佳子さまの大学はどこだったのでしょうか。秋篠宮家の次女である佳子内親王は、2013年に学習院大学へ進学した後、国際基督教大学(ICU)に入学し、2019年3月に卒業されています。大学を途中で変更された経緯や、学習院大学を中退された理由については、2014年の成年記者会見でご本人が説明されています。
ICUでは教養学部アーツ・サイエンス学科に在籍し、幅広い分野を学んだ後、心理学を専攻されました。在学中には英国のリーズ大学への短期留学も経験されています。2026年現在の公表情報を踏まえ、大学選びの背景から卒業後の進路、現在の公務までを時系列で整理します。
【結論】佳子さまの大学はどこ?学習院大学からICUへ進まれた経緯

佳子さまが卒業された大学は、東京都三鷹市にキャンパスを構える国際基督教大学(ICU)です。正式には、教養学部アーツ・サイエンス学科を2019年3月に卒業されています。
ただし、大学生活のすべてをICUで過ごされたわけではありません。最初に進学されたのは学習院大学で、2013年4月に文学部教育学科へ入学されました。その後、2014年8月末に退学し、翌2015年4月にICUへ進学されています。
ICUへの進学が公表されたのは2014年10月です。特別入学選考(AO入試)に合格し、2015年4月2日の入学式に出席されました。
学習院大学とICU、それぞれで学ばれた内容最初の学習院大学では教育分野を学ばれています。佳子さまご自身も2019年の卒業に際した文書回答で、学習院大学では約1年半、教育の分野を学んだと振り返られました。
一方、ICUでは英語による学習を含め、幅広い学問領域に触れています。最終的に心理学を専攻し、大学卒業まで学びを深められました。
このように、佳子さまの大学歴は、教育学を学んだ学習院大学から、リベラルアーツ教育を特徴とするICUへと移った経歴として整理できます。
【転学理由】佳子さまが学習院大学を中退した本当の理由
佳子さまの学歴を調べる人が特に気になるのが、学習院大学を中退された理由です。
この点については、2014年12月15日に宮内庁が公表した成年記者会見の質疑応答に、ご本人の説明が残されています。
佳子さまは、幼稚園から高校まで学習院で過ごしたことについて、限られた一つの環境しか経験できていないと感じることがあったと説明されました。そのため、中学生の頃から別の大学への進学を考えていたそうです。
しかし、希望していた大学の受験に不合格となったため、学習院大学へ内部進学することになりました。
入学後も別の環境で学びたいという気持ちは変わらず、ICUで学びたいという希望が強くなったことから、退学を決断されたと説明されています。
ご本人が説明された転学の理由「限られた一つの環境しか経験できていないと感じることが多くございました」
これは2014年の成年記者会見での回答です。幼少期から長く同じ教育環境で過ごした経験を振り返り、異なる環境に身を置いて学びたいという希望を語られています。
また、佳子さまは学習院大学を退学したことについて、大学側に問題があったという見方を明確に否定されています。
「私個人の問題であって学習院大学が悪いということではございません」
長年お世話になった学習院の関係者への感謝も述べられました。
ICUを選んだ理由は英語教育とリベラルアーツICUを志望した理由についても、同じ記者会見で詳しく説明されています。
佳子さまは、成年皇族として公的な活動に参加する機会が増え、英語でコミュニケーションを取る能力や、幅広い知識を身につけることの大切さを感じるようになったと話されています。
そのうえで、充実した英語教育と、最初から専攻を一つに絞らず幅広く学べるリベラルアーツ教育に魅力を感じ、ICUで学ぶことを希望されたそうです。
つまり、転学の背景には、単に大学を変えたいという気持ちだけではなく、将来の公的活動も意識した学習環境への関心がありました。
【専攻を解説】ICUの学部・学科と佳子さまが学ばれた心理学
佳子さまが在籍されていたのは、国際基督教大学の教養学部アーツ・サイエンス学科です。
ICUのリベラルアーツ教育は、幅広い分野を横断して学びながら、自分の関心に応じて専門領域を深めていく教育を特徴としています。
佳子さまも、ICUで英語による授業を含めた幅広い学習を経験し、最終的には心理学を専攻されました。
心理学を専攻したことは宮内庁の文書でも確認できる2019年の卒業に際して宮内記者会から寄せられた質問に対し、佳子さまは学習院大学とICUでの学びを比較しながら回答されています。
その中で、ICUでは幅広い分野を学んだ後、最終的に心理学を専攻したことを明らかにされました。
なお、心理学専攻という学歴は、心理職の国家資格や臨床心理士資格を取得したことを意味するものではありません。大学で心理学を専門的に学ばれたという事実と、資格取得は区別する必要があります。
大学での経験について語られたこと佳子さまは、特定分野を集中的に学ぶことと、幅広い分野を学ぶことの両方に意義があったと振り返られています。
