元宝塚歌劇団星組トップ娘役の妃海風(ひなみ・ふう)さんは、2016年の退団後、舞台やミュージカル、コンサート、テレビドラマへと活動の幅を広げてきました。2026年も、舞台『MISSDIRECTION』やミュージカルレビュー『TARKIE』への出演、真琴つばささんをゲストに迎えたビルボードライブ『Magic hour』など、歌と芝居を生かした活動が続いています。
一方、プライベートでは俳優の上口耕平さんと2022年7月に結婚し、2023年12月に離婚を公表しました。北翔海莉さんとの関係や宝塚退団の理由、NHK連続テレビ小説『おむすび』への出演など、検索されることの多い話題も少なくありません。宝塚歌劇団の公式プロフィールや公演情報、本人の発表、報道各社の記事をもとに、2026年10月28日時点の活動とこれまでの歩みを整理します。
【2026年最新】妃海風は現在何をしている?舞台・ライブ活動を整理

2026年の妃海風さんは、ミュージカルやレビュー作品への出演に加え、歌手としてのライブ活動にも取り組んでいます。宝塚時代に培った歌唱力やダンス、舞台上での表現力を、異なる形式のエンターテインメントで生かしているのが特徴です。
2026年5月から6月にかけては、七海ひろきさんがプロデュースする舞台『MISSDIRECTION』に出演しました。妃海さんの公式ファンクラブが発表した公演日程は、大阪公演が5月28日から31日、東京公演が6月17日から21日です。宝塚時代の仲間との縁が、退団後の舞台活動につながっていることも注目点です。
続いて、8月22日から30日まで東京、9月3日から6日まで大阪で上演されたミュージカルレビュー『TARKIE』にも出演しました。同作は、松竹少女歌劇団のスターとして活躍した水の江瀧子を中心に、笠置シヅ子ら昭和のエンターテインメントを支えた人物たちの人生を、歌とダンスを交えて描く作品です。明治座の公演情報にも、妃海さんの出演が掲載されています。
音楽活動では、ビルボードライブの公演『Magic hour ~Hinami Fu Billboard Live 2026~』を開催。大阪公演は9月25日、横浜公演は10月2日に行われ、元宝塚月組トップスターの真琴つばささんがスペシャルゲストとして出演しました。真琴さんとの共演は、妃海さんの歌手としての魅力を楽しめる機会でもありました。
なお、これらは2026年10月28日までに公表されている主な活動です。公演はいずれも開催日を過ぎているため、今後の出演予定については、新たな公式発表を確認する必要があります。
【宝塚時代】星組トップ娘役への道のりと代表作を年表で解説
妃海風さんは2009年に宝塚歌劇団へ入団した95期生です。星組に配属され、若手時代から新人公演のヒロインや外部劇場でのヒロイン役を経験しました。歌、芝居、ダンスのバランスに優れた娘役として経験を積み、2015年5月11日に星組トップ娘役へ就任しています。
宝塚歌劇団の公演資料や当時の報道をたどると、トップ娘役就任までの道のりには、段階的な抜てきがあったことが分かります。新人公演での経験に加え、2013年の『南太平洋』などでヒロインを務めたことも、そのキャリアを語るうえで欠かせません。
主な経歴を時系列で
| 時期 | 出来事・出演作 | キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 2009年 | 宝塚歌劇団に入団。初舞台『Amour それは…』 | 95期生として舞台人のキャリアを開始 |
| 2012年 | 『めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~』新人公演で初ヒロイン | 若手娘役として注目される転機 |
| 2013年 | 『南太平洋』『日のあたる方へ』などでヒロイン | 本公演以外でも主要な役を経験 |
| 2015年5月 | 星組トップ娘役に就任 | 北翔海莉さんの相手役として新トップコンビが始動 |
| 2015年8~11月 | 『ガイズ&ドールズ』でサラ・ブラウン役 | 大劇場でのトップお披露目公演 |
| 2016年 | 『LOVE & DREAM』『こうもり』『THE ENTERTAINER!』など | 歌と芝居、ショーで実力を発揮 |
| 2016年11月20日 | 『桜華に舞え』『ロマンス!(Romance)』東京公演千秋楽をもって退団 | 北翔海莉さんと同時退団し、宝塚を卒業 |
この年表から分かるのは、トップ娘役への就任が突然の抜てきではなかったということです。新人公演や外部劇場でのヒロイン経験を重ね、主要な役を任される機会を増やしてきました。2015年の『ガイズ&ドールズ』ではサラ・ブラウンを演じ、ミュージカル作品でも存在感を発揮しています。
また、2016年の退団公演『桜華に舞え』『ロマンス!』は、芝居とレビューの両方で宝塚時代の集大成を示す舞台となりました。現在のライブ活動にもつながる歌唱やショーでの表現力は、こうした経験の積み重ねによって磨かれてきたものです。
【退団理由】北翔海莉との関係は?「添い遂げ退団」の経緯
