2026年11月3日現在、タイのムエタイ界を代表するスター選手、ロッタン・ジットムアンノンは、ONE Championshipとの再契約を経て、世界王座への返り咲きを目指している。2024年11月に体重超過によってONEフライ級ムエタイ世界王座を失ったものの、2026年7月23日にONEとの新契約を正式発表。加えて、11月13日には元ONEバンタム級ムエタイ世界王者ノンオー・ハマとの対戦が決定している。
一方、日本の格闘技ファンにとって見逃せないのが武尊との2度の対戦だ。2025年3月にはロッタンが1ラウンドKO勝利を収めたが、2026年4月29日の再戦では武尊が5ラウンドTKOで雪辱を果たした。現在の戦績、身長・年齢・体重、ジットムアンノンジムでの練習環境、王座剥奪の理由、そしてノンオー戦から始まる王座復帰への道筋を整理する。
【2026年最新】ロッタン・ジットムアンノンの現在は?ONE再契約とノンオー戦

2026年のロッタンは、単なる現役続行ではなく、世界王座への復帰を見据えた重要な転換期にいる。
2026年7月23日、29歳の誕生日に合わせて、ONE Championshipとの新契約を発表した。発表の場となったのは、タイ・ノンタブリー県にあるジットムアンノンジム。本人のほか、マネージャーやONE Championshipタイ法人の関係者、ジムの運営関係者らが出席した。
ONEの公式発表によると、ロッタンは再契約について、格闘家という仕事が自分に認知度と家族を支える力を与えてくれたことに触れ、戦える力が残っている限り全力を尽くすという趣旨のコメントを残している。
再契約の契約期間や金額などの詳細は公表されていない。ただし、ONEへの復帰が正式に発表されたことで、今後も同団体を主戦場として活動する方向性が明確になった。
11月13日のノンオー戦は世界グランプリ準々決勝再契約後の大きな目標となるのが、2026年11月13日に予定されているノンオー・ハマとの一戦だ。
試合はタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催される「The Inner Circle 38」の一環として行われる。大会の位置付けは、2026-2027年ONEフライ級ムエタイ世界グランプリの準々決勝。単独の世界タイトルマッチではなく、8選手によるトーナメントの初戦に当たる。
この大会では、トーナメントの優勝者に贈られる銀色のベルトと、現ONEフライ級ムエタイ世界王者アサドゥラ・イマンガザリエフへの挑戦につながる道筋が用意されている。
つまり、ノンオーに勝つことは単に1勝を追加するだけではない。準決勝進出を果たし、王座返り咲きに向けて再び存在感を示すための重要な関門となる。
なお、2026年11月3日時点では試合はまだ行われておらず、勝敗は決まっていない。
11月2日には栄養管理担当者が好調を報告試合直前のコンディションについても、ONE公式メディアが11月2日に報じている。
長年ロッタンの栄養管理を担当してきたピーター・ミラーは、今回のキャンプでの本人の意欲や規律、食事・トレーニング計画への取り組みを高く評価した。特に、今回の準備期間では、以前よりも前向きな姿勢が見られるという。
また、10月28日にはジットムアンノンジムで公開練習を実施。ONEのタイ公式発表では、ロッタン自身が約2か月間のキャンプを続け、最後の1か月は特に強化を進めてきたと説明している。
今回の練習では、スタミナや筋力を重視。ジムの同門であるヌンランレック・ジットムアンノンも練習パートナーとして参加した。
試合への意気込みについて、ロッタンはノンオーを幼少期から憧れていた選手と説明し、リング上では全力で戦う一方、試合後は兄弟のような関係に戻るという趣旨の発言をしている。
29歳となったロッタンにとって、今回の試合は敗戦からの再起だけでなく、長年の憧れだった名選手との実力勝負という意味も持っている。
【プロフィール・経歴】ロッタンの身長・年齢・体重とムエタイ人生
ロッタンは1997年7月23日生まれのタイ人ムエタイ選手。本名はティンナコーン・シースワットで、ロッタン・ジットムアンノンのリングネームで知られる。
愛称は「アイアンマン」。強烈なパンチと前進を続ける攻撃的なスタイル、相手の攻撃を受けてもひるまないタフネスで世界的な知名度を獲得した。
