階で降板しても、救援投手がピンチを断ち切れば勝利につながることを示した。
上沢直之:第2戦で試合を立て直す上沢直之は第2戦の先発投手。
初回に2点を失ったものの、その後は日本ハム打線を無得点に抑え、6回まで投げた。7回以降はオスナ、松本裕、杉山へと継投し、2対2の同点を維持した。
勝利投手の記録は杉山についたが、上沢が初回以降の失点を防いだことも、9回の逆転劇につながる重要な要素だった。
前田悠伍:第3戦でCS初登板初勝利第3戦で最も注目された投手が前田悠伍だ。
5回を投げて5安打2失点、自責点1。初回に先制された後、試合を崩さずに立て直した。
短期決戦では、序盤の失点によって試合の流れが一気に傾くこともある。前田は追加点を最小限にとどめ、味方打線が逆転する時間を作った。
CS初登板で初勝利を挙げたことは、ソフトバンクの投手層の厚さを示す出来事でもあった。
3試合の本塁打と打点の注目選手| 選手 | 試合 | 主な活躍 |
|---|---|---|
| 郡司裕也 | 第1戦 | 7回にソロ本塁打 |
| 栗原陵矢 | 第2戦 | 9回にサヨナラ満塁本塁打、4打点 |
| 正木智也 | 第3戦 | 5回に逆転2ラン、2打点 |
| 近藤健介 | 第1・2戦 | 第1戦の適時二塁打、第2戦の同点適時打 |
| 山本祐 | 第3戦 | 6回に適時三塁打 |
| 柳町達 | 第3戦 | 6回に適時打 |
3試合を通して印象的なのは、決定的な場面で異なる選手が結果を残していることだ。
第1戦は中軸を含む複数の打者がつなぎ、第2戦は栗原が一振りで決着をつけ、第3戦は正木の長打を起点に追加点を重ねた。
特定の打者だけに依存しない攻撃力が、ソフトバンクの強みとして表れていた。
【プロの結論】ソフトバンクの3連勝を支えた本当の勝因
今回の対戦を分析すると、ソフトバンクの勝因は大きく3つに分けられる。
1. 得点圏での決定力
レギュラーシーズンの直接対決では155得点を記録。日本ハムの87得点を大きく上回った。
CSでも第1戦の4回、第2戦の9回、第3戦の5回から7回にかけて、好機を確実に得点へ結びつけた。
2. 先発と救援投手の役割分担
モイネロが早期降板した第1戦では鈴木豪らが後を支え、第2戦では上沢が6回まで試合を整えた。第3戦では前田悠伍が5回を投げ、後続の救援陣が無失点でつないだ。
先発投手が必ずしも長いイニングを投げる必要はなく、試合展開に応じて救援投手が役割を果たしたことが大きい。
3. 若手と主力がそれぞれ結果を出したこと
前田悠伍のCS初勝利、正木の逆転2ラン、栗原の満塁本塁打など、異なる選手が勝負どころで存在感を発揮した。
主力選手の経験だけに頼らず、若手も含めた選手層全体で勝ち切ったことが、3連勝につながった。
試合結果を見るときの注意点ソフトバンク対日本ハムの結果を調べる際には、次の3点を区別する必要がある。
- レギュラーシーズンとCSの成績: 公式戦25試合の18勝5敗2分と、CSファイナルの3試合の結果は別々に集計する。
- 勝利投手と先発投手: 第1戦の鈴木豪、第2戦の杉山のように、勝利投手は先発投手とは限らない。
- 実際の試合勝利数とアドバンテージ: 2026年のCSでは、試合の勝敗に加えて制度上のアドバンテージも最終成績に含める。
特に2026年はCSのルール変更があったため、過去のシーズンと単純に勝利数だけを比較しないことが大切だ。
【ソフトバンク対日本ハム結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月14日のソフトバンク対日本ハムの結果は?
第1戦はソフトバンクが6対4で勝利した。勝利投手は鈴木豪、敗戦投手は山﨑福也、セーブは杉山。4回裏に5点を挙げて逆転した。
Q2:2026年10月15日の第2戦は誰がホームランを打った?
ソフトバンクの栗原陵矢が9回裏にサヨナラ満塁本塁打を放った。試合はソフトバンクが6対2で勝利し、杉山が勝利投手、福島が敗戦投手となった。
Q3:2026年10月16日の第3戦の勝利投手は誰?
ソフトバンクの前田悠伍(公式記録上の表記は前田悠)。5回を投げて2失点、自責点1で、CS初登板初勝利を記録した。正木智也の逆転2ランなどでチームは6対2で勝利した。
Q4:2026年のレギュラーシーズンでの対戦成績は?
ソフトバンクの18勝5敗2分。全25試合で大きく勝ち越し、対戦打率.291、155得点を記録した。日本ハムは5勝、87得点だった。
Q5:ソフトバンクはCSファイナルで何勝して日本シリーズに進出した?
実際の試合では3連勝。2026年の規定による2勝のアドバンテージを加えると、合計5勝0敗で日本シリーズ進出を決めた。
2026年の福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズは、レギュラーシーズンからCSファイナルステージまで、ソフトバンクが優位に試合を進めたシーズンだった。
CSの結果は以下のとおり。
- 10月14日:ソフトバンク6対4日本ハム
- 10月15日:ソフトバンク6対2日本ハム
- 10月16日:ソフトバンク6対2日本ハム
第1戦の鈴木豪、第2戦の杉山、第3戦の前田悠伍と、勝利投手もそれぞれ異なった。打線では栗原陵矢の満塁本塁打、正木智也の逆転2ランが大きな見せ場となった。
レギュラーシーズンの18勝5敗2分という対戦成績に加え、CSファイナルステージでの3連勝。これらの結果は、ソフトバンクが2026年のパ・リーグを代表するチームとして、日本シリーズへの切符をつかんだことを物語っている。
2026年の対戦を振り返るなら、スコアだけでなく、イニング別の得点経過、勝敗投手、ホームランを打った選手、そしてCSのアドバンテージ制度まで確認することが重要だ。 これらを合わせて見ることで、両チームの力関係と3連勝の背景を正しく理解できる。