妃海風さんの宝塚退団を理解するうえで重要なのが、当時の星組トップスターだった北翔海莉さんとの関係です。北翔さんは2016年4月27日に退団を発表し、妃海さんも同年11月20日付で退団することが明らかになりました。トップスターとトップ娘役が同じタイミングで卒業する形は、宝塚ファンの間で「添い遂げ退団」と呼ばれます。
2016年4月の退団会見を報じた日刊スポーツによると、妃海さんは同年1月の公演『LOVE & DREAM』の際に、北翔さんから退団の意向を聞いたと説明しています。そのとき、妃海さんは自分も一緒に退団する意向を伝えたと報じられました。
妃海さんは当時、北翔さんについて、宝塚の舞台人としてだけでなく、人間として尊敬する思いが強くなっていたと語っています。北翔さんとの出会いや舞台での経験が、退団を決断するうえで大きな意味を持っていたことがうかがえます。
ただし、退団理由を「北翔さんについていくため」だけに限定するのも正確ではありません。本人の会見で確認できるのは、北翔さんの退団意思を受けて自分も同時退団を決めたという経緯です。退団をめぐる不仲やトラブルが原因だったと裏付ける公表情報はなく、本人の説明を超えた理由を断定することはできません。
北翔さんとの関係についても、舞台上の相手役としての信頼関係と、私生活における関係は分けて考える必要があります。二人は2015年にトップコンビとなり、2016年に同時退団しました。この経緯が、現在も「北翔海莉と妃海風の関係」という検索につながっていると考えられます。
【退団後の活動】『千と千尋の神隠し』から朝ドラ『おむすび』まで
2016年の退団後、妃海風さんは女優・歌手として活動を続けてきました。宝塚の舞台だけにとどまらず、ミュージカル、音楽朗読劇、コンサート、テレビドラマなど、異なるジャンルの作品に参加している点が特徴です。
代表的な舞台の一つが、宮崎駿さんのアニメーション映画を原作とする舞台『千と千尋の神隠し』です。妃海さんは千尋の母とリンを演じるキャストの一人として参加し、2024年からの海外公演でもその役を務めました。ビルボードライブの公演紹介でも、同作での活動が取り上げられています。
リンは、湯屋で働く千尋を支える重要な人物です。一方、千尋の母は物語の冒頭に登場します。性格や登場場面の異なる二役を演じることは、声や表情、身体表現を通じて人物を描き分ける力が求められる仕事です。宝塚で培った舞台経験を、原作のある大型作品で生かした出演歴といえます。
テレビドラマでは、NHK連続テレビ小説『おむすび』に看護師・桑原美和役として出演しました。2025年1月、妃海さんは自身のSNSで、同作が初めてのドラマ出演であることを報告しています。担当したのは「平成から令和へ病院・管理栄養士編」の看護師役で、関西弁での芝居にも挑戦しました。
宝塚時代の妃海さんを知る視聴者にとって、朝ドラへの出演は、舞台上の歌やダンスとは異なる演技を見られる機会でした。テレビドラマでは、歌や大きな身振りによる表現よりも、場面の流れに合わせた自然な受け答えや人物同士の距離感が大切です。舞台で培った表現力を、映像作品でどう生かすかという新たな挑戦でもありました。
2026年の『MISSDIRECTION』と『TARKIE』への出演も、活動領域の広がりを示しています。前者は宝塚OGのつながりを生かした舞台、後者は昭和のレビュー文化を題材とした音楽劇です。舞台作品と映像作品、さらにライブを行き来する活動スタイルが、退団後のキャリアを形づくっています。
【結婚・離婚の経緯】元夫・上口耕平との出会いから公表まで
妃海風さんは2022年7月、俳優の上口耕平さんと結婚したことを公表しました。双方の事務所による発表では、二人は共演をきっかけに知り合い、その後交際に発展したと説明されています。結婚の具体的な日付は非公表でした。
その後、2023年12月8日、妃海さんは自身のSNSを通じて、上口さんとの婚姻関係を解消したことを報告しました。日刊スポーツなどの報道によると、本人は離婚の理由について、生活するなかで価値観や人生の方向性の違いを感じ、二人で話し合った結果、それぞれ別の道を歩むことになったと説明しています。
公表された経緯を時系列で整理すると、次のようになります。
- 2022年7月:上口耕平さんとの結婚を公表。双方の事務所は、共演をきっかけに知り合い、交際に発展したと説明。
- 2023年12月8日:妃海さんが離婚を公表。価値観や人生の方向性の違いを理由として挙げた。
- 離婚公表後:本人は仕事に向き合い、活動を続けていく意向を示した。
ここで注意したいのは、離婚理由について、本人が公表した説明と、インターネット上で語られる推測を混同しないことです。公表された理由は、価値観や人生の方向性の違いです。それ以上の具体的な事情について、本人や関係者から確認できる発表はありません。
また、結婚や離婚という私生活上の出来事と、舞台人としての評価は別の問題です。離婚を公表した際も、妃海さんは今後の仕事に向き合う姿勢を示していました。その後も舞台やドラマ、ライブへの出演が続いており、芸能活動は継続しています。
【プロの結論】妃海風の評判・歌唱力・演技力はどこにある?