基本プロフィール- リングネーム:ロッタン・ジットムアンノン
- 本名:ティンナコーン・シースワット
- 生年月日:1997年7月23日
- 年齢:29歳(2026年11月3日現在)
- 出身地:タイ・パッタルン県
- 身長:168cm
- 主な競技:ムエタイ、キックボクシング
- 所属ジム:ジットムアンノンジム
- 愛称:アイアンマン
- ONEでの主な階級:フライ級
体重については、普段の体重と試合契約上の階級を区別する必要がある。ONEのフライ級ムエタイは125〜135ポンド(約56.7〜61.2kg)の範囲で設定されている。61.2kgは階級の上限であり、常時その体重で生活しているという意味ではない。
7歳で練習を始め、10歳でプロのリングへONE Championshipの公式選手プロフィールによると、ロッタンは7歳でムエタイの練習を始め、10歳で初めてプロの試合を経験した。
幼少期はタイ南部のパッタルン県にある小さなジムで練習していたが、より高いレベルのトレーニングを求めてバンコクのジットムアンノンジムへ通うようになる。その後、同ジムへ拠点を移し、競技に本格的に取り組んだ。
ONEの公式プロフィールでは、21歳になるまでに250勝以上を積み重ね、オムノーイ・スタジアムのタイトルも2度獲得したと紹介されている。
2018年にはONE Championshipに本格参戦。連勝を重ねてタイトル挑戦権を獲得し、2019年8月、当時の王者ジョナサン・ハガティーを破ってONEフライ級ムエタイ世界王者となった。
その後は5年間にわたり同階級の王座を保持し、5度の防衛に成功。ONEのムエタイを代表する看板選手へと成長した。
【戦績を徹底分析】武尊との再戦結果とスーパーレック戦の真相
ロッタンの戦績を理解するうえで、特に重要なのが武尊、スーパーレックとの対戦だ。
ONE Championshipの公式選手プロフィールでは、ONEでの戦績は17勝3敗。また、2026年10月29日付のONE公式記事では、キャリア通算274勝と紹介されている。ムエタイとキックボクシングを含む長いキャリアの全体像と、ONEの公式戦績は分けて考えたい。
武尊との初対戦は2025年3月、ロッタンが1ラウンドKO勝利日本の格闘技ファンから大きな注目を集めたのが、2025年3月のONE 172で実現した武尊とのキックボクシング対決だ。
この試合ではロッタンが開始から強烈な左フックを繰り出し、わずか80秒で武尊をKO。日本のトップキックボクサーを圧倒する結果となった。
ロッタンはムエタイだけでなく、キックボクシングでも世界トップクラスの打撃力を持つことを証明した一戦だった。
2026年4月29日の再戦は武尊が5ラウンドTKO勝利両者の再戦は2026年4月29日、東京・有明アリーナで開催されたONE SAMURAI 1のメインイベントとして実現した。
前回の敗北を経験した武尊は、初戦とは異なる戦い方を見せる。序盤から蹴りを織り交ぜて距離をコントロールし、第2ラウンドには左フックでロッタンを2度ダウンさせた。
ロッタンも第3ラウンド以降に反撃。第4ラウンドにはパンチを連続で当て、試合の流れを引き戻そうとした。
しかし、最終第5ラウンドに武尊の右ストレートと左フックが連続で決まり、ロッタンは再びダウン。最後は武尊の攻撃でロープ際に追い込まれ、レフェリーが試合を止めた。
公式結果は、武尊の5ラウンド2分22秒TKO勝利。武尊はONE暫定フライ級キックボクシング世界王座を獲得し、この試合を最後に現役引退を迎えた。
したがって、武尊との対戦結果は次のように整理できる。
- 2025年3月:ロッタンが1ラウンド1分20秒KO勝利
- 2026年4月29日:武尊が5ラウンド2分22秒TKO勝利
- 通算対戦成績:1勝1敗
検索時に注意したいのは、2026年の再戦でTKO勝利したのはロッタンではなく武尊だという点だ。両者の初戦と再戦の結果が逆になっている情報には注意したい。
スーパーレック戦は2023年9月に判定負けもう一つ重要な試合が、2023年9月22日のONE Friday Fights 34で実現したスーパーレック・キアトモー9との対戦だ。
この試合は本来のフライ級ではなく、140ポンド契約のキャッチウェイト戦となった。スーパーレックが計量で規定をクリアできなかったためだ。