また、大学生活では友人たちと食事をしながら会話を楽しむなど、学業以外にも思い出深い経験があったと回答されています。
皇族としての立場だけでなく、一人の大学生として友人との交流や日々の学生生活を大切にされていた様子もうかがえます。
【英国留学】佳子さまがリーズ大学で約9か月間学ばれた内容
佳子さまの大学生活を語るうえで欠かせないのが、英国のリーズ大学への短期留学です。
2017年9月、ICU在学中の佳子さまは英国中部にあるリーズ大学へ出発されました。留学は2018年6月までの予定で、約9か月間にわたる海外生活を経験されています。
この留学はICUの交換留学プログラムを通じたもので、在学中に応募し、選考を経て受け入れが決まりました。
リーズ大学では舞台芸術と心理学を学習宮内庁の発表を伝えた報道によると、留学先では芸術・人文・文化に関わる分野を学ばれました。
2019年の卒業時に公表された文書回答では、リーズ大学で日本では学ぶ機会の少ない舞台芸術に関する分野や、ICUで専攻していた心理学などを幅広く学んだと説明されています。
留学期間中は英語で授業を受け、英語で日常生活を送る経験もされました。
留学を通じて得られた国際的な視野佳子さまは、リーズ大学での約9か月間について、さまざまな国の人々と交流し、多様な文化に触れたことが印象深かったと振り返られています。
特に、これまでにはなかった新しい視野を持つことができた点を、留学の大きな成果として挙げられました。
学習院大学で教育分野を学び、ICUで心理学を専攻し、さらに英国で舞台芸術や心理学を学ぶ。この流れを見ると、大学生活を通して学問の幅を広げてこられたことが分かります。
【学歴年表】佳子さまの大学進学から卒業までを時系列で整理
ここまでの経歴を、時期ごとに整理します。大学の変更や留学、卒業後の進路を一つの流れとして確認すると、学歴の全体像が把握しやすくなります。
| 時期 | 学校・出来事 | 内容・確認できる事実 |
|---|---|---|
| 2013年4月 | 学習院大学 | 文学部教育学科に内部進学 |
| 2014年8月31日 | 学習院大学を退学 | 新しい環境で学ぶため、別大学への進学を目指す |
| 2014年10月 | ICU合格 | 国際基督教大学の特別入学選考に合格 |
| 2014年12月 | 成年記者会見 | 転学理由とICUを志望した背景を説明 |
| 2015年4月2日 | ICU入学 | 教養学部アーツ・サイエンス学科に入学 |
| 2017年9月 | リーズ大学留学 | 英国で舞台芸術や心理学などを学ぶ |
| 2018年6月 | 英国留学終了 | 約9か月間の留学を経験 |
| 2019年3月22日 | ICU卒業 | 教養学部アーツ・サイエンス学科を卒業。心理学専攻 |
| 2021年5月 | 全日本ろうあ連盟 | 非常勤嘱託職員に就任 |
| 2026年 | 公的活動 | 皇室行事、スポーツ、文化、障害者支援など幅広い分野で活動 |
この年表から分かるように、学習院大学からICUへの転学は、学業を中断したままになったわけではありません。別の大学への進学を目指し、入学後は留学も経験しながら、最終的に2019年に大学を卒業されています。
【大学院・卒業後】佳子さまは現在何をされている?2026年の公務も紹介
ICU卒業後の進路についても、2019年の文書回答に明確な説明があります。
大学院への進学は考えていなかった大学卒業時、宮内記者会から英国の大学院などへの進学希望について質問された佳子さまは、大学院への進学について、当時は考えていないと回答されました。
また、卒業後は公的な活動に携わる機会が増えると考えており、大学で学んだ幅広い知識や専門分野の経験を今後の活動に生かしたいという考えも示されています。
ここで押さえておきたいのは、大学院への進学を考えていないという回答は、2019年の卒業時点での意向だということです。2026年時点で公表されている学歴は、ICUの卒業までです。
全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員に就任宮内庁の公式プロフィールによると、佳子さまは2021年5月、一般財団法人全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員に就任されました。
手話や聴覚障害者に関する活動は、佳子さまの公的活動の中でも重要な位置を占めています。全国高校生手話パフォーマンス甲子園や全国高校生の手話によるスピーチコンテストなど、手話に関わる催しにも出席されています。
日本テニス協会と日本工芸会での役割卒業後の活動は、福祉や手話の分野だけではありません。
宮内庁の公表資料によると、2021年10月に公益財団法人日本テニス協会の名誉総裁に就任されました。また、2022年6月には公益社団法人日本工芸会の総裁に就任されています。
スポーツ振興や日本の伝統工芸の継承など、異なる分野の活動にも携わられています。
2026年の公務では国内各地への訪問も2026年の宮内庁公表日程を見ると、佳子さまは国内のさまざまな行事に出席されています。