妃海風さんの魅力を理解するには、宝塚時代のトップ娘役としての実績と、退団後に選んできた作品の両方を見ることが大切です。宝塚歌劇団の公演資料や当時の報道では、歌・芝居・ダンスを兼ね備えた実力派として紹介されていました。新人公演や外部劇場でヒロインを経験し、トップ娘役に就任した経歴も、その評価を支える要素です。
歌唱力の面では、宝塚のショーやミュージカルで積み上げた経験が強みです。『LOVE & DREAM』や『One Voice』、退団前のミュージック・サロン『Princesa!!』など、歌を中心とした舞台に出演してきました。2026年の『Magic hour』では歌手としてステージに立ち、宝塚時代とは異なるライブ空間で歌を届けています。
演技力については、役柄や作品形式の幅に注目できます。宝塚時代のサラ・ブラウン役、舞台『千と千尋の神隠し』でのリンと千尋の母、朝ドラ『おむすび』の看護師・桑原美和役では、求められる表現方法が異なります。華やかなレビュー、物語性の強い舞台、日常的な人物描写が必要なテレビドラマと、複数の形式で経験を重ねていることが、退団後のキャリアの特徴です。
北翔海莉さんとのコンビ時代も、妃海さんを語るうえで外せません。二人は2015年に星組トップコンビとなり、約1年半のトップ娘役時代をともに過ごしました。歌や芝居に定評のあるコンビとして当時の報道でも紹介され、同時退団という経緯もあって、現在までファンの関心を集めています。ただし、舞台上の相性や信頼関係から、私生活上の関係まで推測することはできません。
もう一つ見逃せないのが、宝塚退団後のキャリア形成です。退団時の2016年、妃海さんは退団後の活動について、まだ決まっていないと説明していました。その後、舞台やコンサート、ドラマへと活動を広げ、2026年には舞台作品への出演とビルボードライブを並行しています。当時から特定の進路に固定せず、さまざまな仕事に挑戦できる余地を残していたことが、現在の活動の広がりにつながっていると考えられます。
妃海さんの活動を追う際には、次の3点を判断基準にすると、人物像をより立体的に捉えられます。
- 宝塚時代の実績を知りたい人:トップ娘役就任前のヒロイン経験や、『ガイズ&ドールズ』『LOVE & DREAM』などの代表作に注目する。
- 現在の表現活動を知りたい人:『千と千尋の神隠し』『TARKIE』『MISSDIRECTION』など、舞台ごとの役柄や作品の性格を比較する。
- 結婚・離婚の経緯を知りたい人:本人の公表内容と報道で確認できる事実を基準にし、出所の明らかでない私生活の推測と区別する。
宝塚OGの活躍を評価するとき、トップ娘役時代の人気だけでなく、退団後にどのような作品へ参加し、表現の幅を広げているかを見ることも重要です。妃海さんは、舞台で培った技術をライブや映像作品へと展開してきました。これまでの実績を踏まえると、歌唱力と舞台経験を軸にしながら、異なるジャンルへ挑戦している点が大きな特徴です。
【宝塚妃海風】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:妃海風は2026年現在、何をしていますか?
A1:女優・歌手として活動しています。2026年は舞台『MISSDIRECTION』『TARKIE』に出演し、9月25日に大阪、10月2日に横浜でビルボードライブ『Magic hour』を開催しました。今後の出演予定は公式発表で確認できます。
Q2:妃海風の元夫は誰ですか?離婚理由は何ですか?
A2:元夫は俳優の上口耕平さんです。二人は2022年7月に結婚を公表し、2023年12月8日に妃海さんが離婚を発表しました。本人が公表した理由は、価値観や人生の方向性の違いです。
Q3:妃海風と北翔海莉は現在も夫婦なのですか?
A3:二人は宝塚歌劇団の星組トップスターとトップ娘役として活動した舞台上のコンビです。2016年11月20日に同時退団しましたが、夫婦であるとする公表情報はありません。舞台での関係と私生活上の関係は区別する必要があります。
妃海風さんは、2009年の宝塚歌劇団入団から、2015年の星組トップ娘役就任、2016年の退団を経て、女優・歌手として活動を続けています。退団後は『千と千尋の神隠し』や朝ドラ『おむすび』などに出演し、2026年には『MISSDIRECTION』『TARKIE』、ビルボードライブ『Magic hour』と、舞台と音楽の両面で存在感を示しました。
私生活では、上口耕平さんとの結婚と離婚を公表しています。離婚理由として本人が説明したのは、価値観や人生の方向性の違いです。北翔海莉さんとの関係についても、トップコンビとしての歩みと同時退団という事実を軸に理解することが大切です。
2026年10月28日時点で注目したいのは、宝塚時代の実績だけでなく、退団後に培ってきた舞台・ドラマ・ライブの経験です。今後の出演作やコンサートの情報は、本人の公式ファンクラブや各公演の公式発表を確認することで、最新の活動を把握できます。