試合では、スーパーレックが得意の右ミドルキックを繰り返し、ロッタンの前進を抑え込んだ。第2ラウンドにはヒザ蹴りやヒジ打ちを交え、ロッタンからダウンも奪っている。
ロッタンは最後まで攻め続けたものの、判定はスーパーレックのユナニマス・デシジョン勝利となった。
この敗戦は、ロッタンがONEの打撃ルールで初めて喫した敗北として記録されている。
ロッタンのファイトスタイルと強さの秘密ロッタンの戦い方は、タイのムエタイでいう「ムエマート」に近い、パンチを中心とする攻撃型のスタイルだ。
最大の特徴は、相手に距離を取られても前進を止めず、パンチやローキックを連続して繰り出すこと。接近戦ではヒジやボディへの攻撃も使い、相手が反撃する時間を奪っていく。
特に評価されているのが、攻撃を受けても簡単には崩れない耐久力と、被弾を恐れずに攻め続ける精神的な強さだ。相手に攻撃を当てられても、表情や姿勢を変えずに反撃する姿が「アイアンマン」という愛称につながっている。
ただし、前進型のスタイルには弱点もある。相手が距離を維持しながらローキックやミドルキックで足を削り、攻撃のタイミングを外してくると、ロッタンの持ち味であるパンチの連打を出しにくくなる。
スーパーレック戦は、その典型的な例だ。単純に打ち合うだけでなく、相手の得意な距離や攻撃のリズムを崩せるかどうかが、ロッタンの今後の課題となる。
【王座剥奪の理由】ロッタンはなぜ体重超過で世界王者から外れたのか
ロッタンがONEフライ級ムエタイ世界王座を失ったのは、2024年11月のことだった。
対象となった試合は、11月8日のONE 169で行われたジェイコブ・スミスとの一戦。当初はロッタンにとって6度目の王座防衛戦となる予定だった。
しかし、ロッタンはフライ級の規定体重をクリアできず、ONEの体重・水分検査に関する条件も満たせなかった。その結果、試合前に王座を剥奪され、対戦相手のジェイコブ・スミスだけが王座獲得資格を持つ形となった。
試合には勝利したが、王座は戻らなかった注目すべきなのは、王座を失った後もロッタンがリングに上がり、ジェイコブ・スミスにユナニマス・デシジョンで勝利したことだ。
ただし、試合に勝つことと世界王座を獲得することは別問題だった。ロッタンはすでに王座を剥奪されていたため、勝利してもベルトを取り戻すことはできなかった。
ONEの公式記事では、ロッタン自身が計量で失敗したことを認め、改善して再びフライ級に戻り、王座を取り戻す意向を示したと報じている。
「ベルトを計量で失ったことは悲しいが、戦い続けて必ず取り戻す」
※2024年11月のONE公式記事で紹介されたロッタンの発言の日本語訳・要旨。
この問題を単純な減量失敗として片付けることはできない。ONEでは通常の体重計測だけでなく、水分状態も含めた検査が行われる。選手は規定体重と検査条件の両方をクリアする必要がある。
ロッタンは試合で勝つ力を持ちながら、計量という競技外の条件で王座を失った。これは、どれほど優れた実績を持つ選手でも、競技団体のルールを守れなければタイトルを維持できないという格闘技の厳しさを示している。
【人物・団体の関係一覧】ジットムアンノンジム、武尊、ノンオーとの接点
ロッタンのキャリアを理解するには、本人だけでなく、所属ジムや対戦相手、競技団体との関係を整理すると分かりやすい。
特に、ONE Championshipでの王座獲得と喪失、武尊とのキックボクシング対決、ノンオーとの2026年のトーナメント戦は、それぞれ異なる意味を持っている。
| 人物・団体 | ロッタンとの関係 | 主な出来事・意味 |
|---|---|---|
| ジットムアンノンジム | 所属・練習拠点 | 本格的な競技活動を支えた拠点。2026年7月の再契約発表と10月の公開練習の会場。 |
| ONE Championship | 主要な所属競技団体 | 2018年参戦、2019年王座獲得、2024年王座剥奪、2026年7月再契約。 |
| ジョナサン・ハガティー | 元王者・タイトル獲得時の対戦相手 | 2019年8月に勝利し、ONEフライ級ムエタイ世界王座を獲得。 |
| スーパーレック | 強豪ライバル | 2023年9月、140ポンド契約戦でロッタンに判定勝利。 |