例えば、2026年10月には次のような活動が公表されています。
- 10月6日:京都府亀岡市・南丹市で「全国都市緑化フェア in 京都丹波」の会場を視察し、全国都市緑化祭の記念植樹に臨席。
- 10月11日:東京都内で開催された「ガールズメッセ2026」に臨席。
- 10月19日・20日:青森県で開催された第80回国民スポーツ大会に臨席し、競技観戦や総合閉会式に出席。
- 10月25日:第25回全国障害者スポーツ大会の競技を観戦し、障害福祉サービス事業所も訪問。
これらは宮内庁が公表した2026年10月の秋篠宮家の日程に記載されている活動です。
また、2026年9月の秋篠宮皇嗣妃殿下のお誕生日に際した文書回答では、紀子さまが佳子さまと一緒に公的活動に携わった経験について触れられています。2025年10月の瀬戸内国際芸術祭では香川県を訪問し、芸術作品の鑑賞や図書館船の見学、関係者との懇談などを行われました。
こうした活動を見ると、大学卒業後は学業中心の生活から、皇族としての公的な役割を担う生活へと移行されていることが分かります。
【よくある誤解】佳子さまの大学歴について知っておきたいポイント
佳子さまの学歴については、大学名や転学理由、卒業後の進路など、混同されやすい情報があります。特に押さえておきたい点を整理します。
学習院大学は卒業していない佳子さまが学習院大学に在籍されていたことは事実ですが、同大学を卒業されたわけではありません。2014年8月末に退学し、その後ICUに進学されています。
ICUの専攻は心理学卒業された学科は教養学部アーツ・サイエンス学科で、最終的に専攻された分野が心理学です。学科名と専攻名は異なるため、混同しないことが大切です。
リーズ大学は卒業した大学ではなく留学先リーズ大学はICU在学中の短期留学先です。英国の大学に正規入学して卒業したという経歴ではありません。
大学院進学については2019年の回答が基準2019年の卒業時点では大学院への進学を考えていないと回答されています。現在の公表学歴を紹介する場合は、ICU卒業までを基本とするのが正確です。
【佳子さまの大学】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:佳子さまの大学はどこですか?
A1:最終学歴は国際基督教大学(ICU)です。教養学部アーツ・サイエンス学科を2019年3月に卒業されています。
Q2:佳子さまは学習院大学をなぜ中退したのですか?
A2:幼稚園から高校まで学習院で過ごし、別の教育環境でも学びたいという思いがあったためです。2014年の成年記者会見で、ご本人が理由を説明されています。
Q3:佳子さまはICUで何を専攻していましたか?
A3:教養学部アーツ・サイエンス学科に所属し、幅広い分野を学んだ後、心理学を専攻されました。
Q4:佳子さまはリーズ大学に留学していたのですか?
A4:はい。2017年9月から2018年6月まで、英国のリーズ大学に約9か月間短期留学されました。舞台芸術や心理学などを学ばれています。
Q5:佳子さまは大学院に進学しましたか?
A5:2019年のICU卒業時には、大学院への進学は考えていないと回答されています。2026年時点で公表されている学歴はICU卒業までです。
Q6:佳子さまは大学卒業後、何をされていますか?
A6:皇族として幅広い公的活動に携わっています。2021年には全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員に就任し、日本テニス協会や日本工芸会での役割も担われています。
佳子さまの大学歴を振り返ると、学習院大学への進学からICUへの転学、英国リーズ大学への短期留学、そして2019年の卒業まで、一貫して新しい学びの機会を求めてこられたことが分かります。
特に学習院大学を退学された理由については、2014年の成年記者会見でご本人が説明されています。異なる環境で学びたいという希望と、英語教育やリベラルアーツ教育への関心がICUへの進学につながりました。
ICUでは心理学を専攻し、英国では舞台芸術や心理学を学ばれました。約9か月の留学経験を通じて、国際交流や異文化理解にも触れています。
2026年現在は、大学院進学を含む新たな学歴よりも、皇族としての公的活動が経歴の中心となっています。手話や障害者支援、スポーツ、伝統工芸、文化交流など、その活動領域は多岐にわたります。
佳子さまの大学を調べる際には、学習院大学への在籍とICUの卒業を区別すること、心理学の専攻とリーズ大学への短期留学を混同しないことが大切です。宮内庁の公表資料を軸に確認すれば、2026年時点の学歴と現在の活動を正しく理解できます。
主な確認資料
- 宮内庁「佳子内親王殿下ご成年をお迎えになるに当たっての記者会見」
- 宮内庁「佳子内親王殿下の国際基督教大学ご卒業に際しての文書回答」
- 宮内庁「秋篠宮家のご活動」
- 宮内庁「秋篠宮家のご日程(令和8年10月)」
- テレビ朝日ニュースの2014年退学、2015年ICU入学、2017年英国留学、2019年卒業に関する報道