| 武尊 | キックボクシングのライバル | 2025年はロッタンがKO勝利。2026年の再戦は武尊がTKO勝利。 |
| ノンオー・ハマ | 2026年11月の対戦相手 | ONEフライ級ムエタイ世界グランプリ準々決勝で対戦予定。 |
| アサドゥラ・イマンガザリエフ | 現フライ級ムエタイ世界王者 | ロッタンが王座復帰を目指す際の最終的な目標となる王者。 |
ジットムアンノンジムは、ロッタンの競技人生を語るうえで欠かせない存在だ。
タイ南部でムエタイを始めたロッタンは、より高いレベルの練習環境を求めてバンコクへ移り、同ジムで本格的なトレーニングを積んできた。
2026年7月のONE再契約発表も同ジムで行われ、10月28日の公開練習も同じ場所で開催された。長年の所属先で再出発を発表したことは、キャリアの継続という意味でも象徴的な出来事だった。
ノンオーはロッタンが幼少期から憧れていた名選手ノンオー・ハマは、元ONEバンタム級ムエタイ世界王者。ONEでは同階級で7度の連続防衛を記録した実績を持つ。
ロッタンにとってノンオーは単なる対戦相手ではない。2026年11月の公開練習で、幼い頃から憧れていた選手であり、技術やムエタイの知性を尊敬していると語っている。
一方のノンオーも、長年バンタム級で実績を積み重ねたベテランだ。両者は同じタイ出身だが、得意とする戦い方には違いがある。
ロッタンが前進力と耐久力で相手を押し込むタイプなのに対し、ノンオーはタイミング、距離感、右ミドルキックなどの技術を生かして試合を組み立てるタイプ。力と技術の対決という構図も見どころになる。
【王座復帰の可能性】ノンオー戦とONEフライ級ムエタイ世界グランプリが鍵
ロッタンの王座復帰を考えるうえで、2026年の世界グランプリは非常に重要な意味を持つ。
現在のONEフライ級ムエタイ世界王者はアサドゥラ・イマンガザリエフ。ロッタンはすでに元王者であり、過去に5度の防衛を成功させた実績を持つが、現在は挑戦者の立場にある。
まずノンオーに勝って準決勝へ進めるか2026年11月13日のノンオー戦は、8人制トーナメントの準々決勝だ。勝者が準決勝へ進み、優勝を目指すことになる。
この試合でロッタンが示すべき要点は、大きく3つある。
- 距離への対応:ノンオーの右ミドルキックや技術的な攻撃を受け続けず、自分のパンチが届く距離に入れるか。
- スタミナと身体の強さ:2026年4月の武尊戦で敗れた後、強化してきたフィジカル面の成果を発揮できるか。
- 攻撃の組み立て:前進して打ち合うだけでなく、相手の動きに応じて攻撃のタイミングを変えられるか。
特に注目したいのは、ロッタンが公開練習で筋力とコンディショニングを重視していると説明した点だ。ノンオーのような技術型の選手を相手にする場合、攻撃力だけでなく、試合中に状況を修正できる身体的な余裕も重要になる。
武尊戦の敗北をどう生かすか2026年4月の武尊戦は、ロッタンにとって大きな敗戦だった。第2ラウンドに2度ダウンを奪われ、最終第5ラウンドにもダメージを受けてTKO負けとなった。
この結果から読み取れるのは、ロッタンの耐久力が絶対的なものではないということだ。
これまでのロッタンは、被弾を恐れず前に出ることで相手の攻撃意欲を削ぎ、自分の打撃を当てる戦い方で成功してきた。しかし、武尊のように距離とタイミングを調整しながら攻撃を組み立てる選手に対しては、前進だけでは対応しきれない局面もある。
ノンオー戦では、相手の攻撃を受け止めるだけでなく、被弾を減らしながら自分の攻撃につなげる技術が重要になる。
王座復帰は現実的なのかロッタンには、王座復帰を狙うだけの実績と知名度がある。2019年から2024年までの長期政権、5度のタイトル防衛、通算274勝というONE公式記事で紹介された実績は、トップ選手としての能力を裏付けるものだ。
一方で、王座を取り戻すには過去の実績だけでは足りない。
2024年の体重問題を克服し、安定した計量と水分検査をクリアすること。そして2026年のグランプリで勝ち上がり、現王者への挑戦につながる結果を残すことが必要だ。
特にノンオー戦は、武尊戦の敗北からどれだけ立て直せたかを測る重要な試合になる。ここで勝利できれば、ロッタンの復活に向けた評価は大きく変わるだろう。
【よくある質問】ロッタン・ジットムアンノンに関するFAQ
Q1:ロッタンは2026年現在、何歳ですか?
A1:1997年7月23日生まれで、2026年11月3日現在は29歳です。身長は168cm。ONEのフライ級ムエタイは125〜135ポンド(約56.7〜61.2kg)の階級です。
Q2:ロッタンと武尊の2026年の再戦はどちらが勝ちましたか?
A2:2026年4月29日のONE SAMURAI 1で武尊が5ラウンド2分22秒TKO勝利を収めました。2025年の初戦はロッタンが1ラウンドKOで勝っているため、対戦成績は1勝1敗です。
Q3:ロッタンはなぜONE世界王座を剥奪されたのですか?
A3:2024年11月、ジェイコブ・スミスとの王座防衛戦前にフライ級の規定体重と水分検査の条件をクリアできなかったためです。試合には判定勝利しましたが、計量前に王座を剥奪されていたため、ベルトは獲得できませんでした。
Q4:ロッタンの次の試合はいつですか?
A4:2026年11月13日にノンオー・ハマとの対戦が予定されています。ONEフライ級ムエタイ世界グランプリの準々決勝で、タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催されます。11月3日時点では試合前のため、勝敗は決まっていません。
Q5:ロッタンはONE Championshipと再契約したのですか?
A5:はい。2026年7月23日に29歳の誕生日に合わせて再契約を正式発表しました。発表会見はタイのジットムアンノンジムで開催されました。
Q6:ロッタンのONEでの戦績は何勝何敗ですか?
A6:ONE Championshipの公式選手プロフィールでは17勝3敗です。また、2026年10月29日のONE公式記事では、プロキャリア通算274勝と紹介されています。ONEの公式戦績と競技生活全体の勝利数は区別して見る必要があります。
ロッタン・ジットムアンノンは、2024年の体重超過による王座剥奪、2026年4月の武尊との再戦でのTKO負けを経験しながらも、競技生活を続けている。
2026年7月23日のONE Championship再契約は、その意思を示す大きな節目だった。29歳となった現在も、ジットムアンノンジムを拠点にトレーニングを続け、世界のトップ選手として再び頂点を目指している。
そして11月13日、ノンオー・ハマとのONEフライ級ムエタイ世界グランプリ準々決勝が待っている。
この試合は、単なる元世界王者同士の対決ではない。ロッタンにとっては、武尊戦の敗北からの再起、ONEとの再契約後の初陣、そして世界王座への道を切り開くための重要な試金石となる。
【プロの結論】
ロッタンの評価を決めるのは、過去のKO勝利や耐久力だけではない。体重管理を含めた競技者としての安定性、技術型の相手への対応力、そして連戦を勝ち抜くためのコンディショニングが重要になる。
ノンオー戦で勝利すれば、王座復帰への道は大きく前進する。一方、敗れれば、これまでの実績を持ちながらも再建に時間を要する可能性がある。
「アイアンマン」の異名を持つ元世界王者が、再びONEの頂点に立てるのか。2026年11月13日の試合は、その未来を占う大きな一戦となる。
主な情報確認先: ONE Championship公式選手プロフィール、2026年7月23日再契約発表、2026年9月25日グランプリ対戦発表、2026年11月2日コンディション報道、2026年4月29日武尊戦公式結果、2024年11月の王座剥奪に関する公式報道。